平成28年度議事録

平成28年6月16日会議録

開催概要、資料はこちらです。
出席者
(9名)
委員長
副委員長
委員

内田 隆嗣
西川 憲雄
木村 和久
福浜 隆宏
松田 正
濵辺 義孝
伊藤 保
上村 忠史
稲田 寿久

 

欠席者
(なし)


 

欠 席 者   な し

傍聴議員   な し

説明のため出席した者
  小倉元気づくり総本部長、伊澤総務部長、山本教育長、ほか局長、次長、課長
  
職務のため出席した事務局職員
  村中課長補佐、遠藤課長補佐、池原係長

1 開  会   午前10時09分

2 閉  会   午前10時59分

3 司  会   内田委員長

4 会議録署名委員 松田委員、木村委員

5 付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり

会議の概要

午前10時09分 開会

◎内田(隆)委員長
 ただいまから総務教育常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 会議録署名委員は、松田委員と木村委員にお願いいたします。
 それでは、ただいまから本委員会に付託されました議案について審査を行います。
 付託議案は、日程記載の2議案であります。
 これから付託議案に対する質疑を行っていただきますが、委員の皆様におかれましては、簡潔な質問とマイクのスイッチの切りかえをお願いいたします。(「なし」と呼ぶ者あり)
 大丈夫ですか。
 質疑がないようですので、付託議案に対する討論を行っていただきます。討論はありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 討論がないようですので、これより採決に入ります。
 採決については、一括して採決するのがよろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 それでは、一括して採決させていただきます。
 原案に賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
 賛成全員であります。したがいまして、本委員会に付託されました全ての議案については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 それでは、請願・陳情の審査を行います。
 今回は、陳情新規分3件と継続分1件の審査を行います。
 初めに、陳情の新規分3件の審査を行います。
 陳情、教育28年11号、奨学金制度の充実強化を求める意見書の提出についての審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いいたします。

○西川副委員長
 私は趣旨採択が妥当だと考えます。理由としまして、これまで高校生の給付型奨学金制度については、平成26年度から授業料のための高等学校等就学支援金、授業料以外の教育費のための高校生等奨学給付金が支給され、平成28年度には奨学給付金の一部年額が引き上げられるなど、拡充してきています。また、大学生等を対象とした給付型奨学金制度や無利子奨学金の充実、返還猶予等の救済措置については6月2日に閣議決定されたニッポン一億総活躍プランに位置づけられており、今後、国が責任を持って対応していくものと考えております。よって、願意のとおり、若者が経済的環境に左右されず、教育を受ける権利を保障することは重要であるが、こうした国の動向を勘案すれば、趣旨採択が妥当と考えます。

◎内田(隆)委員長
 ほかに意見がありますか。

○濵辺委員
 この陳情に関しては、今、自民党さんからも言われましたけれども、そういうことで、今後の動きの進行状況を注視する必要があるために、研究留保と考えます。

◎内田(隆)委員長
 ほかに意見はありますか。
 確認いたします。御意見は趣旨採択、研究留保です。研究留保という声がありましたので、まず、研究留保とするか否かの採決を行います。
 なお、採決の結果、研究留保が少数である場合、改めて採択、趣旨採択、不採択の採決を行うこととなりますが、この採決については、当初に研究留保という意見を出された方ももう一度態度を表明していただきますので、御承知ください。
 なお、挙手されない方は研究留保とすることに反対であることとみなします。
 それでは、研究留保とすることに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
 賛成少数であります。
 それでは、趣旨採択との意見がございましたが、その他、御意見のある方は挙手をお願いします。
 それでは、趣旨採択について賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
 賛成多数であります。したがいまして、陳情、教育28年11号については、趣旨採択と決定いたしました。
 次に、陳情教育28年14号、いじめ・不登校など、諸問題に対応するための教職員配置の充実を求める意見書の提出についての審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○西川副委員長
 私は趣旨採択が妥当だと考えます。理由としましては、県では不登校、学力向上、特別な支援の必要な児童生徒の増加などの教育諸課題に対応するため、加配定数の配分を国に要望し、課題を抱える学校に対応してきているところであります。学校を取り巻く環境が複雑化する中で、少人数教育の推進を含む計画的な教職員定数改善が求められていますが、現在、文部科学省において少人数教育を含む加配定数の一部を基礎定数化するなどの教職員定数の改善の必要性も検討されていることから、趣旨採択が妥当だと考えます。

◎内田(隆)委員長
 ほかに意見はありますか。

○伊藤委員
 採択を主張いたします。現状の教育現場を考えるならば、教職員の配置の充実を求めることが重要でありますし、この意見書を上げることによって、文科省等を後押しできると思っておりますので、採択を主張します。

◎内田(隆)委員長
 ほかに意見はありますか。
 それでは、初めに、採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
 賛成少数であります。
 次に、趣旨採択に賛成の方の挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
 賛成多数であります。したがいまして、陳情、教育28年14号については、趣旨採択と決定いたしました。
 続いて、陳情、教育28年15号、給付制奨学金制度の創設を求める意見書の提出についての審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いいたします。

○西川副委員長
 私は趣旨採択が妥当だと考えます。理由としましては、願意のとおり、若者が経済的環境に左右されず、教育を受ける権利を保障することは重要でありますが、給付型奨学金制度については、6月2日に閣議決定されたニッポン一億総活躍プランに位置づけられており、今後、国が責任を持って対応していくものと考えられます。以上をもちまして、趣旨採択が妥当と考えます。

◎内田(隆)委員長
 ほかに意見はありますか。

○濵辺委員
 この陳情に関しましては、制度の創設の検討がされているところであり、また、プロジェクトチームの設置などがありまして、今、自民党さんから言われました、一億総活躍プラン創設に向けても検討されているということなので、検討状況を注視する必要があるため、研究留保でお願いします。

◎内田(隆)委員長
 ほかに意見はありますか。
 確認いたします。御意見は趣旨採択、研究留保です。
 研究留保という声がありましたので、まず、研究留保とするか否かの採決を行います。
 なお、採決の結果、研究留保が少数である場合、改めて採択、趣旨採択、不採択の採決を行うこととなりますが、この採決には当初に研究留保という意見を出された方ももう一度態度を表明していただきますので、御承知ください。
 なお、挙手されない方は研究留保とすることに反対であることとみなします。
 それでは、研究留保とすることに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
 賛成少数であります。
 それでは、趣旨採択という意見がありました。趣旨採択以外の意見がある方はいらっしゃいますか。
 ありませんね。それでは、改めて趣旨採択について諮らせていただきます。
 趣旨採択について、賛成する方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
 賛成多数であります。したがいまして、陳情、教育28年15号については、趣旨採択と決定いたしました。
 最後に、継続分の陳情1件の審査を行います。
 陳情、教育27年12号、県立高等学校の数の維持と学級定員の引き下げを求めることについての審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○西川副委員長
 私は研究留保を提案します。理由としまして、県立高等学校の学校数、再編については、教育委員会が示す今後の県立学校のあり方に関する基本方針及び平成30年度に予定されている学級減の実施状況を踏まえ、議論すべきものと考えます。よって、今後も引き続き議論が必要であることから、研究留保が妥当と考えます。

◎内田(隆)委員長
 ほかに意見はありますか。
 それでは、研究留保のみであります。
 改めまして、研究留保とすることに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
 賛成全員であります。したがいまして、陳情、教育27年12号については、研究留保と決定いたしました。
 次に、報告事項に移ります。
 執行部の皆様におかれましては、説明は要領よく簡潔に、マイクに向かってお願いします。
 なお、質疑につきましては、説明終了後、一括して行っていただきます。
 最初に、報告1、「地方分権改革に関する提案募集」への対応状況について、森田広域連携課長の説明を求めます。

●森田広域連携課長
 元気づくり総本部の資料1ページ目をお開きください。「地方分権改革に関する提案募集」への対応状況について御説明させていただきます。
 提案募集制度につきましては、2ページ目に参考ということで全体の概要を示させていただいておりますが、地方公共団体等からの地方分権改革に関する提案を広く募集し、その提案の実現に向けて検討を行うというもので、ことしで3年目になります。
 提案の対象としまして、3に記させていただいておりますけれども、地方公共団体への事務、権限の移譲、あるいは地方に対する規制緩和が対象となっております。
 1ページ目にお戻りください。本県からは今年度、4件の提案をさせていただいております。第3種旅行業が取り扱う募集型企画旅行の実施区域の拡大など4件でございます。また、2から4に示させていただいておりますけれども、本県が加入しております中国地方知事会、関西広域連合、また、将来世代応援知事同盟といったところから趣旨に賛同できるものとして提案させていただいております。個々の提案については省かせていただいておりますが、次ページ以降、資料につけさせていただいておりますので、後ほどごらんいただければと思います。

◎内田(隆)委員長
 報告2、トットリズム県民運動「とっとりの元気づくりプロジェクト(東部)」の始動について、村上参画協働課長の説明を求めます。

●村上元気づくり推進局参画協働課長
 資料8ページをお願いいたします。県内の地域づくり団体等で構成いたしますとっとりの元気づくり会議でございますが、今年度は鳥取県の強みを生かしたプロジェクトを実践することとしております。このたび東部地区で自然体験をテーマとしたプロジェクトが動き始めますので、御報告いたします。
 さきに開催しましたとっとりの元気づくり東部会議で、県東部には豊かな自然があるが、これらの自然を楽しんでいないのはもったいないというような意見交換が行われたことに基づきまして、このたび自然体験プロジェクトを団体同士が連携して実施することとなりました。プロジェクトの詳細は次の9ページとなりますが、概要といたしましては、小学3年生以上を対象に、7月26日からカヌーですとか乗馬といった自然体験教室を実施することとしております。
 連携による効果でございますけれども、東部地区の団体がそれぞれの得意とする分野を受け持ちながら、連携して鳥取の自然を体験することができるメニューを企画しております。
 今後の展開としましては、対象者を県外者ですとか高齢者、障がいのある方へと拡大していったり、それらの取り組みを情報発信するなどしてトットリズム県民運動の機運醸成、活動の推進につなぐこととしております。

◎内田(隆)委員長
 続きまして、報告3、男女共同参画週間における活動について、鈴木女性活躍推進課長の説明を求めます。

●鈴木元気づくり推進局女性活躍推進課長
 10ページをごらんください。男女共同参画週間における活動について御報告いたします。
 毎年6月23日から6月29日までの1週間を男女共同参画週間とし、全国一斉で展開しております。今年度は「意識をカイカク。男女でサンカク。社会をヘンカク。」をキャッチフレーズに、この男女共同参画週間を中心に、県内でも男女共同参画社会の形成の促進を図る各種活動を展開しております。
 3番に、今年度、県内で実施いたします活動について上げさせていただいております。男女共同参画センターでは、よりん彩における企画展示や学びのサロンといたしまして、地域における防災力アップをテーマにした講習会の開催、また、各市町村におきましても、図書館での特設コーナーの設置や男女共同参画フォーラム等の実施を予定しているところでございます。

◎内田(隆)委員長
 続きまして、総務部に移ります。
 報告4、平成28年度鳥取県部落解放月間について、中井人権・同和対策課長の説明を求めます。

●中井人権・同和対策課長
 総務部資料の1ページをお願いします。平成28年度鳥取県部落解放月間についてでございます。
 国民的課題である同和問題の解決に向けまして、本県におきましては、昭和45年度から県独自の取り組みとしまして、7月10日から8月9日までの1カ月間を鳥取県部落解放月間と定めております。ことしのテーマは、「みんなの願い 差別のない社会 人権尊重の社会」でございます。この月間中に県や市町村、関係団体が連携しまして、同和問題の解決に向けまして広報紙による広報、ポスター、リーフレットの配布による広報、講演会、セミナーなどの啓発活動を集中的に実施することとしております。
 (3)の県の実施事業としましては、7月2日に県内3カ所で街頭啓発活動を行うほか、7月13日には米子市におきまして公益財団法人人権教育啓発推進センターの菱山上級特別研究員を講師としてお迎えし、人権・同和問題講演会を開催する予定でございます。

◎内田(隆)委員長
 続きまして、報告5、首都圏に進学した学生に対するオリエンテーションの開催について、前田東京本部長の説明を求めます。

●前田東京本部長
 総務部資料の2ページをお願いします。首都圏に進学した学生に対するオリエンテーションの開催について報告させていただきます。
 Uターンをするためには、早い段階からの意識づけといいますか、そういったものが必要だと聞いておりまして、首都圏に進学した1年生、2年生を対象にしたオリエンテーションを行いました。6月5日に、とっとり・おかやま新橋館の中でさせていただきました。男子寮の学生、女子寮の学生、17名が集まったところです。ここで一つ課題なのですけれども、本当なら学生寮以外のところにも声をかけてほしかったのですけれども、そこのところが広がりが少なくて、今後の課題になっているところでございます。
 どんなことをしたかといいますと、学生に対して、鳥取県の施策、例えば移住応援メンバーズカードとか、それからインターンシップとか、そういうことをしていますよということを紹介させていただきました。また、学生との連携ということで、この会は学生の主体的な会にするために、運営も学生に任せた部分があったので、そういったことをしていただきました。参加学生の主な声なのですけれども、インターンシップに参加してみたいとか、また、引き続きオリエンテーションを開催してほしいとかいった意見がありましたので、そういった声に対応していこうと思っております。それから、今後ですが、大学ごとに県人会があるところがありますので、そういったところも活用しながら、ネットワークを広げていって、鳥取県の情報を広めていきたいと考えているところでございます。

◎内田(隆)委員長
 報告6、関西圏の大学との連携について、報告7、関西圏における観光情報等の発信について並びに報告8、関西圏における旬の鳥取県産農水産物のPR及びブランド化の取り組みについて、伊藤関西本部長の説明を求めます。

●伊藤関西本部長
 3ページをお願いいたします。関西圏の大学との連携について御報告いたします。
 現在、協定を結んでおります関西圏の大学と連携しまして、Uターン就職等の支援を行っているところでございます。4月8日には龍谷大学におきまして、新入生対象の催しでございます龍谷大学ふるさとタイムということで、鳥取県の学生20名が参加しました。鳥取県のブロックでブースもつくって対応したところでございまして、関西本部から就職関連のイベント情報、Uターン就職関連のメールマガジン等の受信登録を依頼したところでございます。学生からは、将来、就職活動を行う上で多くの企業の情報が欲しいといった声も聞かれましたので、随時対応してまいりたいと思います。また、5月7日には京都女子大学で、これも新入生の対応ですけれども、参加学生70名、残念ながら鳥取県の学生さんは2名しか来ておられませんでしたが、そういった多くの新入生に対して協定県で呼びかけを行い、就職支援活動等を御紹介したところでございます。
 3番でございます。これは計画でございますが、7月7日には、龍谷大学とっとりの集いが開催されます。これは、龍谷大学の学生の県出身の学生がみずから企画運営するものでございまして、鳥取へUターンして働く若手社会人によるプレゼンテーション、あるいは就職関連行事といった案内等をするものでございます。
 4番でございます。8月9日、及び9月5日にとっとりWorkWork(ワクワク)バスツアーを予定しております。それぞれ京都、あるいは大阪、神戸方面から県東部、県西部に学生に来ていただいて、実際の県内企業の視察であるとか、県内の若手社会人との意見交換といったものを計画しているところでございます。
 5番でございます。鳥取県出身学生のUターンの状況調査を行うこととしております。6月10日から6月30日にかけて、関西の50大学を対象に今、調査を進めているところでございます。平成26年から平成28年の3カ年に卒業した学生のUターン就職の状況等を調査することとしておりますので、調査結果の公表を8月ごろと書いておりますけれども、まとまり次第、本委員会に御報告させていただきたいと思っております。
 続きまして、4ページをお願いいたします。関西圏における観光情報等の発信について御報告いたします。
 ことし、ワールドトレイルズカンファレンスも開催されます。ことしはスポーツと遊びということを一つのテーマとしてしていこうということで、情報発信等を行っているところでございます。4月16日は大阪駅周辺で、名探偵コナンの映画が公開されましたので、それにあわせてPRを行ったところでございます。コナンイコール鳥取県といったイメージもかなり浸透してきたのかなと思っております。
 6月26日でございますけれども、京都サンガ城陽市応援デーで鳥取県の観光PRをしようと思っております。これは、城陽市さんと姉妹提携を結んでおられます三朝町さん、それと県と一緒になって京都サンガ対松本山雅の城陽市応援デーのときに鳥取県をPRしようというものでございます。
 さらに7月3日でございます。三井アウトレットパーク大阪鶴見で、週刊大阪日日新聞と連携しまして、夏のとっとりスポーツと遊びをテーマにイベントを行うこととしております。鳥取市さんを初め、市町の方、それから若桜町観光協会、大山山麓観光推進協議会の皆さんといったメンバーで食と自然環境の中でのスポーツといったものをしっかりとPRしていきたいと思っております。イベントでは、ステージイベント等でウオーキング講座、テントブースではそれぞれジオパーク、ワールドトレイルズカンファレンス、それから大山山麓、氷ノ山等、テーマブースをそれぞれ設けましてPRすることとしております。
 続きまして、5ページをお開きください。大阪ミナミ夏まつり2016にぎわいスクエアでございます。7月16日、17日に道頓堀で開催されます。これに対しまして、西部地域の企業の皆さんで構成されます山陰にぎわい創出プロジェクトのメンバーの皆さんと県などで参加しようということで、今、進めております。鳥取の食、お土産品、それから観光のPRも当然でございますし、ステージイベント等も計画しているところでございます。
 2でございます。媒体を活用した情報発信の状況としまして、ラジオ大阪「朝かつ!」以下、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌等で観光情報の発信を行っているところでございます。
 続きまして、6ページをお願いいたします。関西圏における旬の鳥取県産農水産物のPR及びブランド化の取り組みについて御報告いたします。
 関西本部では、県産品の販路拡大、消費拡大を図るために、県内の農林漁業団体と連携しながら、いろいろ進めているところでございます。
 まず、最終盤に入りましたラッキョウのPRでございますが、5月28日にピーコックストア千里中央店で試食宣伝会、漬け方講習会を行ったところでございます。お客様からは待っていましたよということで、根つけラッキョウ、洗いラッキョウとも完売したところでございます。
 また、後ほど説明しますけれども、ことしからピーコックの運営をされることになった株式会社光洋様から、職員向けの漬け方講習会だったり、ラッキョウを使った料理の料理教室を、来年に向けて検討してもらえないかという要望がございました。これもぜひ対応してまいりたいと思っております。
 6月2日には、大阪成蹊短期大学で栄養学科1年生112名を対象に、ラッキョウの産地の紹介と漬け方講習会を行ったところでございます。学生たちは非常に熱心に聞いて、小さい小瓶でありますけれども、みずからラッキョウ漬けに取り組んだということでございます。ここも光洋さんと同じように料理教室の講習の要望もございましたので、対応してまいりたいと思っております。
 2でございます。スイカ、クロマグロ等のPRでございますけれども、6月6日に大阪市中央卸売市場本場でスイカのセレモニーがございました。仲卸から、やはり鳥取のスイカはうまいなという声と、売り場の確保をしっかりしていきたいという声があったところでございます。
 続きまして、7ページをお願いいたします。百貨店、量販店での取り組みでございます。5月30日でございますけれども、阪神梅田本店、それから、あべのハルカス近鉄本店で初水揚げされましたクロマグロの試食宣伝会を行ったところでございます。あべのハルカスでは解体ショーも実施したところでございまして、両店から、来年度以降も定番でやってほしいという声が上がりましたので、このあたりも協議会と相談しながら進めてまいりたいと思っております。
 イでございます。名古屋代表部と連携しまして、中京圏で67店舗のスーパーを経営している株式会社ヤマナカで、初めて2店舗でスイカの試食宣伝を行う予定としております。
 また、ウでございます。先ほど申しました株式会社光洋、これはイオンマーケット株式会社から本年の春にピーコックの運営を継承した会社でございます。ここと連携しまして、6月25日、26日に鳥取特集と題してフェアを開催することとしております。光洋、ピーコック、マックスバリュ、約70店舗で行う予定としております。あわせて、26日には知事と光洋代表取締役社長との間で、ピーコックとの協定を引き継いでいくということで、協定調印式を行う予定としております。あわせて、トップセールスも予定しているところでございます。
 さらに、近畿地方のイオン80店舗で6月30日から7月3日まで鳥取県フェアを行うこととしておりまして、スイカとクロマグロ、あるいは農水産の加工品等の試食宣伝、観光PR等もあわせて行うこととしております。
 テレビ番組につきましては、先ほどの一覧表にありましたように、毎日放送の「ちちんぷいぷい」でクロマグロ、スイカ等の視聴者プレゼントをしたところでございまして、引き続き、梨でありますとか、カニ等も行っていくことにしております。
 また、6月18日には玉川小学校で食育の取り組みということで、スイカ、ラッキョウの食育を行うこととしております。
 3番でございます。夏期を中心とした食材ブランド化の取り組みでございます。昨年度来、有名料理店、食通雑誌と連携しまして、県産食材のブランド化を進めているところでございます。前回は秋冬商材でございました。今回は夏の商材ということで、スイカでありますとか、梨、カキの夏輝、それから白いかなどを提案しようと思っております。
 8ページに記載しております。昨年は6店舗でございましたが、今回、協力店舗を大幅にふやしまして、京都、大阪、神戸・芦屋、それぞれ5店舗ずつ、15店舗の料理店に協力いただくということでありまして、スケジュールに記載しておりますけれども、生産現場の視察、それから食材の試食勉強会を経た上で、実際の県産食材を使ったメニューを提供してもらう試験販売を2週間程度していただくことを考えているところでございます。
 なお、4番に記載しておりますけれども、27年度の協力店舗の6店舗ございますけれども、引き続き夏の商材を提案するということで、県内の生産現場の視察も行っていただけるよう、現在、対応しているところでございます。

◎内田(隆)委員長
 続きまして、教育委員会に移ります。
 報告9、平成28年度全国学力・学習状況調査抽出調査の活用について、小林小中学校課長の説明を求めます。

●小林小中学校課長
 教育委員会資料1ページをお願いいたします。平成28年度全国学力・学習状況調査抽出調査の活用について御説明申し上げます。
 この抽出調査の活用は、今回初めて本県独自に取り組んでいるものでございます。目的につきましては、1に記載しております。例年8月末に国の結果の公表がございますけれども、それ以前に学校現場における早期の学習指導の改善、充実を図っていくためのものでございます。
 抽出調査の対象でございますが、県内の小・中学校1学級3名を抽出した形で行っております。
 抽出結果の活用の流れでございますが、3番に記載しております。現段階では、市町村教育委員会との合同協議を2回行っているところでございまして、今後、各学校に授業改善例を提供というような動きを考えているところでございます。
 今回の抽出調査の概要についてでございますが、4番でございます。今回の調査を通じまして見られました本県の全体的な傾向をまとめたものでございます。それぞれ良好であるもの、それから課題であるもの、校種、教科ごとにまとめさせていただいております。
 続きまして、2ページでございます。この結果を受けての対応でございますけれども、先ほど申しましたように、これまで2回の市町村教育委員会との合同協議、指導主事等研究協議会を行っております。この中で抽出結果の分析、調査の意義や活用方法についての確認、それから、この結果をもとにしました具体的な授業改善例の作成といったことを行ったところでございます。
 今後でございますけれども、6番に書いておりますとおり、授業改善例の各学校への配付など、具体的な取り組みを進めていく予定にしているところです。
 なお、3ページ以降に別紙ということで幾つか資料をつけておるのですが、まず、3ページから10ページの別紙1につきましては、校種ごと、教科ごとの抽出結果を分析した資料でございます。
 11ページ、12ページ、別紙2でございますが、これは学校全体で取り組んでもらうためのポイントをまとめた資料でございます。この別紙1、別紙2につきましては、既に各学校に市町村教育委員会を通して配付しております。
 最後に、別紙3でございます。13ページから21ページでございますけれども、これは各学校の取り組みに活用していただくための具体的な授業改善例を示した資料でございまして、これから配付させていただく予定にしております。

◎内田(隆)委員長
 これから報告事項に対しまして質疑を行っていただきますが、委員の皆様におかれましては、簡潔な質問と発言前後のマイクのスイッチの切りかえをお願いいたします。
 それでは、今までの説明について質疑はありますか。

○稲田委員
 総務部の7ページ、ここで食べ物の名前がたくさん出てきますが、これは製品名なのでしょうか。種類名なのでしょうか。伊藤さんに質問しますが、スイカだ、天然マグロだ、白いかだ、ヤマトシジミだ、ねばりっこだとありますよね。それから、下のほうにもたくさん食べ物の名前がありますが、これらは製品名なのでしょうか。種類名なのでしょうか。

●伊藤関西本部長
 御指摘の趣旨はわかります。ごちゃごちゃになっています。

○稲田委員
 ごちゃごちゃになっている。でしょうね。

●伊藤関西本部長
 例えば地鶏ピヨとかであれば、これは鳥……。

○稲田委員
 そうしますとね、白いかのことを米子の辺では剣先と言います。

●伊藤関西本部長
 剣先ですね。


○稲田委員
 はい。西部の人だから、わかっていると思う。トビウオなんて言いません。

●伊藤関西本部長
 アゴですね。

○稲田委員
 アゴと言います。それで、卵はアゴの子と言いまして、九州のほうではトビッコと言うところもあるらしいです。これはなかなかうまそうな言葉だなとは思うのですが、トビウオと書くと、私たちは何だろうなという感じが何となくありますが、その辺、どうでしょうか。

●伊藤関西本部長
 私も西の人間なものですから、基本的にトビウオと言ったことは一度もございませんので、アゴがなじみがあります。ただし、料理人さんに提案するとき、アゴと言ってもわからなくて、トビウオのことですとまず言わないといけないので、今回、こういう書き方に多分なっている部分がございます。正式名称をやはり言わないと。で、白いかだけは、剣先というのも確かにあるのですけれども、白いかで漁協さんとしては売っていきたいということがございまして、白いかという名称を使わせてもらっているという状況でございます。

○稲田委員
 そうすると、夏が輝くでカキは、普通のカキと書かないといけないのではないでしょうかね。それで、冒頭に製品か種類かということを言ったのですけれどもね。

●伊藤関西本部長
 おっしゃることは重々わかりましたので、今後、気をつけさせていただきたいと思います。

○稲田委員
 いやいやいや、気をつけなくてもいいよ。

●伊藤関西本部長
 夏輝は、イワガキの中でも特別な大きさのものということで、分類を変えて、製品として変えておりますので、決してイワガキをPRする、提案するわけではなくて、夏輝を提案するということで今回はさせてもらっているというところでございます。

◎内田(隆)委員長
 ほかにありますか。


○福浜委員
 元気づくり総本部の8ページ、これは非常にいい取り組みだと思いますので、ぜひ継続してお願いできたらと思いますが、砂丘の新発見伝でファットバイクとか、スポーツでいろいろとまだこれから東部のほうでも仕掛けていこうというものもあるので、年々参加団体をふやしていきつつ、幅広というか、根っこの広い取り組みとしてPRしていただければなと思います。それにあわせてなのですが、関西のほうもスポーツと遊びということで売っていらっしゃいます。この中でイベントの中身を見ると、トットリズムに書いてあるようなものが余りここには表記されていないので、何とか横の連携で少しでもPRを図っていただけると、年々これも認知度が上がっていくのではないか。
 例えば、この前、城原海岸の鳥取県自然体験塾に来ないかと言われて、ちょっと行ってみたのですけれども、カヤックでわずか2時間の間に7つも洞窟をめぐられるようなコースがあるのは鳥取だけなのだそうです。和歌山とか沖縄も含めて、あちこちでやっていますけれども、短時間で、午前だけでもそれがめぐれるというのは本当にメリットが大きいと思います。関西から2時間半、3時間ぐらいで来れますから、これが鳥取県の売りだと僕も思いますし、今、年間4,000人くらいで、これを何とか1万人までふやしたいという意向もあるみたいなので、ぜひこれは横の連携を深めていきつつ、地元の定着ももちろんなのですし、PRされていると思いますが、よろしくお願いします。

●伊藤関西本部長
 御指摘のとおりでございまして、今回、いろいろな地域の方も来ていただいて、ジオパーク並びにシーカヤックを、モンベルさんがちょうどこのアウトレットの中にいらっしゃいますので、それもお借りして展示させていただいて、映像も流そうかなと思っていまして、そういったPRもさせてもらいます。ただし、私もSUPボードとか、まだ余り知らなかった部分がございますので、このあたりもしっかり連携させていただいて、PRしていきたいと思っております。ありがとうございました。

◎内田(隆)委員長
 よろしいですか。
 次に、閉会中の調査事項についてお諮りいたします。
 陳情の研究のため留保と決定したもの、並びに本委員会所管に係る本県の行財政運営、学校教育の諸問題、その他の主要事業については、閉会中もこれを継続審査及び調査することとし、その旨、議長に申し出ることに御異議はございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議がないようですので、その旨、議長に申し出ておきます。
 なお、委員長報告の作成内容については、委員長に一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
 次に、その他ですが、執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 次回、常任委員会は7月19日火曜日午前10時から開催予定であります。本年度はブラジル第2アリアンサ鳥取村入植90周年の節目の年であり、現地で式典が開催されます。本議会も当該式典に参加するため、訪問団を派遣いたします。その派遣団が7月20日に日本を出発するため、常任委員会の開催日を前日の19日に前倒しするものであります。よろしくお願いいたします。
 それでは、委員の皆様には御相談がありますので、この場にお残りください。
 執行部の皆さんは御退席いただいて結構です。お疲れさまでした。
(執行部退席)
 御連絡は、第2回県外調査についてであります。
 現在の進行状況を事務局から説明いたします。

●村中議会事務局調査課課長補佐
 失礼いたします。私から説明させていただきます。
 委員の皆様から御提案いただいた視察候補地を入れさせていただいています。まず、1枚目ではなくて、2枚目の候補先ですね、一覧を見ていただければと思います。上から順に言いますと、最初に、神奈川県立近代美術館、こちらはPFIで建設、運営されていて、もう10年ぐらいたっているというところになっています。こちらの館長の水沢様は鳥取県の検討委員会の委員にもなっておられますので、もし御都合が合えば、意見交換をしてもいいのかなと思っております。
 その下、神奈川県庁です。神奈川県庁はPFIの実績が今まで33件あるということでございまして、その取り組み状況についてお伺いできればなと思っております。
 その下、静岡県庁です。こちらは家庭教育支援条例について、取組状況を伺うものです。
 その下、ふじのくに地球環境史ミュージアム、こちらは高校の空き教室を活用して博物館を開設しているということでございまして、定番みたいなところでよろしいかなと思います。
 一番下、岐阜県の可児市ですね、こちらの文化創造センターですが、主に演劇とか音楽とかで非常にたくさんの来館者があるということで、まちづくりの拠点にもなっているということですし、高校のワークショップなどにも活用されているということでございますので、ぜひ行ってみたらどうかなと思っております。
 では、1ページ目に戻っていただきまして、1日目、鳥取空港と米子空港で、それぞれ飛行機に乗っていただいて、美術館、神奈川で1泊……(発言する者あり)これが難しいところで東海道の沿線にずっと行きますので、済みません、ちょっと……(発言する者あり)

◎伊藤委員  
 計画は面白いけれども、鳥取空港を出て、列車で帰る。車を飛行場に止めているのに。そこはある程度配慮してよ。

◎内田(隆)委員長
 では、午後にもう一つ、東京都内で視察を入れますか。(発言する者あり)


●村中議会事務局調査課課長補佐
 3日目、東京に戻って、東京から帰ってくる感じですか。

◎内田(隆)委員長
 そうしましょう。

●村中議会事務局調査課課長補佐
 済みません、変更してみます。

◎内田(隆)委員長
 東京ならあそこでもいいよ、東京本部。(発言する者あり)では、飛行機にしましょう。

○西川副委員長
 ちょっと1点だけよろしいですか。
 2枚目のPFIですけれども、これは意見交換をするのですかね。

●村中議会事務局調査課課長補佐
 神奈川県庁。

○西川副委員長
 ええ。

●村中議会事務局調査課課長補佐
 そうですね、実績、取り組み状況をお話を聞いて……。

○西川副委員長
 それで、事前の調整がある場合は、このPFIで鳥取県は民間資金の活用というのがほとんどできない。ここら辺を教えていただけたら。

●村中議会事務局調査課課長補佐
 まさにPFIが民間から資金出ていることになりますので……(発言する者あり)

◎内田(隆)委員長
 山陰合同銀行をきちんと使えということですよね。(発言する者あり)西川副委員長、入れましょう。考えて、こういうことを教えてくださいということはしましょう。(発言する者あり)


○木村委員
 東洋大学などがそういう情報はたくさん持っているのではないか。横浜は市場ベースが我々と違うではないですか。おっしゃっているのは多分その辺かなと。この前、合銀の分も聞かせてもらったのですけれども、そんなにたくさんはないのですよね。島根の……。(発言する者あり)PFIだったら、東洋大学の先生が一番たくさん持っているかもしれないね、全国の分からするとね。

◎内田(隆)委員長
 ありがとうございます。いろいろ意見をいただければと思いますが、日程は西川副委員長からお願いがありました。西川副委員長、事情の説明を。

○西川副委員長
 済みません、予定が23日から25日と24日から26日というのがありますが、実は23日に鳥取岡山県境議連の会がありまして、できたら24日から出発していただけたらありがたいなと思います。

◎内田(隆)委員長
 24日、25日、26日で。ほかにありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 大体これをベースにしますが、調査候補先の都合によっては、調査先や行程を一部変更する可能性もあります。その決定に当たっては、正副委員長に一任とさせていただきたいと思いますが、よろしいですか。(「了解」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。
 結果については、追って報告させていただきます。
 次に、鳥取県・江原道交流事業についてであります。
 御承知のとおり、鳥取県議会と江原道議会とは相互交流を行っており、本年度は10月25日から28日にかけて鳥取県議会が江原道議会を訪問することになっています。先日、代表者会議で、議長を団長とし、各常任委員会から1人ずつを派遣し、また、各常任委員会から相互交流テーマ一つを提案することが決定されました。そのため、本委員会の派遣委員1名と江原道議会との相互交流テーマについて協議したいと思います。
 初めに、本委員会から派遣する委員についての協議ですが、これまで各委員会からはおおむね委員長または副委員長を派遣しているようですが、前回、私は既に参加させていただいておりますので、今回は西川副委員長にお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは続いて、江原道議会との相互交流テーマについて協議させていただきます。
 まずは、派遣委員である西川副委員長から御希望のテーマ案がありましたらお願いいたします。


○西川副委員長
 私は、テーマとしましては、韓国の少子化に対応した特色ある学校づくりの状況ということでお配りした内容になっております。いかがでしょうか。(「頑張ってください」と呼ぶ者あり)

◎内田(隆)委員長
 それでは、そのようにさせていただきます。
 以上をもちまして総務教育常任委員会を閉会いたします。ありがとうございました。

午前10時59分 閉会 

 

 

          

 

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