妻木晩田遺跡では、丘の上に村が営まれた約300年間分の建物跡900棟以上が発掘され、弥生時代に全国屈指の大きな村だったことが分かっています。中国地方の最高峰「大山(だいせん)」の麓、弓ヶ浜と美保湾を見渡せる丘に住まいをかまえて、人々はどのような暮らしをしていたのでしょうか。
現在、史跡公園には、集落最盛期にあたる弥生時代後期後葉(約1850年前)の村の姿を復元しています。村があった当時から変わらない雄大な景観を眺めたり、
竪穴住居に入ったり、モノづくり体験をしたり、園内での多様な楽しみ方を通して、弥生時代の人々の暮らしぶりを想像することができます。全身で弥生時代を体感することができるフィールド・ミュージアム、それが、むきばんだ史跡公園です。
むきばんだ史跡公園のメインパンフレットはこちらからご覧になれます→メインパンフレット
再現された集落の姿:妻木山(むきやま)地区「弥生のムラ」
再現された集落の姿:洞ノ原(どうのはら)地区 妻木晩田遺跡が全国的に有名になるきっかけとなった四隅突出型墳丘墓群を見学できるエリアです。
弥生の畑で収穫:むきばんだジュニアファンクラブの活動風景です。
竪穴住居の見学:洞ノ原(どうのはら)地区、妻木山(むきやま)地区にあり、内部も見学することができます。
高床倉庫の見学:洞ノ原(どうのはら)地区、妻木山(むきやま)地区で見学できます。
島根半島、弓ヶ浜、美保湾の大パノラマ:思わず声を出してしまう雄大な景色が眼下に広がります。空気が澄んだ日には隠岐の島を見ることもできます。