鳥取県における令和6年中の交通事故発生状況等についてまとめました。 

令和6年中の交通事故発生状況

• 発生件数は622件、死者数は15人、負傷者数は702人で、発生件数及び負傷者数は、２年ぶりに減少

• 死者数15人は、統計を保有する昭和23年以降で最少となった昭和24年の９人に次いで少ない14人であった前年（令和４年も14人）から１人増加

交通死亡事故の特徴（発生件数13件、死者数15人）

• 平成27年以降発生がなかった死者数３人の交通死亡事故が発生（８月）

• 上半期は４件（死者数４人）であったが、下半期は９件（死者数11人）と多発

• 死者の年齢別では、65歳以上の高齢者が12人（80.0％）で最多

• １当の年齢別では、65歳以上の高齢者が８件（61.5％）と最多

全事故の発生状況（発生件数622件、死傷者数717人）

• 発生件数622件は、前年の656件から34件減少（減少率5.2％）

• 死傷者の年齢層別では、65歳以上の高齢者が140人（19.5％）で最多

• １当の年齢別では、65歳以上の高齢者が186件（29.9％）で最多

飲酒運転の発生状況

• 飲酒を伴う交通事故総数は56件（人身事故11件・物損事故45件）と前年の39件から17件増加（人身事故４件増加・物損事故13件増加）

• 飲酒運転検挙件数は77件と前年の87件から10件減少

県民の皆さまへ

  県民の皆様は、道路交通法等の交通関係法令の遵守のほか、早朝・薄暮・夜間の視認性の悪い時間帯に交通事故が多発する傾向を踏まえて、

• 運転者の方は、前照灯の早期点灯と対向車がいない時などはハイビームの有効活用、交通環境に応じた安全な速度や、交差点通行時における安全確認の徹底と歩行者等の保護

• 自転車の方は、夜間における前照灯の点灯・ヘルメットの着用・歩行者の保護

• 歩行者の方は、ライトや反射材用品を身に着ける等の身を守るための行動

をお願いします。

　また、高齢歩行者の交通事故防止対策として、家庭、地域、交通ボランティア等の皆様方から注意喚起していただけるよう御協力をお願いします。

鳥取県における令和6年中の交通事故発生状況について(pdf 71KB)