「ゆめ・えがお・はばたけ!!」~子ども達の未来を創造する皆成学園を目指して~ かいせい第73号 題字:2号棟児童 令和4年(2022年)7月 鳥取県立皆成学園 〒682-0854 倉吉市みどり町3564-1 TEL 0858-22-7188 FAX 0858-22-7189 〔メールアドレス〕kaisei@pref.tottori.lg.jp 〔公式ホームページ〕https://www.pref.tottori.lg.jp/kaisei 1ページ目 生き物大好き!3号棟 自然豊かな皆成学園には四季折々の生き物が遊びにきます。今年は3号棟の中庭でメダカを飼っています。お世話係は、餌やり、産卵した卵の管理、水槽の水替えなどたくさんのお仕事があり、年少児童の憧れの的です。 「水槽が綺麗になったらメダカも嬉しいかな?」「赤ちゃんのメダカも餌を食べてほしいな。」と、メダカの様子に自分の心を重ねています。 玄関には毎年のようにツバメが巣を作ります。子ども達もすっかり顔なじみになり、「今年もツバメが来たよ!」と巣作りを見守ります。かわいいツバメも、生き物ですから糞が出ます。あっという間に玄関の一部は白く汚れてしまいました。そこで、子どもと大人が力を合わせて糞の受け皿を一緒に作りました。設置のために玄関の掃除をしていると、一人、また一人と掃除に加わり、綺麗な玄関になりました。子ども達も親ツバメと一緒になって子ツバメの巣立ちを見届けます。こうして、生き物のお世話を通して、思いやりの心が日々育まれています。 (養護課 日暮) 2ページ目 2号棟の休日 外遊び 2号棟の子ども達は、晴れた日には外で遊ぶことがあります。中庭やグラウンドに出て砂遊びや虫取り、サッカーなど夢中になって遊びます。 コロナ禍で園外に出かけることが少なくなっている今、思いきり遊べる時間です。 虫取りが大好きな子どもは、虫取り網を持って駆け回ります。捕まえた虫を職員と一緒に見たり、帰ってから図鑑で調べたりして楽しみます。 職員と一緒にボールを追いかけてサッカーをする子どももいます。ボールを取られまいと一生懸命守ったり、走ったりします。 途中、休憩を挟んでおやつを外で食べることもあります。外で食べるおやつは格別です。春はグラウンドで花見をしながらみんなでアイスクリームを食べました。 制作活動 季節の飾りや園内の作品展に向けて子ども達が作品を作りました。今回は手形で兜を作りました。好きな色を選び、手に満遍なく塗って綺麗に手形ができました。画用紙で作った兜の上に貼り付けてオリジナルの兜の完成です。 季節を感じられる飾りが子ども達の生活空間を彩ります。 (養護課 落合) 令和4年度 子ども自治会役員がんばります 皆成学園子ども自治会は、全ての子ども達が自分達の幸せや願いを実現するために、みんなの代表となって活動します。 今年度の自治会役員さんに、抱負を聞きました。 会長 人の意見をまとめたり、自分から率先して手を挙げて言ったりすることを頑張りたいです。 副会長 優しくしたい。伏黒恵さん(呪術廻戦)みたいになりたいです。 副会長 初めての副会長に頑張ります。 広報 みんなが楽しい行事をいっぱいしたい。 広報 元気なあいさつと笑顔! 会計 会計で計算とハンコ押し、行事を考えたりすることを頑張りたいです。 書記 君と世界が終わる日に(ゾンビサバイバル)をジョイホール、グラウンド、管理棟1、2階でやってみたい。 3ページ目 着任のご挨拶 養護課長 森脇美和 キーワードは 対話 今年4月から養護課長に着任しました。県の保育士として採用された時もこの皆成学園で、めぐり巡って再び勤務させていただいています。 皆成学園のキーワードの一つに、「主体性の尊重」があります。新採当初、上司からよく言われた言葉です。主体性は、子ども自らが生活の価値を発見することによって発揮されます。「生活の価値=生活の中での喜び」を見出さないと主体性は育たないのだそうです。我々大人は、喜びが見出せるだけの体験を、様々な経験の中から自分で選択し決定する機会を、さりげなく用意していなければなりません。そして、子ども自らが価値を発見することを、大人が邪魔しないのが「主体性の尊重」と言えるのかもしれません。 そのために、我々も主体的に求め、考え、行動できる土壌を養う必要があります。大人が主体性を尊重された経験がなければ子どもの主体性は尊重できません。欠かせないのは対話です。対話が未来を創造すると信じて、子どもとも大人とも対話を重ねたいと思っています。 エール 鳥取県発達障がい者支援センター 所長 松田啓生 発達障がい者の支援体制づくりについて 昨年度よりエールに配属され、この度、エール所長を命ぜられ着任いたしました。発達障がい児者の福祉施策向上のため、微力ながら誠心誠意努力する所存ですので、どうぞよろしくお願い致します。 さて、エールがお受けしている相談のライフステージごとの割合は、18年前の開所当時より、幼児期から学齢期の方からの相談数が多く推移してきましたが、近年、成人期の方に関する数が6割以上を占めるようになりました。これは、幼児期から学齢期については県内の母子保健事業や医療、福祉、教育機関等の支援体制づくりにより、支援の引き継ぎ等が行われ継続的な支援が行われるようになってきたものと思われます。一方で、青年期から成人期にかけた支援体制づくりの課題は多く、高等学校や大学、就労支援関係機関との連携強化が、今後さらに望まれると考えています。発達障がいのある方の一生涯を支援するために、関係機関との更なる連携協力を図っていきたいと思います。 令和4年度 新規採用職員にインタビュー! 細井理沙 育成課 4月から新しく配属になりました。一日も早く皆さんに信頼される職員になれるよう精一杯頑張ります! 山田一樹 3号棟このみ 入所児童一人ひとりに寄り添った支援を行っていきたいと思います。 山本朋宏 2号棟みらい 子ども達を第一に考え、日々の生活支援や子ども達の将来に向かっての支援を、愛情をもって取り組んでいきます。 稲場真梨珠 2号棟みらい 今年度から皆成学園の仲間に加わりました。まだ短い期間ではありますが、かわいい子ども達と楽しく過ごしています。 4ページ目 エールからのお知らせ ご相談について エールでは、発達障がいまたはその心配のある方や、そのご家族、関係者の方からのご相談を無料でお受けしています。 ご相談は、電話、メール、ホームページ上の相談フォームから受け付けています。 令和4年度の発達障がいに関する研修の動画配信をします ※YouTubeで申込者のみに限定公開 「女性の発達障害を理解するPart 2」 講師 一般社団法人発達障害専門センター 代表理事 神尾陽子氏 対象 県内の発達障がいに関心のある方等 配信期間 令和4年7月7日(木)正午から令和4年8月5日(金)午後5時まで [演題調整中]成人期の性と関係性について 講師 岐阜大学医学教育開発研究センター 併任講師 川上ちひろ氏 対象 県内の発達障がいに関心のある方等 配信期間 令和4年10月頃 [演題調整中]発達障がい者の就労に向けた移行支援、アセスメントについて 講師 宮崎県中央発達障害者支援センター センター長 水野敦之氏 対象 県内の発達障がい者に関わる支援者(就労支援機関、高校・大学の教員等) 配信期間 令和4年12月頃 申込み等詳細についてはホームページをご覧ください!! エール鳥取県発達障がい者支援センター 〔TEL〕0858-22-7208 〔公式ホームページ〕https://www.pref.tottori.lg.jp/yell/ 児童発達支援事業 わいわいランド 発達障がいのある就学前のお子様とご家族が、家庭や地域で過ごしやすくなるための支援を行っています。 個別学習や小集団活動の中で、お子様の困り感への支援を行っています。また、ご家族への支援として、子育てに関する相談や勉強会、ご家族同士で悩みを共有する時間を設けています。 見学、利用等をご検討の方は、お気軽にご相談ください。 困り感への支援 他者との関わり方、ルールや順番を守る、活動や気持ちの切り替え、発達に応じた学習 わいわいランドの特徴 遊びの中で楽しく支援、できることを一歩ずつ、成功体験の積み上げ、週1回保護者様同伴での通所 交流文化祭中止のお知らせ 残念ながら今年度も、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、中止することとしました。 参加を楽しみにされていた皆様、申し訳ありません。来年度は開催できることを願っています。 保育士さん募集中 あなたの知識、経験、技能を活かして一緒に楽しく働きませんか! 年齢・性別不問、期末手当あり、通勤手当あり、社会保険完備 募集内容、応募方法等は、皆成学園HPの募集案内をご確認ください。ハローワーク求人情報からもご覧いただけます。 問い合わせ先:0858-22-7188 総務課 石河(いしこ)