令和6年度地域県土警察常任委員会議事録

令和6年7月1日会議録(確定版)

開催概要、資料はこちらです。
出席者
(8名)
委員長
副委員長
委員
安田 由毅
東田 義博
前住 孝行
伊藤  保
川部  洋
中島 規夫
斉木 正一
銀杏 泰利


欠席者
(なし)


 説明のため出席した者
   野村警察本部長、水中危機管理部長、吉野県土整備部長、
   盛田地域社会振興部長、遠藤輝く鳥取創造本部長ほか

 職務のため出席した事務局職員
   藤田課長補佐、山田係長、河田主事
 

1 開会  午前10時00分

2 休憩  午前10時17分 / 午前10時35分 / 午前10時39分 / 午前10時59分

3 再開  午前10時19分 / 午前10時36分 / 午前10時41分 / 午前11時00分

4  閉会  午前11時07分

5 司会  安田委員長

6 会議録署名委員  川部委員  伊藤委員

7 付議案件及びその結果
    別紙日程及び下記会議概要のとおり

会議の概要

午前10時00分 開会

◎安田委員長
 ただいまから地域県土警察常任委員会を開会いたします。
 本日の日程はお手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 会議録署名委員は、川部委員と伊藤委員にお願いします。
 次に、執行部職員の紹介であります。
 このたび、6月17日付で人事異動がありました。
 各部局の職員につきましては、お手元に配付しております幹部名簿をもって紹介に代えさせていただきますので、皆様御承知ください。
 それでは、ただいまから本委員会に付託されました議案について審査を行います。
 付議議案は、日程に記載の4議案であります。
 これから付議議案に対する質疑を行っていただきますが、委員の皆様におかれましては、簡潔な質問とマイクのスイッチの切替えをお願いします。
 では、質疑のある方は挙手をお願いします。(「なし」と呼ぶ者あり)
 質疑がないようですので、付託議案に対する討論を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 討論がないようですので、これより採決に入ります。
 採決については、一括して採決するのがよろしいか、お諮りいたします。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、付託議案を一括して採決いたします。
 なお、本委員会に付託された議案は、議案第1号、議案第6号、議案第10号及び議案第12号であります。
 それでは、原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。したがいまして、本委員会に付託されました全ての議案については、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
 続いて、請願・陳情の審査を行います。
 今回は、新規分の陳情6件の審査を行います。
 初めに、陳情6年地域第7号、「防衛装備移転三原則」の運用指針改定に反対する意見書の提出について審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。

○東田委員
 本件は、不採択が妥当と考えます。
 その理由を申し上げます。国家の安全保障、防衛については、国の専権事項であるとともに、防衛装備移転三原則の運用指針改正は、我が国の防衛に支障を来さないようにするために必要な措置であると考えるからでございます。

◎安田委員長
 ほかに意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が尽きたようですので、これより採決に入ります。
 確認いたします。御意見は不採択のみであります。
 それでは、不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。したがいまして、陳情6年地域第7号については、不採択とすべきものと決定をいたしました。
 続いて、陳情6年輝く鳥取第13号、「キャッシュレス限定バス」に係る意見書の提出について審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○東田委員
 本件陳情は不採択が妥当と考えます。
 その理由といたしまして、国土交通省は、バス事業が厳しい経営環境にあることから、現金の取扱いによる管理コストや運転者の負担を軽減するとともに、定時運行の確保など、利用者の利便性向上を図る観点から、バス運賃の支払いに当たって完全キャッシュレスも選択できるよう、標準運送約款の見直しを検討している。しかしながら、本県では、路線バスへのキャッシュレス導入に向けて調査費を計上しているところであるが、現金との併用を前提に導入に向けて進めているところであり、本県議会として、国への意見書提出が必要とは考えられないためでございます。

◎安田委員長
 ほかに意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が尽きたようですので、これより採決に入ります。
 確認いたします。御意見は不採択のみであります。
 それでは、不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。したがいまして、陳情6年輝く鳥取第13号については、不採択とすべきものと決定をいたしました。
 続いて、陳情6年危機管理第17号、島根原子力発電所に関して中国電力に説明を求める陳情について審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○伊藤委員
 県も中国電力に説明を求め、既に説明を受けている部分もありますけれども、県議会としても説明を求めるべきであることから、採択を主張します。

◎安田委員長
 ほかにございませんか。

○東田委員
 私は、不採択が妥当と考えます。
 その理由を申し上げます。3点ありまして、1点は、県は中国電力に対し、安全対策と県民への丁寧な説明を求めており、能登半島地震を踏まえた島根原発の安全性の確認結果について、中国電力から公開の場で説明を受け、その内容について公表を行っていること、2点目、再稼働時期の変更については、中国電力は安全対策工事と再稼働に向けた整備点検との輻輳により、安全対策工事が長期化する見通しとなったためであることが原因であると公表しており、スケジュールありきではなく、安全を第一義に対応する必要があること、3点目、構内での事故等については、安全協定に基づいて、県は2市と立入調査を行うとともに、中国電力に対し原因究明と再発防止対策を報告するよう申し入れていること、以上のことから、本件の陳情について、改めて措置を求めるものではないということが理由でございます。

◎安田委員長
 ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が尽きたようですので、これより採決に入ります。
 確認いたします。御意見は、採択、不採択であります。
 初めに、採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成少数であります。
 次に、不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成多数であります。したがいまして、陳情6年危機管理第17号については、不採択とすべきものと決定いたしました。
 続いて、陳情6年危機管理第18号、複合災害に対応した原子力災害対策指針の見直しを国に求める陳情について審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○伊藤委員
 原子力防災対策指針の変更は必要ないということでありますが、複合災害に対応した実効性のある具体的な避難計画等の対応は必要なことから、趣旨採択を主張いたします。

◎安田委員長
 ほかにございませんか。

○東田委員
 本件につきましては、不採択が妥当と考えます。
 理由を述べさせていただきます。4点ありまして、1点目、原子力災害対策指針は、原子力規制委員会が福島第一原発事故の教訓や国際基準にのっとり作成し、科学的合理性を有しているとされていること、2点目、原子力規制委員会は、原子力災害対策指針における防護措置の考え方は、避難と屋内避難等を適切に組み合わせることにより、被曝線量の低減と被曝以外の健康等への影響を抑えることができるものであり、能登半島地震を受けて、複合災害における対応、防護措置の基本的な考え方を変えるものではないことから、変更は必要ないとしていること、3点目、本県の地域防災計画、避難計画は、原子力災害対策指針にのっとり、複合災害を前提として作成しており、本県の計画を含む、島根地域の緊急時対応は、国の原子力防災会議において了承され、一定の実効性があるものと認められること、最後に、県、米子市、境港市は、能登半島地震を踏まえ、島根地域の緊急時対応は、複合災害時における屋内避難及び避難の実効性が担保されていると考えるのか、また、本県避難計画の改定の必要性の有無等について、本年4月に内閣府等に申入れを行っており、今後も国等、検証や議論等を注視し、必要に応じて本県の原子力防災対策に反映させていくとしていること、以上のことから、本件陳情については、本県議会として、国への意見書の提出が必要ないと考えられます。

◎安田委員長
 ほかに意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が尽きたようですので、これより採決に入ります。
 確認いたします。御意見は、趣旨採択、不採択であります。
 初めに、趣旨採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成少数であります。
 次に、不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成多数であります。したがいまして、陳情6年危機管理第18号については、不採択とすべきものと決定をいたしました。
 続いて、陳情6年危機管理第19号、複合災害時に対応した「原子力防災ハンドブック」の改訂を求める陳情について審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○伊藤委員
 あらゆる複合災害に対応した実効性ある具体的な避難計画を作成するため、ハンドブックをさらに改善すべきであるということで、採択を主張いたします。

◎安田委員長
 ほかにございますか。

○東田委員
 本件陳情は、不採択が妥当と考えます。
 理由は、2点あります。まず、1点、鳥取県原子力防災ハンドブックは、国の原子力災害対策指針や、県地域防災計画にのっとり、万が一、島根原子力発電所で原子力災害が発生した際の避難手順等の基本的対応の手引とすることを目的として、簡潔で、住民が理解しやすい内容で作成されているものであること、2点目は、同ハンドブックには、基本的な避難手順に加え、それが難しい場合の対応についても記載されており、県は、毎年、その内容を見直していること、以上のことから、本件陳情について、改めて措置を求めるものでもないことから、不採択が妥当と考えます。

◎安田委員長
 ほかにございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が尽きたようですので、これより採決に入ります。
 確認いたします。御意見は、採択、不採択であります。
 初めに、採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成少数であります。
 次に、不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成多数であります。したがいまして、陳情6年危機管理第19号については、不採択とすべきものと決定をいたしました。
 続いて、陳情6年地域第22号、県民の声に係る回答の基準について審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○東田委員
 本件につきましても不採択が妥当と考えます。
 その理由は、2点ありまして、1点目、県民の声の取扱いについて、従来から匿名での意見等に対しては回答できない旨が周知されている、それにもかかわらず匿名で寄せられた意見等は、回答を求めていないものと区分して差し支えないと考えられること、また、一方で、寄せられた県民の声に対しましては、記名、匿名にかかわらず、執行部が内容を逐一確認の上、県政の参考としているほか、県民の生活、安全を脅かすおそれのあるものや、緊急に対応を要するものについては、個別案件として処理するなど、必要な対応が図られていること、以上のことから、本件陳情について、改めて措置を求めるものではないことから、不採択が妥当と考えます。

◎安田委員長
 ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が尽きたようですので、これより採決に入ります。
 確認いたします。御意見は不採択のみであります。
 それでは、不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。したがいまして、陳情6年地域第22号については、不採択とすべきものと決定いたしました。
 以上で、付託案件の審査は終了いたしました。
 なお、委員長報告の作成、内容については、委員長に御一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
 次に、先日の常任委員会で協議をいたしました防災・減災、国土強靱化対策の着実な推進を求める意見書についてであります。
 意見書の案については、持ち帰って確認していただきましたが、特に修正の御意見はございませんでした。前回配付したものと同じものをお配りしております。
 まず、東田副委員長から趣旨説明をお願いします。

○東田委員
 前回も説明させていただきましたが、国では、国土強靱化の取組をさらに計画的に行う観点から、令和5年6月に国土強靱化基本法が改正され、国土強靱化実施中期計画を定めることとされています。現在の防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策は、令和7年度を期限としていますが、今後も対象事業を拡充した新たな国土強靱化実施中期計画の下、防災・減災、国土強靱化を強力に進めていく必要があります。
 ついては、現対策期間完了後も切れ目なく継続的に、安定的に国土強靱化の取組を進めるため、新たな国土強靱化実施中期計画を令和6年内の早期に策定し、必要な予算、財源を通常予算とは別枠で確保することなどを国に要望するものでございます。

◎安田委員長
 では、本案に対する質疑を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 質疑もないようですので、討論を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 討論もないようですので、これより採決に入ります。
 防災・減災、国土強靱化対策の着実な推進を求める意見書のとおり、本委員会で発議することに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。よって、防災・減災、国土強靱化対策の着実な推進を求める意見書は、本委員会で発議することに決定をいたしました。
 なお、意見書の趣旨を変えない程度の修正及び提案理由の説明の作成、内容については、委員長に一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
 次に、報告事項に移りますが、ここで執行部の入替えを行います。暫時休憩をさせていただきます。再開は入替え次第といたします。

午前10時17分 休憩
午前10時19分 再開

◎安田委員長
 再開いたします。
 報告事項は、警察本部、危機管理部、地域社会振興部、輝く鳥取創造本部の順で、執行部の入替えを行います。
 初めに、警察本部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告1、少年サポートセンターの活動状況について、水谷少年・人身安全対策課長の説明を求めます。

●水谷少年・人身安全対策課長
 本日は、当課の附置機関であります少年サポートセンターの活動状況について報告させていただきます。
 少年サポートセンターは、少年問題に関する専門組織として、少年警察活動規則を根拠として、各都道府県警察に設置されております。主な任務としては、関係機関と連携しながら、街頭補導や少年相談、広報啓発、被害少年支援等の活動を行っております。当課の少年サポートセンターにつきましては、平成11年4月に東部サポートセンター、平成12年4月に西部サポートセンターを設置し、それぞれの地域で活動をしております。中部につきましては、以前は倉吉警察署生活安全課内に職員を配置しておりましたが、令和4年4月、東部サポートセンター中部分室として、倉吉市の倉吉交流プラザ内に設置し、東部サポートセンターの職員2名が中部分室兼務として定期的に通って、中部地区の対応を行っております。センターで勤務する職員は、少年問題に関する専門の職員として採用された少年警察補導員であり、中には、公認心理師、臨床心理士、認定心理士等の資格を有する職員もおります。職員は、全部で12名おり、全て女性職員です。東部サポートセンターに8名、西部サポートセンターに4名を配置しております。そのうち、現在3名が育児休業を取得しております関係で、昨年9月、女性警察官を配置するなどして、業務の平準化、ワーク・ライフ・バランスへの配慮を整えながら業務を運営しているところであります。
 次に、少年サポートセンターの任務についてですが、主に少年相談活動、少年の立ち直り支援活動、被害少年の継続支援、広報啓発活動等に取り組んでおり、少年相談活動では、面接や電話、メールなど、各種の媒体を利用して、幅広く相談を受けるようにしております。継続指導、少年の立ち直り支援活動では、問題行動のある少年に対する継続的な面接や保護者面接等を通じて、指導、助言を行うほか、農業体験や調理体験などを通じて、少年個々の新たな一面を見いだすような活動を行っております。被害少年の継続的な支援では、犯罪被害、虐待、いじめ等の被害少年のうち、支援が必要な少年に対し、保護者や関係機関と連携をして、カウンセリング等を行い、立ち直り支援を行っております。
 サポートセンターで関わる少年の中には、発達障がいなどの特性を有していたり、様々な事情を抱えた家庭で養育されてきた少年もおり、時代の変化に合わせ、対応が複雑、長期化する傾向にあります。こうした時代の変化に対応できるよう、常に職員の対応技術の向上をさせていく必要があると感じております。職員のワーク・ライフ・バランスにも配慮しながら、部外研修や全国研修などを通じて、職員個々の専門的知識や面接技術を向上させ、時代に合った支援活動の充実を図っていけることが必要だというふうに考えております。また、現在、西部サポートセンターが入居しております米子市武道館ですけれども、令和9年の3月頃をめどに、営業を終了するという連絡を受けておりまして、現在、移転先候補地の選定を急いでいるところであります。少年サポートセンターの重要性は、今後ますます高まっていくものと考えておりますので、引き続き少年補導、立ち直り支援等の各種活動に取り組んでいくこととしております。

◎安田委員長
 続いて、報告2、令和6年夏の交通安全県民運動の実施について、渡邊交通企画課長の説明を求めます。

●渡邊交通企画課長
 県警本部から、令和6年夏の交通安全県民運動について報告いたします。県警本部資料3ページを御覧ください。
 夏の時期は、行楽や帰省等による交通量の増加が予想されることに加え、暑さなどからくる疲労により、一瞬の居眠りや漫然運転などによる重大事故の発生が懸念されるほか、子供の屋外活動の活発化等に伴う交通事故の発生や、飲酒の機会も増えて飲酒運転の増加が危惧されます。
 このような状況の中、7月8日から17日までの10日間、子ども、高齢者及び障がい者の交通事故防止、自転車等利用者のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底、飲酒運転の根絶の3項目を重点に、夏の交通安全県民運動が行われ、県警察では、関係機関、団体との連携をより密にして、県民に広く交通ルールの遵守と交通マナーの向上を呼びかけるなど、交通事故防止を図ってまいることとしております。
 主な行事予定といたしましては、運動初日に、数所において、交通安全運動の開始式や、交通安全パレードが行われます。また、翌9日には、鳥取警察署において、第24代しゃんしゃん鈴の音大使3人を一日警察署長として委嘱し、交通安全に対する広報を行っていくこととなっております。
 重点に沿った取組といたしましては、子供、高齢者及び障がい者関係では、街頭広報のほか、横断歩道等の安全な渡り方などの交通安全教室やJAFのシートベルトコンベンサーというシートベルト効果体験機、県警察の交通安全教育資機材を搭載したことぶき号、動画、KYTという危険予測教育機器などを活用して参加、体験、実践型の交通安全講習を行います。また、夕暮れ、夜間、早朝の対策といたしまして、関係機関、団体と連携し、高齢者宅を訪問するなどして、反射材の着用や利用についての指導、反射材の配付活動を、あわせまして、歩行者等の早期発見の観点から、車両運転者に対しまして、前照灯の早期点灯と効果的なハイビームの活用についての広報を行うこととしております。自転車関係では、自転車の基本的な交通ルールが取りまとめられております自転車安全利用五則を活用するなどいたしまして、車道が原則、左側を通行、歩道は例外、歩行者を優先、ヘルメットを着用などについて、関係機関、団体と連携して、広報啓発活動を推進いたします。また、千代南中学校では、スタントマンが交通事故を再現する形の講習を行う予定としております。自転車に対する交通指導や取締りについては、県下20か所を指定、公表しております重点地区路線などを中心に強化することとしているところでございます。飲酒運転関係につきましては、街頭広報や、事業所への訪問などにより、職場や家庭から飲酒運転をなくす環境づくりを推進するとともに、飲食店や酒販店を中心に、飲酒運転の根絶の呼びかけを行うほか、自転車利用者に対しましても、飲酒運転防止の広報啓発活動を実施する予定です。また、期間中は、飲酒運転はもとより、特に重大交通事故に直結するおそれのある無免許運転、著しい速度超過をはじめ、信号無視、一時停止など、交差点関連違反に重点を置いた取締りを強化いたします。
 可搬式自動速度取締り装置については、県内のゾーン30エリアはもとより、高速道路等でも活用いたしまして、運転者への注意喚起の意味も含めまして、取締りを行う予定としております。
 なお、暑い最中での交通安全運動となりますので、警察官と関係機関、団体の方々の熱中症や事故防止については、十分配慮しながら活動を行ってまいります。

◎安田委員長
 ただいまの説明について質疑等はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでしたら、ちょっと私から1点。最初のやつです。少年サポートセンターの設置状況についてですけれども、これは、2のほうの主な活動状況の少年相談活動は、令和元年よりも令和2年以降、飛躍的に数が上がっていて、(2)のほうの少年の立ち直り支援活動のほうも令和元年と令和5年でほぼ倍増という形なのですが、この辺の数字の推移について、もう少し詳しく教えていただければと思うのですが。

●水谷少年・人身安全対策課長
 やはりコロナ明けの対応かというのもあると思いますし、より一層、環境の変化が激しくなってきたということもあると思います。また、相談をしやすいといいますか、サポートセンターに声をかけていただける環境も徐々に整備されてきたのではないかというふうに思っております。相談を受ける窓口としては、学校の先生からサポートセンターに行ってみたらどうだろうかという紹介を受けるケースが多いようですけれども、そういったところで、学校の各教員の皆様にもサポートセンターの存在というのを十分しっかり認識していただいている結果ではないかなというふうには思っております。

◎安田委員長 
昨年度に沖縄県警に我々常任委員会で県外調査に行かせていただいた際にも、沖縄の場合は、他県に比べると低年齢のうちから非行に走る傾向が高くて、この少年サポートセンターとの位置づけが違うかもしれないのですが、それに対して、取組として、親御さんに対しても臨床心理士であるとか、専門家の方からのカウンセリングを受けていただいたりとか、そういう取組が顕著に数字に表れて、いい方向に来ているというお話を聞いたのですが、今は親御さんに対しては特にそういうアプローチはされていないのでしょうか。

●水谷少年・人身安全対策課長
 家庭環境によって違いますけれども、やはり保護者の方が学校に相談をされて、サポートセンターにつないでいただくというケースが多いというふうに先ほど申しましたが、そういうケースの場合には、やはり保護者と一緒に2人で来ていただいて、御家族で来ていただいて、それぞれ分かれて、子どもさんと保護者さんと分かれて、一緒に相談を聞いたりとか、関係を聞いたりするようなケースも多数あります。

◎安田委員長
沖縄のやり方はとても有効だと私は強く今も記憶に残っているのですけれども、一緒に県警も行かれていますので、使えるようだったら、ぜひ反映させていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 ほかにございませんか。
 次に、その他ですが、警察本部について、執行部、委員の方で何かございませんか。

○銀杏委員
 先日の一般質問で、点字ブロック等、視覚障がい者対策について質問させていただいて、県警本部長にも答弁いただきまして、ありがとうございました。
 あの後、同じ日、終わった後に一つお聞きしましたし、4日後にまた関係の方から個別にお話がありました。鳥取県視覚障害者歩行訓練士会の田山代表からでありまして、県警のほうにも同じような申入れをしていますというお話なのですが、音響信号機が、最近は、「信号が青になりました」という、それだけのものが設置されるようになっていて、非常に困惑しているということであります。目の見えない方は音の方向性も大事で、いつまで信号が青なのかというのを知ることも大事なのですね。ですから、信号が青のうちは音が鳴り続けていることが大事で、今の例えばピヨというのでしたら、今いるところがピヨ、ピヨでしたら、到達地点のほうはピヨピヨ、ピヨピヨとか、異種鳴き交わし方式と言うらしいのですけれども、そうなると方向が分かる。同じ鳴き声だと途中で何か分からなくなるようなことがあるらしくて、そういうことで、これまでそうした異種鳴き交わし方式が主流だったのに、「信号が青になりました」だけだとなかなか分からないということで申入れがありました。答弁は今でなくても結構なのですけれども、ぜひ確認、検討していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

●渡邊交通企画課長
 関係団体等からの御意見につきましては、規制課のほうで取りまとめ等を行っておりまして、それを基に、検討を加えまして、今後対応していきたいと思います。

◎安田委員長 ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が尽きたようですので、警察本部については、以上で終わりにします。
 執行部の入替えを行います。暫時休憩いたします。再開は入替え次第とさせていただきます。

午前10時35分 休憩
午前10時36分 再開

◎安田委員長
 再開いたします。
 引き続き危機管理部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告3、島根原子力発電所の安全対策等の状況について(第28報)、木本原子力安全対策課長兼原子力環境センター副所長の説明を求めます。

●木本原子力安全対策課長兼原子力環境センター副所長
 危機管理部資料2ページになります。島根原発の安全対策等の状況について御報告いたします。
 前回、6月の報告から進展のあったものについて主に御説明いたします。
 前回報告の6月13日から1号機、2号機につきましては特に動きはありませんでした。
 3号機ですけれども、審査会合が開催されまして、今後の審査の進め方について議論しています。3の3号機のところですけれども、中国電力は2号機の対応を最優先で進めつつ、3号機の審査も順次進めることとしています。7月からの第2四半期からPRA、事故シーケンス選定といいます重大事故、重大事故というのは、放射性物質が大量に外部に放出される事故についてですけれども、その発生頻度ですとか、発生確率を評価するですとか、あと、重大事故に至る重要な事故シーケンスの選定について、まずは説明していくという方針を示しています。原子力規制委員会からは、ABWRという3号機と同じ炉型で審査済みの柏崎刈羽6、7号機の審査内容、こちらを十分確認した上で審査に臨むよう求めているところでございます。

◎安田委員長
 ただいままでの説明について質疑等はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 次に、その他ですが、危機管理部について、執行部、委員の方で何かございませんか。

●木山危機対策・情報課長
 チラシを1枚お配りさせていただいております。鳥取県防災情報ポータルというウェブサイト、ホームページのお知らせになりますけれども、こちらは、先週金曜日に運用を始めました。道路のカメラですとか、河川のカメラを見ることができます。委員の皆様にも御活用いただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

◎安田委員長
 ただいまの説明について質疑等はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、危機管理部については、以上で終わりにします。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は入替え次第とさせていただきます。

午前10時39分 休憩
午前10時41分 再開

◎安田委員長
 再開いたします。
 引き続き地域社会振興部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告4、淀江産業廃棄物管理型最終処分場の設置許可審査に係る専門家について、小寺産業廃棄物処理施設審査課長の説明を求めます。

●小寺産業廃棄物処理施設審査課長
 報告資料2ページを御覧ください。鳥取県環境管理事業センターからの淀江産業廃棄物管理型最終処分場設置許可申請に係る審査に関しまして、意見聴取する専門的知識を有する者の候補者について報告いたします。
 1番の委員候補者の人選方針につきましては、前回、報告をさせていただきましたが、予断を持たず、中立で、厳正に審査するため、これまで本計画に関わっていない方、また、法では、意見聴取を求めていない技術上の基準適合、経理的基礎の専門的知識を有する者も特別に選定しております。
 2番の委員候補者です。国立環境研究所廃棄物処理処分技術研究室長で、廃棄物資源循環学会の埋立処理処分研究部会部会長の山田正人氏はじめ、8名の方を委員候補者として選定しております。
 なお、表外に書いてありますが、選定分野は、主とする分野で、他分野に対する専門的意見を否定するものではありません。
 また、3番に、意見聴取の内容としまして、技術上の基準につきましては、計画が技術基準に適合しているか、生活環境の保全、配慮につきましては、計画が周辺地域の生活環境の保全、周辺地域について適正な配慮がなされているか、経理的基礎につきましては、財務諸表などから事業を的確かつ継続して実施できる経理的基礎を有しているかについて意見をお聞きするものです。
 審査の流れを参考につけていますが、現在、書類審査中であり、終了後、速やかに告示、縦覧を開始いたします。

◎安田委員長
 続いて、報告5、米子市民体育館解体にあたってのアスベスト検出について、田中スポーツ課長の説明を求めます。

●田中スポーツ課長
 3ページをお願いいたします。県と米子市が共同で進めております米子アリーナ整備事業に係りまして、6月より米子市民体育館の解体工事を始めておりますけれども、アスベストが検出されましたので、御報告をさせていただきます。
 1の報告概要ですけれども、米子市民体育館の解体事業者による各種調査を実施する中で、屋根材からアスベストが検出されました。これによりまして、足場工事や撤去作業などが多少複雑となる関係で、工費や工期への影響が見込まれますけれども、その辺りの詳細については、米子市とSPC、事業者グループのほうが精査をしておられるところです。
 なお、この解体経費は、米子市民体育館の経費ですので、米子市負担となっておりまして、このたびのこの検出に伴う県の負担等は発生しない予定になっております。
 2のアリーナ整備事業のスケジュールです。市民体育館の解体が来年の3月までを予定しておりまして、来年の4月から米子アリーナ整備にかかる予定なのですけれども、このアスベストの検出によりまして、多少の延期も見込まれますが、その辺のスケジュールにつきましては、今後、その影響度をこれから調べていくということで、多少の工期がずれ込むような可能性もあるということになります。

◎安田委員長
 続いて、報告6、ねんりんピックはばたけ鳥取2024に向けた準備・機運醸成について、吉野ねんりんピックはばたけ鳥取2024実施本部事務局次長の説明を求めます。

●吉野ねんりんピックはばたけ鳥取2024実施本部事務局次長
 4ページをお願いいたします。大会に向けた企業協賛ということで、FDK株式会社様、こちらは、今日の午後からになりますが、感謝状の贈呈を予定しております。日ノ丸産業株式会社様、それから、山陰酸素工業株式会社様、こちらのほうは午前中に感謝状の贈呈式をさせていただいております。ホンダカーズ鳥取様のほうから企業協賛車の提供ということで、ホンダN-BOXを、ラッピング車を御貸与いただいております。
 大会会場のバリアフリー点検ということでございます。10月の開催に向けまして、選手団はじめ、参加される皆様方が安全に移動していただけますように、バリアフリー点検を一斉で行いました。開催種目は29種目でございますけれども、会場は複数会場に分かれておりますので、全44か所の会場となりますが、それから、主要な交通機関、駅、空港といったところも行ったところです。市町村のねんりんピックの事務局のほうと一緒に参加者の方が移動される経路、路線に沿って実施をいたしました。主に階段の段差といったところを確認いたしまして、例えば選手の方がメインに使われる階段の踏み面、段鼻、そういったところが色分けができているかというようなところをチェックさせていただきました。例えばその色の表示が薄くなっているところでありますとか、剥がれているところでありますとか、そういった不具合のところに関しまして、修繕等の対応を今後行っていく予定です。

◎安田委員長
 続いて、報告7、令和5年台風第7号災害からの復興への取組みについて、山下東部地域振興事務所副所長の説明を求めます。

●山下東部地域振興事務所副所長
 資料の5ページを御覧ください。いわゆる台風第7号災害の中山間復興応援事業における各地域の取組状況について報告させていただきます。
 事業自体は、1番の(1)、(2)に記載のとおり、ふるさと復興支援事業として、地域防災向上に向けた取組をされている地域についての支援、それから、元気な地域PR事業として、テレビ番組を通じた情報発信という構成になっております。
 2番の、ふるさと復興支援事業ですが、現在、鳥取市佐治町を中心に、国府町大茅、河原町西郷、それから鳥取市の明治地区、用瀬町別府、八頭郡内になりますが、八頭町の私都の計6か所で記載のとおりの日にちで、イベントの形式が多くございますが、防災の振り返りの地域住民への意識醸成という形で、それぞれ集まりをされるように聞いております。こういった活動について支援をさせていただいております。
 (2)の元気な地域PR事業です。日本海テレビの「冠ルーヤ」という番組で、ついせんだって、先週の金曜日、土曜日にロケのほうは終わったところなのですが、河原、用瀬、佐治の3つの地域について、台風の後の状況について、あるいは、それぞれの地域の特徴について、番組を通じてPRをしております。4話に分けて放送されまして、奇数の月に、鳥取県の番組を放映するというルールになっているようなのですが、8月の偶数月に佐治の復光祭のPRも兼ねて、8月24日、9月7日、9月14日、9月21日の4日に分けて番組放送するようにしております。内容は、記載のとおりでございます。ロケについては、事務所のほうも立ち会いまして、ガンバレルーヤのお二人が鳥取に入る前に、モンゴルのほうの取材の後に入ってこられたということで、かなりお疲れであったみたいですが、その辺は、芸人さん、上手にそれぞれの地域に合った行動というか、元気いっぱいの取材をしていただいたというふうに同行した者から聞いております。
 最後に、参考に書いておりますが、昨日、6月30日に、NHKの「明日をまもるナビ」ということで、いわゆる防災をテーマにした番組がありました。ココリコ遠藤さんと入江聖奈さんがゲストで出られて、約45分間の番組で、鳥取の佐治のこういった復旧、復興の活動を中心にした番組でした。これは、後に、7月12日にまた再放送で全国放送のほうに流れるので、いいタイミングでいい番組が流れたなというふうに我々のほうも感じておりますので、資料のほうに入れさせていただいております。ぜひ委員の皆さんにおいても、番組を見る機会があったらよろしくお願いします。

◎安田委員長
 続いて、報告8、第1回PPP/PFI事業優良事例表彰の受賞について(鳥取県西部総合事務所新棟・米子市役所麹町庁舎整備等事業)について、藤井西部総合事務所県民福祉局会計総務課長の説明を求めます。

●藤井西部総合事務所県民福祉局会計総務課長
 資料6ページを御覧ください。第1回PPP/PFI事業優良事例表彰につきまして報告いたします。
 内閣府がPPP/PFI推進の機運醸成、地域における活用拡大等を目的に、内閣府特命大臣による表彰制度を新設されまして、令和6年1月から公募開始をされていたところに、鳥取県西部総合事務所新棟・米子市役所麹町庁舎整備等事業を応募しましたところ、優秀賞を受賞しました。
 表彰状授与式ですけれども、先週、6月28日金曜日に内閣府中央合同庁舎において開催されまして、中原西部総合事務所長、米子市の総務部長、PFI事業者でありますがいなSSJパートナーズ株式会社の社長が出席しまして、経済社会システム担当の内閣府政策統括官より表彰状が授与されました。
 この優良事例表彰ですけれども、今年の1月から3月29日まで公募されまして、計63件の応募があったところです。西部総合事務所新棟のこの事業ですけれども、人口20万人以上の地方公共団体、国等で事業化された事例部門に応募いたしまして、21件の応募があったというふうに伺っております。その中で、外部有識者で構成される選考委員会の審査を経て、計10件が受賞事業となっております。そのうち、優秀賞は5件で、西部総合事務所新棟はこの優秀賞を受賞いたしました。
 受賞の概要のところに主な評価の視点を書いてございます。まず、この西部総合事務所新庁舎は、県と米子市の類似部門、建設・建築部門を近接配置し、相談窓口のワンストップ化ですとか、事務の合理化を図ることで、利用者の利便性向上だけでなく、ここに勤務する職員の利便性向上や負担軽減が実現されたこと。あと、新庁舎では、環境性能に優れた設備を整備しまして、そのほかに高い耐震性と、防災拠点としての機能を具備していること。あと、今、10年間の事業契約なのですけれども、事業者が申し出れば、さらに10年間事業契約を延長することが可能であって、事業者による継続的な運営が可能であること。あとは、PFI事業者の代表企業が県内事業者であり、地元企業出資比率、地元事業者への発注率と、高い数字を持っておりまして、地元経済に貢献していること、などが評価されたところです。

◎安田委員長
 なお、報告9、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告については、資料に記載のとおりでありますので、説明は省略いたします。
 ただいままでの説明について質疑等はございませんか。

○東田委員
 ねんりんピックのことです。本当に頑張っていただいておりまして、ちょっと紹介なのですけれども、実は、河原町で地元のあゆ祭という大きな祭りがありまして、これは8月3日にあるのですが、その祭りに、ぜひねんりんピックのキャラバンに来てくださいということで地元の実行委員会のほうから要請をいたしましたら、快く引き受けていただきまして、ありがとうございました。
 また、そのお祭りのゲストでhactoというシンガーソングライターさんがいらっしゃるのですけれども、ちょうどこのねんりんピックのテーマソングを歌っていらっしゃいまして、そういうことで、しっかりと地元でPRをし、盛り上げていきたいと思っています。このような取組をいろいろ各委員さんも地元の祭りに一声、声をかけていただいてあげたら、PRの機会ができると思いますので、ぜひ参考にしていただきたいなと思います。
 それと、もう1点、台風7号関連の復興の取組、本当にいろいろ各地で取り組んでいただきまして、ありがとうございます。この間、佐治では、NHKの番組の収録もありまして、何か私もちらっとテレビに映っておったということでございまして、いろいろと地域がこの災害を復興に向けて、あるいは、災害に対する意識を高めるために頑張っておりますので、よろしくお願いします。

◎安田委員長
 ほかにございますか。
 ないようですので、次に、その他ですが、地域社会振興部において、執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、地域社会振興部については、以上で終わりにします。
 執行部の入替えを行います。暫時休憩いたします。再開は入替え次第とさせていただきます。

午前10時59分 休憩
午前11時00分 再開

◎安田委員長
 再開いたします。
 引き続き輝く鳥取創造本部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告10、とっとり若者活躍局「プロジェクト活動公開プレゼンテーション」の開催結果について、足立協働参画課長の説明を求めます。

●足立協働参画課長
 資料の2ページをお願いいたします。昨年8月に発足いたしましたとっとり若者活躍局につきましては、今年度、改めてメンバーを募集しまして、33人で活動しているところでございます。このメンバーが企画、実施するプロジェクト活動の公開プレゼンテーションを6月16日に、副知事ほか2名のコメンテーターを迎えて開催いたしまして、提案プロジェクト6件全てを実施することに決まりましたので、御報告いたします。
 プロジェクトの提案概要につきましては、資料中ほど、2に記載のとおりでございます。
 1と2につきましては、昨年度実施しましたプロジェクトを、内容や実施方法を拡大、発展させた案件となります。鳥取市内サンロード商店街でシャッターペイントイベントを実施したものを米子市や倉吉市など、エリアを拡大して実施するものですとか、学生と若手社会人が交流できるイベントを、参加者数が少なかったということもございまして、オンラインを使って、広く参加者を募るよう改善をするもの等がございます。
 3番から6番につきましては、新規のプロジェクトとなります。現役世代からの健康意欲向上や実際の運動を促進する啓発パンフレットを制作、配付するものですとか、県内の中高生が楽しみながら、地域で活動することのできる機会を提供するもの、学生が地元の取材や記事を作成する過程を通じて、地域とつながりをつくるもの、東郷池を活用したイベントを実施することで地域の盛り上げを目指すもの、以上の6件を採択しております。
 今後、コメンテーターからの助言等を踏まえまして、内容を磨き上げ、年度末に向けましてプロジェクトを実施してまいります。

◎安田委員長
 続いて、報告11、海外でのまんが王国とっとりの発信について、岡山まんが王国官房長の説明を求めます。

●岡山まんが王国官房長
 海外でのまんが王国とっとりの発信について御説明いたします。3ページを御覧ください。
 まず、香港ブックフェア2024年への出展でございます。米子-香港便の就航がありました平成28年度の翌年度の夏から、このような形で、香港で漫画を切り口としたPRをしております。令和2年度から4年度にかけては、香港角川に委託をして、そこでやっていただいておりましたが、昨年度から今年度も、職員の派遣、出張を含みますリアル出展で行います。内容につきましては、出展内容に記載のとおりですが、日本らしさやまんが王国とっとりを切り口として、強いPRをやっていきたいと考えております。
 2点目、台中国際動漫博覧会への出展でございます。こちらは、少し先の秋の出展になりますけれども、このような形で実施します。平成30年度からやっておりまして、令和2年度から4年度につきましては、コロナのこともあり実施をしておりませんでしたが、昨年度から復活をして、強力にPRをしていることでございます。

◎安田委員長
 ただいままでの説明について質疑等はございませんか。
 次に、閉会中の調査事項についてお諮りいたします。
 本委員会所管に係る関係人口の拡大、観光振興、中山間地域をはじめとする地域振興、道路網・河川等の整備、交通安全、防災、その他の主要事業については、閉会中もこれを継続調査することとし、その旨、議長に申し出ることに御異議はございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、その旨、議長に申し出ておきます。
 次に、その他ですが、輝く鳥取創造本部について、執行部、委員の方で何かございませんか。

●岡山まんが王国官房長
 本日、チラシを2葉、お手元に届けております。国際声優コンテスト、声優魂の参加者募集と、まんが王国とっとり、名探偵コナンまつりのPRでございます。
 いずれも国際まんが博の開催されました平成24年度から連綿と続いておりますもので、既にもう恒例となった感もございます。青少年の夢を広げるための声優になる道筋を与えるという意味で声優魂を行っておりますし、コナンまつりにつきましては、7割を超える県外のお客様に来ていただきまして、鳥取の名探偵コナンの作者の出身地であるところを切り口としたイベントとなっております。委員の皆様方にも御案内をしようと思いますので、当日はぜひお越しいただいて、熱気について触れていただければなと考えております。

◎安田委員長
 ただいまの説明について質疑等はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、委員の皆様に御連絡いたします。
 次回の常任委員会は、8月21日水曜日、午前10時から開催の予定でありますので、よろしくお願いいたします。
 なお、この後、委員の皆様には御相談がありますので、この場にお残りください。
 執行部の皆さんは御退席いただいて結構です。
(執行部退席)
 お残りいただいたのは、岡山県との合同会議・県内調査についてであります。
 なお、インターネット中継は継続しておりますので、発言の際はマイクに向かってお願いします。
 お手元に日程案をお配りしております。委員長に御一任いただいておりましたが、現在このような日程、内容で調整を進めさせていただいております。御意見や質問などがございましたら、伺います。よろしいでしょうか。
 今後、事務局と調整の上、先方へのアポ取りとか、切符の手配を行いますので、御承知おきください。
 詳細については、随時、事務局から委員の皆さんにお知らせ、御案内させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 以上をもちまして地域県土警察常任委員会を終了いたします。

午前11時07分 閉会


 

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