
春を感じる身近な植物のひとつタンポポは、鳥取県には8種類が生育しています。このコーナーでは、それら8種類のタンポポをレプリカや写真に最新の分布情報を加えて紹介します。
鳥取県内で見られるタンポポのうち91.7%が外来種や外来種と在来種の雑種ということをご存じですか。
□展示テーマ
「鳥取県のタンポポ」
□展示期間
令和5年3月28日(火)~ 6月25日(日)
※休館日はこちらからご確認ください。
□展示資料
黄花の在来種
・カンサイタンポポ:分布の中心は関西地方と瀬戸内海側で県内では希。
・トウカイタンポポ:県内では米子城跡だけに生育。
・クシバタンポポ:多くは標高500m付近の山間地に生育する
・ヤマザトタンポポ:クシバタンポポよりやや低い山里に生育。
白花の在来種
・シロバナタンポポ:外来種の侵入前は最も多く見られたタンポポ
・キビシロタンポポ:岡山県で見いだされた。山里に生育。
外来種(すべて黄花)
・セイヨウタンポポ:1904年に北海道に持ち込まれ、全国に広がった。在来種との間に雑種を作る。
・アカミタンポポ:タネが赤味を帯びる特徴がある。在来種との間に雑種を作る。

□入館料
常設展示観覧料180 円( 団体150 円)
※次の方は無料です。
70歳以上、大学生以下、学校教育活動での引率者、障がいのある方・難病患者の方・要介護者等及びその介護者
□会場
鳥取県立博物館 自然展示室 小コーナー
□問い合わせ
鳥取県立博物館 学芸課自然担当(清末)
TEL.0857-26-8044/FAX.0857-26-8041