平成24年度議事録

平成24年6月25日会議録

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出席者
(10名)
委員長
副委員長
委員
野 田   修
伊 藤   保
長谷川   稔
国 岡 智 志
興 治 英 夫
斉 木 正 一
安 田 優 子
横 山 隆 義
内 田 博 長
藤 縄 喜 和
欠席者
(なし)


 


オブザーバー
  正副議長 澤公明党幹事長 錦織共産党幹事長 広谷議員 谷村議員

職務のため出席した事務局職員
  有田事務局長 谷口次長 本家議事・法務政策課長外関係職員

1 開会  午前9時39分
2 閉会  午前10時03分
3 司会  野田委員長
4  会議録署名委員  藤縄委員、国岡委員

 

午前9時39分 開会 

 ◎野田委員
 ただいまから、議会運営委員会を開会いたします。
 まず、会議録署名委員に藤縄委員、国岡委員を指名いたします。
 これより協議に入ります。

○錦織議員
 オブザーバーで申しわけないですけれども、きょうの議題に入る前に、前回の議運審議の中で確認したいことがありますのでお願いします。
前回、中国地方広域連合調査特別委員会を設置したいという議長からの提案を審議しましたけれども、オブザーバーとして後から意見と質問という形で話したのですけれども、その際に、委員長は聞き置くということでして、私も最初からただしておけばよかったのですけれども、私がそのときに聞いたのは、この特別委員会の位置づけが広域連合に参加するのかしないのかも含めて調査検討する会なのか、そうでなければいけないと思うがと言ったことに対して聞き置きますということだったので、ここにいらっしゃるほかの委員はどういうことでオーケーと言われたのかもわかりませんし、共産党の意見は受け入れられているのか、当然のことなのかそうではないのかということが不明確だったので、後で議長に関西広域連合のときのように参加、不参加も含めてこれをするのですか、それとも前提なのですかというふうに聞いたら、議長は関西広域連合のときとは違うのだと。関西広域連合のときは執行部のほうが先にどんどん進んでしまって議会が後追いに、非常に後手後手に回ってしまったと、そういう反省もあって、今回は最初から入るということを前提としてやっていくのだというふうに、同時並行してやっていくのだというような答えだったというふうに思います。関西広域連合のときとは違うのだと。
 そういう言葉を受けて、私たち共産党は、相談して少数会派で委員を選ぶときに、設置するということだったら委員としてはなかなか意見が言えないから出れないなということで、委員からは意思を持って外れたのです。その少数会派のときの話で、ここに出ておられる方たちも設置ということでしょうという認識だったのです。
 それで、私はやはりここできちんとどういう位置づけなのかということを委員長として確認していただきたいというふうに思います。

◎野田委員
 聞き置きながら、議運の中で共産党さんのそういう意見が想定されるというふうに私自身も思っていましたので、これから議長にも尋ねたりすることもありましょうから、進めながら、その中で発言を許可します。

○興治委員
 広域連合に参加するかどうかというのは、一連の手続の中で規約の承認だとか議会が議決をする案件になっているので、今広域連合に入ることを前提に特別委員会を設置するとか、あるいは前提ではなしに特別委員会を設置するとか、そんなことは余り関係ないのではないかと思います。特別委員会を設置して広域連合加盟について調査し、議決のときに議員は判断すればいいだけの問題だと思います。

○伊藤美議長
 よくわかっておられる。

○錦織議員
 もちろん議決もあるのですけれども、ただ、議長に聞いたらそういうニュアンスではなかったので、関西広域連合のときとは位置づけが違うというふうにおっしゃったので、それはちょっとまずいのではないかという意識もあって、ここで確認をとりたいということなのです。もちろん最後に議決するということはわかっています。

○安田委員
 だから、議長が付託されての委員会設置でありますので、議長からどういうことを付託されるのか、ここで改めて聞かせていただいて1の議題に入ったらどうですか。

◎野田委員長
 そういう形をとろうと思っていたのですけれども、最初に意見が出たものですから。
今安田委員からの提案もございました。興治委員がルールに従ってのことなのだからというお話もございましたので、まず議長の御意見を。

○伊藤美議長
 これは先回もお話ししたとおりでございますし、途中でも錦織議員にはお話しさせていただいたところですが、関西広域連合のときは執行部がどんどん前に進んでしまって、広域連合の制度設計が議会ではないところでどんどん進んでいったと。これは現議員の山口議員、福間議員が反省を含めてのことであります。
 今回は、執行部における検討が始まったことでもあります。議会としても早急に設置して中国地方広域連合の設立の是非も含め検討していきたいという思いであります。したがって、設立ありきではなく、その是非も含め執行部の検討状況を伺いながらしっかりと議論する組織として考えたいということでございます。

◎野田委員長
 明快な議長の説明がありましたのでおわかりいただけたと思います。
それでは、これより協議に入ります。
 まず、特別委員会の設置についてであります。
 本日の本会議の一般質問・質疑終了後、日程に追加し、議長発議により別紙設置案のとおり特別委員会を設置し、裏面の名簿のとおり委員を選任したいと思いますが、よろしゅうございますか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようでありますので、さよう決定いたします。

○錦織議員
 きょうの特別委員会の設置について、討論をさせていただきたいと思います。

◎野田委員長
 その件については討論は可能でございますので、討論していただけば結構かと思います。
討論の通告期限でありますが、反対討論は、本日、委員会終了後速やかに、賛成討論は本日の午後1時までと決定してよろしゅうございますか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようでありますので、さよう決定いたします。
次に、議員提出議案についてでありますが、お手元に配付のとおり「鳥取県議会基本条例」1件でございます。
 それでは、審議方法についてお諮りいたします。
 本日の本会議において、日程に追加し、提案理由説明の後、質疑及び委員会付託を省略して最終日に討論の後採決したいと思いますが、よろしゅうございますか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようでありますので、さよう決定いたします。
 なお、提案理由説明は伊藤美都夫議員が行いますので、日程追加前に暫時休憩いたします。御承知ください。
 次に、その他でありますが、先週の議会運営委員会においてお話のございましたポロシャツの件であります。
 現在、夏季における会議の際の服装については、本会議においては上着、ネクタイを着用しなくてもよい。開襟シャツを着用してもよいと申し合わせておりますが、議長からもございましたとおり今週木曜日、6月28日の本会議に限り、まんが王国のポロシャツを着用してもよいといたしたいと思いますが、いかがでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようでありますので、さよう決定いたします。
次に、議長より発言を求められておりますのでこれを許可いたします。

○伊藤美議長
 先ほどのポロシャツとも関連するわけですけれども、先週の22日、まんが王国とっとり建国推進議員連盟の役員会を開かせていただきまして、先ほど申しました議員連盟の会員が一丸となって積極的にPRに取り組んでいこうということになりまして、その一環が28日のポロシャツのことですけれども、もう一つは、28日の本会議終了後、直ちに議場においてまんが王国とっとり建国推進議員連盟としてのまんが王国とっとり建国に向けての決意を宣言文として読み上げることにしたいということで御承知願いたいと思います。

◎野田委員長
 ただいま議長から本会議散会後、若手議員によるまんが関連の決意表明を行う旨の発言がございました。皆さん御承知置きください。

○長谷川委員
 ちょっと待ってください。それは本会議場でということですね。いかがでしょうか。そこまで本会議場を用いて、本会議終了後といいながら行うということは、いろんな形で一般質問などもされ、ただすべき点はただしたり、執行部の決意表明などもあっているわけですから、それ以上行う必要はないと思います。議員連盟の活動としても、私どもそこまでは考えてもいませんし、容認した気持ちはありません。

◎野田委員長
 多分この提案は議員連盟の中の発言があった部分をとらえてだろうと思います。私の認識としては、砂場議員がまんが王国の宣伝方法がどういうことがあるかといろんなお話をしながら、議会でもこうしたらと。その宣伝効果の金額はこれくらいになるのだという説明がございました。したがって、長谷川委員の思いもありましょうけれども、あなたの会派の砂場議員の思いを議長は酌んだのではなかろうかと、そのように私は思います。

○長谷川委員
 議員連盟ですから、構成が会派を代表して加わっておりませんので個々の発言は尊重されるべきだと思いますし、本会議場を使うのには、やはりそれだけの大義といいますか、そういうものが必要だと思います。議会でも議決案件ではないものは全員協議会室を用いてやるくらいですから、私はちょっと適切ではないと思います。

○内田委員
 過去にも本会議場を使っていろいろなイベントをやった経緯がございますので、私はいいと思います。

◎野田委員長
 議長、もう一度皆さんに納得のいく説明を。

○伊藤美議長
 代表質問、一般質問の中でまんが王国の問題というのはかなり出てきました。今の推進状況が余り芳しくないということや、いろんな御意見があったと思います。もうちょっとPRを強力にするようにというような意見もあったと思います。28日にはそういうことも踏まえて県民に対しても、あるいは議員の皆さんに対しても、マスコミの皆さんに対しても、推進議員連盟の名のもとに再度PRしたいと。その中身は、まんが王国とっとり建国に向けた決意を議員連盟を結成したときのあれにしておりますので、その決意を若い議員さんを軸に述べてほしいということで、その話をしましたら、議員連盟の役員会ではそうしようではないかということで皆さん一致して28日の本会議終了後にやりましょうと。ちょうどその日は知事の決意もございますので、その後、散会後でございます。役員会では全員一致でそういう結論に達して、議員としての意思を示そうということに決定されました。

○長谷川委員
 今議長がいみじくもおっしゃいましたように、議会の意思を議員連盟が発議をして本会議場を使って行うということは、これは過ぎたる行為だと思います。議員連盟は議員連盟で、あくまでも鳥取県議会という場とは別に、それは側面支援であって、本会議場を使って議員連盟が主宰でそういう意思表示をするというのはやはり行き過ぎだと思います。

○谷村議員
 私も決意文の表明というのは反対です。というのは、そもそもまんが王国に共産党さんは反対しているわけです。皆さんの了解をきちんと得てやっているわけではありません。まんが王国の役員の方々がそういうふうにやりましょうと決めたわけであって、私はそれは一方的で強攻的なやり方だと思います。そんなことをやらなくても、もし必要だと思われるのでしたら、議会が終わった後に全協室ででもやったらいいじゃないかと思う人たちだけで集まってされたらどうでしょう。

○錦織議員
 私も終了後に全協室でするか、またはアピールするのだったら中庭にでも皆が鉢巻きでも締めて、旗を持って決意表明されたほうがもっとアピールするのではないですか。私は議場は使うべきではないというふうに思います。

○伊藤美議長
 事務局、議場を使うことについてはどうか。

●有田事務局長
 散会後にやるというのは、今は新任職員のあいさつというのはやっています。議員さんの思いで決められたらいいと思います。使ってはいけないという制限は特にないと思います。(「傘踊りのときに使った」と呼ぶ者あり)

○長谷川委員
 そういうことと性格が違います。(「一緒です」と呼ぶ者あり)一緒ではないです。


●有田事務局長
 事例を読み上げさせていただきます。事例集の205ページに書いてあります。議場で演奏会等を行った事例というのがあります。平成9年9月30日、本会議開会に先立ち、ジャパンエキスポ鳥取「山陰・夢みなと博覧会」の成功を祝し、あわせて来る第22回全国高等学校総合文化祭の成功を願い、議場において同文化祭に参加する高校生による演奏会を実施した。(長谷川委員「その場合は総意です。全員一致でないといけません」と呼ぶ)
もう一つ、21年9月14日、9月定例会の開会日の本会議開会に先立ち、「日本のまつり2009鳥取」の成功を願い、議場において同大会に出演する国府町因幡の傘踊り保存会による因幡の傘踊りの披露が行われた。この2つです。

○内田委員
 委員長、採決してください。

○長谷川委員
 それは開かれた議会づくり、県民に向けてという観点です。(内田委員「同じことです」と呼ぶ)違います。議連の発議を議長が持ち出されて、議連に参加というのは自主的な意思ですよ。そういうことをされるなら議連からも脱会させていただきます。

○国岡委員
 採決と言われる方もありますけれども、いろんな意見がありますし、うちの会派の中でもいろんな意見がありますので、これは一度持ち帰ってはどうでしょうか。

○興治委員
 私はまんが議連の役員でその場におりましたので。議長や副議長の思いは、これは一般質問の最終日なのですね。副議長が知事にまんが王国のことについて質問して、知事から決意表明のような発言が答弁の中であるということのようです。それを受けて、一たん本会後を終了して、その後直ちに本会議場を使って若手議員が決意表明をすることによって議会と知事とが車の両輪のごとくまんが博に向けた動きの盛り上げを図ることができるのではないかと。そこに執行部もいるし、マスコミの皆さんもいるわけですから、そういうPR効果をねらって本会議場でやらせていただいたらどうだろうかという発案だったのです。砂場議員などからは、漫画のキャラクターなんかを着て全国のテレビが、東京の中央が注目するようなそういうアピール効果をねらったほうがいいのだと、ポロシャツだけでは物足りないというような発言もあったりして、それはそうすることにはならなかったのですけれども、若手議員が決意をして意気込みを示すことによって県民に対するアピール効果をねらうということで本会議場を使わせていただいたらどうかということになっておりますので、その辺の御理解を得られるようにお願いしたいと思います。


○長谷川委員
 28日はまだ審議中ですよ。一般質問が終わったというだけであって、最終日は来月3日ですよ。そんな途中にいけません。いろんな意見があるわけですから、議員は論議を活発にしていくことで関心を高めていくということに徹しなければいけません。

◎野田委員長
 わかりました。国岡委員からも持ち帰って今しばらくということでございますので、この件は打ち切らせていただいて、お持ち帰りいただいて皆さんで御協議いただいて、次の議運を早急に開かせていただきますので、そのときには結論を出して、28日ということでございますから、それなりの対応ができるように各会派で御協議を願いたいと思います。
 以上で予定しておりました協議事項は終わりました。
 なお、議員提出議案について協議するため、7月3日、火曜日、午前9時30分から議会運営委員会を開催しますので、よろしくお願いいたします。
 ただいまお話がありました件については、この日程についても事務局と協議して早急な対応をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上で議会運営委員会を閉会いたします。

午前10時03分 閉会

 

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