令和5年度地域県土警察常任委員会議事録

令和5年6月28日会議録(確定版)

開催概要、資料はこちらです。
出席者
(8名)
委員長
副委員長
委員
安田 由毅
東田 義博
平井 伸治
中島 規夫
斉木 正一
川部  洋
伊藤  保
銀杏 泰利


欠席者
(なし)


 説明のため出席した者
   半田警察本部長、水中危機管理局長、蒲原県土整備部長、
   盛田地域づくり推進部長、遠藤交流人口拡大本部長ほか

 職務のため出席した事務局職員
   澤田課長補佐、前田係長、吉村主事
 

 1 開会  午前10時00分

 2 休憩  午前10時09分 / 午前10時19分 / 午前10時28分 / 午前10時42分
       / 午前10時49分

 3 再開  午前10時11分 / 午前10時21分 / 午前10時29分 / 午前10時44分
       / 午前10時51分

 4  閉会  午前11時07分

 5 司会  安田委員長

 6 会議録署名委員  中島委員  平井委員

 7 付議案件及びその結果
    別紙日程及び下記会議概要のとおり

 

会議の概要

午前10時00分 開会

◎安田委員長
 ただいまから地域づくり県土警察常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 会議録署名委員は、中島委員と平井委員にお願いします。
 それでは、ただいまから本委員会に付託されました議案について審査を行います。
 付託議案は日程に記載の10議案であります。
これから付託議案に対する質疑を行っていただきますが、委員の皆様におかれましては、簡潔な質問とマイクのスイッチの切替えをお願いします。
 では、質疑のある方は挙手をお願いします。(「なし」と呼ぶ者あり)
 質疑がないようですので、付託議案に対する討論を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 討論がないようですので、これより採決に入ります。
 採決については、一括して採決するのがよろしいか、お諮りいたします。(「一括で」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、付託議案を一括して採決いたします。
 なお、本委員会に付託された議案は、議案第2号、議案第7号、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第13号、議案第15号、議案第16号、議案第21号及び議案第22号であります。
 それでは、原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。したがいまして、本委員会に付託されました全ての議案については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 続いて、請願・陳情の審査を行います。
 今回は、新規分の陳情3件の審査を行います。
 初めに、陳情5年地域づくり第8号、防衛費増額の中止と国民の生活と福祉を支える行政の構築を求める意見書の提出についての審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○東田委員
 私は、本件につきましては、不採択を主張いたします。
 理由といたしましては、我が国における国家安全保障の基本原則は、国際協調を旨とする積極的平和主義を維持するとともに、我が国の主権と独立の維持、領域の保全、国民の生命・身体・財産の安全確保など、我が国の国益を守ることである。そのために我が国の安全保障上の能力と役割を強化することが必要であり、この姿勢を明確に示した昨年の安保関連3文書改定や、今後の防衛財源確保は必要不可欠な措置であります。以上のことから、本件陳情については不採択が妥当と考えます。

◎安田委員長
 ほかにはございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が尽きたようですので、これより採決に入ります。
 確認いたします。御意見は、不採択のみであります。
 それでは、不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。
 したがいまして、陳情5年地域づくり第8号については、不採択と決定いたしました。
 続いて、陳情5年警察第9号、小学校付近における交通安全の確保について審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○東田委員
 私は不採択を主張いたします。
 理由といたしましては、4点あります。交通安全確保に当たって、本県においては過去に他府県で発生した小学校登下校中の交通死傷事故などを教訓に、警察、教育委員会、市町村、道路管理者等による合同点検や、通学路を重点とした交通指導取締り、交通監視などが行われているところでございます。
陳情のありました当該交差点につきましては、近隣小学校の通学利用状況を考慮しつつ、警察において一時停止の交通規制箇所に路面強調標示を施しているほか、当該交差点内において横断歩道が設置されるなど、一定の交通規制が図られております。
一方、本来、交通安全対策のための交通規制や道路改良等については、警察及び道路管理者において、地元自治会等からの要望を踏まえて優先度等を加味しながら対策を検討されるべきものであり、本件陳情について、県議会として改めて措置を求めるまでもないことから、不採択が妥当と考えます。
なお、警察本部において、数次にわたり現地確認されており、あわせて、陳情内容は道路管理者である倉吉市にも情報提供済みでございます。

◎安田委員長
 ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が尽きたようですので、これより採決に入ります。
 確認いたします。御意見は、不採択のみであります。
 それでは、不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。
 したがいまして、陳情5年警察第9号については、不採択と決定いたしました。
 続いて、陳情5年交流人口第15号、入管法改正案の撤回を求める意見書の提出等について審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○東田委員
 私は、不採択を主張いたします。
 理由といたしましては、このたびの出入国管理・難民認定法の改正は、不法滞在など強制送還対象者でありながら帰国を拒む者が増加している状況を踏まえて、制度の悪用に対して一定の制限を設けようとするものであり、一方で、難民と認定すべき相当の理由がある者を適切に保護することが期待されるものでございます。特に、新たに補完的保護対象者、いわゆる準難民制度を設けるなど、難民条約上の難民以外にも在留資格、外国人保護制度が拡充されるなど、外国人の人権尊重にも配慮した人道主義的法制度とされたことは言うまでもございません。
 また一方で、本県においては外国人との共生社会の実現に向けて、既に鳥取県多文化共生支援ネットワークを設立し、在住外国人等に対する情報発信や多様な相談対応など、生活面でのサポート体制を構築し、環境整備に努めており、改めて措置を求めるまでもないところでございます。以上のことから、本件陳情については不採択が妥当と考えます。

◎安田委員長
 ほかにございますか。

○伊藤委員
 趣旨採択を主張します。
 改正入管法は6月9日に可決、成立したところでありますが、難民認定の申請中であっても、外国人の送還を可能にするなど多くの問題点があると指摘されていることもあり、陳情者の願意は理解できることから、趣旨採択を主張いたします。

◎安田委員長
 ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が尽きたようですので、これより採決に入ります。
 確認いたします。御意見は、趣旨採択、不採択です。
 初めに、趣旨採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成少数であります。
 次に、不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成多数であります。
 したがいまして、陳情5年交流人口第15号については、不採択と決定いたしました。
 以上で付託案件の審査は終了しました。
 なお、委員長報告の作成、内容については、委員長に一任いただけますでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
 次に、報告事項に移りますが、ここで執行部の入替えを行いますので、暫時休憩といたします。再開は入替え次第。

午前10時09分 休憩
午前10時11分 再開

◎安田委員長
 再開いたします。報告事項は、警察本部、危機管理局、県土整備部、地域づくり推進部、交流人口拡大本部の順で、執行部の入替えを行います。
 初めに、警察本部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告(1)山岳遭難防止対策の推進について、細田地域課長の説明を求めます。

●細田地域課長
 県警察の山岳遭難防止対策について御報告いたします。
 初めに、県下の山岳遭難発生状況について、過去5年間の状況を表にまとめております。毎年少なからず遭難が発生しており、残念ながら亡くなられる方もいらっしゃいます。近年の主な遭難事例として3事例を記載しており、1つ目は、昨年4月に大山夏山登山道の7合目から8合目までの間において、登山中の男性2人がアイスバーンに足を滑らせて滑落し、2人とも亡くなられたもの。2つ目は、昨年9月、大山山系槍ヶ峰において、単独登山中の男性が滑落して亡くなられたもの。3つ目は、今年1月、大山二の沢付近の、いわゆるバックカントリーでのスノーボード中に、発生した雪崩に巻き込まれて、男性2人が骨折するなどの重傷を負ったものです。
 山岳遭難は大山ばかりではありませんが、大山は天候が崩れると標高3,000メートル級に匹敵する厳しい山に豹変することや、危険なルートも多数ございますので、大山及びその山系での遭難は深刻化する傾向がございます。これらの遭難を避けるためには、どの山にも共通することですけれども、気象状況の確認、ルート設定、体調、装備品などへの注意が常に必要となります。
 遭難事故を防止するための対策について、2番に記載しております。まず、広報活動の推進ということで、主には登山届の提出を促進するための活動に取り組んでおります。万が一、遭難の当事者となった場合、その方の人定、連絡先、人数、予定ルート、装備品などの情報が迅速な救助活動につながりますし、何より登山者自身が安全登山への自覚を持っていただくことになりますので、従来から登山届の提出を呼びかけているところでございます。
 登山届について、以前は紙ベースのものしかなかったところ、現在は県警察のホームページからも提出できますし、平成27年からは登山アプリ「コンパス」との協定締結、また、昨年8月からは国内で最も利用者数が多い「YAMAP」とも協定を締結して、登山計画などの情報共有を図っております。
 資料真ん中の左側の写真は、登山者の利用が多いナショナルパークセンターのトイレに、登山届提出を促す二次元コードを貼付しているところで、これを読み取ってウェブサイトで登山届を提出することができます。また、昨年10月には大山を管轄する琴浦大山警察署が大山寺にあります豪円湯院と協定を締結し、登山届のデータを示せば入浴料割引などの特典を受けることができるようにいたしました。さらに、北栄町出身の漫画家、青山剛昌氏の協力を得て、そのイラストをポスターとしたり、ホームページに掲載するなどして啓発活動に活用しております。
 続いて、山岳パトロールです。鳥取県山岳・スポーツクライミング協会と連携して、大山の冬山、春山のパトロールを実施して、突発事案への対応や安全な登山の呼びかけを行っております。そのほか、随時登山者に対し、登山上の注意事項などを直接啓発する活動も実施しておりますし、救助活動に従事する警察官の技能を向上させるべく、夏と冬に遭難救助訓練を実施しております。
県下では、氷ノ山、大山の夏山開きが行われて、本格的な夏山シーズンとなりました。今年の登山者数はコロナ禍前の水準に戻ると見込まれており、登山者の増加に伴って遭難事案の増加も懸念されることから、引き続き効果的な遭難防止の広報啓発活動や遭難救助技術の向上に努めてまいりたいと考えております。

◎安田委員長
 ただいまの説明について、質疑等はございませんか。

○川部委員
 遭難人数と登山届出件数が出ているのですが、この遭難した人って届出はしていたのでしょうか。

●細田地域課長
 遭難者の中で登山届を出しておられる方の割合について統計を取っております。令和元年以降、大体40%余り、30%余り、20%余り、30%余り。今年は5月末の集計で60%、母数が少ないので一概には言えませんが、そういった状況となっております。

○川部委員
 出していただいたら何かあったときに、ということだと思うので、これを高めていくのが必要だと思うのですけれども、遭難防止という視点からいくと、例えば避けられない遭難だったのか、もっと基本的なことを注意していれば避けられた事故だったのか、その辺りの、各遭難事例の分析はできているのですか。

●細田地域課長
 各遭難案件が発生するたびに、どういった状況だったか、道迷いであったり滑落であったりといった原因などを確認して、それに対応する広報等を実施するように考えております。

○川部委員
 遭難防止ということで言うと、例えば滑落するというのは個人の不注意だったのか、それともルート設定のミスだったのか、タイミングというか、この天候では諦めたほうがいいとか、そういう判断のミスだったとか、そういうことが原因になってくるのではないかなと思うのです。交通事故も同じだと思うのですが、現象ではなくて、何でそれが起きてしまったのかというあたりから分析して、そうならないような啓発につなげていかないといけない。今の遭難防止対策は、そこまで踏み込んでいないような気がするのですけれども、いかがでしょうか。

●細田地域課長
 救助後には必ず遭難された方に、どういった状況だったか、何がいけなかったとかいうようなことを確認させていただいておりますし、それに対応できるように広報等を行うようにしております。

○川部委員
 しっかり取り組んでください。

◎安田委員長
 ほかに。

○銀杏委員
 ちょっと確認の意味も込めて、どうだったかなと思ったのですが、こうした山岳で遭難された場合の捜索活動や救助活動の経費、活動費用ですね。これは遭難者のほうに幾らか求めるようなことはあるのですか。

●細田地域課長
 また確認させていただきます。(銀杏委員「分かりました」と呼ぶ)

◎安田委員長
 ほかにございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 次に、その他ですが、警察本部について、執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、警察本部については以上で終わります。
 執行部の入替えを行います。暫時休憩といたします。再開は入替え次第でお願いします。

午前10時19分 休憩
午前10時21分 再開

◎安田委員長
 再開いたします。
 引き続き危機管理局について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告(2)鳥取県地域防災計画(原子力災害対策編を除く)の修正案に係る意見募集結果について、福田副局長兼危機管理政策課長の説明を求めます。

●福田危機管理局副局長兼危機管理政策課長
 危機管理局報告資料の2ページをお願いいたします。
 鳥取県地域防災計画の修正につきまして、5月19日の常任委員会で修正案の概要等について御報告したところでございますが、このたびパブリックコメントを実施しましたので、その結果について御報告いたします。
 意見募集は5月24日から6月14日までの3週間実施し、2件の意見が寄せられました。
 まず、1件目でございます。地震発生時の津波の監視について、計画上、震度4以上の地震発生後30分間は沿岸市町村において海面の監視を行うこととしておりますが、これにつきまして、津波注意報等の発表がない場合は監視が不要ではないかという御意見でございます。これに対する県の考え方でございます。気象庁の津波予測につきましては、地震発生後、大体2~3分となっておりますけれども、短時間での発表となり、技術的な限界があるとされていることから、安全対策に万全を期すため、津波警報等の発表がなくても念のための監視は必要と考えているところでございます。
 2件目でございます。こちらは1件目との関連で、津波を監視する時間に関しまして、日本海北部で地震が発生した場合、津波の到達に2時間程度かかるという記載がございますが、具体的な被害想定では2時間以内に到達する地域もありますので、誤解を招くのではないかという御指摘でございます。この意見への対応でございます。この2時間程度というのは、日本海北部での地震による津波が本県に到達する時間の目安として記載しているものでございます。しかしながら、岩美町など早いところでは1時間半前後での到達が想定される地域もあるため、誤解を招かないよう、記載のとおり地震の発生場所によっては到達までに1時間以上を要する可能性があるので注意が必要、と表現を改めることとしたいと考えています。
 最後に、今後の予定でございます。7月に鳥取県防災会議を開催し、地域防災計画の修正について、審議、決定する予定でございます。

◎安田委員長
 続いて、報告(3)鳥取県地域防災計画(原子力災害対策編)及び鳥取県広域住民避難計画(島根原子力発電所事故対応)の修正案に係る意見募集結果について、及び報告(4)島根原子力発電所の安全対策等の状況について(第15報)、木本原子力安全対策課長の説明を求めます。

●木本原子力安全対策課長
 危機管理局資料3ページでございます。鳥取県地域防災計画(原子力災害対策編)及び鳥取県広域住民避難計画(島根原発事故対応)の修正案につきまして、県民へのパブリックコメントを実施した結果、下の表に記載の御意見がございました。
 意見等の内容のところです。自衛隊の通信所が境港市にあり、国防上重要な施設であるため、他国からの侵略の対象ともなり得るということで、近隣住民としては気になるという御意見でございます。これにつきましては、テロへの対策ということで、関係機関とも共有しまして、引き続き原子力防災対策の実効性向上に努めてまいりたいと考えております。
 今後の予定、先ほどの説明にもありましたけれども、地域防災計画、広域住民避難計画の修正案につきましては、7月に開催予定の鳥取県原子力安全顧問会議及び鳥取県防災会議において審議される予定となっております。
 続きまして資料4ページ、島根原発の安全対策等の状況について御報告いたします。
島根原発は1号機が現在、廃止措置中、2号機と3号機は原子力規制委員会による審査が行われています。2号機は設計及び工事の計画認可の審査が行われておりまして、6月22日に8回目の補正書を提出しております。この補正書はこれまでの審査内容を反映させるもので、耐震計算書の拡充ですとか設備名称の修正等を行っております。
 次の保安規定につきましては、特に進展はない状況です。
(2)の安全対策工事です。6月22日、中国電力が工事完了予定時期を令和5年11月から半年延期しまして、令和6年5月に見直したことを公表しております。設計及び工事の計画の審査での指摘を踏まえまして、必要な工事量がおおむね確定したことから、改めて算定したというものでございます。
 (3)の特重施設等の審査におきましては、先ほどの保安規定同様、動きはない状況でございます。
 あと、3号機につきましても、2号機の工事期間の延長と合わせまして、工事完了予定時期を令和6年度上期から1年延期しまして、令和7年度上期に見直しております。

◎安田委員長
 ただいままでの説明について、質疑等はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 次に、その他ですが、危機管理局について、執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、危機管理局については以上で終わります。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は入替え次第。

午前10時28分 休憩
午前10時29分 再開

◎安田委員長
 再開いたします。
 引き続き県土整備部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告(5)道路維持工事に係る損害賠償請求について、米増道路企画課長の説明を求めます。

●米増道路企画課長
 県土整備部の資料をお願いいたします。道路維持工事に係る損害賠償請求について御報告いたします。
日野振興センター発注の道路維持工事において、不正行為が確認されたため、それに係る損害賠償請求を行ったところ、賠償金が納付されました。
 不正の概要でございます。日野町の中村建設有限会社が、令和2年度国道180号外道路維持工事において、交通誘導員を水増しして虚偽の報告をするなどして工事請負代金を不正に受領したものでございます。損害賠償請求額は中段の表でございます。令和2年度及び3年度の道路維持工事において、合計で4,859万5,800円となります。今回の不正行為に係る県の対応でございますが、令和5年3月23日から4か月間の資格停止の処分を行っております。同社に対しては損害賠償請求を行い、6月15日付で納付を受けております。
 当該工事の精算では、受注業者からの報告に基づくことから、道路維持作業の実績報告について施工数量に要した人役や機械等が確認できる資料の提出を工事仕様書に明記し、説明会において施工及び実績報告に当たっての留意点として受注者に周知しているところでございます。
 今回の事案を受けまして、工事の実施状況の確認や指示の徹底などにより適正な執行を行ってまいりたいと考えております。

◎安田委員長
 続いて、報告(6)米子駅南北自由通路の開通並びに米子駅新駅舎の開業について、西土井道路建設課長の説明を求めます。

●西土井道路建設課長
 米子駅南北自由通路の開通並びに米子駅新駅舎の開業について報告させていただきます。
 県が事業費の一部を支援し、米子市が整備を実施している米子駅南北自由通路と駅南広場が、7月29日土曜日に開通する運びとなり、あわせて、米子駅新駅舎と新駅ビルも同時に開業することとなりました。米子駅南北自由通路と駅南広場につきましては、米子市が平成27年から令和5年にかけて約76億6,000万円の事業費を投じて整備され、県はこのうち交付金と起債に対する交付税措置を除く米子市の実質負担額に対し、その半分に相当する約9億5,000万円の財政支援を行ってきたところです。
供用開始する施設のうち、米子市が整備された南北自由通路については、延長は140メートル、駅北側にエレベーター1基と上り下りのエスカレーター2基とトイレ、駅南側にエレベーター1基と上りのエスカレーター1基とトイレが設置されることとなっております。また、駅南広場には、バス2台分、タクシー2台分、身障者用車両1台分、一般車3台分の乗降スペース等が整備されることとなっております。
 次に、JR西日本関連の施設です。新駅舎については、エレベーター3基とエスカレーター3基、トイレ1か所、自動改札4台が設置され、新駅ビルについては、ここに書いてあります6店舗が出店予定と伺っております。
 記念式典については、7月29日の午前9時半から10時半まで、米子市とJRの主催で、国会議員や県議会議員などの皆様をお招きして開催されることとなっております。なお、会場のスペースの関係で、当日の招待者は道路などの開通式に比べて少なめにせざるを得ないということで、常任委員会の委員の皆様には記念式典の前に実施されます内覧会への招待状を7月上旬に送らせていただく予定となっておりますので、よろしくお願いいたします。
 また、当日は会場周辺で地ビールフェスタなどのイベントが開催されることとなっており、開通前後にも様々なイベントが企画されております。

◎安田委員長
 ただいままでの説明について、質疑等はございませんか。
 ないようでしたら、私から一言申し上げます。最初の報告に関してであります。大変残念な事件が起きておりますが、県として財政上の損失を生じかねない事態であったと認識しております。適切な事業執行、事務処理に向けた見直しの好機と捉えて、適正性の確保に努めていただきたい。また、追って今後も常任委員会に対しての説明を求めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 ほかございませんか。

○伊藤委員
 これは大体2割ですね。これが見抜けなかったのかなという思いがある。そこに書いてあるのが、交通誘導員の水増しですよね。交通誘導員の水増しでは金額があまりにも、明らかに多過ぎる。一般的に考えたら、大体工事日数掛ける誘導員の数。そうすると、これだけの金額が上がってくるというのは、一般的にそんなに設計に詳しい人ではなくても、事務屋であればある程度分かるのではないのかなと思うのだけれども、なぜこれが見抜けなかったのか。土木としての反省と認識というか、それについてお伺いしたい。

●米増道路企画課長
 交通誘導員に関しましては、資格によってランクの高いAと普通の誘導員の方はBということで、単価的にもかなり違いますけれども、2種類ございます。国道180号は資格を有する誘導員が必要なところで、この会社から一般県道部分と国道部分の数量の報告を受けて精算したところでございますが、資料を確認したところ、水増しをされているというのが書類上明らかになっております。精算した結果、その虚偽のところが今回の金額になるということで、そのほか道路維持作業の実績報告との実態も確認しながら、先方も認めたというところでございます。

●岸本県土整備部次長兼県土総務課長
 私のほうで伺っているところによりますと、交通誘導員だけではなく、ほかの維持作業の関係の数量についてもいろいろ水増ししたり、虚偽の数字で上がっているということでありまして、結果としてこの4,800万円という額が不正な部分だと我々のほうで認定したところであります。

○伊藤委員
 大体1割の設計変更でも大きな金額なのに、これが2割近くも残っているということは、発注者側の検査がずさんであったと言われても仕方がないだろうし、それと、この企業が常習的にこれまでも行ってきたのではないかということも想定されるので、真面目にやっている企業からすると、本当に心外な、このたびのケースだと思うのです。その辺の、やはり真面目にやっている企業の信頼回復をするという意味を含めて、こういう本当に悪質と言わざるを得ない実態について、県土木の見解というか、そういうのをお伺いしたいのですけれども。

●蒲原県土整備部長
 こうした工事は契約に基づきまして適正な報告をいただいたり、検査を適切にしたりという前提で進めています。このたびこういった不正行為が一部の業者から発覚したということは、私どもとしても大変遺憾だと承知しています。この金額を含めた実績につきましては、警察の捜査の情報も踏まえて報告させていただいているところでございますので、このたびの事案を奇貨といたしまして、ここに掲げています数量や人役、機械台数等が確認できる資料の添付といったところは、しっかり徹底して進めてまいりたいと思っています。

○銀杏委員
 ちょっと今の件で確認ですけれども、令和2年と令和3年の工事ですから、随分前に、去年、おととしに既に支払いを終わった件ですね。今になって見つかった経緯といいますか、これは告発か何かがあったのですか。

●岸本県土整備部次長兼県土総務課長
 今、警察に相談している段階なので、その点はちょっと差し控えさせていただきたいと思います。

○銀杏委員
 今、捜査が続いているのだろうと思いますので、決着つきましたら必ず報告のほどお願いいたします。

●岸本県土整備部次長兼県土総務課長
 かしこまりました。

◎安田委員長
 ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 次に、その他ですが、県土整備部について、執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、県土整備部については以上で終わります。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩といたします。再開は入替え次第とします。

午前10時42分 休憩
午前10時44分 再開

◎安田委員長
 再開いたします。
 引き続き地域づくり推進部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告(7)布勢スプリントへのジャマイカ選手出場等について、小林スポーツ課長の説明を求めます。

●小林スポーツ課長
 資料は地域づくり推進部資料の2ページを御覧いただきたいと思います。
 先日6月25日に、布勢スプリント、陸上の国内の大きな大会でございますが、それに出場されるために、ジャマイカから選手団並びに陸上競技連盟の会長、コーチ、合計6名が来県されました。
 2番のところ、女子選手2人、男子選手1人が参加されまして、うちアラナ・リード選手につきましては日本記録を上回るタイムで優勝されました。その後、3番のところ、知事との面談を行いまして、ゲイル会長から、再来年、2025年に東京世界陸上が行われる際の事前キャンプは鳥取県で行うことを前向きに考えているという御発言がございました。そのほか、先週金曜日には地元の高等学校との交流事業も行いました。
このようにジャマイカの選手団の皆様が来県されるのは4年ぶりとなりました。交流事業をしっかり開催できたことを大変うれしく思いますとともに、世界陸上事前キャンプの受入準備に向けて、これからも交流を活発に行っていきたいと思います。以上簡単ですが、写真等も参考にしていただけたらと思います。

◎安田委員長
 続いて、報告(8)2023アジア・ウオーキング・フェスタin鳥取の開催結果について、木本中部総合事務所長の説明を求めます。

●木本中部総合事務所長
 続けて3ページ目をお願いいたします。アジア・ウオーキング・フェスタは、令和2年に開催予定としておりましたけれども、新型コロナの影響により延期しておりました。このたび6月2日から5日の4日間の日程で開催されましたので御報告いたします。
 全体日程につきましては、1のとおりでございます。3ページの下、開催状況としておりますほうで御説明させていただきたいと思います。
まず、初日の6月2日には、フェスタの共催団体でございますアジアトレイルズネットワークの総会が開催されました。団体の概要につきましては、4ページ目の一番下にありますけれども、倉吉のNPO法人未来のほか、韓国や台湾などの団体からなる国際団体でございます。
 その総会に続きまして、同じ4ページの上のウオーキング・フォーラムが開催されまして、国内外から延べ291名が参加されました。ウオーキングを切り口に、地域創生、関係人口づくり、観光などについて活発に意見交換が行われたところでございます。同じ日の夜には県の主催で歓迎レセプションを開催いたしまして、韓国、台湾から来県の方やフォーラムへの登壇者などに対しまして、鳥取県の特産品を使ったお料理、お酒、太鼓などでおもてなしをいたしました。会場には各市町のPRブースを設置したほか、首長によりますステージでのPRも行いまして交流を深めたところでございます。参加は129名でございました。
 2日目と3日目の2日間の日程で、SUN-IN未来ウオークが開催されました。天候に恵まれまして、延べ約2,400名が参加されたところでございます。全国から参加されました国内ウオーカーと台湾、韓国からの参加者が一緒に中部地域の9つのコースを歩かれたところでございます。参加者の声も上げておりますけれども、自然や景観、おもてなしがすばらしかったとか、スタッフへの感謝などの声が寄せられたところでございます。また、4日目には、せっかくウオークと題しまして、三徳山の皆成院で23名の方が座禅、写経などを体験されたところでございます。
 中部総合事務所といたしましても、関係者の皆様と連携しながらウオーキングリゾートの取組を引き続き進めてまいりたいと考えております。

◎安田委員長
 ただいままでの説明について、質疑等はございませんか。
 ございませんね。
 次に、その他ですが、地域づくり推進部について、執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、地域づくり推進部については以上で終わります。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は入替え次第といたします。

午前10時49分 休憩
午前10時51分 再開

◎安田委員長
 再開いたします。
 引き続き交流人口拡大本部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告(9)「ウェルカニとっとり得々割」の事業期間延長について、内田観光戦略課長の説明を求めます。

●内田観光戦略課長
 交流人口拡大本部の資料2ページでございます。「ウェルカニとっとり得々割」の事業期間延長について御報告申し上げます。観光庁の観光需要喚起対策「全国旅行支援」の鳥取県事業ということで、ウェルカニとっとり得々割の事業を現在開始しております。
 下のほうに参考として掲げておりますけれども、これまで#WeLove山陰キャンペーンに始まりまして、その後、スペシャル・ウェルカニキャンペーン、そして、現在のウェルカニとっとり得々割ということで事業展開しております。中身につきましては、対象エリアを全国に広げながら、また、割引につきましては平準化していくということで、割引率でありますとか上限額について引下げをしながら、これまで取り組んできたところでございます。
 そのうち、現在の制度につきましては、6月30日までと周知しておりました。その中で、1のところに、団体旅行、個人旅行と掲げておりますけれども、予算の内訳といたしまして、国の制度ということで団体旅行が2割、個人旅行が8割という枠が決まっております。個人旅行の8割につきましては、6月末でほぼ使い切るところでございます。団体旅行のほうは、実はまだ執行残があるような状況でございまして、この期間を3か月延長させていただくということでございます。
これに先立ちまして、観光事業者の皆様方にもいろいろお話を伺いました。やはり皆様方が言われるのは、個人客については大分戻ってきているのだと。ただし、団体客については少しずつ戻りつつあるけれども、まだ十分ではないということで、この団体の枠については可能であれば延長してほしいというような御意見をいただいているところでございまして、このたび延長させていただくというものでございます。
 2のところ、制度概要でございます。現在やっている制度をそのまま踏襲して、同じ制度で9月30日までということでございます。
 それと2の(4)にクーポンの関係を掲げております。宿泊等が延長になりますので、クーポンにつきましても3か月間延長して10月1日までとさせていただきたいということでございます。

◎安田委員長
 続いて、報告(10)2025大阪・関西万博に係る鳥取県ゾーン等展示基本計画の策定について、及び報告(11)「観光再始動事業(観光庁)」の採択について、矢吹副局長兼国際観光誘客課長の説明を求めます。

●矢吹観光交流局副局長兼国際観光誘客課長
 3ページをお開きください。大阪・関西万博の関西パビリオンの中に出展する鳥取県ゾーンの基本計画につきまして、22日に観光連盟ですとか、商工会連合会といった方を含めたプロジェクトチーム会議を開催いたしまして、この計画を了承いただきましたので御報告します。
 これは前回5月19日の常任委員会でも御報告させていただいておりますが、そのときと内容はほぼ同じでございまして、表現を分かりやすくしたというようなことが主なものでございます。詳細は後ほど御覧いただければと思いますが、改めて、計画は「鳥取魅力名探偵!」というコンセプトに、面積約126平米で漫画や自然や食を体感できる出展としたいと考えております。
 誘客のテーマとして「とっとり聖地巡礼」ということで、開催前から開催中を含めてPRなどをしっかり行ってまいりたいと思います。
 2の(4)のところに今回のプロジェクトチームからの御意見を書いてございます。今回の万博は鳥取県PRの絶好のチャンスであるので、しっかりPRしていくことが必要ですとか、やはり他の地域との誘客競争になることから、例えばインセンティブといったことも検討したほうがいいのではないかといった意見をいただきました。これから市町村とかとも連携を密に、具体的に取組を進めてまいりたいと思っております。
 5ページでございます。特別な体験等を通じまして、インバウンドの本格的な回復を図るという、観光庁の目玉事業であります観光再始動事業に、鳥取県として申請いたしましたところ、計画が採択されましたので御報告いたします。
 この事業は、今年度、国からの委託事業として、上限4,800万円、国10分の10で、県が主体となりまして県内の市町村ですとか、観光連盟、あと旅行会社様といったところとも連携して、特別な体験コンテンツの造成ですとか、既存メニューの高付加価値化といったことをつくっていくものでございます。この予算につきましては、また9月補正でお願いさせていただこうと思っておりますので、よろしくお願いします。

◎安田委員長
 続いて、報告(12)「鬼太郎&悪魔くんフェス夏」の開催について、及び報告(13)海外でのまんが王国とっとりの発信について、岡山まんが王国官房長の説明を求めます。

●岡山まんが王国官房長
 6ページを御覧ください。「鬼太郎&悪魔くんフェス夏」の開催についてでございます。
今秋予定されております「鬼太郎誕生~ゲゲゲの謎~」という映画の公開や、ネットフリックスによる「悪魔くん」の配信があるということで、東映アニメーションさんとタイアップしまして、様々な情報展開、広報展開を考えております。
1つ決まりましたのが、「鬼太郎&悪魔くんフェス夏」でございまして、記載のとおり7月30日日曜日、境港市民交流センターみなとテラス市民ホールにおきまして、事前申込制、無料で開催いたします。「悪魔くん」の第1話、2話の世界最速試写会をはじめ、様々なファンの方には垂涎のイベントをもって県内外からお客様をお迎えしたいと考えております。東映アニメさんの企画でファンアプリ「鬼太郎&悪魔くん応援部」が新設されておりまして、こちらでも鳥取県の情報ですとか境港市の魅力を配信しておりまして、応募しますと抽せんで県産品が当たるという催しも併せてやっているところです。参考として一番下に令和5年度の水木しげる先生に関わる主な事業展開を記載しております。
 続きまして7ページ、海外でのまんが王国とっとりの発信について御説明します。コロナも一段落いたしまして、香港ブックフェアと台中国際動漫博覧会に出展したいと考えております。香港ブックフェア2023につきましては、コロナ期間中の令和2年から4年までは香港角川と連携いたしまして、角川のブースの中で展開しておりましたけれども、このたびは単独の出展でございます。期間は7月19日から25日までの7日間、職員も張りついてお客様に対してPRしていきます。このうち22日と23日の土日についてはステージイベントがありまして、ブース内でも着ぐるみの登場を8回、7月20日から7月23日までの各日2回ずつ行うことにしております。
 台中国際動漫博覧会につきましては、8月26日から9月3日までの9日間、台中駅近くの会場にて行います。

◎安田委員長
 ただいままでの説明について、質疑等はございませんか。

○平井委員
 「ウェルカニとっとり得々割」の件について、少し深くお伺いしたいのですが、対象が団体旅行ということで、旅行会社経由の貸切りバスを利用した旅行というのは、いわゆる慰安旅行のようなバスを対象にしているのか、それともクラツーや読売のように、バスの旅行ではあるが参加者はみんなばらばらの個人旅行。こういったところはどういう区別しているのか、ちょっと教えていただけますか。

●内田観光戦略課長
 旅行会社経由の貸切りバスのことで、御質問いただいたとおり、会社とかの部分の、例えば旅行会社が手配する受注型のものも当然対象になるかと思いますが、やはり現状としてそういったものは今非常に少なくなっていると思っています。ですので、やはり主体になるのは旅行会社が募集型ということで、例えば大阪発の鳥取、米子行き、料金が幾らでどこを巡るような、そういう募集型の貸切りのツアーといったものが中心になるかと考えております。

○平井委員
 分かりました。では、その場合、例えば慰安旅行だとかでスーパーはくとで移動される団体旅行のお客さんもたくさんおられると思うのですが、そういった人は貸切りバスではないので対象にはならないということですか。

●内田観光戦略課長
 鉄道を使ったものにつきましては、移動手段付の個人旅行ということで定義されておりますので、今回につきましては、それは対象外ということでございます。

○平井委員
 分かりました。

◎安田委員長
 よろしいですか。
 ほかにございますか。
 次に、閉会中の調査事項についてお諮りいたします。
 本委員会所管に係る関係人口の拡大、観光振興、中山間地域をはじめとする地域振興、道路網・河川等の整備、交通安全、防災、その他の主要事業については、閉会中もこれを継続調査することとし、その旨、議長に申し出ることに御異議はございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、その旨、議長に申し出ておきます。
 次に、その他ですが、執行部、委員の方で何かございませんか。

●岡山まんが王国官房長
 チラシを2枚お配りしております。
 4年ぶりのリアル開催になります「名探偵コナンまつり」、とりぎん文化会館で8月19日土曜日に行います。スペシャルトークショーといたしまして、高山みなみさんをはじめ、名探偵コナンゆかりの声優の方々をお招きした楽しいイベントになる予定でございます。現在、チケットの抽せん申込みをしております。
 もう1枚、今回12回目を数えます「国際声優コンテスト 声優魂inまんが王国とっとり」でございます。応募締切りを7月31日としておりまして、一次審査、二次審査を経て、漫画アワードにつながっていくという催しで、こちらにつきましても、中高生の出場者を大募集しております。特別審査員として、今回は「機動戦士ガンダム00」、また「BLEACH千年血戦篇」の声優であります恒松あゆみさんをお迎えして行うことにしております。皆様方につきましても時間の都合がつけばよろしくお願いいたします。

◎安田委員長
 ただいまの説明について、質疑等はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、委員の皆様に御連絡いたします。
 次回の常任委員会は、7月21日金曜日、午前10時から開催の予定でありますので、よろしくお願いいたします。
 なお、この後、委員の皆様には御相談がありますので、この場にお残りください。
 執行部の皆様は御退席いただいて結構です。
(執行部退席)
 お残りいただいたのは、今後の委員会スケジュールについてであります。なお、インターネット中継は継続していますので、発言の際はマイクに向かってお願いいたします。
 お手元に2枚、県内・県外調査の日程案をお配りしています。
 委員長に御一任いただいておりました今後の委員会活動の内容について、先般御相談した内容から若干変更も含みつつ、記載のとおり進めさせていただいてはどうかと考えておりますが、いかがでしょうか。御意見や御質問などありましたら伺います。(「なし」と呼ぶ者あり)
 はい、ありがとうございます。
 県外調査については、8月8日は移動日、羽田経由で富山までの飛行機は接続が大変難しく、到着が2時間ほど速い新幹線移動を想定しております。8月10日は米子空港着が20時前、鳥取空港着が20時30分頃を予定しており、先方との調整次第で8月11日金曜日、祝日を移動日とする可能性もあります。その日に支障のある方は事務局に事前にお知らせいただければと思います。
 なお、岡山・鳥取両県議会土木関係常任委員会合同会議及び県内調査については、岡山県議会との合同会議を8月21日月曜日の常任委員会後と想定しております。委員会終了後、借り上げバスで各委員の最寄り地を経由して境港に向かいたいと。可能であれば、8月21日月曜日は米子泊、翌8月22日火曜日、午前中に境港湾の視察を入れてはどうかと考えておりますが、皆さんの御都合を伺いたいと思います。また、改めて都合のほうを。(「はい」と呼ぶ者あり)
 最終的な調整は委員長一任としていただいてよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
 今後事務局と調整の上、先方のアポ取りや切符の手配等を行いますので御承知ください。次回の7月21日の常任委員会で、ある程度詳細を御案内できればと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上をもちまして地域づくり県土警察常任委員会を閉会いたします。

午前11時07分 閉会


 

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000