令和6年度議員定数等調査検討特別委員会議事録

令和7年3月19日会議録(確定版)

 
開催概要、資料はこちらです
出席者
(16名)
委員長
副委員長
委員
浜崎 晋一
野坂 道明
村上 泰二朗        前住 孝行
山川 智帆         市谷 知子
尾崎 薫          興治 英夫
川部 洋          島谷 龍司
斉木 正一         福田 俊史
内田 博長         浜田 一哉
鹿島 功          銀杏 泰利

説明のため出席した者
 なし

職務のため出席した事務局職員
  村上事務局長 遠藤議事・法務政策課長 新高議事・法務政策課参事外関係職員

1 開会   午後1時16分

2 閉会   午後1時49分

3 司会   浜崎委員長

4 会議録署名委員   斉木委員  興治委員  

5  付議事件
      別紙日程記載のとおり

 
会議の概要

午後1時16分 開会

◎浜崎委員長
 ただいまより議員定数等調査検討特別委員会を開会いたします。
 初めに、会議録署名委員でありますが、指名をいたします。
 本日の会議録署名委員は、斉木委員と興治委員にお願いをしたいと思います。
 それでは、議員定数等調査検討特別委員会の報告書案についてということで、議題に入りたいと思います。
 前回の委員会におきましては、議員定数等の見直しに係る当委員会の方針について決定いただきました。決定した見直し方針は、本日の資料3ページにまとめております。ポイントは、2人減ということと区割りの見直しはしないということで決定をしていただいております。
 本日は、まず、この見直し方針に基づいた当委員会の報告書についてお諮りをしたいと思います。報告書案については、本日、別冊でお手元に配付をさせていただいております。内容については、資料を事前にお配りをして、お目通しをいただいているものと思っております。
 案につきまして、御意見がございましたらお伺いしたいと思います。

○市谷委員
 無所属から、西村議員、それから玉木議員、あと私のものということで、3人意見が出ていましたので、それぞれ対応方、皆さんにお願いしたいなと思います。
 1つは、西村議員が出しておられるものですけれども、今日の資料の市谷修正意見の2枚目のほうについています西村議員の意見ということで、これは書いてあるとおりですけれども、選挙区のどこを削減するのかということで、こういう表現で書いておられるのですけれども、「今回は、大きく構わずに、定数多い鳥取と米子から手心を加え、マイナス1減にすれば人口較差の差が、少なくてすむ」「中山間は、ひとまず今回は構わない(1人当たりの有権者数は少ないけど)」の説明書きを入れたらよいのではということです。つまり、本当だったら八頭郡を削減するところが米子市になったということがちゃんと分かるような説明書きをしたほうがいいのではないかということです。
 報告書のほうにも一定、中山間地域の声をやはり反映してということで、八頭郡の削減はいかがなものかというような表現はあるのですけれども、西村議員の表現でいくと、こういう表現で言っておられるのですけれども、なぜ米子市にしたのかというところをもう少し詳しくというのと、あと、人口較差の差が少なくて済むというのは、この表を入れたほうが、確かに一番左端の鳥取市、八頭郡に充てているところが人口較差が2.694倍、今回の鳥取市と米子市を削減する場合は2.121倍ということで、確かに差が縮まっていますので、この図をつけたほうがいいのではないかという意見です。
もう一つ、玉木議員からはこういう意見です。条例の改正案について賛成の立場であるが、今後の鳥取県議会における議員定数のさらなる削減、また、選挙区の役割について協議を継続していくことを求めると。鳥取県議会においては、さらなる議員定数の削減を検討することが必要であり、選挙区の役割変更も視野に入れた制度改革を進めるべきであると。今後検討をさらに進めるべきだと、協議を継続するべきだというような御意見です。
 それで、これについては、この特別委員会は今回で終了するのですけれども、改選後にそういう協議をする場が立ち上げられるのかどうかということを確認もしておきたいなと思います。これは、この活動報告書の本文の修正ではないのですけれども、そういう意見が出ているということです。
 あと、私が出している分は、ペーパーが皆さんのところにあると思うのですけれども、全体としては、これは活動報告なので、こういう少数意見があったということを反映してほしいというのが主なところです。
 もう一つは、この表現はちょっとどうかなというふうに思うことについても書いていますけれども、主には、少数意見を反映してほしいということです。
 1ページ目から行きますと、まず、二重線で消しているところはちょっと表現がどうなのかということなのですけれども、「議員自らの身を切るに等しい、大変厳しい見直し」という表現は、議員の身を切るというよりも、県民の代弁者を削るという私は認識なのですね。あと、県民の目から見て、2名の削減が大変厳しいというふうに映るのかなというふうにも思って、こういう手前みそと思われるような表現は取ったほうがいいのではないかということです。これは意見です。
 その次の加筆と書いてあるところは、これは少数意見の反映ということで、これは報告書本文には書いていただいています。これは、この議員定数の削減について、委員から、議員定数削減は民意が届きにくくなるという少数意見もありましたということを書いてほしいと。これは、繰り返しになりますけれども、報告書本文には反映していただいている部分なので、それをこの活動報告書の中でも触れていただきたいということ。
 3つ目は、これは、ちょっとこの表現はどうかなと。「職域」とか、「県民の利害」というこの表現の仕方なのですけれども、議員は職域代表ではありませんからということや、利害という表現はちょっと誤解を受けるのではないかと思いますので、そこは取ったほうがいいのではないかということです。
 2ページ目のほうも少数意見を加筆してほしいということですけれども、これも報告書本文のほうにはあるものです。加筆してほしいのは、「なお、県内の1人区は無投票当選が多い、「死に票」が増える、多様な民意が反映できるよう「1人区の解消」及び「合区による複数人区」をとの意見も委員からありましたが、先にふれた関係行政機関等からの要望を踏まえ、選挙区区割りは現行どおりと意見集約されました。」と書いてほしいと。要は、合区とか1人区の解消については意見も言ってきましたし、報告書の中にも反映してありますので、こういう意見があったのだけれども、最終的には、例の行政機関から出た意見がありましたので、現行どおりの区割りにするということにしたというふうに書いていただけないかと。
 その次に、これはさっきの八頭郡区の削減をやめたという西村議員ともちょっと重なるのですけれども、加筆と書いていますけれども、本当だったら定数2の八頭郡選挙区は定数1となり、新たに1人区が生じ、多様な民意の反映に困難がもたらされることになりますと。つまり八頭郡区の定数を削減するのをやめたのはこういう理由ということで、これは報告書本文のほうにはなかったのですけれども、私としては、特別委員会の中でそのような趣旨の意見を言ったつもりがあるものですから、こういうふうに八頭郡区の削減をやめた理由を書いていただけないかと。
 最後に、これも加筆です。「見直し方針の決定に当たり、一部委員から、事前に県民から意見聴取を行うべきとの意見があり、議論を行い、採決の結果、意見聴取は行わないと決定したことを申し添えます。」と。この意見聴取を行う云々のことについて、報告書本文には書いてありますので、ほぼそれと変わらない表現で入れさせていただいたのですけれども、このように、ちょっと表現がどうなのかというところの修正とか削除、全体的には、少数意見、そういう意見があったということを議場のこの活動報告の中でも触れていただきたいというのが意見です。
 ということで、私、それから西村議員、玉木議員の3人の意見ということで提案させていただいて、皆さんで御意見をいただけたらなと思います。

◎浜崎委員長
 御意見はお伺いしました。
 何かその件で、特に皆さんのほうでお感じになったことがありましたら。

○銀杏委員
 公明党3名で検討した結果、これまでどおり、公明党が主張しておりました1人区の解消というふうなことはどうしても譲れないということでありまして、そうした意見があったということは書き加えていただきたいなということと、以前のこの検討委員会の中で、国勢調査の結果が強制合区にどうしてもなるような結果になった場合は、その直後の統一地方選挙、県議会議員選挙で見直しを行うというふうな発言も事務局のほうからもありましたものですから、そうしたことをきっちり書き入れていただきたいと思います。

◎浜崎委員長
 御意見としてお伺いをしておきます。1人区を解消すべきという話ですよね。
 また皆さんの御意見も賜りながらですが、基本的にこのたび方向性がどうかということで、最終的に皆さんにまたお諮りをしたいと思いますので、そこで最終的な結論ということになろうかと思います。よろしくお願いをいたします。
 ほか、今の件でもいいですし、皆さんのほうで何かありましたら。

○市谷委員
 報告書について、この文面が修正されて、実際どういう報告書になるかということについて、ここで同意を得るのかなと思っていたのですけれども、今日この場では、どうするというのは、最終的なものは出てこず、どうしたらいいのかなと思って。

●村上議会事務局長
 あらかじめこれを御覧いただいておりましたので、もう今日この場でこれを決めてしまいます。

○市谷委員
 そうだとしたら……。

◎浜崎委員長
 そういう意味であらかじめ御覧いただいたということを今、事務局長が言いました。

○市谷委員
 それで、意見を出したのだけれども、それが反映されるのかどうかというのがちょっと今の話では分からないので、銀杏委員のも含めてですけれども、どうなるのかしらと。

◎浜崎委員長
 決められることはこの場で決めさせていただくということになる。

○市谷委員
 では、私が出した意見はこの報告書に反映してもらえるのか、もらえないのか、銀杏委員のもそうですけれども。ここで決めるのだったら、するなりしないなり、しないのだったら同意できないとか、いろいろそういうことが出てくるので、どうするのかしらと。

◎浜崎委員長
 事務局のほうから説明させます。

●新高議事・法務政策課参事
 補足をさせていただきます。
 先ほど委員長のほうもお話をさせていただいたとおり、事前に今日の資料はお配りをさせていただいております。その事前にお配りした資料に対して御意見をいただいた市谷委員、それから西村議員の資料をつけさせていただいております。そのほかの皆さんについては、特に修正意見はございませんでした。
 したがいまして、まず、今日決めてしまうのですけれども、原案で報告書を作成することについてお諮りをさせていただき、その諮った中で、例えば市谷委員の修正意見、西村議員の修正意見をもし反映すべきだという御意見が多数ございましたら、そのとき文案について考えさせていただくということにしたいと存じます。

◎浜崎委員長
 だから、事前に出させていただいた資料を基に、まず、その原案について皆さんにお諮りをした上で、今日お話があった西村議員の御意見もあなたのほうから今お聞きしたわけですが、それと市谷委員の御意見と、それについても皆さんのほうにお諮りをして、最終的に、もう方向性を決めるということです。

○市谷委員
 そうしたら、やはり私は反映していただかないと、この報告書原案どおりでは、ちょっといけないかなというふうに思っていまして、という意見は述べておきます。

◎浜崎委員長
 あなたの御意見はそれですね。

○市谷委員
 はい。

◎浜崎委員長
 承りました。
 銀杏委員が言われたことについて事務局に説明させます。

●遠藤議事・法務政策課長
 銀杏委員からあったのは、2点だったと思います。1つが、1人区を解消して、合区で複数人区にすべきだという意見があったということを記載すべきということが1つと、もう一つは、国勢調査の結果によっては、再度これをまた見直す必要があるということも書き加えるべきだと。
 まず、1点目については、報告書の4ページに記載があるのですが、これでは不十分ということでしょうか。
 案の4ページの下から2行目のところに、こういう意見がありましたということは、記載してあります。

○銀杏委員
 議場での報告とは違って、詳細な報告書ということですか。

●遠藤議事・法務政策課長
 はい。

○銀杏委員
 公式なものですね。


●遠藤議事・法務政策課長
 はい、公式なものです。

○銀杏委員
 一言、その他少数意見もありましたぐらいは入れてもいいのではないですかね。

●遠藤議事・法務政策課長
 これがその、そういう意見が……。

○銀杏委員
 いやいや、壇上での委員長報告の中で。

●遠藤議事・法務政策課長兼図書室長
 委員長報告はまた改めて、これから諮る予定だったのですけれども。

○銀杏委員
 そうですか。これには入っていると。

●遠藤議事・法務政策課長兼図書室長
 取りあえず今は報告書……。

○銀杏委員
 一応後ろのほうには公明党案とか、各会派の案も記載されているので、各会派等の見直し意見ということで書いてあるので、評価いたします。

●遠藤議事・法務政策課長
 それと、もう一つのほうは入っていませんが、これを入れるかどうかについては御議論いただきたいと思います。

○銀杏委員
 以前の議論があって、日本海新聞にもそういうふうにもう書かれておったのですけれども、だから、次の県議会議員選挙までに国勢調査の確定値が出た場合、強制合区になるような、そうした較差が大きかった場合には、これは当然見直すというふうにたしかおっしゃって、それも記事になっておったのですけれども。

●遠藤議事・法務政策課長
 5ページの最後のところがその趣旨です。

○銀杏委員
 要するに、この条例改正もするのかということですよね。今回条例改正案が本会議に出てくるのでしょうけれども、そうしたときに、施行日がいつになるかも分かりませんけれども、国勢調査が始まる、もう間もないときに条例が施行されるわけですけれども、改正がその次の県議会議員選挙までに改正しなければいけなくなりますよね。(遠藤議事・法務政策課長「はい」と呼ぶ)それはやるのかということですよね。でも、やるのですよね、こう書いてあるので。(「やらないといけない」と呼ぶ者あり)(「やる、やる。やらないといけない」と呼ぶ者あり)一応確認をしとかないといけない。

◎浜崎委員長
 確認ありがとうございます。よろしいですね。
 ほかございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでありますので、それでは、報告書案について、改めていろいろ御意見をいただきましたけれども、大勢の皆さんは見直しはなしということでありましたので、報告書案についてお諮りをいたします。
 案のとおり報告書を作成することに賛成の方の挙手をお願いいたします。(賛成者挙手)
 賛成が大多数ということでありますので、さように決定をさせていただくということで、改めて確認しますが、よろしいですね。(「はい」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように決定をさせていただきました。
 なお、今後、趣旨を変えない範囲で字句修正をさせていただく場合がありますが、その際の対応につきましては、私のほうに御一任をいただくということでよろしゅうございますでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 ありがとうございます。
 そうしますと、次の令和6年度調査活動報告についてということで、当委員会の調査活動の報告についてでございます。
 調査活動報告については、このたびの最終日の本会議において、各委員会から報告をしていただくことになっております。内容につきましては、事前にお配りをしておりますので、既にお目通しをいただいたものだと思っておりますけれども、もしまだの方があったら、早急に確認をしていただきたいと思います。
 案についてでありますが、御意見はございますでしょうか。

○市谷委員
 先ほどの報告書と重なるかもしれませんけれども、議場でやる調査活動報告については、さっき言ったような加筆とか、修正をお願いしたいと。

◎浜崎委員長
 検討はさせてもらいます。
 ほかございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、報告案についてお諮りをさせていただきたいと思いますが、この報告案について、賛成の方は挙手をお願いしたいと思います。(賛成者挙手)
 大多数でありますので、さよう決定をさせていただきます。
 なお、今後、先ほども言いましたけれども、この件につきましても趣旨を変えない範囲で字句修正をさせていただくことがあるかもしれませんが、その対応につきましては、私のほうに御一任をお願いしたいと思います。
 続きまして、3番ですが、鳥取県議会議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数を定める条例の改正案についてということであります。
 前回の委員会において決定した方針に基づいて、5ページ及び6ページの資料2のとおり、条例案を作成いたしました。
 案について、事前にお配りをしたわけでありますが、御意見はございますでしょうか。

○市谷委員
 反対ということで意見を言って、討論に代えさせていただきたいと思うのですけれども、正直私は議員定数の削減には反対です。今回2名減らして、33人ということですけれども、従来、地方自治法が改正されて、人口区分ごとの議員数の上限は撤廃されましたけれども、以前の法律に基づきますと、鳥取県の人口レベルというのは、議員定数の上限は40人です。それを考えますと、非常に大きな削減ということになりますし、本来議員というのは住民の代弁者でありますから、住民の意見を行政に反映させる鏡です。人口が減るほど議員を減らしていくという考えでは、逆に人口減少で地域課題が増している中で、しかも鳥取県は縦に横に面積も広いですから、逆に今人口減少の中で地域課題が非常に多く、議員の役割というのは大きくなっていると思いますと、削減すべきではないと。
 先ほども銀杏委員からありましたけれども、八頭郡区と日野郡区の定数1が解決しておりません。しかもこの2つの選挙区は、直近の選挙で100%無投票。やはり定数1というのは1人しか当選しませんから、多様な民意を反映することはできない。それから、選挙になった場合は死に票が多くなるから、結局選挙に立候補することさえ諦めるということで、非常に主権者から選挙を遠ざける、これは定数1の本当に悪い作用ではないかなというふうに思いますので、この定数1の解消がされていないということは大きな問題です。
 先ほども議論がありましたけれども、八頭郡区が本当だったら最初に削減の対象だったので、八頭郡は定数2ですから、これを1減らしたら1になっちゃうので、定数1を新たにつくることにはならなかったというのは、それは私もよかったなと思いますが、今回、さっき西村議員からも人口較差の話がありましたけれども、ただ、結果的に見たら、今、最少の日野郡区と最大の西伯郡区は2.174倍ということで、2倍を超えております。1票の較差が2倍ということですから、やはりここは選挙区をどうにか考えていかないと、1票の較差というものが生じた状況での定数、区割りということになって、これは看過できないというふうに私は思っておりますし、それから、これも繰り返しなのですけれども、やはり県民の声を聞くべきだということを、これは無所属の議員から共通して出ていました。ですけれども、そういうことをしないこと自体が、議員という者を我々自身がどう見ているのかということで、非常にこういう県民の声を聞かないままの条例案になっていること自体をこれはもう本当に許し難いことだなということで、今回の条例については反対だということを述べさせていただきます。

◎浜崎委員長
 市谷委員のお考えは、意見として承りました。
 また、ほかの委員の皆さん、何かございますでしょうか。

○銀杏委員
 施行日はいつになりますか。

◎浜崎委員長
 事務局、施行日はいつだ。

●新高議事・法務政策課参事
 施行日は、次の一般選挙からというふうになります。令和9年の4月の選挙からです。

○銀杏委員
 告示前日ぐらいですか。

●新高議事・法務政策課参事
 すみません、失礼しました。今日の資料の6ページを御覧いただきまして、実際に提案をさせていただきたいと考えている条例案でございます。この一番下の附則のところに記載をさせていただいております。施行日につきましては、次の一般選挙から施行するという形にさせていただいております。

○銀杏委員
 でも、条例だから、施行する日は書かなければいけないのではないの。

●新高議事・法務政策課参事
 これは従来からこうした書きぶりをしております。

○銀杏委員
 基本的には、では、告示日から。

●新高議事・法務政策課参事
 すみません、ちょっとそこは少し正確なお答えは……。


○銀杏委員
 だから、もしも条例改正するときに、改正なのか、これがまだ施行していないということなのか、別段改正でなくて、これに合った条例を新しくつくれば済むという意味なのですよ。

●新高議事・法務政策課参事
 施行日は今こういった書きぶりになっておりますけれども、当然ですが、その前段として、公布をされるということがございます。もし公布をした後に改めて、銀杏委員が御心配になっていらっしゃる国勢調査の結果を踏まえて、その案をまた改正する必要が出る場合、その公布になった条例の再改正といいますか、そういった手続に技術的にはなろうかと思います。

○銀杏委員
 分かりました。再改正ですね。

◎浜崎委員長
 そうなれば、再改正もしていかないといけないということですから、銀杏委員、そういう方向性でよろしいでしょうか。

○銀杏委員
 はい。

◎浜崎委員長
 はっきりしたことはまた今後詰めていくという状況の下だということで御理解ください。
 ほかございますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ありがとうございます。
 そうしますと、今定例会に条例を提案することについてお諮りをしたいと思います。
 この案によりまして、今定例会に条例を提案することに賛成の方は挙手をお願いしたいと思います。(賛成者挙手)
 賛成大多数でありますので、条例を今定例会に提案することと決定をいたしました。
 なお、議場での提案理由の説明は、議長を務めております私に代わりまして、野坂副委員長に行っていただくということになると思いますので、改めてこの場でよろしくお願いをしたいというふうに思います。皆さんもそのように御認識を持っておいていただきたいと思います。
 そのほか、委員の皆さんから何かございますか。

○市谷委員
 冒頭に言った玉木議員の意見なのですけれども、報告書とか、そういう条例の中身に直接関わっていない話でしたので、要は今後の対応として、改選後に、改選後というか、玉木議員の意見としては、定数をもっと減らすべきだとか、区割りの仕方ももっと考えなければいけないという意見があって、今後そういう協議をやるのかどうかということを、例えば改選後またこういう特別委員会を開くとか、ちょっとその辺の今後の協議の場が設けられるかどうかということを確認しておきたいのですが。(「今することではない」と発言する者あり)

◎浜崎委員長
 その時の状況によってということもありますし、今の段階でどうするということは、今御意見もありましたが、それはまた今後の状況次第ということでよろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 今それを決めるということはあえていたしません。よろしいですね。(「はい」と呼ぶ者あり)
 では、そのようにさせていただきます。
 ほかございませんでしょうか。
 そうしますと、以上をもちまして、議員定数等調査検討特別委員会を閉会いたします。

午後1時49分 閉会

 
 
 

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