概要
2019 年7 月、当館の鶴智之専門員は、鳥取県若桜町氷ノ山の林道沿いで、これまでに見たことのない甲虫目ハナノミ科の昆虫を採集しました。詳しく調べたところ、国内外に該当する種がいないことが判明したため、新種『ヒョウノセンヒメハナノミFalsomordellistena hyonosen』と命名して、国際学術雑誌(Japanese Journal of Systematic Entomology, Vol. 26 (1); 2020 年6 月30 日発行)に発表しました。この特別展示では、鳥取県から見つかった新種の昆虫ヒョウノセンヒメハナノミを紹介します。
展示期間
令和2年7月16日(木)より展示中
※休館日はこちらからご確認ください。
内容
・ヒョウノセンヒメハナノミ(標本)
・鳥取県のハナノミ(標本)
・解説パネル
・新種ヒョウノセンヒメハナノミの原著論文
※以下の画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。
↓画像:左から 新種ヒョウノセンヒメハナノミ、昆虫が採集されたイワガラミの花(氷ノ山)

↓画像:新種ヒョウノセンヒメハナノミ:1.オス側面、2.オス背面、3.メス側面、4.メス背面

入館料
常設展示観覧料180 円( 団体150 円)
※次の方は無料です。
70歳以上、大学生以下、学校教育活動での引率者、障がいのある方・難病患者の方・要介護者等及びその介護者。
問い合わせ
鳥取県立博物館 学芸課自然担当
TEL.0857-26-80440857-26-8044/FAX.0857-26-8041