令和5年度議会運営委員会議事録

令和5年10月12日会議録

開催概要
出席者
(11名)
委員長
副委員長
委員

広谷 直樹
興治 英夫
尾崎  薫
伊藤  保
中島 規夫
島谷 龍司
斉木 正一
福田 俊史
内田 博長
浜田 一哉
銀杏 泰利



欠席者
(なし)

オブザーバー 正副議長 市谷議員 福浜議員 山川議員 前住議員

職務のため出席した事務局職員
  寺口事務局長 遠藤議事・法務政策課長外関係職員

 

1 開会   午前9時30分

2 閉会   午前9時44分

3 司会   広谷委員長

4 会議録署名委員   中島委員  尾崎委員

5 協議事項
   別紙議題記載のとおり

会議の概要

午前9時30分  開会

◎広谷委員長
  おはようございます。
ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
まず、会議録署名委員に中島委員と尾崎委員を指名いたします。
それではこれより、協議に入ります。
まず、議員提出議案についてでありますが、議会資料1のとおり、決議3件、意見書4件であります。資料1から5までは、いずれも政策調整会議に提出され、協議されたもので、6については、福祉生活病院常任委員会から提出されたものであります。7につきましては、政治倫理審査会で起草され、議長から提出されたものであります。
このことについて、議長より発言を求めておられますので、浜崎議長よろしくお願いします。

○浜崎議長
私のほうから、皆さんに申し上げたく、これからお話をさせていただきます。
今年度に入ってから、議員の相次ぐ不祥事が起きております。県民の皆さんから、県議会に対して、非常に厳しい目が注がれているところであります。議長としても、改めて、お詫びを申し上げる次第でございますが、この度の鳥取県議会政治倫理審査会では、外部の専門家委員も入れて、対象となった藤縄議員本人の弁明をいただき、公正な議論を経て、結果を出していただいたものと認識をしております。審査会からは、議員辞職の勧告を求めるという結果をいただいており、藤縄議員の責任は、非常に重いものと判断をされたということだというふうに受け止めております。
一方で、この審査結果について、藤縄議員の方からも意見を提出していただきました。
そして、双方の意見を精査させていただいた結果、審査会の結果のとおり、議員辞職の勧告を行うことが妥当であるというふうに判断をいたしました。
ついては、政治倫理審査会で起草された決議案について、議会運営委員会にお諮りをしたいというふうに思います。委員皆様の御了解が得られましたら、協議等の場で協議されたものと同様の扱いとして、議運発議としていただきますようによろしくお願い申し上げまして、私からの皆様に対しての発言とさせていただきます。
以上です。

◎広谷委員長
ただいま議長から発言がありましたけれど、議運発議としてよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
御異議がないようですので、そのように決定いたしました。
念のため申し上げますが、議員提出議案に係る討論の発言通告書の提出期限は、反対討論は本日午後1時まで、賛成討論が本日午後5時までであります。
次に、議席の一部変更についてですが、議会資料2を御覧ください。明日10月13日の本会議において、日程に追加し、議会資料の2のとおり、次の議会より議席を変更することとしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶものあり)
市谷議員。

○市谷議員
松田議員ですけれども、一連のことについて、この議会で説明されたのかどうかの確認と、今、ずっと欠席しているんですけども、欠席理由を説明していただけないでしょうか。

◎広谷委員長
 私は、議会での説明はなかったというふうに理解しております。以上です。

○市谷議員
 欠席理由。

◎広谷委員長
 欠席理由は、体調不良ということのようであります。以上です。
それでは次に、地域県土警察常任委員長の調査活動報告についてですが、同委員長より議長に島根原子力発電所1号機の廃止措置計画に関し、緊急性があるため本会議において、報告したい旨の申し出がありました。
ついては、明日10月13日の本会議において、同委員長の審査報告とあわせて、調査活動報告を行うこと、調査活動報告に対する発言通告書の提出期限は、質疑及び討論とも本日10月12日午後1時までとすること、質疑は、本日10月12日午後1時までに、議長へ読み原稿が提出されるものに限ることとしてよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶものあり)
 御異議ないようですけども……。
 市谷議員。




○市谷議員
 この常任委員会の調査報告書ですけども、どういう位置付けなんでしょうか。要するに、これは1号機の設置変更許可の第2段階についての議会としての意見という議案でしょうか。委員会で採決されたものでしょうか。
明日、最終日に討論とありますけど、これ賛否を取るんでしょうか。緊急性があると言われたんですけど、どういう位置付けの委員長報告ですか。
それから、さっき質疑についてペーパーが出ていないものは認めないなんてことをおっしゃったわけですけれども、質疑をして、答弁があって追及。答弁がわからないのに追及の内容というのは、ペーパー出せませんから、そういうことを決めるべきではないというふうに思うんですけど、いかがですか。

◎広谷委員長
 まず、島根原発1号機の廃止措置計画に関する委員長報告の位置付けについてですけれど、所管常任委員会である地域県土警察常任委員会において、島根原発第1号機の廃止措置計画についてどのように調査し、どういう議論があったかなど、調査活動報告として本会議で報告し、全議員に情報共有をしようとするものだと認識をしております。
 市谷議員。

○市谷議員
 そうしますと、討論というのは何ですか。賛成討論ですか、反対討論ですか。そもそも、委員会で採決されたものですか。そうしますと、討論は何の意味を成すんでしょうかね。賛成討論でしょうか、反対討論なんでしょうか。

◎広谷委員長
 委員会では、……。

○市谷議員
 さっき、質疑のペーパーが出てないものは認めないというのは、質疑に対しての答弁を聞かないと、追及なんていうものは現場でないとわからないものですから、それも発言を許さないなんていうことは、おかしいんじゃないですか。

◎広谷委員長
 まず委員会での対応ですけど、採決はしておりません。それで、本会議では、調査報告として報告するものであります。

○市谷議員
 そうすると討論は何なんですか。賛成討論ですか、(「討論はなし」と呼ぶものあり)反対討論ですか。何の討論ですか。(「せんでもいい」と呼ぶものあり)討論できるんでしょ。

◎広谷委員長
 議運の委員の中では、討論なしということで……(「なしでいい」と呼ぶものあり)
議運の委員の中では討論なしということで、議運委員の中で決まりましたので、そういうふうにさせていただきます。

○市谷議員
 ここに討論と書いてある……。

◎広谷委員長
 山川議員。

○山川議員
 常任委員会が最終日に、緊急性があるということで委員長報告をすることが、全議員の情報共有ということだったんですけども、知事は鳥取県議会として、米子、境港の両市議会の意見をのんだ上で鳥取県議会としての意見を、常任委員会で報告がありました。それを委員外の意見は言えなかったわけですけども、それをどういうふうに鳥取県議会として、最終案として意見を調整、集約した上で取りまとめされるんですか。委員会報告はあくまでも情報共有と言われたんですけど、鳥取県議会としての最終意見という形になるんでしょうか。議運としては、委員会としての報告をどう取りまとめられるんでしょうか。それが反映されないんじゃないですか。

○市谷議員
 それから、質疑が……。

○山川議員
 それと、追及質問も意見が返ってこないとできないわけですが、追及質問も一字一句出さないと発言を止めるっていうふうに言われましたが、どうなんですか。(「おかしいです」と呼ぶものあり)



◎広谷委員長
 今までのとおり常任委員会の調査報告という形で出させてもらうものでありますので、それ以上のものではありません。以上です。

○市谷議員
 討論はしていいんですか。
 さっきの追及の原稿まで出すというのは、そんな滑稽な話ないですよ。

○山川議員
 一字一句出さないと発言止めるって言われましたよ。(「委員長、ポツ2を消せ」と呼ぶものあり)

○興治副委員長
 市谷議員それから山川議員が言っていることについては、追加質問、要するに第1回目の質問で行っていないようなことを追及質問で追加質問をするというようなことは、往々にしてあり得るので、そういった内容については、あらかじめ出していただきたいということだと思います。1回目の質問で、内容について答弁を聞いて、さらにそのことに追及をするということについては、これは原稿出せないので、それはされたらいいと思います。追加質問については、必ず原稿を出していただくということでいいと思うんですよ。
それと、一字一句読み原稿でなければならないということではないと思います。質問の中身がわかれば、それについて答えることができるので、質問の中身がわかるようなものをきちんと出していただくということでいいと思います。

◎広谷委員長
一字一句間違わないような原稿ということではなしに、その質問の内容がわかるような原稿を出していただきたいという理解でよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶものあり)

○市谷議員
 追及については……。

○興治副委員長
 だから、追加質問であれば、出していただくということですよ。


○市谷議員
 だから、追及は出せないんですよ。

◎広谷委員長
 尾崎委員。

○尾崎委員
 昨日もちょっと山川さん市谷さんと話をしたんですけど、その追及までも全部、一字一句出せということを事務局が言ったということで、どういうことなんですかとお聞きしました。そうしましたら、今、興治副委員長が言われたように、追及において、全く別の観点からのものであれば、やっぱり質問の方向がわかる項目だけでいいですから出してくださいと。ただ、同じものについて、もう1回追及を深くしていくというものについては、要りませんということを言っていただいたので、それは市谷議員、山川議員に説明しといてくださいねということは言いまして、ですから先ほど興治副委員長が言いましたように、項目が全く別だなと思われるものに関しては、わかる内容を書いておく。それから同じ質問については、原稿は要りません。そういうことでよろしいかと思います。

◎広谷委員長
 今、尾崎委員が言いましたけれど、追加の質問の項目、内容がわかる原稿は出していただきたい。それで追及については、必要ないということで了解いただけるでしょうか。

○尾崎委員
 同じものについてはですね。

◎広谷委員長
 はい。
 
○伊藤委員
 発言時間は。

◎広谷委員長
 5分3回です。

○伊藤委員
 5分3回ね。その確認だけしておきたい。

◎広谷委員長
 以上でこの件につきましては、終わらせていただきます。(「はい」と呼ぶものあり)
次に、その他ですが、委員の皆様で何かありますでしょうか。(「なし」と呼ぶものあり)
意見がないようですので、以上で予定をしておりました協議事項は終わりました。次回の議会運営委員会は明日午前9時30分から議員提出議案の審議方法等について、協議を行いますのでよろしくお願いいたします。
以上で、議会運営委員会を終わります。


午前9時44分 閉会

 



 

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