2016年4月11日

2016年4月11日 沖底(網代)

新年度1発目の沖合底びき網の市場調査です。
桜もあっという間に散り暖かくなったと思ったら、今朝は6℃・・・寒かったです。
桜 沖合底びき網漁船

今朝の網代は、2隻入港で、アカガレイ主体の水揚げでした。3月までは産卵回遊群の通り道での操業でしたが、現在は、索餌回遊しているカレイを狙っての操業に変わっています。
また、4月に入りハタハタの漁獲量が減少しています。
網代の水揚げ状況 
アカガレイ ハタハタ

そのほか、水深約190mで、アカムツ(のどぐろ)、ヒラメ、スズキが入網したそうです。アカムツはいつもより深めで獲られていました。
ヒラメはこの時期から産卵のために浅場に来ます。美保湾に設置している淀江の小型定置網が、昨日、今日と大型のヒラメを大漁していますが、まだ産卵のため浅場に来ていない魚は深場でも索餌します。
アカムツ(のどぐろ) ヒラメ
スズキ

そのほか、ニシン、マアナゴ、クロザコエビ(もさえび)、エッチュウバイ(白バイ)等が揚がっていました。 
ニシン マアナゴ
クロザコエビ(もさえび) エッチュウバイ(白バイ)

珍しいところではタヌキメバル(発泡箱には「くろがな」の記載)が1箱揚がっていました。
タヌキメバル

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000