飲酒運転の根絶

  飲酒人身事故の発生状況と令和5年9月末現在の飲酒事故発生状況についてまとめました。 

飲酒運転は悪質・危険な行為です!絶対にやめましょう!

○   過去10年(平成25年~令和4年)の飲酒人身事故の分析結果

  • 県内の飲酒人身事故は、過去10年間に125件発生し、同事故により15人が死亡し、142人が負傷しています。
  • 飲酒人身事故125件のうち、7月から11月の間に57件(45.6%)発生するなど、夏季から年末にかけて多発する傾向にあります。
  • 過去10年間の飲酒事故の死亡事故率(死亡事故件数÷事故件数)は「飲酒あり」が11.2%、「飲酒なし」が約2.2%と「飲酒あり」が「飲酒なし」の約5.1倍となっています。
  • 時間別では、16~20時が全体の24.8%と最も割合が高くなっています。
  • 0~4時は17.6%で、「飲酒なし」の約9.3倍となっています。
  • 運転者の年齢別では、50代が23.2%と最も割合が高く、「飲酒なし」の約1.8倍となっています。
  • 事故類型別では、追突が全体の32.0%と最も割合が高くなっており、単独事故は「飲酒なし」の約5.4倍、正面衝突は「飲酒なし」の約3.9倍となっています。
  • 曜日別では、日曜日が19.2%と最も高く、「飲酒なし」の約1.6倍となっています。

    注)資料は、原付以上運転者(第1当事者)のデータを元に作成しています。

令和5年の飲酒事故の発生状況(人身事故と物損事故の合計(9月末現在速報値))

○ 本年9月末現在、飲酒事故は34件発生し、前年同期の37件から3件減少しています。

  • 月別では、2月から5月は毎月5件以上発生しています。
  • 時間別では、20~24時が11件(32.4%)と最も多く、次いで16~20時が7件(20.6%)となっています。
  • 運転者の年齢層別では、65歳以上の高齢者が8件(23.5%)と最も多く、次いで50代が7件(20.6%)となっています。

県民の皆様へ

  • 飲酒運運転は、死亡事故など重大事故に至るおそれの高い非常に危険な行為であり、絶対にやめましょう。
  • 前夜に飲酒したことにより、翌朝体内にアルコールを保有した状態で運転すると二日酔いによる飲酒運転になります。
  • 飲酒量や飲酒時間を決めたり、アルコールチェッカーにより確認するなどして、二日酔いによる飲酒運転をしないようにしましょう。
  • 家庭、職場、地域等でも「飲酒運転は、しない、させない、ゆるさない」という環境を醸成し、飲酒運転の根絶を図っていただくようお願いします。

 

      飲酒運転の根絶(pdf 47KB)

      添付資料(pdf 1016KB)

  

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