令和6年度議会運営委員会議事録

令和6年6月5日会議録

開催概要
出席者
(10名)
委員長
副委員長
委員

広谷 直樹
伊藤 保
尾崎 薫
中島 規夫
島谷 龍司
斉木 正一
福田 俊史
浜田 一哉
鹿島 功
銀杏 泰利



欠席者
(1名)
委員 内田 博長

オブザーバー 正副議長 市谷議員 前住議員 玉木議員

職務のため出席した事務局職員
  村上事務局長 遠藤議事・法務政策課長外関係職員

1 開会   午前10時00分

2 閉会   午前10時26分

3 司会   広谷委員長

4 会議録署名委員   斉木委員  尾崎委員

5 協議事項
   別紙議題記載のとおり

会議の概要

午前10時00分  開会

◎広谷委員長
  ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 まず、会議録署名委員に斉木委員、尾崎委員を指名いたします。
 本日の委員会は、インターネット中継をしております。委員の皆様におかれましては、発言の際は、常任委員会同様、発言前後のマイクのスイッチの切り替えをお願いします。
 協議に入る前に、議長より発言を求められておりますので許可いたします。
 浜崎議長。

〇浜崎議長
 改めまして皆さんおはようございます。
 それでは、先ほど委員長が言われましたように、私のほうから3点報告させていただこうと思います。お手元にある議会資料の1ページを御覧ください。議会運営委員の辞任、選任についてであります。鳥取県議会民主とっとりの結成に伴い、記載のとおり議会運営委員の会派別割当てが変更となりました。
 この変更に伴い、委員会条例の規定により、会派民主に割り当てられていた伊藤委員、興治委員及び尾崎委員の辞任を許可し、また、変更後の会派割り当てに基づき、新たに自民党の鹿島議員と、民主とっとりの伊藤議員及び尾崎議員を議会運営委員に選任しました。
 2点目は、常任委員及び特別委員の選任についてであります。3月に行われた補欠選挙で当選された、玉木議員と山本議員を委員会条例第4条第1項ただし書きの規定により総務教育常任委員及び決算審査特別委員に選任しました。総務教育のメンバーがちょうど2名欠ということでありましたので、そこに選任させていただきました。決算審査特別委員についても、それぞれ選任させていただきました。なお、委員の辞任、選任については、6月定例会開会日、本会議の冒頭で改めて御報告させていただこうと思っておりますので、よろしくお願いします。
 議会資料の3ページを御覧いただきたいと思います。3点目は、玉木議員と山本議員の議席の指定についてであります。会議規則第5条第2項の規定により、玉木議員を8番、山本議員を9番の議席に指定いたしました。なお、6月定例会2日目以降の議席については、本日の議会運営委員会の議題として予定されておりますので、後ほど御協議のほどよろしくお願いします。
 以上であります。

◎広谷委員長
 それでは、協議に入ります。先ほど議長から御報告がありましたが、副委員長の興治議員が議会運営員会委員を辞任されましたので、これより副委員長の互選を行います。互選の方法につきましては、投票による方法と指名推選による方法がございますが、指名推選とすることに御異議はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようでありますので、さよう決定いたします。
 指名の方法についてですが、委員長の私が指名することといたしたいと思いますが、これに御異議はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようでありますので、さよう決定いたします。
 それでは、副委員長に伊藤委員を指名いたします。
 お諮りいたします。ただ今、私が指名いたしました伊藤委員を副委員長とすることに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、伊藤委員が副委員長に当選されました。
 それでは、副委員長就任の挨拶をお願いします。

〇伊藤委員
 皆さんおはようございます。ただいま副委員長に選任されました伊藤でございます。広谷委員長を支え、円滑な議会運営に努めますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。

◎広谷委員長
 次に、6月定例会についてであります。まず、6月定例会は、6月12日に招集されますが、その付議案件について、政策戦略本部長に説明を求めます。
 櫻井政策戦略本部長

●櫻井政策戦略本部長
 本日もどうぞよろしくお願いいたします。着座にて失礼いたします。
 それでは、6月県議会において御審議いただく議案の概要について御説明申し上げます。執行部資料1、令和6年6月定例県議会付議案を御覧ください。今回提案させていただく議案は、まず予算関係が議案第1号から議案第3号までの3件でございます。次に、条例関係が議案第4号の職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例から、おめくりいただきまして、議案第7号の鳥取県営病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例まで、3ページの議案第12号の鳥取県防災及び危機管理に関する基本条例の一部を改正する条例の5件でございます。その他の案件は、2ページにお戻りいただきまして、議案第8号の財産を無償で譲渡することについてから議案第11号の専決処分の承認についてまでの4件であり、議案の合計は12件でございます。
 なお、4ページ以降は報告事項となり、合計11件でございます。
 次に、予算関係について御説明させていただきます。執行部資料2、令和6年度6月補正予算の概要を御覧ください。今回の補正予算額は、63億9,000万円余であり、補正後の予算総額は3,668億8,000万円余となります。主な事業といたしましては、1ページの防災対応力の強化、おめくりいただきまして、2ページの若者目線の人口減少対策、3ページの安心・豊かな地域づくり、5ページまで飛んでいただきまして、活力あるふるさとづくりの4つの柱ごとに掲載をしております。詳細につきましては、政調政審のほうで御説明させていただいたとおりでございます。
 次に、おめくりいただきまして、6ページ中段に参考として、今回の補正の公共事業予算について記載をしておりまして、総額は51億円余となります。
 なお、任期満了に伴う公安委員会委員、収用委員会委員、収用委員会予備委員、土地利用審査会委員の任命について現在調整中であり、整い次第、追加の提案をさせていただきます。
 私からの説明は以上でございます。

◎広谷委員長
 ただいまの説明につきまして、質疑等はありますでしょうか。
 オブザーバーの市谷議員。

〇市谷議員
 ちょっとお尋ねしたいんですけども、今物価高騰が非常に続いている状況で、2023年度に国から来た物価高騰の臨時交付金なんですが、鳥取県は、おそらく20億円繰り越していると思うんですよ。今回も物価高騰対策でいくつかその交付金を使った事業というのが含まれているのですけれども、それに幾ら使って、幾ら交付金が残っているのかを説明していただけないでしょうか。
 それからあと1つ、大阪・関西万博の関係ですけども、先日の政調政審でも、今日のこの事業説明の中にもないですけども、2億円を超えてですね、関西パビリオン鳥取県ゾーン設置運営事業っていうのが、債務負担行為で計上されております。それについてなんで説明がないのか、相当な額になりますので、きちんと説明していただきたいなと思います。以上、2点です。

◎広谷委員長
 政策戦略本部長。

●櫻井政策戦略本部長
 2点お尋ねがございました。昨年来た臨時交付金の残っている部分が20億円程度あるだろうと、どうなっているのかということ、物価高騰の対策でいくら使っているのかということ。大阪・関西万博の補正予算の内容につきまして、説明はないのかということでございました。
 まず、1点目につきましては、ほぼ全額をこの物価高対策の今回の補正予算の中で充当させていただいているところでございます。2点目につきましては、政調政審のほうでも御説明させていただいたところでもございますけれども、パビリオンの運営に係る経費や催事にかかる経費でございまして、これにつきましては、債務負担行為ということで予算のほうお願いしております。これにつきましては、来年度の予算、活動になりますので、今年度からできるだけ早くその準備を進めていかなければいけないということで、人の確保、企画の運営についての詳細を検討していくために、今回、債務負担行為のお願いをしているところでございます。
 以上でございます。

◎広谷委員長
 市谷議員、あとは個別にお尋ねください。

〇市谷議員
 では、今日の説明資料にはないということでよろしいですかね。この2,600万円というのとは別に、2億円債務負担……

◎広谷委員長
 市谷議員、あとは個別にお尋ねください。進めます。
 次に議事日程に関わる事項について協議いたします。2ページの議会資料2を御覧ください。議席の一部変更についてであります。この変更表は、会派構成の変更等を踏まえ、3ページの配席を4ページの配席に変更するものであります。案のとおり議席を変更することとしたいと思いますが、御異議がございますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのように決定いたしました。
 次に、補欠選挙当選議員の紹介挨拶についてであります。このことにつきましては当選後、初めて招集される議会の開会日の本会議において、議長の紹介を受けて挨拶をする先例となっております。ついてはそのようにすることとしたいと思いますが、御異議はございませんでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのように決定いたしました。
 なお、順番は年齢順で、玉木議員、山本議員の順となりますので御承知ください。
 次に、5ページの議会資料3を御覧ください。議員全員協議会の開催について、知事より開催依頼がありました。つきましては、開会日、6月12日の本会議散会後、全員協議会室で行うこととしてよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのように決定いたしました。
 次に、6ページの議会資料4を御覧ください。会期及び議事日程ですが、会期は22日間とし、議事日程は、3月22日の議会運営委員会でお示ししたものに、補欠選挙当選議員の紹介、挨拶及び議席の一部変更を追加し、日程案のとおりとすることとしてよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのように決定いたしました。
 次に7ページの議会資料5を御覧ください。議会運営等に関する取扱要綱の一部改正についてであります。鳥取県議会民主とっとりの結成に伴い、案のとおり改正してよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
御異議がないようですので、そのように決定いたしました。
 次に、県政に対する代表質問ですが、人数は県議会自由民主党1名ですので、御承知ください。なお、今回は川部洋議員が行う予定であります。
 次に、10ページ及び11ページの議会資料6を御覧ください。代表質問、一般質問及び質疑に対する委任答弁者についてですが、鳥取暮らし推進局長、美術館整備監、ねんりんピックはばたけ鳥取2024実施本部事務局長及び感染症対策センター所長を追加指定し、感染症対策局長及び美術館整備局長の指定を取り消すものであります。参考までに12ページに答弁者の一覧を添付しておりますので御覧ください。
 次に、発言通告書の提出期限についてですが、代表質問は、6月12日の午後1時まで、一般質問及び議案に対する質疑は、6月14日の午後1時まで、討論の通告期限は、知事提出議案については、反対討論が7月1日の常任委員会終了後速やかに、賛成討論が同日の午後5時まで、議員提出議案につきましては、反対討論が7月2日の午後1時まで、賛成討論が同日の午後5時まで、以上のとおり決定してよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのように決定しました。
 次に、議員提出議案の提出期限についてですが、7月2日午前9時30分開催予定の議会運営委員会において報告する申し合わせとなっておりますので御承知ください。
 次に、6月定例会での審議を希望する請願・陳情の提出期限及び受理期限についてですが、提出期限は6月11日正午まで、受理期限は翌12日正午までとなりますので御承知ください。
 次に、6月定例会におけるパソコンの暫定的な取り扱いについて、事務局から説明をさせます。
 議会事務局長。

●村上議会事務局長
 それでは資料13ページ、議会資料7を御覧ください。6月定例会におけるパソコンの暫定的な取り扱いについてでございます。資料下に枠囲いで現行の申し合わせ内容を記載しておりますが、現在、本会議へのパソコンの持ち込みは禁止となっております。これにつきまして、県議会としてペーパーレス化を進めている中、6月定例会で暫定的に緩和しようとするものであります。具体的には、1の(1)にあります本会議での発言通告者に限り、当該発言のための使用を認める。あわせまして、(2)にあります執行部も同様に、本会議や委員会等への持ち込みを認める取り扱いとするものです。
 また(3)にあります県が整備したパソコン等に限ることとし、本会議における配布資料の取り扱い、スマホ等の持ち込み禁止はこれまでどおりといたします。
 以上、暫定的な取り扱いとしていますが、9月定例会以降の取り扱いについては、6月定例会中に、議場改修を踏まえた議会運営の見直しの中で御協議いただくこととしております。以上です。

◎広谷委員長
 ただいまの説明につきまして、質疑等ありますでしょうか。
 島谷委員。

〇島谷委員
 確認です。本会議での使用ということで発言通告者に限り当該発言ための使用を認めるというふうになっていますが、それはその発言のとき、例えばその人が発言するときだけ持ち込めるということで考えていいんですか。それとも、発言通告ということでその日、通告者ということになっていますが、その間も持って入れるということになるのですか。

◎広谷委員長
 議会事務局長。

●村上議会事務局長
 その発言のときだけです。発言されるときに、そのパソコンを持ち込んでいただいて、想定しておりますのは、読み上げ原稿ですとか準備されていると思いますけど、それをペーパーレス化の中で、そのパソコンだとかタブレットを見ながら、質問のほうをしていただくといった想定になります。

〇島谷委員
 わかりました。ということは、その時間しか持ち込めないようにしているということで結構ですね。

●村上議会事務局長
 はい。今回はそういった取り扱いとさせていただきます。

◎広谷委員長
 ほかに委員の方でありますか。
 オブザーバーの市谷議員。

〇市谷議員
 持ち込んで使用できる内容ですけど、例えば、質問中でもインターネットに接続して、何かわからないこととかあったりしたら調たりとか、使用の内容は、どこまで。

◎広谷委員長
 議会事務局長。

●村上議会事務局長
 当該発言のために使用を認めるといった形ですので、それ以外の作業等には使っていただかないということになります。

◎広谷委員長
 意見がほかにないようですので、この案のとおり、暫定的に取り扱うこととしてよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのように決定いたしました。
 次に、その他ですが、委員の皆様で、何かありますでしょうか。
 尾崎委員。

〇尾崎委員
 発言の通告の順番を決めるやり方ですけれども、昔は、政調政審が終わった日に皆さん申し込んで、それで何日か後に決めるということだったんですけども、最近、2、3年前に変わった規則がありますね。それちょっともう1回確認させていただけますか。

◎広谷委員長
 遠藤議事・法務政策課長。

●遠藤議事・法務政策課長
 手元に資料がないので、正確ではないかもしれませんが、政調政審の翌日から受付が始まって、3営業日後に、集まったものの中で第一次受付を締め切って、そこでもし重複があれば抽選を行う。また、その翌日から第二次受付があって、今日決めていただいた通告期限まで第二次受付をする。そこでまた重複があれば、抽選をするということになります。

◎広谷委員長
 尾崎委員。

〇尾崎委員
 これまでもずっとそのとおりにやってきましたよね。

●遠藤議事・法務政策課長
 はい。

〇尾崎委員
 ここ1年でしょうかね。最初の2日目とか3日目とかにお願いすると、いやそこはもう埋まっていますよというような回答がたくさん来てたんですね。それで何でかなと。政調政審があって、何日か後に締め切るまでは、皆さん出した希望はあったとしても、オープンにはなってないはずなのにどうしてかなとずっと思っていたんですけども、その点についてはどうですか。

◎広谷委員長
 遠藤議事・法務政策課長。

●遠藤議事・法務政策課長
 出すのは可能です。実際に、今日も抽選がありました。それは出してはいけませんということではなくて、そこで出されると抽選が発生しますというのを多分お知らせしているということだと思います。

◎広谷委員長
 尾崎委員。

〇尾崎委員
 それで出せばいいわけですね。抽選があったとしても出せばいいということなんですが、何かもう埋まっていますというようなニュアンスで言われていたと思うんです。それはなしということでお願いします。

◎広谷委員長
 その他、委員の皆様で、何かありますでしょうか。
 オブザーバーの市谷議員。

〇市谷議員
 以前、代表者会議でも申し上げたんですけど、今日の議会資料1の議会運営委員会の会派別の割り当て、これを見ていただいたらすぐわかることなんですけども、無所属が7人という今状況になっていまして、それなのに議運に誰もいないという議運の在り様というのは、議会の民主的な運営をする上では、非常にこれは何と言うかバランスの悪い在り様ではないかというふうに思いまして、ぜひ議会運営委員会として、このあり方について改善を図っていただきたい。つまり無所属からも議会運営委員会に正式に参加できるようにこの配分を議論していただきたいという提案です。

◎広谷委員長
 その件につきましてはですね、以前から話をしておりますように、オブザーバーからの議題外の発言でありますので、本日の議題とはいたしません。
 また、次回以降についても、委員の皆さんからの中で議題とすべしという声がない限り、議題とはいたしませんので、御承知いただきたいと思います。
 意見がないようですので、これをもって議会運営委員会を閉会いたします。

午前10時26分 閉会

 

 



 

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