11月17日(土)に開催した第7回目のジュニアファンクラブは、バスに乗って鳥取市まで遠征しました。目的地は、今回で18回目の発掘調査が行われている鳥取市青谷町の青谷上寺地遺跡です。
鳥取県を西から東へとバスに揺られること約1時間、現地説明会が開催されている発掘調査現場に到着しました。鳥取県埋蔵文化財センター青谷調査整備担当者さんから、発掘調査の目的や成果について説明をしていただきながら見学しました。青谷上寺地遺跡の発掘調査現場は、ずいぶん深くまで掘り下げられていて迫力満点です!
続いては、鳥取県埋蔵文化財センター青谷調査室の収蔵展示室に移動です。ここには、青谷上寺地遺跡から出土した木製品や土器などが収蔵してあり、レプリカではない「本物」の遺物の数々を間近で見ることができます。
青谷上寺地遺跡を代表する木製品「花弁高杯(かべんたかつき)」は、別々に作った上部と下部をつなぎ合わせていることなどを教わりました。
青谷上寺地遺跡で見つかった建物の柱材は弥生時代最長の、なんと長さ7m24cm!
中には実際の用途がはっきりしない木製品もあります。これはもしかすると、弥生時代の椅子?
この他にも、たくさんの出土品の説明をしていただきました。
ジュニアファンクラブのメンバーは本物の迫力に目がくぎ付けの一日となりました!