会議の概要
午前10時16分 開会
◎小谷委員長
おはようございます。
ただいまから高速交通網調査特別委員会を開会いたします。
本日の日程は、お手元に配付しております日程表のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
初めに、会議録署名委員を指名いたします。
広谷委員と福間委員にお願いいたします。
それでは、これより議題に入ります。
なお、質疑は全ての説明終了後に一括して行っていただきますので、よろしくお願いいたします。
議題1、高速鉄道に関する先進事例の調査について及び議題2、平成26年度県内空港国内便の利用状況などについて、寺口交通政策課長の説明を求めます。
●寺口交通政策課長
地域振興部資料の1ページをお願いいたします。高速鉄道に関する先進事例の調査について現況を報告させていただきます。
今年度、新規事業で高速鉄道網のあり方検討事業ということで取り組んでいるものでございます。この事業において、まずはミニ新幹線とかフリーゲージトレイン等の先進地の実例調査や情報収集を行っているところでございます。
5月中旬に、九州地域のフリーゲージトレインの開発状況等につきまして、各関係先から情報収集をしたところでございます。この概要につきましては、次の項目で紹介させていただきますが、今後、今月中旬にミニ新幹線についての現地調査を予定しております。その後、これらの調査結果を踏まえまして、県内鉄道にこれらの方式を当てはめた場合の整備条件を整理し、その結果をもとに専門家の意見を伺いたいというふうに考えております。こういったことを秋、10月中ぐらいまでには終え、その後、県内鉄道高速化の具体像と、これに伴う経済効果の試算等を行ってまいりたいと考えているところでございます。
2の調査状況をごらんいただければと思います。5月に行いました九州新幹線、フリーゲージトレインの状況について記載しているとおりでございますが、まず、既に開業しております九州新幹線の鹿児島ルートのうち、博多から熊本間につきまして聞き取りを行ってまいりました。この区間の時間短縮効果ですが、開業前と比べ、熊本-博多間では40分の短縮が図られた、熊本-新大阪間では59分の短縮が図られたということでございます。また、開業前の特急のときと比べた利用者数は、博多-熊本間では140%に、熊本-鹿児島中央間では161%になったということでございます。そして、これらに伴います経済波及効果を試算されておりまして、23年度が195億円、24年度が44億円、25年度が219億円だったということでございます。24年度の数値がちょっと低いのは、その年の九州の豪雨災害等の影響であろうというふうに伺っているところでございます。
次に、現在整備が進んでおります九州新幹線西九州ルートの新鳥栖から長崎の間の整備状況についてでございますが、これにつきましては、次のページの左下に線路の概略図等もつけておりますので御参考に確認いただければと思います。この区間につきましては、フリーゲージトレインを導入して、新鳥栖-武雄温泉間は在来線を走り、武雄温泉-長崎間はフル規格の新幹線を走ろうという計画でございます。総事業費が約5,000億円ということでございまして、そのうち長崎、佐賀両県の地元負担は総額で約917億円程度になる見込みということでございます。この負担割合は、その区間の総延長の距離で案分するという方針でございます。その際には、地元の市も県負担の一部を負担するということになっております。そして、これらの地元負担以外にも、並行在来線の線路とか駅舎といった設備は、新幹線の開業時にJR九州から14億円で長崎と佐賀の両県で譲り受け、それらが維持管理を行う予定となっております。開通後の試算効果としましては、長崎-博多間は現行の特急の場合と比べて28分の時間短縮、それから、長崎から福岡県の間の需要のほうは約1.3倍に、長崎から関西圏の需要は約1.2倍になると推計しておられます。また、これらに伴います経済波及効果は、年間約70億円というふうに試算されているところでございます。
次に、このフリーゲージトレインの開発及び施設設備等の状況でございます。
車両の特徴につきましては、1ページ最下部から2ページ頭に記載させていただいているところでございますけれども、このフリーゲージトレインというのは、新幹線と在来線を直通運行ができるよう車輪の間隔を自動的に変換する電車で、新幹線と在来線の乗りかえが不要になるということで利便性が向上し、在来線につきましても軌間を拡大する工事がなくなりますので、既存の施設を有効に活用することができるといったメリットを持っているものでございます。
施設の条件としましては、この新幹線と在来線の入れかえのところで車輪の幅を変更する必要があり、そのための装置を含めて、直線で約1キロメートルの軌道が必要ということでございます。それから、車両はこの軌道をかなり遅いスピードで通過しないといけないので、約3分を要するということでございます。この新幹線と在来線接続線の建設につきまして、6年程度を要する見込みということでございます。
次に、車両そのものの開発目標値でございますけれども、新幹線の区間におきましては時速270キロメートル以上、在来線におきましては、直線部で時速130キロメートル、曲線部では現行特急と同等の速度で、安全で安定した走行ができることということでございます。
これらを踏まえました現在の走行試験の状況でございますが、本年2月に列車の基本的な耐久性能の確保にめどがついたということで、今年度から平成28年度まで3年かけ、新型試験車両による新幹線と軌道変換、在来線を繰り返し、約60万キロ走り込む耐久走行試験を実施されることとなっております。こういった試験走行等を経まして、平成34年度の開通を目指す九州新幹線長崎ルートでの実用化を図るということでございました。5月に行いました調査の概要につきましては以上でございます。
続きまして、資料の3ページをごらんいただければと思います。我々も検討に当たり参考にさせていただきたいと考えております、国で実施中の調査でございます。昨年度から国のほうで鉄道整備等基礎調査ということでさまざまな現況、現状の確認調査等を行われているようでございます。これにつきましては、実は調査結果は非公表ということで、聞いてもなかなか詳細を教えていただけません。昨年度は、全国の鉄道ネットワークの現状について、まずは調査されたということで、在来線で特急が運行されているような路線の現状の整理ですとか、各路線の最高速度、表定速度、過去の変遷、JR各社における利用増進策の取り組み状況、それらとあわせまして、全国で4,000人から5,000人を無作為に抽出して、鉄道の利用経路ですとか、利用目的、利用しない場合の問題点、改善点などについてのアンケートを実施したということでございます。
また、今年度は、全国の鉄道ネットワークの現状や利用者のニーズ等を踏まえ、真に必要な施策の重点化を図るため、実情に即した検討を行う上で必要となる調査を行うということで、よくわかりませんが、現在、具体の調査内容をまだ国のほうで整理しているところで、いまだことしの調査には着手されていないというふうに伺っているところでございます。
続きまして、平成26年度県内空港国内便の利用状況について報告させていただきます。資料は4ページをお願いします。
まず、6月の状況というのが、速報値ということで、全日本空輸、ANA便についていただいております。鳥取空港につきましては、搭乗者数が2万5,744人で、搭乗率が54%。米子鬼太郎空港につきましては、搭乗者数が3万5,047人で、搭乗率が60.5%であったということでございます。スカイマーク社の部分につきましては、公表が10日ごろの予定ということで、まだわかっておりません。
次に4、5月の状況ですけれども、こちらのほうは確定値ということで、2カ月を合計したものをそれぞれ記載しております。また、この内容につきましては、5ページのほうに参考として、月ごと、路線ごとの状況を掲載させていただいておりますので、こちらのほうもあわせて御確認いただければと思います。
今年度4月から3カ月間の動向でございますが、昨年度、出雲大社の平成の大遷宮をきっかけといたしまして、山陰旅行が大変高まったところですけれども、この影響が全体的に少し落ちついてきたという感が出てきていると考えております。航空便を利用しました県内来訪者数全体につきましては、スカイマーク就航前でしたけれども、前年と比較しまして1.5から2倍に増加しているところでございます。まず、ANA鳥取便につきましては、5便化され利便性が向上したこともございまして、搭乗者数は増加傾向にございます。ANAの米子便につきましては、6便化が5月まで継続されておりましたが、利用者はやや減少しているという状況でございます。スカイマークの路線につきましては、新たな航空利用の創出につながっており、地域に与える影響も非常に大きいと考えております。就航から半年が経過しました成田、神戸等の便につきましては、地域での認知度もだんだん高まってきておりまして、今後、夏の観光シーズンに向け徐々に増加し、定着化の傾向にあると思います。また、この4月に新規に就航しました羽田線につきましては、既に一定の搭乗率を確保しているところでございますし、新千歳、那覇路線につきましても、観光シーズンに向けて徐々に増加傾向にあるというふうに考えております。
なお、航空便の利用促進につきましては、最近におきましても、札幌、茨城、那覇といった各就航先でのPRキャラバンですとか、地元での街頭PR、先般行われました美保基地航空祭等でのPRを実施しておるとともに、旅行会社と連携した誘客対策の強化ですとか、鳥取市、米子市の地域情報誌、それから関西地域での新聞広告等を行っているところでございます。今後も引き続き、観光と航空路線のPR、それから首都圏だけではなく神戸経由の誘客促進も念頭にPR等をしていきながら、利用者の増加に向けて引き続き取り組んでいきたいと考えております。
◎小谷委員長
続いて、議題3、北海道、沖縄での航空便利用促進PRキャラバンの実施について及び議題4、香港EGLツアーズによる夏季の連続チャーター便の実施について、市村観光戦略課観光誘客室長の説明を求めます。
●市村観光戦略課観光誘客室長
それでは、文化観光スポーツ局の資料の1ページをごらんください。北海道、沖縄での航空便利用促進PRキャラバン隊の実施を行ってまいりましたので、御報告いたします。
4月に新規就航したスカイマークの新千歳、那覇、羽田空港からの米子鬼太郎空港への直行便やANAの増便に伴い、本県への誘客を図るために、下記のとおり、北海道、沖縄において観光PRをしてきたものでございます。
まず、北海道、新千歳でのPRキャラバン隊ですが、民間の方、行政が一緒になってキャラバンを行ってまいりました。6月6日から7日の日程で行いました。まず、6月6日は、主にメディアや旅行会社等を訪問して、鳥取県並びに山陰の観光素材をPRするとともに、県内旅行商品の造成を依頼してきたものです。訪問先については、次に書いてあるとおりでございます。翌日、6月7日土曜日は、新千歳空港国内線旅客ターミナルにおきましてPRブースを設置し、空港利用者に対してパンフレットを配布したり、ノベルティーグッズなどを配ったりしました。また、抽せん会で鳥取すいかをプレゼントしたり、着ぐるみ隊を登場させまして、「名探偵コナン」「ゲゲゲの鬼太郎」の撮影会もあわせて実施したところでございます。着ぐるみが出ますと非常に訴求力もございまして、たくさんの方に関心、興味を持っていただいたところでございます。
次に、沖縄でのPRキャラバン隊も6月20日から22日の日程で行いました。参加者のほうは北海道と同様に民間の方、行政が一緒になってやってきたものでございます。まず6月20日に、沖縄県にあるメディアや旅行会社等を訪問しまして、観光素材をPRしてまいりました。訪問先については、以下のとおりでございます。それから、翌21日には、那覇の国内線の旅客ターミナルにおいて観光PRブースを設置して、同様にPRをしてきました。また、那覇においては、イオン那覇店においてもPRの場所、機会をいただきまして、観光大使、旅館おかみによる観光PRを実施してまいりました。こちらのイオン那覇店のほうは非常に人が多く、関心も持っていただけ大盛況で、パンフのほうがあっという間になくなったというふうに報告を受けております。
今後の予定でございますが、7月4日、6日に、今度は羽田空港第二ターミナルでPRを行う予定にしております。
次に、2ページをごらんください。香港EGLツアーズによる夏季の連続チャーター便の実施について報告をさせていただきます。
香港の訪日旅行最大手である香港EGLツアーズによる米子鬼太郎空港及び香港国際空港間で大規模連続チャーター便の実施が下記のとおり決まりました。
実施時期は、7月12日から8月23日の間に18往復いたします。日にちのほうは、以下に書いてある日にちのとおりでございます。なお、去年は、この時期でございましたけれども、24往復でしたので、若干便数、往復数が変わってきております。
飛行の離発着の内容につきましては、香港国際空港を真夜中2時35分に出まして、米子鬼太郎空港に朝7時20分に到着するものです。帰りは、米子イン、広島アウトという形になりましたので、広島を21時に出発して、香港国際空港に23時30分に着くというものでございます。ツアー客は米子空港到着後、4泊5日のコースで県内及び関西、中国地方を周遊した後、広島空港から香港に帰るという行程でございます。
運航機材のほうは、チャイナエアライン、155人乗りでございます。
ツアー催行会社は、訪日旅行の最大手でございます香港EGLツアーズでございます。
ツアーの来客予定数でございますが、最大2,790人でございます。
県内の立ち寄り先ですけれども、まず、米子鬼太郎空港に来まして、足立美術館の方面に回ったりもして、その後、JR境港線の鬼太郎列車に乗って昼食をし、水木しげるロードを見て、あとは以下、記載のとおりでございます。
ことしも到着時の米子鬼太郎空港で歓迎、ウエルカムの対応をしたいと思います。米子鬼太郎空港で着ぐるみを登場させたり、ノベルティーを配布したりいたします。また、鬼太郎列車の中で着ぐるみに登場してもらって、記念撮影等々も行いたいと思っております。ことしは、お土産品の販促を少し強化しようということで、カタログ販売を導入して、県内のメロン等の販売の強化につなげたいと思っております。また、ウエルカムフルーツ等々を宿泊のホテル先で提供したいと思っております。
そして、何とか今回のEGLツアーズの連続チャーターを成功させ、ぜひ次回のチャーター便の再訪につなげていきたいと思います。
◎小谷委員長
次に議題5、鳥取西道路開通を見据えた「道の駅」整備構想について、山本道路企画課長の説明を求めます。
●山本道路企画課長
道路企画課でございます。
それでは、県土整備部資料1ページをお願いいたします。鳥取西道路開通を見据えた「道の駅」整備構想について御報告申し上げます。
鳥取市いなば地域振興協議会会長、長尾裕昭様でございますが、この協議会は、旧気高郡3町の商工会が合併しました鳥取西商工会の会員の方々がメンバー、中心となりまして設立されたものでございます。この協議会が中心となりまして、鳥取西道路の開通を見据えた「道の駅」整備構想を取りまとめることとされております。構想によりますと、道の駅は平成29年開通いたします鳥取西道路に合わせて整備を検討されており、県としましても、鳥取西いなば地域の活性化に向けた取り組みをできる限り支援してまいりたいと思っております。
道の駅構想の背景でございますが、鳥取西いなば地域を取り巻く環境の変化といたしまして、吉岡インターチェンジから青谷インターチェンジは、既に29年度の供用ということが発表されておりましす。県といたしましては、残る西から青谷までも同時に29年度開通を要望しているわけでございますが、そういう変化を踏まえまして、協議会が中心となって、本年2月、鳥取市西いなば地域の資源を生かした地域振興グランドデザインを策定されました。このグランドデザインにおいて、道の駅の整備を重要な要素として位置づけられております。
道の駅の整備に向けた検討状況でございますが、協議会内に道の駅建設準備運営委員会というものも設立されまして、国、県、市はオブザーバーとして参加しております。今後整備位置など、具体的な検討を進められていく予定と聞いているところでございます。なお、あわせまして、鳥取市では、道の駅整備に係る調査費を本6月市議会で補正予算900万円計上されているところでございます。鳥取市も準備委員会と連携しながら整備に向けた調査を進めていかれます。
今後の対応でございますが、道の駅の登録に向けた事務手続は県がやることとなっておりますので協力させていただくこと、道の駅の整備位置が県道沿いとなった場合は、道路管理者としまして道路休憩施設、駐車場、トイレ、情報提供施設整備の必要性の有無を検討し、道の駅の整備手法について地域振興施設整備者の鳥取市さんと調整していくつもりでございます。
一番下の図でございますが、赤い一点鎖線で示しておりますのが、旧気高郡の範囲内ということで、この中に青谷並びに浜村鹿野温泉インターチェンジ、瑞穂のハーフインターチェンジというものがあるところでございます。
続きまして2ページでございますが、現在鳥取県では12の道の駅が完成と青で書いてございます。赤が、いわみ並びに江府の道の駅を今年度内に整備中ということでございます。いわゆる道の駅の整備手法でございますが、先ほども若干説明申し上げましたが、道路管理者が駐車場、休憩、トイレ並びに情報提供施設を、市町村等がレストラン、休憩所等を整備するスキームとなっております。
◎小谷委員長
ただいままでの説明について、質疑はありませんか。
○福間委員
ちょっと1点。前回聞いたような気がするけれども、フリーゲージの新鳥栖-武雄温泉間は何で在来線なのだ。これは佐賀県が同意しないということか。
●寺口交通政策課長
そこの経緯については、余り詳細を伺っておりませんが、整備に当たって、いろいろ地元から御意見等を聞かれた際に、佐賀県内は距離的なことがあってと思うのですが、高速化、新幹線にしても、県内としては今の特急の状態と比べて余り効果が大きくないのではないかというようなことがあって、フル規格には乗らなかったというふうに伺っております。
○伊藤委員
道の駅の件ですけれども、琴浦のパーキングエリアはなぜ道の駅にはならないのだ。
●山本道路企画課長
なり得ります。本会議で御意見もいただきましたが、今後それも踏まえて多分検討材料にはなると思っております。
○伊藤委員
では、今は琴浦パーキングエリアだけれども、琴浦道の駅という形に将来的には変更していくというわけだ。
●山本道路企画課長
これは、道路管理者が国交省でございまして、施設管理者は琴浦町でございますが、県としては、手法としてはなり得るとしか、今はお答え申し上げられません。
○伊藤委員
そうすると、県内の道の駅の整備中の中に、準備中か何かで位置づけされてもいいのではないですか。
●山本道路企画課長
先ほど申し上げましたとおり、国と琴浦町さんからそういう申し出があれば、それも可能だと思っております。
○福田委員
関連ですけれども、先日の新聞に無料の高速道路に道の駅構想みたいなことが書いてあったのですけれども、かわはら道の駅などは一回おりて上がらないといけませんよね。あれは、今度は直接入れるようになるわけですか。
●山本道路企画課長
新聞報道でも2例挙がっていた中に、まさにかわはら道の駅がございまして、伊藤委員がおっしゃったとおり、琴浦パーキングエリアはまだ道の駅ではございませんが、いわゆるPAとかSAと同じように、十分な誘導路をもって入っていく高速道路に直結したパターン並びにそのインターチェンジを利用したパターンということで、2つの整備手法というのが先般の新聞で紹介されたことでございます。琴浦みたいにきっちりアプローチがとれるかという構造的な問題がございますので、その辺は十分な検討が必要だと思っております。
○砂場委員
PRキャラバンですけれども、2点。
まず、旅行代理店にいっぱい行って、造成を依頼されたということですけれども、そのときの反応はどうだったのか。それから1カ月たっていますけれども、その後のフォローはどういうふうにされていて、今どういう進捗状況にあるのかを教えてください。
新聞社等々の報道と記載していますけれども、そのことによって、新聞報道、テレビ報道等に取り上げてもらったのかどうかを教えてください。
●市村観光戦略課観光誘客室長
キャラバン隊の反応でございますが、まず、旅行会社等を訪問した中で一つわかりましたのは、大手の旅行会社はなかなかすぐに旅行商品の造成には動いてもらいにくいところがございましたが、小さな旅行会社のほうでは、小グループでの旅行商品を造成しましょうというところが何社かありましたので、そこと現在やりとりを始めているところでございます。
新聞社を訪問しまして扱ってもらったところの記事については、後ほど委員のほうに提出させていただきたいと思います。
○砂場委員
航空便の件で、本会議で銀杏委員のほうから空の駅というような提案が出て、知事も前向きな答弁をされたのですけれども、おもしろい提案だと思うのですけれども、そのことについて、きょう何か出るかなと思っていたのですけれども、どうですか。それは県として検討する方向にあるのですか。どういうふうな形であの提案を受けるのですか。例えばプロジェクトチームをつくってやるとか、どこどこの部が主幹になって進めていくとか、いろんな検討があるでしょうけれども、何か話は進んでいますか。
●小倉地域振興部長
では、私のほうから回答させていただきます。
まず、県内空港は、米子、鳥取と2つあります。まず、米子のほうの取り組みから説明させていただきますと、米子については、本議会に予算をお願いしておりますけれども、空港全体のリニューアルの方向の中で、空の駅という名前になるかはちょっと置いて、その中にどういう機能を盛り込み、どういう規模が必要なのかというところまでは、検討の中に盛り込んでいこうと思っています。それはいろんな方の御意見を聞きながら、調整の中で検討していきたいというふうに思っています。
片や鳥取空港についても、まず、いろんな方々から意見を聞きたいなというふうに思っていまして、既存の組織で鳥取空港利用促進懇話会というのがありますけれども、まずはそこにお諮りして、意見の収集から始めていきたいというふうに思っております。いずれにしても、一歩一歩前向きに進めていきたいとは思っています。
○砂場委員
どうしても鳥取のほうから見ると、交通に関していうと、米子のほうはDBSクルーズがあって、今度はスカイマークがあって、アシアナという感じなのですね。鳥取のほうというと、そういうのがない。仮にチャーター便を通すとしても、そのたびに税関、検疫と来てもらわないといけないような状況がある。議会のほうとしたら、国際交流会館について使っていない、ちゃんと使うような方策も考えてくれというのは決算審査の中で文書指摘もして、かれこれ1年になるわけですから、今から話を聞こうではなく、もう少しピッチを上げてやっていただきたいなと。やはり鳥取市民の中では、何で米子ばかりという感じですから、そういう意味では、鳥取のほうにも力を入れてやっていただきたいと思いますけれども、どうですか。
●長谷川県土整備部長
鳥取空港については、先ほど小倉部長がいろんな意見を聞くということで話しましたけれども、来週の火曜日に早速、空ビルや鳥取市、交通政策課等を含めた意見交換会を立ち上げて、この問題について前向きに取り組んでまいりたいと思っております。そのときの着目点としましては、国際会館をいかに活用するかということで、現在も年間4万2,000人の方に利用していただいております。特に特別待合室の会議というのは、平成25年に非常にふえておりまして、146件ぐらい利用していただいております。ビジネスマンの方々が搭乗手続の直前まで会議ができるということで好評ということであります。
もう一つは、鳥取砂丘コナン空港という愛称化を進めておりますので、これをいかに取り込むかということだと思います。センタープラザに400平方メートルぐらいのスペースがあって、これが一番活用が進んでいないということがありますので、このあたりの活用ということで、この鳥取砂丘コナン空港というのをにらんでやっていきたいと思っております。
もう一つは、知事も本会議で言われましたけれども、マリンピア賀露との連携です。割合近い距離にありますし、多くのお客様があそこに行かれますので、何とか空港とマリンピア賀露との動線も考えて連携できないかも今後検討してまいりたいと思っております。
○福田委員
長谷川部長、いいと思います。ちょっと大胆な発想ですけれども、コナン空港ということになると、青山剛昌記念館を国際会館に移転したらどうかという話もあって、やはり東京の人から見たときに、なかなか北栄町まで行くというのは現実的ではないという話があって、本当に鳥取空港そのものが青山剛昌記念館というか、コナン館になれば、相当なインパクトがあると思うのです。そこはいろんなハードルが高いと思いますけれども、ここは思い切った発想が大事かと思いますので、真剣にちょっと考えてもらえたらどうかなと思います。
●長谷川県土整備部長
私も発想が大事だと思っております。空の駅も発想が大切ですし、鳥取砂丘コナン空港もそうですし、ジオパークもそうですし、いろんな発想を取り入れながら、しっかりと検討してまいりたいと考えております。
○広谷委員
今鳥取空港のことが出たのですけれども、5便化になって搭乗者数はふえているようですが、但馬からのバスも鳥取空港に寄るようにしたのだけれども、但馬からの利用者というのはどういう状況なのですか。
●寺口交通政策課長
今5往復、10離発着ある中で、但馬との連絡バスはそのうち3便しかつながっておりません。それで地元のバス事業者さんともいろいろ協議を重ねていまして、これを何とか全便、10便に接続して、直接空港と但馬、あるいはその間の岩美町、浜坂駅といったことを含めて、このバスをさらに充実できないかと、現在協議を重ねているところでございまして、何とか頑張りたいと考えているところでございます。
バスの利用状況ですけれども、最初の4月のうちはかなり少ないという状況でございました。ただ、4月、5月、6月と来るにつれて、少しずつ利用実態がふえてきているということになります。利用の仕方として、但馬から乗ってこられたり、但馬に行かれたりという方もおられますし、途中、砂丘を観光されて、砂丘からまた空港まで行かれたりというような方も利用されているような状況でございます。
○澤委員
ちょっと角度を変えますけれども、EGLツアーについてお聞きします。
きょう説明いただいて、インとアウトが違うと。前回はイン、アウト同じだったということでですね。事情があってこういうことになったのでしょうけれども、県としてはどういう方向性が一番いいのか。個人的にはイン、アウトが同じと思っていますが、インとアウトが別に、広域になって、観光、物販などの形態についてどういう違いが出てくるかという認識を持っておられるかというのが1点。
それと、前回は、食のみやこということで、コースの中にJAなどの施設に寄って、非常に好評を博したということを聞いております。今回それができないということで、カタログ云々という話が出てきました。そのカタログは県がつくるのか、まずはその2点をお聞かせ願いたい。
●市村観光戦略課観光誘客室長
まず、EGLツアーズのイン、アウトをとった場合と、イン、もしくはアウトだけの場合の違いについてですけれども、これは、EGLに限らず、こういうチャーター便をとる場合は、イン、アウトを県内にとるというのが一番望ましいと思っております。その理由は、イン、アウトをすると、必然的に県内の宿泊数が2泊とれる可能性がかなり高くなってまいります。いろいろEGLのほうも、何とか鳥取県にイン、アウトを飛ばしたいということで本当に苦労されたのですけれども、どうしても機材の調達がつかずに、今回は変則的にインだけということになりました。そういう事情で、鳥取県のほうとしては、強く県内2泊を望んで交渉してまいりましたが、お客様の満足度を上げるためにも、どうしても行程を重視したいというのが当然ながら旅行会社のほうの考えでございまして、今回はなかなか2泊目がとれないというのが現状でございます。ですから、イン、アウト両方とれば、宿泊の可能性がかなり高くなりますし、宿泊が延びるということは24時間以上滞在するということで、滞在時間が長いということは、物販の購入促進、販促にも非常に密接にかかわってまいりますので、そういう意味でも、イン、アウトが望ましいとは思っております。
今回はインしかとれなかったため、販促のところを補強するためにということで、カタログ販売を導入いたしました。バスの中での移動時間が結構ございますので、バスガイドさんに鳥取県のすばらしい食材等、お土産品等を紹介していただいて、販促につなげていくと。カタログ販売の弱いところは、写真はきれいでも、実物はなかなかわからないというところでございます。1泊目が鳥取県内に宿泊していただけますので、宿泊先のホテルのほうで、カタログに載っております商品のウエルカムなフルーツのプレゼントをすると。このフルーツがどういうものなのかということにつきましては、知事の写真入りのメッセージカードを寄せて、お知らせをしていくというような、少しサプライズ的な仕掛けも導入しつつ、インしかとれなかった今回の補強をしているところでございます。
○砂場委員
非常に頑張ったと努力は認めます。それで、私はちょっと気がつくことがあるのですね。例えばJAで買う単価とカタログの単価が全然違うと。ツアーの方が何でこんなに高いのだ、ここで買ったほうがよかったという話も実はちょっと漏れ聞いております。これが現実的な話ではないかな。カタログをつくられるのは大いに結構、どんどんやっていかないといけないのですけれども、その辺の単価の最終チェックというのが結局どこかに流れてしまう。それはよく御存じだと思いますので、そこをしっかりと点検をしないと、せっかくの食のみやこ鳥取のものが全然違った方向に行くのではないかとちょっと危惧するので、そこを最後に答弁いただいたら。
●市村観光戦略課観光誘客室長
委員の御指摘のとおりでございます。先ほどの質問の中で、今回のカタログ販売の費用負担のほうはどこが中心になってやるのかとございましたけれども、回答を漏らしておりましたので、あわせて回答させていただきます。
おっしゃるとおり、市場に出ている場合と価格の違いがあることになってしまいますと、カタログそのものの信用性が落ちてまいります。これについては、EGLとの協議の中でも、そこは慎重にいきましょう、市場に出回っているものと決して違わないような値段をカタログ販売の中につけて展開していきましょうと打ち合わせをしておりまして、今回の場合は、市場に出ているものより高くなるようなことがないような値段調整をしております。ただ、このようなことをしますと、一般の民間の事業者にとってプラスになるのかならないのかの見きわめが非常に難しいところがあります。販売の数が多ければビジネスとして成立していきますけれども、そうでなければ、なかなか厳しいということで、今回の場合は鳥取県のほうが、カタログ販売の実証実験的な形で行ってまいりたいというところでございます。ですから品目につきましても、確実にこれだったら出せる、コントロールできるというものに絞っておりますので、余り品数は多くございません。5品目から10品目の間の中でカタログ販売をしていくという計画にしております。
○伊藤委員
EGLツアー、本当に御努力に対して敬意を表します。イン、アウト両方とれれば一番いいのですけれども、来年も多分継続され、機材の関係があって非常に大変でしょうけれども、やはりアウトをとるほうに県としても重点を置いてもらったほうが、経済効果とか、いろんな部分でメリットがあるのではないかなというふうに思うのです。最初にインで来られて買い物をというのは、現実的には難しいと思うのですね。そういう意味で、これからチャーター便等を計画していただく場合、やはりアウトに重点を置いてもらって、いろんな情勢で難しいかもしれませんけれども、部長、その辺をよく念頭に置いて交渉していただいたらと思います。要望です。
○砂場委員
県の西の端に米子空港があって、東の端に鳥取空港があるというのは、観光ルートを考える意味では非常に有利になると僕は思うのですね。だから、鳥取インの米子アウトとか、米子インの鳥取アウトという形で旅行商品を造成してもらえば、西から東まで鳥取県を周遊していただけると。大山を見て、鳥取砂丘を見て、燕趙園に行ってみたいな形でやっていけば、本当に県内をずっと見られるので、そういう意味で、鳥取県の魅力の一つだと思う。こんな小さな県で空港が2つあるメリットを使わないのは損だと思うので、何とか来年はEGLのほうにもそういう形の旅行商品というものができないのかという形で御提案をいただいたらどうかと思いますが、どうですか。
●市村観光戦略課観光誘客室長
EGLツアーについては、まずは、継続的に毎年やっていくということを一番の目的にしております。前回、今回と、回数を重ねてきまして、いろいろ課題等も見えております。委員のおっしゃるような視点も重要かと思っておりますし、機材と向こうの募集がしやすいという関係で、たまたまこの時期になっておりますけれども、また違う季節でもできないのかということも含めまして、引き続き粘り強くこのEGLツアーズのほうの交渉は重ねて、できるだけ地域にいろいろな意味で恵みがもたらされるように頑張ってまいりたいと思います。
○福間委員
これはちょっと今まで視点が違うのですけれども、東部の議員さんにお叱りを受けるかもしれませんが、米子空港と鳥取空港どちらもが県民にとって利用しやすい空港で整備されていくというのは望ましいですよ。ただ、ちょっと一歩下がって冷静に見ておく必要もありはしないか。というのは、東西わずか100キロしかない。岡山県も広島県も100キロのところに別の空港はないのですよ。そういうことを含め、両方とも同じ機能を持った空港整備というのは、将来的に可能性があるのか、どこかで見きわめをしなければいけないのではないかという気がするのです。それぞれの地域の議員には、つらい話ですよ、何を言っている、西部の者は西部のほうをやれみたいな話になるし、東部は県民要望がありますと。ただ、つらいけれども、例えばCIQを米子にも鳥取にも整備ができるのかということも見ないといけないのではないかという気がします。例えば境港港と鳥取港は、ある時期にどこかで差別化したでしょ。境港を拠点にしようという話で、そこを整備してきてやろうとしてきている。米子空港の場合も、ハブ空港化を目指すということになって、鳥取空港も同じような機能を持ったものができればいいですが、いっときの政治力でできて、あとは投げたままという話にならないのではという気がするのです。そこら辺、将来的なことを含めて、どんな思いというのをお持ちなのだろうかというのが一つある。砂場委員からも指摘があったけれども、決算審査で国際会館が指摘を受けているでしょ。そんなことを含めていくと、ちょっとつらい、そこら辺からも一遍見ないといけないのではないかという気はするのです。どちらもうまくいけばいいと思いますが、一言言っておきます。感想があれば。
●小倉地域振興部長
まさに御意見のとおりであろうと思います。ただ、我々が将来的な姿を描くに当たっては、両空港とも最大限活用して、交流、経済効果の増につなげていくというのが一番の目標です。鳥取空港と米子空港で、現時点で明らかに差があるのは、滑走路延長が違う、CIQが常駐しているということです。鳥取空港はというと、それを最大限に活用できるようなスキームもつくって、米子空港と同じような効果が享受できる環境整備をするということが大切だと思っています。ですから、米子空港に完全にシフトするというのではなく、米子空港は米子空港として、ミニハブ航空として育てていく、その効果を享受できるようなことを鳥取空港でボトムアップしていくのが一番必要なのではないかと思っています。CIQにしても、将来的には常駐してもらうのが一番大切とは思いますけれども、まずは、連続チャーターでも入ってこられるような環境づくりをするのが今の喫緊の課題というふうに思っております。また、2000メーターの滑走路しかないのですけれども、そこにおりてこられる航空機で、オファーがあればどんどんおりてこられるような体制整備をしていくのがあるべき姿なのかなと思っています。その相乗効果で、県下の航空需要が上がってくれば、県民にとってはいいことだと思っていますので、その方向で頑張っていきたいと思っています。
○福間委員
ただ、鳥取空港などもそれで今までやって行き詰まったのではないですか。だから、できるかどうかわからないけれども、国際空港はもう米子でやれ、国内は鳥取に持ってこいと機能分担するのも一つのプランではないか。どこも同じようなとか、米子をメーンにして、サブ的に鳥取とか、できるわけがないですよ。東西わずか100キロしかないのだから、大胆にそこら辺の方針を決めないと、さっきから話があるように、米子空港ばかり整備して、鳥取はどうなっているのかみたいな県民感情というのは出てくるのだと思うけれども。
●小倉地域振興部長
そのとおりだと思います。ですから、国際定期便については米子だと思います。ただ、チャーターというのは、我々はいろんなセールスはするのですけれども、最終決定は旅行会社なり、航空会社なのです。そこで、ここにはおりられないという選択はとりたくないという話です。ですから、そういった方向で。
○前田委員
いや、そう決めつけられたら、私どももやはり一言言わざるを得ないようになってしまう。(「いやいや、決めつけではないですよ」と呼ぶ者あり)ただ、今の実態として、私どもも、あるものを利用するのに米子に通っていますよ。けれども、鳥取を国内専用とか決めつけなくてもいい。今のままでいい。小倉部長が言うように、きちっとした環境整備をしておく、チャーターも来れますというようなことをしておけばいいと思う。だから、ようかんを切るようなことではなく、もうふわっとしたほうがいいですよ。決めつけないで、ふわっとでいいのです。
◎小谷委員長
それでいいですか。
○長谷川委員
鳥取空港に関しては、チャーター便を開設したときには、年間30数件実績がありましたが、最近は本当にもう数えるようなことになってきたので、チャーター便ということでは、取り組み次第で、十分可能性は高まるわけですから、そういう中での基盤を最大限発揮していただけたらと思っております。国際会館は、ちょっと今はチャーター便の減によって、空きスペース的になってきていることから、国内便との兼ね合いでもう少し活用が考えられないかというのが今の方向性ではないかと思っております。
私の質問としては、JR西日本が来年か2年後か、山陰本線を活用して超豪華寝台列車を走らせるという構想が今進んでいるようで、県にも当然打診があっていると思いますので、その状況をお知らせいただきたいと思います。
●小倉地域振興部長
新聞にも出ましたけれども、一昨日、7月1日に特別寝台列車の就航を目指し、県内の観光地や歴史、文化でどういう見どころがあるのかを拾い出し、JRとキャッチボールするためのプロジェクトチームを立ち上げたところです。これからキャッチボールをする段階で、JRさんのほうがどこにとまるかなどの材料にされるということで、まさに今始まったところというふうに思っています。17年春の運行開始という目標を掲げておられますので、それに向かってJRと県の組織と、また、地元のいろんな方々も巻き込んでいかなければいけないというふうに思っています。市町村もですし、歴史に詳しい方、食材に詳しい方とかいった方々も巻き込みながら、いろんなPRをしていきたいというふうに思っています。そのキックオフを7月1日にしたところでございますので、まさにこれからだというところでございます。
○長谷川委員
わかりました。
その場合、軌道、レールや構内の距離、列車との関係、トンネルなど、今の山陰本線そのままで受け入れられるものなのでしょうか。多少改良の必要も出てくるかもしれないという含みはあるのでしょうか。
●小倉地域振興部長
今の特別寝台列車の規模からすれば、智頭急行や因美線、山陰線、伯備線については問題ないところです。ただ、境線はちょっと問題があるかもわかりません。
○砂場委員
航空路の話をちょっとさせてください。100キロの話がさっき出たけれども、今の時代の流れはそうではなくて、例えば静岡空港が開港し、神戸空港、茨城空港と次々とできた。今までは東京と地方とを結ぶ、一旦東京に行って、また行くというふうな航空路だったものが、例えば神戸‐茨城便、静岡‐仙台便ができたりと、たくさん空港ができることで、東京中心だった航空路が変わってきた。その支えとしてLCCという新しい、バスみたいな形の航空会社ができ、非常に安い料金で飛べますという形になってきているではないですか。そういうものの対応を鳥取空港のほうもやっていくことができれば、新しい需要の喚起になると思うのですね。だから、米子のハブ空港という形もいいけれども、そうした中心からどこへというのではなく、ネットワークが複雑化していくのが時代の流れだと見ているのですが、鳥取空港はそういう動きは、もうないのですか。
●小倉地域振興部長
水面下でやっています。ただ、なかなか実らないところもございまして、継続的にもう水面下でやっていくしかないと思っています。いろんな会社も入ってきていますので、これからがチャンスという視点で果敢に攻めていきたいというふうには思っています。
○斉木委員
長崎ルートに調査に行かれたということで、私も以前行かせてもらいましたが、余り参考にならないのではないですか。あそこはR400以下というのは1カ所か2カ所で、山陰の山の中を通る線路の参考にならない。このR400をいかに少なくしていくかということが一番の課題だと思うのです。長崎新幹線というのは、ある面では国の政策的なことでやってきた、長崎の原子力船「むつ」のこともあり、そういういろんな状況で、長崎に新幹線が真っ先に入ったということだろうと思うのです。そうすると、福間委員が言われたように、鳥栖と武雄温泉間はもうフリーゲージを通して、余分な費用をかけずにやろうということで、武雄温泉から諫早まではフル規格でやろうというようなことだろうと思います。私も話を聞いたら、そういう感じを受けました。
山形新幹線も最初は3本レールで、今もう完全な2本レールになっていますけれども、これを全部直して、在来線も車両を変更して、2本が走れるような高規格に直して走っているというようなことで、あそこもほとんど、山形からもう一つ上のところまで行っております。もう一つ参考になるのは、やはり秋田新幹線。秋田新幹線の場合は何カ月か、列車をとめておいて現場を直していかないといけないということですから、そういうところを、山陰の山の中のくねくね走っている、電化もしていない、トンネルも多い、カーブも多い線路にいかに当てはめていくか。ぜひしっかりそのあたりを調査してもらって。私も3カ所行ってみましたけれども、長崎は余り参考にはならないような感じでした。うちの場合は、完全にそういう地形的な問題がありますので、そのあたりをいかにクリアするかということと、本当に事業化するということになると、やはり国会議員なり国のほうの支援が、前面に出ていかなければ絶対できないと思いますので、ぜひそういう方向性でやっていただきたいという気がしておりますけれども、部長、どうですか。
●小倉地域振興部長
今やっているフリーゲージの調査は、路線、軌道の線形を見に行くということではなく、一番の目的は、車両の開発です。以前と違って、フリーゲージの車両も炭素繊維を使って軽量化がなされているとかいった技術革新が年々あるところです。今60万キロの試験走行に入っていますが、そこでどういうふうな結果や方向性が見出せるのかを見ないと、なかなかこちらに実用化にならない。また、今試験走行しているところは雪荷重ゼロですので、雪荷重に耐えられるのかも含めて現地で話を聞いてくるというのが一番大きなところだったのです。また、委員おっしゃるように、ミニ新幹線についての調査も含めて、取り組んでいきたいと思っています。ですから、ここに持ってきた場合にどうなのか、技術革新を含めて今しっかりと調査しているところです。
○斉木委員
ぜひ言われるように、現場に、山陰に合った形でしっかりと調査してください。
◎小谷委員長
それでは、次にその他ですが、執行部、委員の皆さんから何かございませんでしょうか。
●倉元道路建設課長
道路建設課でございます。
別刷りの2枚物がございますでしょうか。米子駅南北自由通路等整備に係る動向について、米子市さんが整備に着手するという方針を表明されて以降の協議状況を報告させていただくものでございます。
1の経緯の後段のところですけれども、米子市さんの表明を受けまして、市、JR西日本米子支社との協議をスタートし、今年度米子市さんが予算をつけ、新体制ということで、米子駅周辺整備推進室という専属の組織をつくられました。こういうことが決まりましたので、4月24日に、県は統轄監、米子市は副市長、JR西日本米子支社は副支社長をトップにした第1回米子駅南北自由通路等整備事業協議会を開催し、こういう場を通じて協議を進めているという状況の報告でございます。
2、これまでの協議状況ですけれども、(1)、米子市、JR、県からなる検討組織の設置ということで、先ほど申しました3者をトップにしました協議会、その下に調整会議ということで、課長級の会議を設けることで合意し、進めているところでございます。
(2)、自由通路・駅南広場等について、最初のぽつで自由通路等の基本計画の検証を行うと書いておりますけれども、2ページ目のところに、駅の南側から見たパース図がついております。下のほうにちょっと書いておりますけれども、平成19年3月に米子市さんのほうでつくられました米子駅南北一体化基本計画報告書、基本計画を検証していくということでございます。市が今年度検討委託を実施され、この中で検証していくということでございます。それから駅南広場についてですけれども、バス、タクシー、それから一般送迎等を考えながら、駅広場面積を検討していくということでございます。駅北のほうにつきましては、市営の地下駐車場が、現在機械式となっており、2層、3層の収容ができておりますが、これの再整備を含め、駅からの二次交通への連携の観点ということで検討をしていくということでございます。それから進め方ということで、市民、経済団体、バス、タクシー事業者と情報共有しながら検討を行うということでございます。
(3)の駅南開発についてですけれども、JRさんのほうから、駅南の開発可能用地として約1.6ヘクタールが示され、3ページで航空写真に重ね合わせた形で表示しております。3ページを見ていただきますと、緑で囲ったところを開発可能区域、JR用地約1.6ヘクタールということで書いております。広場の松江側のほうが0.6ヘクタール、鳥取側のほうが1ヘクタールということで、ここがJRさんの提示されている開発可能区域ということでございます。ここを使いながら、開発の可能性について検討していくということでございます。この1.6ヘクタールの部分につきまして、県、JRも協力しながら、米子市さんのほうで民間事業者等に開発の参加を呼びかけるという意向を示されておられます。
(4)、JR支社機能の存置についてということで、4月24日の第1回協議会の場におきまして、副支社長さんから「支社の多くの機能は米子市に残すのが現実的」というふうな発言があり、県からも現在地に全ての機能を残していただきたいと要望しております。
(5)の事業スケジュールは、米子市さんのほうでつくられた今の事業のイメージということですけれども、今年度は、先ほど言いました基本計画の検証をしながら、来年度に概略設計、それから次に、都市計画決定を踏まえて、29年度に詳細設計をし、30年度に工事着手を目指すということで考えておられます。これにつきましては、できるだけ前倒しを考えたいと米子市さんのほうがおっしゃっておられます。
3の今後の検討課題ですが、2の協議状況とかなり重複する部分がありますが、今後検討を進めていく課題を改めて箇条書きにしたものでございます。
(1)につきましては、通路や駅南広場の幅員とか広場の面積を、平成19年3月にまとめられた基本計画をもとに検証していきながら決めていくということでございます。それから、全体事業費につきましては、当初60億円とあったものが、最近JRさんのほうで40億円ということで提示のありましたものにつきまして、検証していくということでございます。それから、進め方ということで、市民、経済団体への意見聴取ということでございます。
(2)、駅南、駅北の交通機能のあり方でございます。4ページに駅北側の現状をつけております。松江側のほうに路線バスの乗降場があったり、中央のところにタクシー乗り場あるいは一般車両の降車場があるという状況がありますけれども、この交通機能を、バス、タクシー事業者の意見を聞きながら、ここから観光地等への二次交通の連携というようなことを考えていくということになります。その中で、(3)に書いておりますけれども、地下駐車場の再整備を含めた駅北の駐車場機能のあり方というようなことも検討していくことになります。
(3)は、先ほどの駅南の1.6ヘクタール、駅北については、だんだん広場も隣接しており、4ページの一番右側のところに一部表示しておりますけれども、だんだん広場も含めた駅北の活用の仕方ということが検討課題となると考えております。
(4)としましては、統轄監のほうから要望しましたけれども、JR支社機能の存置を改めて検討していくということでございます。
最後に、県の財政支援についてどうするかということが今後の検討課題であるということでございます。
○内田副委員長
やっと発言させていただきます。
3ページと4ページを見てもらったらと思うのですけれども、まず4ページ、先ほどの説明で開発可能区域が南の1.6ヘクタールだけということでしたが、特に北口の割狭感があるのです。タクシー乗り場とか、駐車場が一緒になっていて、ピックアップしてもらうときも狭いなと思いますし、バス乗り場もこういう形でありますが、北口の機能の再配置も含め、どういう機能を北と南にどう配置していくかというところから、ぜひ議論していただきたい。例えばバスターミナル機能が南口にあってもいいわけです。初めから60億円、40億円という予算フレームに当てはめて考えず、北口と南口にどういう機能を置くのがいいのか。もしかしたら北口に開発行為がかけられる可能性も出てくるわけで、バスターミナルとタクシー乗り場を南口に移動させて、北口を開発してくださいということも可能ですよ。だから、さまざまな可能性をきちんと検討していただきたいと思いますし、だんだん広場のあり方ということも含め、北口の活用をどうしていくかということも必要と思うのが1点。
3ページ目を御参照いただき、そうはいっても、まだ南口の緑のところを開発していくのだということなのですけれども、ここに対するアクセス道路が非常に弱いですよね。従来の計画では、この駅南広場の延長線上の道がT字で県道大谷目久美町線と交わっていますけれども、ここから先は美吉目久美町線を市道整備するというようなラフがあったはずです。都市計画決定をされているのかわからないですけれども、181号に向け美吉目久美町線も入っていたように記憶しておりますが、ここの緑のところに対するアクセス道路をどこが責任を持って確保していくのか。もちろん米子市が主体になっていくにしても、どういうふうにアクセスしていくかというのを今後どのように話し合われ、どのように導いていかれようとしているのか確認させていただきたいです。
3点目、民間資本を入れた開発行為を考えているとのことですが、それに当たっても、官の役割というのは大きいわけですよね。例えば官がこういうことをしますから、どうですかという話ができないわけでもない。本当に北口の地下駐車場の問題が喫緊の課題になっています。多分再来年度、起債が終わるのですけれども、油圧式の駐車場が今きちんと機能していないというところで、北口の駐車場機能をどうしていくか考えたときに、どこに駐車場機能を再配置していくかということも議論になっていくと思います。
最後、あくまでも提案めいたものなのですけれども、一部上場会社のビジネスオフィスというか、支店機能が米子から松江に非常に移っていっているように思うのです。もう一度駅前に活力を戻すためには、支社機能、山陰支店というような機能をいかに米子に引っ張ってこれるかがポイントになる、ぜひ取り組んでいただきたいことと思うのですよ。それに当たって、この南北一体化事業は、非常に重要だと思っていまして、ぜひビジネスセンタービル的なものを官がつくるべきだというふうに思うのです。関西でいうWTC、ワールドトレードセンターとかというような機能、OCAT、YCATのようなバスターミナルに付随したビジネスセンタービル機能をつくって、そこにオフィスを誘致するような考え方というのはできないものかなというふうに思うわけです。何点か言いましたけれども、答弁をお願いします。
●倉元道路建設課長
お答えできる部分が、ちょっと限られてきますが。
最初に、交通機能の再配置ということでございましたけれども、先ほどだんだん広場は検討するということで申し上げたのは、ちょっと説明不足だったと思いますが、だんだん広場を含めて、この4ページの図面の範囲の中の再配置も含めて、交通機能をどうするべきかということは検討していく課題というふうに認識しております。
予算フレームのこともおっしゃいましたけれども、40億円というのは、JRさんから提示のありましたものを数字として載せているだけでございまして、この辺は、今後の自由通路の形や橋上駅の機能によって変わっていくものではないかというふうに思っております。
2番目に、3ページの駅南広場の赤で囲っているところから南側に延びる道路がT字で終わっているという部分ですけれども、広域的な道路との連結でいきますと、米子駅陰田線、左のほうにあります道路が4車線できておりますし、ここから大谷のところで分岐して、新たな街路が既に県で整備してできております。これも最終的には181号と交差しまして、さらに環状的に9号までつながり、さらに皆生までつながると。あと、駅広場までの間については、既に市のほうで都市計画どおりに2車線整備が完了しておりますので、こことの連結で広域的な道路との連結はとりあえずはできるのだと思います。ただ、先ほどおっしゃいました、そこからさらに南側という部分に関しては、米子市さんのほうで今後どういうふうに検討されていくのかということを協議会なり、調整会議の場で提起してみたいと思います。
あと、民間資本を誘致する中でも官の役割は大きいという話で、北口の地下駐車場の再配置ということについては、一般車の駐車収容台数をどういう形で駅北あるいは駅南に残すか、機能回復するかということにつきまして、今後も調整会議の場等で議論していきたいというふうに思います。
一番最後の部分につきましては、ちょっと私は答弁はできません。
○伊藤委員
今議論されているのだけれども、この米子駅の南北自由通路、誰が主体でやるのか。聞いていると、何か県が主体的にやるような感じで、少し違うのではないかなと思うのです。内田委員も都市計画道路の話をしているのだけれども、それは米子の話なのですよ。調整会議で県がかかわるところは、どこまでやるかという話にはなるかもしれないけれども、米子市が主体的にやらないといけないことを、県議会の中でこうやりなさいとかというのは……。基本的にはやはり米子市がもっとやってほしい。ここに倉吉の元市長がおられますが、倉吉も非常に銭がない、厳しいところがあったけれども、南北自由通路は倉吉が主体的に一生懸命汗かいてつくられた。それは琴浦もそうなのです。けれども、米子の南北自由通路については米子市の主体性が、どうしようというのが全く見えない。基本的にはまちづくりにかかわる話だから、聞いていて、すごく違和感があるし、ここでも報告程度ならいいけれども、私たちが議論するのは、少しオーバーフローしているのかなと思うのですけれども。
○斉木委員
協議会は県、米子市、JRが入ってやったのでしょう。
協議会に出ていくときに、物を言ってくれということです。我々の要望としてね。
○伊藤委員
いや、協議会のときはそうだけれども、米子市の主体的な計画が見えないのに、初めから県がかぶさっていくというのは、少しおかしいのではないですかということなのですよ。その辺は委員長の判断ですがね。
◎小谷委員長
この件は、その他の報告事項ですので、後の要望があれば、各議員が個々に申し込んでください。この場の取り扱い事項でない、議長から付託を受けた範囲外のことですので、そのように取り扱わせていただきます。
○斉木委員
県は市とJRで協議して出てきたものを補助するといった程度なら、それでいいのですけれども、この南北自由通路はどうするかという協議の場に県も入っているので、それだったら、県の意向の話もしてもらいたい。
◎小谷委員長
斉木委員、議長から付託を受けていない件名ですので、報告だけで取り扱わせていただきます。
○斉木委員
いや、報告に対する意見をしたいのですよ。
ああしろとは言わないから。
○福間委員
だけどそれは場所を変えないと、みんなここでやるのかみたいな話になってしまうと執行部も困るよ。それと、結局は米子市がちゃんとしないといけないところの話だから、区分けして、それぞれの機関でしっかり役割分担してもらわないといけない。その中でトータル的に県はどうサポートできるかという話になっていかないといけないのだから、ここで余りやっても、えらいですよ。
○伊藤委員
この間の常任委員会では報告したのですか。
○福間委員
していない、聞いていない。
○伊藤委員
そちらできちっとしてもらったほうがいいのではないですか。特別委員会ではなく。
○福間委員
それがいい。
◎小谷委員長
では部長、特別委員会からの意見だったということで、常任委員会でやっていただくと。
●長谷川県土整備部長
では、次回の常任委員会のほうで報告させていただき、また議論させていただきたいと思います。
◎小谷委員長
では、それでいいですね。
○福田委員
済みません、高速交通網と直接関係がないのですが、この機会なのでちょっと言わせていただきたい。境線の各駅に愛称がついていますよね。せっかく愛称がついているのに、アナウンスが何か事務的でもったいないという話があって、例えばねずみ男駅だったら、ねずみ男がアナウンスをするとか、せっかくまんが王国の象徴のような観光列車ですので、何か考えたらどうかという話を、そういうのが好きな人から聞いたのですよ。いかがですか、寺口課長。
●寺口交通政策課長
ちょっと記憶が確かでなく申しわけありませんが、今でもアナウンスの声自体はアニメの鬼太郎の声優さんがやっていたのではないかと思います。ただ、委員がおっしゃいましたアナウンスのやり方にもう少し工夫の仕方があるのではないかということも含め、私からもJRに話をしてみたいと思います。
○福田委員
アナウンスが愛称になっていないようです。
●寺口交通政策課長
そのあたりにつきましても、私のほうからJRにお話ししてみたいと思います。
◎小谷委員長
それでは、意見も尽きたようですので、執行部の皆さんは退席いただいて結構です。
御苦労様でした。
委員の皆さんは、少しだけ時間を頂戴いたします。副委員長が報告します。
(執行部退席)
○内田副委員長
済みません、視察について日程調整をさせていただきたいと思っています。
具体的には、九州に新幹線が通った後のまちの経済効果であるとか、「つばめ」を見に行きたいというのが福田委員から出ておりまして、1泊2日くらいで行きたいと思っています。ほかに別なことを見に行きたいという意見があれば考えますが、何はともあれ日程調整だけはさせていただきたいと思います。
今後の議会日程を見ますと、会派要望の前の8月18日、19日の月、火で1泊2日か、9月10日の議会運営委員会が終わった後の11日、12日の2候補ですけれども、ほかに、この日がいい、その日はいけないとかありますでしょうか。
○澤委員
もっと前はできないか。盆前とか。
○内田副委員長
盆前は、5日に高校生議会、関西広域連合議会が8日に入っていますし、7日が中国正副議長会ですので、ちょっと厳しいですね。
○伊藤委員
9月11、12日で。
○内田副委員長
いいですか。
◎小谷委員長
では、9月でいいですね。
○内田副委員長
あと、8月18日、19日もありますけれども。
○斉木委員
早い方がいいですよ。秋になれば、みんな忙しくなるでしょう。
○長谷川委員
19日には私学振興大会があります。
○内田副委員長
いけませんか。
では、9月11日、12日で。
◎小谷委員長
やむを得ない人があったら仕方がないということで。
○内田副委員長
とりあえず行き先の原案は、福田委員からいただいていますけれども、それ以外のところも言ってもらったほうがいいと思います。
○長谷川委員
山形のほうもちょっと考えてみて。
○伊藤委員
委員長に一任。
○内田副委員長
では、一任でよろしくお願いします。
◎小谷委員長
それでは以上をもちまして高速交通網調査特別委員会を閉会いたします。御苦労さまでした。
午前11時56分 閉会
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