歩行者優先と、道路の正しい横断方法の実践について

〈運転者の方へ〉

 横断歩道は歩行者優先です。

 車両を運転する際、信号機のない横断歩道において、横断中または横断しようとする歩行者等がいるときは、横断歩道等の手前で一時停止し、歩行者等の通行を妨げないようにしなければなりません。また、車両で横断歩道付近を通行する際は、歩行者がいないことが明らかな場合を除いて、減速するなど直前で停止できる速度で走行する義務が生じます。

【横断歩行者等妨害等違反…反則点数2点、反則金(普通車)9,000円】

 JAF(日本自動車連盟)が令和3年、信号機のない横断歩道における一時停止率を調査した結果、当県は28.5%であり、全国平均の30.6%を下回る結果となりました。

加えて、信号機の設置された交差点では、特に右折車両が横断歩道横断中の歩行者と衝突する交通事故が多く発生する傾向にあります。

 車両を運転する際は、交通ルールを遵守し、安全確認と危険予測を徹底するとともに、歩行者に対する「思いやり」の気持ちを持って運転しましょう。

〈歩行者の方へ〉

 歩行者は、道路を横断する際には、手を上げる・差し出す、運転者に顔を向けるなどして、運転者に対して横断する意思を明確に伝えるとともに、

  〇 横断歩道を渡る

  〇 安全を確認してから横断を始める

  〇 横断中も周りに気を付ける

など、自分の身の安全を守るための交通行動を心がけましょう。
  

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