2023/04/28
新型コロナウイルス感染症では、鼻やのどからのウイルスの排出期間の長さに個人差がありますが、発症2日前から発症後7~10日感は感染性のウイルスを排出しているといわれています。(参考1)
発症後3日間は、感染性のウイルスの平均的な排出量が非常に多く、5日間経過後は大きく減少することから、特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことに注意してください。(参考2)
また、ウイルスの排出量は発熱やせきなどの症状が軽快するとともに減少しますが、症状軽快後も一定期間ウイルスを排出すると言われています。
(参考1)国立感染症研究所のデータによれば、感染力のあるウイルスを排出する患者の割合は、症状が続いている患者も含め、発症日を0日目として8日目(7日間経過後)で15%程度、11日目(10日間経過後)で4%程度となります。
(参考2)国立感染症研究所のデータによれば、感染職のあるウイルスを排出する患者について、発症日を0日目として3日間程度は平均的に高いウイルス量となっていますが、4日目(3日間経過後)から6日目(5日間経過後)にかけて大きく減少し、ウイルスの検出限界に近づきます(6日目(5日間経過後)前後のウイルス排出量は発症日の20分の1~50分の1)。一般に、ウイルス排出量が下がると、他の人に移しにくくなると言われています。
2023/04/28
かかりつけ医等に電話相談の上、受診しましょう。
相談先に迷う場合は、「鳥取県新型コロナウイルス感染症相談・支援センター」にご相談ください。受診可能な医療機関をご案内いたします。
なお受診の際は、各医療機関の指示に従って、マスクの着用・駐車場での待機など感染対策にご協力ください。
2023/04/28
令和5年5月8日以降、新型コロナ患者は法律に基づく外出自粛は求められません。外出を控えるかどうかは、個人の判断に委ねられます。
ただし、新型コロナウイルスの感染力が高いことには変わりがありません。以下の情報を参考に自主的に療養するなど、周りの方にうつさない配慮をお願いします。
(1)外出を控えることが推奨される期間
- 特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことから、発症日を0日目(※1)として5日間は外出を控えること(※2)
- 5日目に症状が続きていた場合は、熱が下がり、たんやのどの痛みなどの症状が軽快して24時間程度が経過するまでは、外出を控え様子を見ることが推奨されます。症状が重い場合は、医師に相談してください。
※1:無症状の場合は検体採取日を0日目とします。
※2:療養中にやむを得ず外出する場合でも、症状がないことを確認し、マスク着用等の徹底をお願いします。
(2)周りの方への配慮
発症から10日間が経過するまでは、ウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクを着用するなど、高齢者等ハイリスク者と接触は控える等、周りの方へ移さないよう配慮しましょう。
発症から10日を過ぎても咳やくしゃみ等の症状が続く場合は、マスク着用及び咳エチケットを心がけましょう。
2023/04/28
令和5年5月8日以降は、保健所から新型コロナ患者の「濃厚接触者」として特定されることはなく、法律に基づく外出自粛も求められません。
ご家族、同居されている方が新型コロナ感染症にかかったら、家庭内で感染が広がらないよう、可能であれば部屋を分け、感染されたご家族のお世話はできるだけ限られた方で行うことなど家庭内での感染対策を行いましょう。
なお、7日目までは発症する可能性があります。新型コロナ感染症にかかった方の発症日を0日として、特に5日間はご自身の体調に注意してください。こうした期間は、不織布マスクの着用や高齢者等ハイリスク者と接触を控える等の配慮もお願いします。
2023/04/28
5月7日をもって無料検査は終了します。症状がない場合で感染不安時は、市販の検査キットによる自主検査となります。症状がある場合はかかりつけ医等にご相談ください(Q2参照)。
検査キットは、国が承認した体外診断用医薬品をご使用ください。
2023/04/28
かかりつけ医に相談しましょう。相談先に悩む場合は「鳥取県新型コロナウイルス感染症相談・支援センター」にご相談ください。
休日・夜間に症状が悪化した時、救急車を呼んだ方がいいか、今すぐ病院に行った方がいいかなど、判断に迷う場合は、「とっとりおとな救急ダイヤル(#7119)」や「とっとりこども救急ダイヤル(#8000)」もご利用ください。