令和5年度議会運営委員会議事録

令和5年6月14日会議録

開催概要
出席者
(11名)
委員長
副委員長
委員

広谷 直樹
興治 英夫
尾崎  薫
伊藤  保
中島 規夫
島谷 龍司
斉木 正一
福田 俊史
内田 博長
浜田 一哉
銀杏 泰利



欠席者
(なし)

オブザーバー 正副議長 市谷議員 福浜議員 山川議員 平井議員 前住議員

職務のため出席した事務局職員
  寺口事務局長 遠藤議事・法務政策課長外関係職員

 

1 開会   午前11時06分

2 閉会   午前11時15分

3 司会   広谷委員長

4 会議録署名委員   島谷委員  銀杏委員

5 協議事項
   別紙議題記載のとおり

会議の概要

午前11時06分  開会

◎広谷委員長
  ただいまから、議会運営委員会を開会します。
まず、会議録署名委員に、島谷委員、銀杏委員を指名いたします。協議に入る前に、議長より発言を求められております。
浜崎議長。

○浜崎議長
議会運営委員の辞任・選任について、御報告をさせていただきます。開会日の本会議でも御報告をいたしましたけれども、6月1日、藤縄議員が無所属となりました。
また、6月7日に藤縄議員より議会運営委員辞任の申し出がありました。閉会中でありましたので、規定により、私のほうで委員の辞任を許可するとともに、新たに斉木正一議員を委員に選任をいたしました。私からは、以上です。

◎広谷委員長
それでは、協議に入ります。「議会資料1」及び「議会資料2」のとおり、本委員会の所管事項に対する請願の提出が2件ありましたので、予備調査を行います。
現状等につきましては、お手元に配布しております「議会資料3」及び「議会資料4」のとおりであります。詳細につきましては、事務局から説明をさせます。

●遠藤議事・法務政策課長
では、「議会資料3」を御覧ください。「議会資料3」で御説明します。
まず、5年11号ですが、議会運営委員会委員の決定についてでございます。簡単に申し上げますと、所属会派にかかわらず、いわゆる少数会派3名未満の少数会派、無所属でも正規の委員になれるようにしたらどうかという請願でございます。3ページを御覧ください。現状と県の取組状況について御説明します。
根拠規定ですけれども、現状は、地方自治法と委員会条例で設置されることとなっております。これは各県でそれぞれルールが異なっています。全国の状況を申し上げます。無所属議員(1人会派も含む)について、委員を割当てている都道府県議会はありません。本県の状況ですが、議会運営等に関する取扱要綱に定めておりまして、所属議員数が12分の1以上の会派に所属議員数を基準として割り当てる取り扱いとなっております。この割当ては、平成26年4月1日付けで変更になっております。当時、議会運営委員会の伊藤副委員長から提案があったものです。提案の理由は、議員提出議案の提出権が地方自治法で12分の1になっている。それと揃えてはどうかというものでした。
次に、「議会資料4」について、御説明します。まず2ページですけれども、議会運営委員会の動画公開についてでございます。議会運営委員会は、現在、開会日の1週間前の議会運営委員会だけインターネット中継しておりますが、それ以外は本日も含めてしておりません。そういった会期中の議会運営委員会についても、インターネット中継してはどうかという請願でございます。3ページを御覧ください。現状と取組状況ですが、全国の都道府県議会では、本県以外でインターネット公開しているのは、大阪府、三重県、神奈川県の3府県です。このうち三重県は、鳥取県と同様で、1週間前の議運だけが公開されています。本県の状況としましては、平成29年からインターネット公開をしております。簡単に申しますと、インターネット中継する場合、カメラ操作、マイク操作の職員が必要で、また、事前の回線チェックですとか、委託業者との連絡調整など、人と手間がかかりますので、平成29年当時、中継をしていたのは三重県議会だけでした。そういうのを参考にして鳥取県も、比較的余裕のある1週間前の議運だけをインターネット中継しているという状況でございます。以上でございます。

◎広谷委員長
ただ今の説明につきまして、質疑等はありますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、委員の方で、このほかに、予備調査として、請願者からの願意の聞き取りの必要性について、御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は、挙手をお願いします。(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、今回につきましては、聞き取りは行わないことといたします。
この際、私のほうから皆様に御提案がございます。改選以降は、議会運営委員会をコロナ禍前の運営に戻し、第三委員会室及び議長応接室で開催しているところでありますが、会場が少し窮屈であるように感じております。つきましては、全員協議会室で、議会運営委員会を開催したいと思います。
また、インターネット中継についてですが、事務局の負担が増えるということもありましたが、検証の意味も含め、試行的に、次回の議会運営委員会から実施したいと思います。みなさんのほうで御意見等ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようですので、そのように決定いたします。
次に、その他ですが、明日、6月15日の本会議の開始時間の調整について、お知らせいたします。6月15日の午前10時頃に、全国一斉のJアラートによる緊急地震速報の訓練放送が予定されております。このため、当日、本会議開始時間を調整して、10時5分開始としますので、御承知ください。
その他、委員の皆さんで何かありますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
市谷議員。

○市谷議員
 藤縄議員の件ですけれども、冒頭、議長の方から、会派の離脱と無所属へということで、先日も席替えがあったところですけれども、この公職選挙法違反の問題を私はきちんと鳥取県議会としても対応することが必要だというふうに思うんです。鳥取県議会の政治倫理条例では、第3条「行為規範」というものがありまして、その6号で、「公正を疑われるような金品その他経済的利益を与え、又は得てはならないこと。」、第3条第2項で、議員は、その行動規範に関し、県民の批判を受けたときは、真摯かつ誠実に事実を説明し、その責任を進んで明確にする義務を負うものとすると。それから、議員の職を離れた者はということで、離れた後においても、やはり説明をする義務を負うと。こういうことに、鳥取県議会としてきちんと対応しないと、今の投票率の低下ということも言われておりますけれども、私、鳥取県議会として、県民に対する信頼、負託に応えていくということに、この問題を個人のことだけに済ましておくというのは、非常に県議会に対する信頼にも関わる問題だと思いますので、少なくともこの倫理条例、もういろいろこれ苦労があって生み出した条例でありますので、この条例に基づいた鳥取県議会としての対応をぜひしていただきたいなという提案なんですけど、よろしくお願いします。

◎広谷委員長
 市谷議員からの御意見ですので、お聞きしたということで、対応を検討したいということで。
他にございますでしょうか。意見がないようですので、これをもって、議会運営委員会を閉会いたします。

午前11時15分 閉会

 



 

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