令和5年度地域県土警察常任委員会議事録

令和6年3月19日会議録(確定版)

開催概要、資料はこちらです。
出席者
(8名)
委員長
副委員長
委員
安田 由毅
東田 義博
前住 孝行
伊藤  保
川部  洋
中島 規夫
斉木 正一
銀杏 泰利


欠席者
(なし)


 説明のため出席した者
   半田警察本部長、水中危機管理部長、小田原県土整備部長、
   盛田地域社会振興部長、遠藤輝く鳥取創造本部長ほか

 職務のため出席した事務局職員
   澤田課長補佐、前田係長、吉村主事
 

1 開会  午前10時00分

2 休憩  午前10時13分 / 午前10時20分 / 午前10時37分 / 
      午前10時57分 / 午前11時17分

3 再開  午前10時15分 / 午前10時22分 / 午前10時38分 / 
      午前11時04分 / 午前11時18分

4  閉会  午前11時31分

5 司会  安田委員長

6 会議録署名委員  斉木委員  銀杏委員

7 付議案件及びその結果
    別紙日程及び下記会議概要のとおり

会議の概要

午前10時00分 開会

◎安田委員長
 ただいまから地域県土警察常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 会議録署名委員は、斉木委員と銀杏委員にお願いします。
 それでは、ただいまから本委員会に付託されました議案について審査を行います。
 付託議案は、日程に記載の16議案であります。
 これから付託議案に対する質疑を行っていただきますが、委員の皆様におかれましては、簡潔な質問とマイクのスイッチの切替えをお願いします。
 では、質疑のある方は挙手をお願いします。(「なし」と呼ぶ者あり)
 質疑がないようですので、付託議案に対する討論を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 討論がないようですので、これより採決に入ります。
 採決については、一括して採決するのがよろしいか、お諮りいたします。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、付託議案を一括して採決いたします。
 なお、本委員会に付託された議案は、議案第1号、議案第13号、議案第34号、議案第44号から議案第49号まで、議案第55号、議案第56号、議案第59号から議案第62号まで及び議案第70号であります。
 それでは、原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。したがいまして、本委員会に付託されました全ての議案については、原案のとおり可決または承認すべきものと決定をいたしました。
 以上で付託議案の審査は終了しました。
 なお、委員長報告の作成・内容については、委員長に一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
 続いて、請願・陳情の審査を行います。
 今回は、新規分の陳情4件の審査を行います。
 初めに、陳情6年地域第1号、いわゆる裏金問題の再発防止について審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○前住委員
 陳情6年地域第1号、いわゆる裏金問題の再発防止について、私は採択が妥当だと考えます。
 国会のほうでもやり取りがなされています。政治資金収支報告書に記載していなかったお金が存在していること自体に国民は納得できません。個人的には何に使ったかまで公表すべきだと考えますが、政策に関わることとつながるということであればそこまでは言えませんが、過激ダンスショーなどが実際に開催されるような状況もあり、お金に色がついてはいないので、何に使われたかの真意は疑われます。国民の理解が得られるような制度に早急に変え、国の大事な課題を審議してほしいと切に願い、この陳情は採択すべきと考えます。

○伊藤委員
 私も採択を主張したいと思います。
 国民の政治に対する信頼を根本から失わせる深刻な事態を招いております。その信頼の回復を図るため、政治と金の問題について是正することが必要であることから、採択を主張いたします。

○東田委員
 私は不採択を主張いたします。
 理由としましては、政治資金については、法に基づき、国会議員や政治団体等の責任の下に適切に取り扱われるべきものであり、また、現在、通常国会で議論されていることから、本議会として国への意見書提出が必要とは考えられないため、本件の陳情は不採択が妥当と考えます。

◎安田委員長
 ほかにございませんか。
 意見が尽きたようですので、これより採決に入ります。
 確認いたします。御意見は採択、不採択であります。
 初めに、採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成少数であります。
 次に、不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成多数であります。したがいまして、陳情6年地域第1号については、不採択と決定いたしました。
 続いて、陳情6年危機管理第3号、能登半島地震を踏まえて「原子力災害対策指針」及び「地域防災計画・広域住民避難計画」の見直しと、中国電力に対して島根原発2号機の「再稼働の了解」を一旦撤回することを求める陳情について審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○伊藤委員
 私は研究留保を主張したいと思います。
 能登半島地震を受け、原子力規制委員会では、原子力災害対策指針の見直しを行うこととしており、県としてもその見直しの議論を注視するとのことであります。したがって、いましばらく動向を見守る必要があるため、研究留保を主張いたします。

◎安田委員長
 研究留保という声がありましたので、まず、研究留保とするか否かの採決を行います。
 なお、採決の結果、研究留保が少数である場合、改めて採否に関する態度を表明していただきますので御承知ください。
 また、挙手されない方は、研究留保とすることに反対であるとみなしますので、よろしくお願いをいたします。
 それでは、研究留保とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成少数であります。したがいまして、採択、趣旨採択、不採択のいずれかを決定したいと思います。
 御意見のある方は挙手をお願いします。

○伊藤委員
 趣旨採択を主張したいと思います。
 原子力規制委員会が原子力災害対策指針の見直しを行うこととしているということと、また、県としてもその見直しの議論を注視し、原子力安全顧問等の意見も伺いながら、引き続き地域防災計画等の実効性向上に取り組んでいるということから、今の時点において、改めて国や県に対し見直し等を求める必要はないと思う。しかしながら、陳情の趣旨には一定理解できることから、趣旨採択を主張いたします。

○東田委員
 私は、不採択を主張いたします。
 理由を申し上げます。少し長いですがよろしくお願いします。
 原子力規制委員会は、このたびの能登半島地震を踏まえても、原子力災害対策指針の複合災害への対応と防護措置の考え方については引き続き有効であるとしています。
 一方で、指針に定められている屋内退避を最も効果的に運用することについて、指針の見直しに向けた検討を行うこととされていること。
 なお、このたび被災した北陸電力志賀原発は、原子力規制委員会による新規制基準適合性審査が行われている段階であるが、被災してもなお外部電源機能が確保され、燃料の安定的冷却状態を維持している状況であること。
 また、本県においては、このたびの震災を教訓として、地域防災計画及び広域住民避難計画の改正を予定しているほか、同計画の実効性向上に向けて原子力防災訓練の実施やモニタリング、環境整備等に取り組んでいること。
 また、島根原発2号機の再稼働に向けて中国電力が示した原子炉等規制法の改正に伴い、新たに施行された規制基準に係る安全対策に対して、県は令和4年3月の回答の中で安全を第一義として7項目の附帯条件を付しており、今般、陳情の願意は、この附帯条件に内包されていると考えられます。
 以上のことから、本件陳情について、改めて措置を求めるまでもないため、不採択が妥当と考えます。

◎安田委員長
 ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が尽きたようですので、これより採決に入ります。
 確認いたします。御意見は趣旨採択、不採択です。
 初めに、趣旨採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成少数であります。
 次に、不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成多数であります。したがいまして、陳情6年危機管理第3号については、不採択と決定をいたしました。
 続いて、陳情6年地域第4号、政党助成金の廃止を求める意見書の提出について審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○伊藤委員
 私は、不採択を主張したいと思います。
 政党助成金は政党助成法に規定されているとおり、民主主義の健全な発展に寄与することを目的とするものであり、政党の政治活動に必要なものであることから、不採択を主張いたします。

○東田委員
 私も不採択を主張いたします。
 理由といたしまして、政党や政治資金団体への献金につきましては、法に基づき当該政党や政治資金団体等の責任の下に適切に取り扱われるものであり、本県議会として国への意見書提出が必要とは考えられないことから、本件陳情は不採択が妥当と考えます。

◎安田委員長
 ほかにございませんか。
 意見が尽きたようですので、これより採決に入ります。
 確認いたします。御意見は不採択のみであります。
 では、不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員であります。したがいまして、陳情6年地域第4号については、不採択と決定いたしました。
 続いて、陳情6年地域第5号、企業・団体献金の廃止を求める意見書の提出について審査を行います。
 御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。

○前住委員
 私は、採択が妥当だと考えます。
 企業から政治家個人の資金管理団体への寄附については平成12年1月に禁止されていますので、本来であれば議員が代表を務める政党支部への献金も同じことだと考えます。企業の声を聞くことは大事ですが、見返りを受けることはあってはならないと考えますので、この陳情は採択すべきだと考えます。

○伊藤委員
 私も採択を主張したいと思います。
 特定の企業、団体が政治や政策決定をゆがめることのないようにする必要があることから、採択を主張いたします。

○東田委員
 私は、不採択を主張いたします。
 政党や政治資金団体への献金につきましては、法に基づき、当該政党や政治資金団体等の責任の下に適切に取り扱われるべきものであり、本議会として国への意見書提出が必要とは考えられないことから、本件陳情は不採択が妥当と考えます。以上です。

◎安田委員長
 ほかにございませんか。
 意見が尽きたようですので、これより採決に入ります。
 確認いたします。御意見は、採択、不採択であります。
 初めに、採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成少数であります。
 次に、不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成多数であります。したがいまして、陳情6年地域第5号については、不採択と決定をいたしました。
 以上で付託案件の審査は終了いたしました。
 なお、委員長報告の作成、内容については、委員長に一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
 次に、報告事項に移りますが、ここで執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は入替え次第とさせていただきます。

午前10時13分 休憩
午前10時15分 再開

◎安田委員長
 再開いたします。
 報告事項は、警察本部、輝く鳥取創造本部、地域社会振興部、県土整備部、危機管理部の順で執行部の入替えを行います。
 初めに、警察本部について行います。
 まず、半田警察本部長より御挨拶をいただきます。

●半田警察本部長
 3月25日付で警察大学校のほうに転出することになりました。1年7か月という期間、鳥取県警察本部長をやらせていただきました。こちらの地域県土警察常任委員会の委員の皆様方をはじめとして、県議会議員のおかげをもちまして、この本日を迎える形になりました。非常に多くの御示唆をいただいて、我々の交通事故防止対策や犯罪抑止対策に御協力をいただいたなというふうに感じております。
 ぜひ新年度も新しい本部長の下、新体制で県民の期待に応えられるように、鳥取県の安全・安心に向けて警察は頑張ってまいりますので、引き続き御指導、御鞭撻のほうをよろしくお願いしたいと思います。本当にありがとうございました。

◎安田委員長
 ありがとうございました。
 それでは、報告に移ります。
 執行部の説明は、要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告1、「令和5年政策評価報告書」及び「令和6年推進・評価計画書」の策定について、土井田警務課長の説明を求めます。

●土井田警務課長
 「令和5年政策評価報告書」及び「令和6年推進・評価計画書」の策定について報告いたします。
 資料の2ページを御覧ください。本県警察における政策評価は、県民の視点に立った効率的かつ効果的な警察活動を推進し、その結果を公表して、県民の理解を得ることを目的として、平成17年から毎年行っております。
 政策評価の項目は県警察の5つの重点目標に沿って設けているため、令和5年政策評価報告書の概要について、重点目標ごとにその達成状況を一部抜粋して説明いたします。
 総合的な犯罪抑止対策の推進では、令和5年の刑法犯認知件数は2,100件と、2,000件以下の抑止目標を達成することができず、かつ、特殊詐欺の認知件数が過去最多となるなど、厳しい状況にあります。今後、犯罪抑止対策を粘り強く推進する必要がございます。
 重要犯罪等の検挙と組織犯罪対策の推進では、強盗致傷事件、非現住建造物等放火事件等の重要事件を検挙したほか、6代目山口組と神戸山口組の対立抗争に伴う特定抗争指定暴力団等の指定期限の延長などの措置を講じました。
 交通死亡事故抑止に資する総合対策の推進では、総合的な交通事故抑止対策を推進した結果、交通事故死者数は前年に引き続き14人と、統計を取り始めた昭和23年以降で、昭和24年の9人に次ぐ最少を継続しました。
 テロの未然防止と緊急事態対策の推進では、国際テロの未然防止等に向けた各種対策を推進したほか、大規模災害の発生を想定した機能移転訓練、官民一体となったサイバー攻撃対策等を推進するとともに、警護の実施に当たっては、警護対象者等の身辺の安全確保に万全を期しました。
 警察活動基盤の充実強化では、リモートによる仕事説明会などの積極的な採用募集活動、犯罪被害者支援大学生ボランティアの運用開始など犯罪被害者支援活動への取組、男性職員の育児休業の取得促進などの取組を推進しました。
 以上の内容を中心に、令和5年の成果を踏まえました政策評価報告書を取りまとめるとともに、令和6年の推進評価計画書を作成しております。今後、県警察のホームページに概要を掲載するほか、各種警察施設の窓口に備え付けて公表しまして、県民からの意見、要望を受け付けることとしております。

◎安田委員長
 ただいまの説明について、質疑等はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 次に、その他ですが、警察本部について、執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、警察本部については以上で終わりたいと思います。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は入替え次第とさせていただきます。

午前10時20分 休憩
午前10時22分 再開

◎安田委員長
 再開いたします。
 引き続き、輝く鳥取創造本部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告2、鳥取県東部地区の鉄道・バス利用促進策について、野坂交通政策課長の説明を求めます。

●野坂交通政策課長
 常任委員会資料の2ページ目と3ページ目を御覧ください。鳥取県東部地区の鉄道・バス利用促進策についてでございます。3月から4月に向けて、鉄道やバスの新たな利用促進の取組を4つ開始いたします。その状況を御報告させていただきます。
 まず、1つ目、鳥取県東部鉄道・バス共通パスということで、公共交通の利便性向上を図るために、令和6年4月から10月までの7か月間、実証運行を行うものでございます。
 (2)の(1)、(2)、(3)にありますとおり、河原ですとか智頭とか若桜谷のほうで共通パスをやるものでございます。1dayとか30daysと書いておりますが、これが1日券とか30日の定期券で実施するものでございます。
 これは、3ページ目に書いてあるのですけれども、参考のところにございます。令和5年3月17日から……。すみません、ちょっと間違えました。これは記載はありませんけれども、令和4年10月から12月に初めて若桜谷において鉄道とバスの共通パスというものの実証実験を行っておりましたが、その際にあった利用者の声を反映して、見直しをして実施するものでございます。
 見直した点は大きく3つございまして、1つ目が、前回は5日連続のチケットとしておりましたが、使いにくいということで1日チケットと30日チケットを設定しております。
 2つ目でございます。実験エリアを前回は若桜谷だけでやっておりましたが、今回は智頭谷でも拡大しております。
 3つ目でございます。さらに駅やバス停までの移動手段が課題という声もありましたので、JR若桜鉄道、日本交通のバスに加えまして、鳥取市のくる梨ですとか八頭町のやずバス、若桜町の町営バスなども加えて利用できるようなものにしております。また、さらに、ちょっと観光客という方も利用しやすいように、土日祝日に運行しているループ麒麟獅子バスというものに乗車可能なチケットも準備することとしております。ふだん自家用車を利用されている地域住民の方の利便性を高めることで、公共交通の利用を促したり、観光客の方にも御利用いただきやすいものと考えております。
 続きまして、項目の2つ目の山陰本線駅カードの配布、3つ目の智頭線駅カードの配布、また3ページにあります因美線オリジナル硬券切符の配布については、ほぼ同様の仕組みで行います。これは各路線に乗車された方が乗車券を配布場所で提示すると、駅カードですとか硬券切符を入手できるという期間限定の利用促進の取組を行うものでございます。
 すみません、ちょっと先ほど説明が変になりましたけれども、3ページ目の参考のところにあります、因美線駅カードというものを令和5年3月から令和5年8月に一度実施しております。このときに期間の途中、3月から開始して、ゴールデンウイークを明けた頃に在庫がなくなるという、想定以上に好評で増刷したというようなこともございます。こうしたものと同様のやり方を、それぞれ実施するものでございます。
 あと、今回とじておりませんけれども、今回4種類説明したもののチラシをつけさせていただいておりますので、後ほど御覧いただけたらと思います。

◎安田委員長
 続いて、報告3、鳥取砂丘コナン空港第2期コンセッションの実施に向けた進捗状況について、安本空港振興室長の説明を求めます。

●安本交通政策課空港振興室長
 それでは、報告資料の4ページを御覧ください。鳥取砂丘コナン空港第2期コンセッションの実施に向けた進捗状況について御報告させていただきます。
 今回御報告させていただきます内容は、マーケットサウンディングの結果の報告でございます。第2期の事業スキームに民間事業者の意見を反映させることを目的といたしまして、昨年11月末から2月末まで、民間事業者の意見を聴取するマーケットサウンディングを実施しておりました。その中で、マーケットサウンディングの参加者からの意見の概要というものを報告させていただきます。今後、この結果を踏まえ、実施方針の公表予定を令和6年の夏頃を目指し、これに対し整理・分析を今後行いまして、さらに議会の皆様方に報告、相談しながら対応方針を検討し、調整していきたいというものでございます。
 (1)番がマーケットサウンディングの実施状況でございます。
 そこにありますように、2番目のポツでございます。県内事業者が18社、それから県外企業が20社、合わせて38社の参加申込みがございまして、マーケットサウンディングで質問書と回答書を求めておりましたけれども、その中で34社から回答がありました。そのうち日程調整が整った方々からもっと詳しくということと、我々にとって不明なところがありましたので、ヒアリングも実施したというところでございます。
 (2)番がマーケットサウンディングの結果の概要でございます。左側に項目がございます。参画意欲・関心度、それから事業期間、それから事業範囲(賑わいの創出)、それから官民の役割分担、それから県内企業の参画、その他という項目でございます。
 かいつまんで説明します。まず、参画意欲・関心度につきましては、マーケットサウンディングに参加されている方の8割以上で関心が非常に高かったということでございます。内容といたしましては、周辺地域と連携した事業展開の可能性が高い。この周辺地域といいますのは、鳥取市の市街地、空港と市街地が非常に近いこと、それから鳥取港があるということ。よって周辺地域と連携した事業展開の可能性が高いということで、最も多い意見でございました。さらには、国際線の拡大可能性が高いということで、多くの企業が興味を示しているというところでございます。
 我々、当初事業期間といたしまして20年プラス合意延長ということで5年間、最長25年ということを提示させていただいたのですけれども、その中で1つ目のポツでございますが、当初事業期間を20年とすることにつきましては適当との意見が多かった。一方で、合意延長を5年としておりましたけれども、これにつきましては、柔軟な対応ができるよう、より長い期間を望む意見が複数あったというところでございます。例えば、当初事業期間が20年、それから運営権者が希望できるオプション延長というのを例えば10年、合意延長を5年、合わせまして35年とか、そういう長いものを求める意見が多数あったというところで、これにつきましても今後対応は検討していくというところでございます。
 賑わいの創出のところでございます。県内企業、県外企業、ほぼ全てが積極的に取り組む意向がありました。ツインポートや空の駅化をはじめとしました鳥取空港が国内外の旅行者に選ばれる理由づけをしたいということで、そういう非旅客の方の取組も重要であるというふうな認識を持っておられるというところでございました。
 1つとばしまして県内企業の参画というところでございます。この中で県外企業の全ての方々が、やはり県内の企業との連携は不可欠という意向がございまして、県外企業を呼び込んで事業を実施することは非常に難しく、県内の企業とのマッチングというのが当然大前提であるという認識を持っておられるということでございます。県内企業をSPCの構成企業または協力企業とすることを公募条件とする場合、有力な県内企業の争奪戦となることが予想され、競争性が疎外されるという意味で回避すべきという意見が非常に多かったというところでございます。
 その他でございます。今、鳥取砂丘コナン空港にはコナン装飾が多数あるのですけれども、コナン装飾に関する設置、更新に関しましては、やはり従来、県と著作権者との関係がございますので、なかなか運営権者は手が出しにくいというふうな懸念の声がありました。
 あと、運営権者に対する財政支援に関しましては、望ましい仕組みであるとの回答が多数であったということと、仕組みに関しまして詳細に質問事項とか要望等が寄せられたということでございます。
 2番目でございます。第2期の事業開始までのスケジュールにつきましては御覧のとおりでございまして、令和6年度、7年度、特に令和6年度末には募集要項等の策定・公表ということで募集が始まるというところでございます。

◎安田委員長
 ただいままでの説明について、質疑等はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 次に、その他ですが、輝く鳥取創造本部について、執行部、委員の方で何かございませんか。

○川部委員
 ちょっと報告事項にはないのですが、サイクルツーリズムについて、それこそ、これまでずっと取り組んでこられた濵本副局長、かなりのところまできているのですけれども、今後の見込みと課題について、現状を教えていただけないでしょうか。

●濵本観光交流局副局長兼サイクルツーリズム振興監
 サイクルツーリズムの件につきまして御質問いただきましてありがとうございます。
 県全体としてサイクリストの聖地化ということで、まずはいろいろなサイクリストが走っていただける、そういう条件を整えていくということ。それとともにナショナルサイクルルートを目指すという、この2つを目標にしてまいりました。もちろん、当然最終的な目標は地域の活性化、また、サイクリングによる経済的波及効果を地域にもたらすということを目指してきているものでございます。
 ナショナルサイクルルートにつきましては、何回かこの委員会でも説明させていただきましたが、手挙げ方式ではないということで、各地域で条件をクリアしていくということを国交省のほうで見ていくということになっております。実は大体28項目ぐらいの必須条件というのがありまして、そこのうちの23項目ぐらいは今年度中にクリアできるはずでございます。ですから、今年度中でかなりのところをクリアするところでございますが、今回予算もお願いしているところでございます。これで来年度おおむね全てクリアするということになると思います。ほかの地域もかなりサイクルツーリズム、NCRについては目指しているところでございまして、見込みとしては、よく頑張っているというふうなお言葉も頂戴しているところでございますが、ほかのところも頑張っておりますので、引き続き油断なく整備を進めていくことが重要と思っております。

○川部委員
 濵本副局長らしい答弁ありがとうございました。本当、一応というか、頑張っているということで、ここまで持ってこられた副局長の御尽力には感謝しております。引き続き頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

●濵本観光交流局副局長兼サイクルツーリズム振興監
 常任委員会の委員の方にはサイクルツーリズムとかコロナ禍の観光支援、いろいろ大変お世話になってありがとうございました。
 実はこの3月をもって退職をいたしますけれども、また違う立場で鳥取県のために頑張っていきたいと思います。

◎安田委員長
 ほかにございますか。
 意見が尽きたようですので、輝く鳥取創造本部については以上で終わります。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩といたします。再開は入替え次第とさせていただきます。

午前10時37分 休憩
午前10時38分 再開

◎安田委員長
 再開いたします。
 引き続き、地域社会振興部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告4、アートピアとっとり行動指針(案)に係るパブリックコメントの実施結果について、村上文化振興監兼文化政策課長の説明を求めます。

●村上文化振興監兼文化政策課長
 2ページをお願いいたします。アートピアとっとり行動指針(案)に係るパブリックコメントの実施結果について御報告をいたします。
 2月22日から3月11日までパブリックコメントを実施いたしました。5人の方から23件の御意見等をいただきました。意見等の状況でございますが、中ほどの表に記載のとおり、提案、意見が16件と質問が7件ございました。
 詳細につきましては、2ページの下段から4ページに記載しております。反映したもの、記載済みであるもの、それ以外の質問や提案への回答などはその他と表示をしております。4つの御意見につきましては、本文に反映をさせていただきました。また、記載済みやその他の提案等につきましては、現行の取組状況等や今後の取組への反映の方針等を記載しております。例えば、一番最後の著作権に係る事項といたしましては、背景といたしまして、文化活動団体と撮影者との間の認識の相違といったことなどもございますようでしたので、活動団体に対しては補助金交付の際などの機会を捉えまして、著作権に係る注意喚起を図っていくこととしております。
 今後、文化芸術振興審議会の委員の皆様にも結果を御確認いただきまして、最終的に3月中の公表を考えております。

◎安田委員長
 続いて、報告5、令和5年度企業の女性管理職登用等実態調査結果について、宮田女性応援課長の説明を求めます。

●宮田女性応援課長
 5ページをお願いいたします。企業の女性管理職登用等実態調査を行いましたので、その結果を御報告いたします。
 この調査は、女性活躍推進施策検討のための基礎資料とすることを目的として、県内に所在する従業員10人以上の事業所を対象に実施するもので、前回は女性活躍推進計画改定時の令和2年度に実施しております。今回は、その後の状況等の把握を含め、調査をいたしました。女性活躍推進計画では、目標値を令和7年度までに30%以上としており、取組を進めております。
 調査結果の概要ですが、従業員10人以上事業所の係長級以上の管理的職業従事者に占める女性割合は28.9%と前回調査の26.4%より2.5ポイント上昇しており、部長級、課長級など全ての職位において前回調査より上昇しております。
 (3)の女性の管理職登用が進むために重要なこととして、管理職への昇進に対する女性の意欲喚起、次いで、育児・介護と仕事の両立ができる制度の整備が高い割合を示しています。
 これまで経済団体や労働団体、市町村などで構成する女星活躍とっとり会議と連携し、女性活躍を推進しており、管理的地位に占める女性の割合は着実に上昇しております。引き続き、令和7年度までに30%以上という目標達成に向け、女星活躍とっとり会議と連携し、女性への意欲喚起や誰もが働きやすい職場環境づくりなどの支援を行い、女性活躍を推進してまいりたいと考えております。

◎安田委員長
 続いて、報告6、第78回国民スポーツ大会冬季大会の結果について、報告7、鳥取ジュニアアスリートの発掘・育成状況について及び報告8、鳥取県スポーツ顕彰の授与について、小林スポーツ課長の説明を求めます。

●小林スポーツ課長
 スポーツ課、3件報告でございます。
 まず、6ページでございます。国民スポーツ大会に名前を変えまして初めての大会になりました。1月にスケート競技が北海道苫小牧市で、2月に山形県でスキー競技が開催されました。今年度は残念ながら入賞競技はありませんでしたけれども、スケート、スキー、それぞれにわたりまして各選手の皆様、実力を発揮していただいたものと思います。今年の夏から秋にかけましては、佐賀県で国民スポーツ大会が開催されますので、引き続き強化に努めてまいります。
 続いて、7ページ、鳥取ジュニアアスリートの発掘・育成状況についてでございます。
 例年この時期に御報告をしているものでございます。おかげさまで平成26年度より事業を開始しまして、翌年度から10期生ということで新たに小学5年生がこの事業に取り組まれることとなります。
 中ほどに表として主な成績等を書いてございますが、よく話題にも出ます、昨年度、特別国民体育大会、かごしま国体で、このジュニアアスリート事業出身の吉田選手が自転車のロードレースで優勝するなど一定の成績を収めつつあります。
 (2)のところに写真を載せておりますけれども、今年度、小学5年生33名余り、共通プログラムということで1年間取組を行いました。その結果として3月20日に修了式を行いまして、この9期生が、一番右下の表にありますとおり、継続の意思を示した29名の方がそれぞれの競技に分かれて、次年度以降、継続して取組を行うということになっております。鳥取国スポ2033年も見据えまして、しっかりジュニアの育成に取り組んでまいります。
 引き続いて、めくっていただいて8ページでございます。3月13日に、昨年の秋に開催されましたアジア大会及びアジアパラ競技大会において選手としてメダルを獲得されました4名の方及びコーチ、監督としてメダル獲得に導かれました鳥取県出身の方2名、合わせて6名の方をそれぞれ表彰いたしました。今年の夏にはパリでオリンピック・パラリンピックもございます。そちらのほうに出場される選手、監督にまたこのような形で授与できるように、引き続き支援を進めてまいります。

◎安田委員長
 続いて、報告9、ねんりんピックはばたけ鳥取2024に向けた機運醸成の取組について、吉野ねんりんピック・関西ワールドマスターズゲームズ推進課長の説明を求めます。

●吉野ねんりんピック・関西ワールドマスターズゲームズ推進課長
 9ページのほうをお願いいたします。ねんりんピックのPRにつきまして、いろんな企業様、事業所の皆様にも協力をいただきながら進めております。
 コンビニ、ファミリーマートさんより、このたび、県内の全店舗にPRのぼり旗を立てていただくということで御協力いただいております。感謝をする次第であります。ねんりんピックの文字ですとかキャラクターのかみじろうなどがいろんなところで地域の皆さんの目に入るように、こうした企業さんの御協力が広がっていくように、また引き続き働きかけていきたいと思います。
 全市町村リレーイベントでございます。昨年の12月から、三朝町を皮切りに智頭町と進めておりますけれども、大山町、若桜町、日吉津村、伯耆町ということでリレーイベントを開催しております。これからまた春にかけまして、全市町村でリレーイベントを行うということで、交流大会の開催地、各市町村さんと一緒になりながら地域の盛り上げを図ってまいりたいと思います。
 協賛金でございます。シセイ堂デザイン様、医療法人養和会様から協賛金を頂きましたので御報告させていただきます。

◎安田委員長
 続いて、報告10、県内文化財の新規国登録について、片山文化財局長兼文化財課長の説明を求めます。

●片山文化財局長兼文化財課長
 資料10ページをお願いいたします。3月15日に開催されました国の文化審議会におきまして、八頭町にございます大樹寺の建物4件を登録文化財に登録するよう文部大臣に答申されましたので御報告いたします。
 私都城主の菩提寺としての起源がある曹洞宗の古いお寺でございます。1655年に現在地に再建され、その後、何度か改築等を繰り返して、今の建物は本堂が大正9年の建築ということになっておりまして、このたび指定されるそのほかの建物も昭和の20年代から30年までの間に建てられたものでございます。そのように由緒ある歴史の長いお寺でありまして、本堂も大きな屋根があって、それから地元の材をふんだんに使っているというような特徴がございます。それから、曹洞宗の僧堂として僧侶の修行の場としての建物が昭和29年の建築当時、中国地方で唯一であったというような歴史もあるところでございます。写真等を11ページのほうに載せておりますので、また御覧ください。

◎安田委員長
 続いて、報告11、とっとり弥生の王国シンポジウム開催について、中森文化財局副局長兼とっとり弥生の王国推進課長の説明を求めます。

●中森文化財局副局長兼とっとり弥生の王国推進課長
 では、12ページを御覧ください。先日3月16日に開催しましたとっとり弥生の王国シンポジウムについて御報告をいたします。
 本県では、平成30年度から国立歴史民俗博物館や国立科学博物館と青谷上寺地遺跡出土人骨の共同研究を行ってきておりまして、シンポジウムにつきましては平成31年、令和3年に続き第3回目となります。
 この中で、神澤秀明先生、国立科学博物館の先生ですが、DNA分析など最新の自然人類学の研究から見えてきた青谷上寺地遺跡出土人骨に関する最新情報を御紹介いただきました。特に分析した人骨群が遺伝的に多様であることから、青谷には外部から多くの人が集散する都市的な場所であったという可能性を示唆されるなど、こうした古代日本人において遺伝的多様性を明らかにした初めての事例として注目を浴びております。また、この内容につきましては、先日3月17日に「NHKスペシャル」がありましたが、その中でも取り上げられるなど注目を浴びる成果となっています。
 また、この御研究の中でDNA分析をしていただいたのですが、今年度実施しております弥生人の復顔像、これにつきまして実施をしたところ、20年来、形質的には女性というふうに考えられていたものが実は男性であったということが報告されております。この復顔像でございますが、この分析によって、まぶたの形状が二重であるとか、目の虹彩が黒っぽいとか、肌の色がやや濃い、そういったことも分かってきておりまして、ここまでは実はこの画像を非公開にしておりましたが、明日、今週末の史跡公園の開園に先立ちまして内覧会を実施するに当たって、いよいよ除幕式を行ってこの復顔像を公開しようというふうに考えております。
 なお、史跡公園のチラシ、併せて開催をいたします企画展のチラシも添付しておりますので御覧ください。

◎安田委員長
 続いて、報告12、みんなで地方創生事業の執行状況について、山下東部地域振興事務所副所長の説明を求めます。

●山下東部地域振興事務所副所長
 資料の13ページのほうをお開きください。民間団体等が取り組む地方創生に資する取組を各事務所のほうで支援をし、時期を失することなく効果的に事業を実施するということで東・中・西の事務所で実施しているみんなで地方創生事業の執行状況を報告します。
 東部地域振興事務所分ですが、13ページ、14ページのほうに記載しているとおり、佐治地区、それから国府の雨滝地区のほうに今年度は支援をしております。佐治地区のほうは、地域住民の方が主体的に行う台風災害からの復旧、復興の契機となり、実行委員会のほうで自治会や自主防災組織への強化に向けた活動をスタートされておられます。被災1年後の節目には、佐治復光祭というような形で節目を考える行事なども考えておられると聞いております。また、雨滝についても、地域の誇りである雨滝の復興活動ということで、地域住民のやりがいにつながり、地域が一丸となっての活動を開始したとお聞きしております。いわゆる昨年の台風被害による復興への支援ということになりますが、来年度も新規事業でそういった継続した支援ができるように予算のほうを携えて、継続して事務所として支援していくように考えております。

◎安田委員長
 続いて、難波西部総合事務所県民福祉局西部観光商工課長の説明を求めます。

●難波西部総合事務所県民福祉局西部観光商工課長
 引き続き、2番の西部総合事務所の執行状況を御報告いたします。2件でございます。
 まず最初に、鳥取県西部中小企業青年中央会の主催によりまして、昨年の5月14日に大山お地蔵さまフェスティバルを開催されまして、その開催経費の一部を支援しております。主な事業内容につきましては記載のとおりでございますが、子どもたちが大山寺参道のお地蔵様の清掃ですとか、お地蔵様の作品展示、これらを通しまして郷土の歴史の理解ですとか愛着を深めることがふるさと教育の一環にも資するものというふうに考えております。また、あわせて、日本遺産「地蔵信仰が育んだ日本最大の大山牛馬市」、これの再認定の記念事業としても実施することによりまして、日本遺産への認知や理解を深める機会となることから、県としても支援を行ったものでございます。参加者はお地蔵様清掃の300名を含めて800名の方が参加されまして、大山参道のにぎわいづくりなどの地域活性化にもつながったものと考えております。
 続きまして、弓ヶ浜シーサイドマラソン実行委員会の主催によりまして、昨年10月28日に川内優輝選手によるミニマラソン、講演会が開催されまして、その開催経費の一部を支援しております。その翌日に弓ヶ浜シーサイドマラソンのゲストランナーとして元世界陸上代表の川内優輝氏が来県することから、県としましても小・中学生とトップアスリートとの交流というのが、次世代を担う若者の陸上競技全般への興味関心を高め、また競技力向上にも資すること、また、こういった取組が地域振興の活性化にも寄与することということから支援を行ったものでございます。ミニマラソンには小・中学生32名の方が参加されまして、川内選手と一緒に走って走る楽しさを感じた、あるいはサイン色紙を部屋に飾って励みにしているといった陸上競技への興味関心の向上にもつながりました。
 また、講演会のほうでは120名の参加者の方に参加いただきました。マラソンイベントの前日に講演会を開催することによりまして、参加者の皆生温泉等への宿泊にも誘導できたのではないかというふうに思っておりますし、川内選手も再度来県してレースをしたいというお気持ちもお持ちですので、また今後の交流も期待できるものと考えております。

◎安田委員長
 ただいままでの説明について、質疑等はございませんか。
 では、次にその他ですが、地域社会振興部について、執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、地域社会振興部については以上で終わりにします。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は11時5分とさせていただきます。

午前10時57分 休憩
午前11時04分 再開

◎安田委員長
 再開いたします。
 引き続き、県土整備部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告13、一般国道29号津ノ井バイパスの新規事業化について、米田道路企画課長の説明を求めます。

●米田道路企画課長
 資料の2ページをお願いいたします。一般国道29号津ノ井バイパスの新規事業化について報告いたします。
 この事業につきましては、かねてより地元の鳥取市、八頭町、若桜町と一緒になりまして国に事業化の要望を行ってきたものでございます。このたび新規事業化への動きがありましたので、その内容を報告したいと思います。
 事業化の範囲といたしましては、下の図に示しますとおり、津ノ井バイパス全体9.5キロのうち、市立病院の近くの西大路交差点から若葉台方面の近くの広岡交差点付近、そちらの2.8キロということで、このたび事業化に向けた手続が進んでいるところでございます。
 動きといたしましては、2番に書いております。有識者委員会への審議・評価ということで、3月7日には社会資本整備審議会道路分科会中国地方小委員会、それから3月12日には社会資本整備審議会道路分科会事業評価部会におきまして、既に事業が妥当と評価されたところでございます。
 今後の動きといたしましては、年度末の予算成立に伴いまして、令和6年度新規事業として概要において発表見込みというふうになっております。この事業が事業化されれば、こちらの津ノ井バイパス、広岡から西大路の区間の渋滞の解消ということで、本線立体化などの事業が見込まれているところでございます。特に通勤時等、渋滞が激しい場所でございますので、こちらの渋滞の解消によりまして、物流の円滑化ですとか安全性の向上、さらには救急医療活動の支援といった面で事業効果が見込まれているところでございます。

◎安田委員長
 続いて、報告14、鳥取港千代地区に造成した土地の購入予定者の決定について、報告15、境港及び鳥取港における令和5年の取扱貨物量について及び報告16、クルーズ客船の寄港について、藤本港湾課長の説明を求めます。

●藤本港湾課長
 3ページをお願いいたします。鳥取港千代地区に造成した土地の購入予定者の決定について御報告いたします。
 前回常任委員会でも御報告いたしましたが、千代地区に造成しました約5,000平方メートルの土地5区画について、3月5日期限で公募をさせていただいたところ、1者から応募がございました。5区画全てに対して応募がございました。その申請された書類を審査させていただいたところ、30点満点中27点という高い評価になりまして、購入予定者として決定をさせていただいております。現在、この契約手続に向けて進めてございまして、契約完了後に、またこの者に関してはホームページで公表をさせていただく予定でございます。
 千代地区に関しましては、残りまだ約1,200平方メートルでございますが、分譲可能土地がございます。今回全て分譲予定になりましたので、引き続きこの土地に関しても分譲するように手続等を進めてまいりたいと考えているところでございます。
 続きまして、4ページをお願いいたします。境港、鳥取港における令和5年の取扱貨物量についてでございます。
 まず、境港に関してでございますが、年間取扱貨物量359万6,000トン余り、対前年3.5%増ということで貨物量は順調に推移してございます。主な要因といたしましては、紙、パルプの輸出というところが顕著に進んでございまして、その影響で原材料になるチップですね、その輸入も増えているというところでございます。中でもコンテナに関しましては対前年8.2%増ということで2,200本余り、そのコンテナの中でも国際フィーダーコンテナですが、対前年約44%増ということで、これに関しましては本当に非常に顕著に伸びてございまして、モーダルシフト等の推進にも寄与しているものというふうに考えているところです。
 続きまして、鳥取港でございますが、令和5年の取扱貨物量39万トン余りということで、こちらに関しましては対前年22.5%の減ということになってございます。鳥取港の主な取扱貨物でございます生コンの資材、こちらの輸入が落ち込んだというところでして、特に石灰石が大きく減少してございまして、その辺りの影響もあって残念ながら昨年は減になったところでございます。
 続きまして、5ページをお願いいたします。クルーズ客船の寄港についてでございます。
 まず、境港でございますが、来週25日月曜日、今シーズン開始になりまして、記載のアザマラ・ジャーニーをお迎えいたします。この船に関しましては、境港に初寄港でございまして、今年の寄港予定は2回、4月にも寄港予定でございまして、歓迎セレモニーを予定しているところでございます。
 境港に関しましては、昨年が年間28回の寄港でございますが、今年は30回を超える寄港を予定してございます。
 続きまして、鳥取港でございます。鳥取港に関しましても4月15日に、昨年4月17日に寄港しましたル・ソレアルというフランスの船が寄港予定でございます。欧米の方にお越しいただいて、周辺観光を楽しんでいただく予定です。
 鳥取港に関しましては、昨年9月議会で補正予算をお願いさせていただいたところですが、5万トン級のクルーズ船受入れ環境整備というところを検討してございまして、今年度をもちまして可能だろうという結論をいただきました。ただ一方で、一部ちょっと施設の関係の体力がないというところも判明いたしましたので、それに関しましては今後、議会のほうにも御相談させていただきながら整備をしていきたいというふうに考えているというところでございますが、いずれにいたしましても、境港、鳥取港、どんどんクルーズの誘致活動に力を入れていきたいと考えているところでございます。

◎安田委員長
 なお、報告17、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告については資料に記載のとおりでありますので、説明は省略いたします。
 ただいままでの説明について、質疑等はございませんか。

○銀杏委員
 津ノ井バイパスの件なのですけれども、いつぐらいまでの期間にこれがなるのだろうかということと、西大路の交差点付近については、ここは今の交差点のままなのか、どういうふうな工事になるのかというのをちょっと聞きたいのですけれども。

●米田道路企画課長
 期間につきましてはまだ公表はされておりませんが、一応事業評価の資料に基づきますと、事業費が全体で約90億円ということで、どのぐらい予算が確保されるかにもよります。ただ、そう長くない期間というのも、事業効果を出す意味でも、そういったことで予算確保に一生懸命、国のほうも向かわれると思いますので、早期整備のほうを引き続き要望してまいりたいと考えております。
 西大路の交差点の関係です。こちらにつきましては、今、用地内で多少東側、市立病院から津ノ井に向かっていくところ、堤防側に少し道路を用地内で広げる格好にしまして、車線を増やす関係で、津ノ井から向かってくる右折レーンを少し長さを延ばすような形の計画をされているというふうに伺っておりますので、多少今よりも混雑は解消されるのではないかなと考えております。

○銀杏委員
 あそこの西大路の交差点は、今回、立体化はされないのですね。

●米田道路企画課長
 今の計画では、こちらは平面のままと伺っております。

○銀杏委員
 ちょっと残念ですけれども、将来的にまた検討いただければと思います。

●米田道路企画課長
 事業が進んでくれば、その辺りはまたいろいろと課題も見えてこようかと思いますので、そちらについては引き続き必要に応じて要望してまいりたいと思います。

◎安田委員長
 ほかにございませんか。

○東田委員
 港湾課長さんにちょっとお尋ねしたいのですけれども、鳥取港に1つ船が寄港予定なのですが、これクラスの一寄港で経済効果はざっと大体どれぐらいあるのですかね。

●藤本港湾課長
 申し訳ございません。その数字を持ち合わせておりません。今回予定の船の状況を申しますと、実はラストポートということで、鳥取港から釜山のほうに行くところが、ちょっと出港がふだんより早めでございまして、ツアーというのがなかなか組めない状況です。実際は砂丘と砂の美術館に行っていただくというコースがやっと組めたというところで、経済効果はちょっと今回はあまり高くはないのかなと思っているところでございます。

○東田委員
 また今後、そういう経済効果のことも、ちょっと状況が分かれば教えていただきたいと思います。

●藤本港湾課長
 はい、かしこまりました。

◎安田委員長
 よろしいですか。

○東田委員
 はい。

◎安田委員長
 ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 次に、その他ですが、県土整備部について、執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、県土整備部については以上で終わります。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩といたします。再開は入替え次第とさせていただきますが、小田原部長におかれましては本日が最後の常任委員会となりますので、最後に御発言をお願いいたします。

●小田原県土整備部長
 そうしますと、御指名でございますので、一言御挨拶をさせていただきたいと思います。
 37年間、鳥取県に奉職をいたしまして、道路行政が多かったかなと思いますけれども、河川とか砂防事業等も経験をさせていただきました。港湾事業もさせていただきました。また、最終年度は昨年の台風7号の災害ということで、非常に県民の皆様も大変な状況に置かれたわけですけれども、その中でも建設業に対する皆様方の御理解、我々土木技師に対する御理解をいただき、もっともっと頑張らなければいけないよという叱咤激励をいただきながら今日まで参ってきたところでございます。県土整備部の事業は引き続き長い目で進めていかなければならないことが多うございますので、皆様方には県土整備部、今後とも御指導をいただきますようよろしくお願いいたします。
 私に対しましてもいろいろと御指導いただきましてありがとうございました。どうもありがとうございました。

◎安田委員長
 長い間お疲れさまでございました。
 それでは県土整備部については以上で終わりにします。

午前11時17分 休憩
午前11時18分 再開

◎安田委員長
 再開いたします。
 引き続き、危機管理部について行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行います。
 それでは、報告18、令和6年能登半島地震に係る被災地支援について及び報告19、災害時における安否不明者等の氏名等公表実施要領の策定について、福田次長兼危機管理政策課長の説明を求めます。

●福田危機管理部次長兼危機管理政策課長
 そうしますと、危機管理部資料2ページをお願いいたします。能登半島地震に係る被災地支援の実施状況について御報告いたします。
 まず、(1)石川県志賀町への対口支援の状況でございます。引き続き、情報連絡員、物資管理、健康調査、災害応援隊の職員を派遣中でございます。このうち物資管理につきましては、4月から業者委託への切替えを準備中でございます。
 また、新たな支援といたしまして、技術職員の派遣を行っております。2月26日以降、志賀町の要請に応じまして公費解体、農業用施設の復旧、土木復旧の支援のための専門職員を派遣しております。
 なお、この技術職員の派遣につきまして、現在は対口支援の中で行っておりますけれども、4月以降は国や全国知事会の枠組みでの長期派遣に移行する方向で調整中でございます。
 (2)志賀町以外の石川県等への派遣については記載のとおりでございまして、引き続き要請に応じて支援を実施してまいります。
 3ページをお願いいたします。(3)ボランティアでございます。3月5日より県社協を通じまして、一般の災害ボランティアの方を志賀町へ派遣しております。災害応援隊と一緒に活動をしていただいているところでございます。今後も引き続き、被災地のニーズやフェーズの移行に応じまして、中長期派遣を含めて必要な支援を実施してまいります。
 続きまして、4ページをお願いいたします。災害時における安否不明者等の氏名等の情報の公表につきまして、このたび、国の指針でございますとか市町村の意見を踏まえまして、本県における基本的な考え方等を実施要領として策定いたしました。
 まず、策定目的ですけども、災害発生時の救出、救助活動の迅速化を図るということで、連絡が取れなくなっている方の安否を確認いたしまして、捜索対象者の絞り込みにつなげるということでございます。例えば、令和3年7月、熱海市で起こりました土石流災害の際にも氏名公表をして短期間で安否が判明したというような状況もございます。今回の能登半島地震でも氏名公表が行われたところでございますけれども、こうした安否不明者等の情報の収集及び公表について、基本的な考え方や実施方法を定めるものでございます。
 なお、本県では、従来から県の地域防災計画の中でこの公表の方針というのは定めておりましたけれども、今回、国の指針も踏まえまして、具体的な実施手順等を含めて改めて要領として整理したものでございます。
 2番の基本的な考え方でございますけれども、発災時72時間が非常に重要ということでされておりますので、とにかく速やかに公表を判断、実施するということ。それからDVやストーカー被害者等、個人の権利利益の保護に十分配慮をするということ。それから死者の情報の公表につきましては、公益性や遺族の同意等を考慮して判断するということにしております。
 3番の対象とする災害は記載のとおりでございます。
 4番のほうをお願いします。(1)で情報の収集・共有ということで、こちらにつきましては関係機関との間のやり取りということになりますけれども、県は必要と判断した場合には市町村に安否不明者等の情報を照会し、救出・救助関係機関、消防等と共有するということでございます。
 (2)の情報の公表ということで、これは報道機関等への提供ということでございますけれども、まず、安否不明者等につきましては、公表により救出・救助活動の迅速化が図られると判断した場合には速やかに公表すると。その際、人命救助を優先し、家族の同意は確認をしない。それから、住民基本台帳の閲覧制限等のある者の情報は公表しないということにしてございます。このうち家族の同意につきましては、従来は、原則家族等から同意を得るということを基本としておりましたけれども、今回、国の指針に従いまして、家族の同意は不要ということで取扱いを変更してございます。
 イの死者でございますけれども、社会的関心が強く、公表に公益上の必要があると認められる場合に公表すると。こちらにつきましては、遺族の同意がないものの情報は公表しないということとしております。
 最後に、公表する項目でございますけれども、氏名、住所、年齢、性別と、この4項目を公表することとしてございます。
 なお、5ページのほうに参考といたしまして、従来の方針からの変更点をまとめてございますので、御参照いただければと思います。

◎安田委員長
 続いて、報告20、弾道ミサイルを想定した住民避難訓練の実施について、灘尾危機対策・情報課長の説明を求めます。

●灘尾危機対策・情報課長
 資料の6ページを御覧ください。弾道ミサイルを想定した住民避難訓練の実施について御報告いたします。
 昨日も朝、北朝鮮西岸付近から3発の弾道ミサイルの可能性のあるものが発射されたところでございますけれども、鳥取県では今年度、ミサイル発射に伴い、J-ALERT、全国瞬時警報システム、これが鳴動したときにどのような行動を取ったらいいのか、どのような対応をしたらいいかについて県民の方に学んでいただく住民避難訓練を県内9か所で開催いたしました。
 実施日、実施場所等につきましては、2に記載のとおりでございます。集客施設や役場、小学校、自主防災組織を対象として、様々な場所で様々な方を対象に実施いたしました。
 訓練内容といたしましては、前半が訓練の内容について学んでいただく講座方式、後半が実際に避難行動を取る実動の避難訓練という構成で実施させていただいております。
 成果といたしましては、訓練が報道に度々取り上げられました。また、参加者が家族などにも伝えたいというようなことで、参加者だけではなくて、周りの方々に広くミサイル発射時の避難行動について知っていただく機会となったものと思っております。こういった小規模で短期間の訓練でございますけれども、このような訓練が県内各地で市町村主導ででも草の根的に実施をされて、広く多くの方の避難意識の向上につながればというふうに考えておりまして、令和6年度、来年度も10か所程度で開催する方向で検討しております。

◎安田委員長
 続いて、報告21、島根原子力発電所の安全対策等の状況について(第24報)の説明を木本原子力安全対策課長、お願いします。

●木本原子力安全対策課長
 危機管理部資料7ページになります。島根原発の安全対策等の状況について御報告いたします。
 前回2月の報告から進展のあったものを中心に説明いたします。2号機についてです。(1)のアの保安規定の審査のところですけれども、保安規定は原子力発電所を運転する際の実施手順ですとか、あと組織体制、従業員の保安教育の実施方針などが規定されています。
 今回は、火山灰への対応手順、フィルターベントの実施手順などが議論されております。火山の噴火を想定した場合、非常用ディーゼル発電機が火山灰を吸い込むと動作不能となりますので、外気取入口に火山灰の侵入を防止するフィルターを追加設置するなどの対応を行います。原子力規制委員会からは、火山灰への対応に関わる記載を充実するよう指摘を受けております。
 (3)のテロ対策施設となります特重施設と所内常設直流電源設備(3系統目)の審査のところですけれども、21回目の審査会合(公開)と22回目の審査会合(非公開)が開催されております。21回目の審査会合では、所内常設直流電源設備ですけれども、2号機の原子炉建物から離れたところの格納槽にバックアップとなる蓄電池、バッテリーを設置いたしまして、その設置場所の地盤、周辺斜面が基準地震動に対して十分な安定性を有しているということを説明しております。原子力規制委員会からは、おおむね妥当との評価を受けております。
 (4)の高経年化対策のところですけれども、長期施設管理方針、そして上げました配管の厚みの管理方法、配管の減肉によりまして耐震安全性を評価していまして、それに伴う配管の取替えなどの管理方法などを説明しております。説明資料に対して、記載の適正化が求められているところです。
 最後、3の1号機廃止措置の計画の変更認可についてですけれども、現在審査が行われておりまして、3月11日に1回目の申請書の補正書を提出しております。

◎安田委員長
 ただいままでの説明について、質疑等はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 次に、閉会中の調査事項についてお諮りをいたします。
 本委員会所管に係る関係人口の拡大、観光振興、中山間地域をはじめとする地域振興、道路網・河川等の整備、交通安全、防災、その他の主要事業については、閉会中もこれを継続調査することとし、その旨、議長に申し出ることに御異議はございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、その旨、議長に申し出ておきます。
 次に、その他ですが、執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、委員の皆様に御連絡いたします。
 次回の常任委員会は、4月19日金曜日、午前10時から開催の予定でありますので、よろしくお願いをいたします。
 なお、この後、委員の皆様には御相談がありますので、この場にお残りください。
 そして、最後に、一区切りつけられる水中危機管理部長、御挨拶をお願いいたします。

●水中危機管理部長
 どうも失礼いたします。今年度をもちまして一応の定年ということなのですけれども、制度改正によりまして定年を1年延長させていただきます。まだどこに行くかというのはなかなかお示しできないところはありますけれども、引き続き御指導いただけると大変ありがたいと思います。
 災害につきましては、本当に頻発、激甚、常態化しております。しっかりと防災対策の大転換が図れるようにしていきたいと思っております。それから、首都直下、南海トラフもあります。それから国民法とか、日本周辺を取り巻く安全保障関係も非常に厳しいものがあります。さらに原発もやっておりますので、全て委員の皆様の御指導をいただきながら的確に進めてまいりたいと思います。
 一応の節目でございますが、本当にありがとうございました。

◎安田委員長
 お疲れさまでございました。
 それでは、執行部の皆様は御退席いただいて結構でございます。
(執行部退席)
 お残りいただきましたのは、調査活動報告についてであります。
 なお、インターネット中継は継続しておりますので、発言の際はマイクに向かってお願いをいたします。
 本会議において、各委員会の1年間の活動状況を報告することになっております。本委員会の令和5年度の活動状況について、事前に委員の皆様に御確認いただいておりますが、いかがでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのようにさせていただきたいと思います。
 なお、趣旨を変えない範囲内で、さらに言い回し等変更させていただくことがありますが、その場合の対応につきましては、委員長に一任をいただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ありがとうございます。御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
 それでは、以上をもちまして地域県土警察常任委員会を閉会いたします。

午前11時31分 閉会


 

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