令和6年12月、境港警察署管内で高齢者が被害者となる交通死亡事故が発生しました。
県下でも高齢者が当事者となる交通事故が多発しています。
境港警察署管内において過去5年間に発生した、高齢者が当事者となる交通事故の分析を行った結果、
〇 高齢者加害事故
・ 午前8時から午後3時台に、県道または市町村道の交差点や交差点付近で多発
・ 買い物や通勤中の事故が多く、わき見等の交通違反原因となっている事故が大半
・ 重大な事故は信号無視などの法令違反が原因となっている
〇 高齢者被害事故
・ 午前9時から午後3時台に、県道または市町村道の交差点付近で多発
・ 被害者側に交通違反があると、重傷以上のケガをしている
・ 高齢者の自転車事故は重傷率が高く、ヘルメット未着用がほとんど
・ 夜間徒歩で買い物中の高齢女性の被害が多い
・ 車から見て、右から左に歩行中に被害にあっているケースが多い
ことがわかりました。
以上のことを踏まえ、
・ 運転する人も、歩行者も交通ルールを守る
・ 日常の気のゆるみが事故につながっているので、運転中は運転に集中する。
・ 夜間で歩く際は、反射材を身に着ける
・ 自転車に乗るときはヘルメットをかぶる
・ 運転する人は無理な運転をしない
・ 歩行者は、無理な道路の横断をしない
など、一人一人が交通事故防止に努めましょう。
交通事故発生状況
2025年(令和7年)1月末現在
県内(集計期間2025年1月1日~2025年1月末)
区分 |
2024年 |
2025年 |
増減数 |
人身
件数
|
52 |
47 |
-5 |
死者
|
1 |
0 |
1 |
傷者 |
60 |
48 |
-12 |
管内(集計期間2025年1月1日~2025年1月末)
区分
|
2024年
|
2025年
|
増減数
|
人身
件数
|
6
|
4
|
-2
|
死者
|
0
|
0
|
0
|
傷者
|
6
|
4 |
-2
|