日野郡で広がる鳥獣被害の対策に取り組んでいる日野郡鳥獣被害対策協議会の実施隊員の皆さん。
今回は、小学生に動物に対する興味を持ってもらい、有害鳥獣の識別もできるようになってもらおうと、黒坂小学校で出前授業を行いました。
黒坂小学校の子達は、多くの子がイノシシに遭遇したことがあるようで、熊を見かけたことがある子も2,3人いるようです。
これは勉強の甲斐がありそうです。
低学年と高学年の2グループに分かれて、色々な動物の親と子供の写真を配って、それぞれ親子のペアを作っていくゲームをしたり、イノシシとツキノワグマなど遠目に見ると似ている動物の見分け方を学習しました。


動物好きで熱心に聞く子もいれば、集中力が続かない子も…。
それでも実施隊員はめげずに、万が一、イノシシや熊に遭遇したときの対処方法など熱心に教えていました。
まだ始動したばかりの実施隊員の皆さん。
今回の出前授業も初めての試みで、元気いっぱいの子供達相手にクタクタになっていましたが、「今度は体験型の学習にしよう」と、次に向けて計画を練っていました。
日野振興局 2014/06/23