所管事項に係る県外調査(8月25~27日)

福祉生活病院常任委員会では、次のとおり県外調査を実施しました。

 

≪主な内容≫
○奈良県庁では、障がい児者の支援やひきこもり問題対策等について調査を行いました。
奈良県では障がいのある人や家族へ生涯にわたる切れ目のない支援を行うための条例を制定し、県庁舎内にひきこもり相談窓口が設けられています。
○また、過疎化が進行する中山間地域で多様な世代・世帯が孤立せず助け合う取組例として、奈良県十津川村の公営住宅「高森のいえ」を調査しました。村産木材をふんだんに用い、若い世帯が高齢者を見守り、高齢者同士の交流も生まれるような住宅を整備されています。
○奈良県橿原市では、毎日の食事支援や学習支援を行う常設の子ども食堂「げんきカレー」の取組を伺いました。みらいチケットという地域を巻き込む寄附の仕組みを考案し、独立採算による子ども食堂の常設化を実現され、このチケットの仕組みが全国に広がってきています。

1 日程
  令和7年8月25日(月)~27日(水)

2 調査箇所及び調査事項
 ○令和7年8月25日(月)
 (1)奈良県庁(奈良県奈良市)
    ・障がいのある人及びその家族へ生涯にわたる切れ目のない支援を行うための取組について
    ・発達障がい児・者の支援について
    ・ひきこもり問題の対策について 
 ○令和7年8月26日(火)
 (2)奈良県障害者総合支援センター(奈良県磯城郡田原本町)
    ・障がいのある人及びその家族に対する伴走支援、特にライフステージに応じた切れ目のない支援の提供に向けた取組について
    ・わかくさ愛育園における障がい児・者の支援について
    ・福祉のまちづくりの推進について 
 (3)十津川村役場(奈良県吉野郡十津川村)
    ・人口減少・高齢化の進む中山間地域において、多様な世代・世帯が孤独孤立することなく助け合いながら共生できる取組について
 ○令和7年8月27日(水)
 (4)高森のいえ(奈良県吉野郡十津川村)
    ・人口減少・高齢化の進む中山間地域において、多様な世代・世帯が孤独孤立することなく助け合いながら共生できる取組について(現地視察)
 (5)げんきカレー(奈良県橿原市)
    ・こども食堂(げんきみらい食堂)・無料学習支援(げんきみらい塾)の取組について

3 出席委員(8名)
  尾崎委員長、山本副委員長、広谷委員、中島委員、川部委員、福浜委員、前住委員、玉木委員

4 欠席委員(1名)
  浜田(妙)委員

5 随行者
  議会事務局調査課 濱口課長補佐、田中主事

 


  

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