地域県土警察常任委員会では、次のとおり県外調査を実施しました。
≪主な内容≫
○スポーツツーリズムの推進の例として、北海道ボールパークFビレッジにおけるプロスポーツチームの本拠地整備と周辺環境・地域の開発並びにそれに関連した誘客の取組を調査しました。球場の他にホテル、飲食店、ショップ、コワーキングスペースなど多彩な施設を整備し、野球観戦に限らない集客を図っています。また、周辺地域の都市開発も併せて行い、官民連携の街づくりプロジェクトとして取り組むことで、周辺地域にマンションや住宅が増加し、学校教育にも波及するなど、観光、住居、教育が複合的に発展しています。
○港湾・臨海部の活性化による観光・インバウンド振興の例として、小樽商工会議所並びに小樽港第3号ふ頭と周辺施設の取組を調査しました。行政だけではなく、商工会議所や若手商業者といった民間のアイデアと市民の力も結集し、官民一体で計画的に港湾整備を推進することで、クルーズ客船の増加の他に小樽駅から小樽運河、そして小樽港第3号ふ頭を直線で結ぶ導線の確保並びにそれと交差する形での観光周遊を上手く組み合わせ、周辺へ波及させる戦略により、街歩きや消費を促進する取組等をしています。 |
1 日時
令和7年8月25日(月)~27日(水)
2 調査箇所及び調査事項
○8月25日(月)
(1)北海道ボールパークFビレッジ(北海道北広島市)
・スポーツツーリズムの推進について
○8月26日(火)
(2)小樽商工会議所
小樽港第3号ふ頭及び周辺施設(北海道小樽市)
・港湾・臨海部の活性化による観光・インバウンド振興について
(3)北海道庁(北海道札幌市)
・自転車の利活用推進等について
(4)北海道警察学校
北海道警察機動隊(北海道札幌市)
・警察学校新校舎整備及び災害時の警察の対応について
○8月27日(水)
(5)史跡キウス周堤墓群ガイダンスセンター(北海道千歳市)
・史跡の保全・保護、活用に関する取組について
3 出席委員(8名)
河上委員長、森副委員長、内田委員、浜崎委員、坂野委員、浜田委員、松田委員、前原委員
4 随行者
議会事務局調査課 藤田課長補佐、横山係長