令和6年度議会運営委員会議事録

令和6年11月21日会議録

開催概要
出席者
(9名)
委員長
副委員長
委員

広谷 直樹
伊藤 保
尾崎 薫
中島 規夫
島谷 龍司
斉木 正一
浜田 一哉
鹿島 功
銀杏 泰利



欠席者
(2名)

福田 俊史
内田 博長

オブザーバー 正副議長 市谷議員 福浜議員 前住議員 玉木議員

職務のため出席した事務局職員
  村上事務局長 遠藤議事・法務政策課長外関係職員

1 開会   午前10時00分

2 閉会   午後10時20分

3 司会   広谷委員長

4 会議録署名委員   中島委員  銀杏委員

5 協議事項
   別紙議題記載のとおり

会議の概要

午前10時00分  開会

◎広谷委員長
 ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 まず、会議録署名委員に中島委員と銀杏委員を指名いたします。
 これより協議に入ります。
 まず、11月定例会についてであります。招集日は11月28日ですが、その付議案件について、政策戦略本部長に説明を求めます。
 櫻井政策戦略本部長。

●櫻井政策戦略本部長
 本日もどうぞよろしくお願いいたします。着座にて説明いたします。
 それでは11月議会において御審議いただく議案の概要について、御説明申し上げます。執行部資料1、令和6年11月定例県議会付議案を御覧ください。今回提案させていただく議案は、まず、予算関係が議案第1号から議案第5号までの5件でございます。
 次に、条例関係が議案第6号、指導教諭の職の設置に伴う関係条例の整備に関する条例から、議案第12号、鳥取県警察手数料条例の一部を改正する条例まで、また議案第21号、職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例、議案第22号、鳥取県産業廃棄物処理施設設置促進条例の一部を改正する条例の9件でございます。
 なお、この鳥取県産業廃棄物処理施設設置促進条例の一部改正については、11月18日の淀江産業廃棄物管理型最終処分場の設置許可を受けて、産業廃棄物処理施設の周辺整備事業の円滑な実施のため、他県の周辺整備事業への交付額や物価上昇などを勘案し、交付額の限度額を引き上げようとするものでございます。詳細につきましては、所管常任委員会で御説明申し上げます。
 その他の案件は、5ページの議案第13号、工事請負契約の締結についてから、議案第20号、令和5年度決算の認定についてまでの8件であり、議案の合計は22件でございます。なお、9ページ以降は報告事項となり、合計3件でございます。
 次に、予算関係について御説明させていただきます。執行部資料2、令和6年度11月補正予算の概要を御覧ください。今回の補正予算額は38億2,000万円余であり、補正後の予算総額は3,745億6,000万円余となります。主な事業といたしましては、1ページの安心・安全のふるさとづくり、3ページの活力あるふるさとづくりの2つの柱ごとに掲載しておりますので御覧ください。このうち、11月18日の淀江産業廃棄物管理型最終処分場の設置許可を受けて、淀江産廃処分場安全監視・指導体制整備事業でございますが、処分場の安全な施設設置や運営を確保しようとするものでございます。こちらにつきましても詳細については、所管常任委員会で御説明申し上げます。
 なお、任期満了に伴う教育委員会委員の任命について、現在調整中であり、整い次第、追加提案をさせていただきます。また、現在、国において取りまとめ作業中の総合経済対策については、今後情報収集を進めまして、これに対応した県の物価高対策などを検討しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 私からの説明は以上でございます。

◎広谷委員長
 ただいまの説明につきまして、質疑等ありますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 委員はないようですので、オブザーバーの市谷議員。

〇市谷議員
 議案第22号の産廃条例の関係ですけれども、同意事業というのは淀江産廃だけの話ですか。それとも、今後こういう大きなお金を出すというので、ほかの施設についてもこういうふうにするということでしょうか。

◎広谷委員長
 櫻井政策戦略本部長。

●櫻井政策戦略本部長
 今、条例案の内容について御質問がございましたけれども、これは常任委員会のほうで適切に御説明をさせていただきたいと存じます。

◎広谷委員長
 市谷議員。

〇市谷議員
 政調政審で説明がなくて突然ここで見て、少なくともここで同意事業とは何ぞやということぐらいはお答えいただきたいと思います。

◎広谷委員長
 櫻井政策戦略本部長。

●櫻井政策戦略本部長
 繰り返しになりますけれども、常任委員会のほうで適切に説明させていただきます。

◎広谷委員長
 付託される所管常任委員会でしっかり審議していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
次に、議事日程でありますが、議会資料1を御覧ください。会期を22日間とし、案のとおり決定してよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのように決定いたしました。
 次に、県政に対する代表質問ですが、人数は鳥取県議会自由民主党1名ですので、御承知ください。なお、今回は、入江誠議員が行う予定であります。
 次に、発言通告書の提出期限についてですが、代表質問は11月28日の午後1時まで、
 一般質問及び議案に対する質疑は12月2日の午後1時まで、討論の通告は知事提出議案のうち決算に係るものについては、反対討論が12月18日の決算審査特別委員会終了後速やかに、賛成討論が同日の午後5時まで、上記以外のものにつきましては、反対討論が12月17日の常任委員会終了後速やかに、賛成討論が同日の原則午後5時まで、議員提出議案につきましては、反対討論が12月18日の午後1時まで、賛成討論が同日の午後5時まで、請願・陳情については、常任委員長報告については、反対討論が12月17日の常任委員会終了後速やかに、賛成討論が同日の原則午後5時まで、上記以外の委員長報告については、反対討論が12月18日の午後1時まで、賛成討論が同日の午後5時まで、以上のとおり決定してよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのように決定いたしました。
 次に、議員提出議案の提出期限についてですが、12月18日午前9時30分開催予定の議会運営委員会において報告する申し合わせとなっておりますので、御承知ください。
 次に、11月定例会での審議を希望する請願・陳情の提出期限についてですが、提出期限は11月22日正午までとなりますので、御承知ください。
 次に、鳥取県議会傍聴規則の改正についてであります。詳細につきましては、事務局から説明をさせます。
 宮田次長兼総務課長。

●宮田次長兼総務課長
 議会資料2を御覧ください。鳥取県議会傍聴規則の改正について御説明いたします。今年の10月に全国議長会において、標準都道府県議会傍聴規則が見直されました。また、傍聴者からの御意見等があり、それらを踏まえ県議会の傍聴規則の改正を考えております。改正の方向性は、事例が乏しく必要性の薄い規定などを整理統合します。改定に当たっては、会議の秩序が損なわれないことに留意し、傍聴者の利便性向上に資することとします。
 主な改正ポイントですが、(1)「傍聴席に入ることができない者」に関する規定の整理として、現在持ち込み禁止の物として、掲示板やプラカード、旗、笛など細かく例示しておりますが、改正案では標準規則と合わせ、例示を最小限にし、威勢を示す物の携帯や着用を禁止とします。(2)「傍聴人が守るべき事項」に関する規定の改正です。一つ目の丸も標準規則と合わせます。示威的行為の禁止という文言を整理しまして、議場に現在する者に対して威勢を示さないこととします。二つ目の丸ですが、議事の妨げにならないことを条件に、携帯電話での写真撮影や用語検索等を可能とさせていただけたらと考えています。現在の規定では、携帯電話の作動を禁止しているため、携帯での撮影は不可としております。しかし一方で、音や光を発しないデジカメ等での撮影は可としております。また、傍聴者の方から質問や答弁などで出てくる不明な用語などについて、携帯で調べたいとの意見が聞かれております。改正案としては、引き続き音や光を発することは禁止とし、携帯電話端末などはマナーモードで使用できるようにすることを考えております。
 なお、携帯での写真撮影は、盗撮防止のためシャッター音が鳴りますが、議事や他の傍聴者の妨げにならない程度においてはやむを得ないとし、使用可とさせていただけたらと考えております。改正時期は、令和7年1月1日の予定です。その他に記載しておりますが、令和6年11月定例会から試行的に運用させていただきたく考えております。2ページから5ページについては、県の傍聴規則改正案と標準規則の比較などを掲載しておりますので、後ほど御確認いただけたらと思います。
 以上です。

◎広谷委員長
 ただいまの説明につきまして、質疑等ありますでしょうか。
 島谷委員。

〇島谷委員
 改正のポイント1で、改正案のほうにビラ、幕、たすき、最後に、「携帯し、又は着用」となってる。この着用とはどういうこと。

◎広谷委員長
 宮田次長兼総務課長。

●宮田次長兼総務課長
 着用というのは、身に着けるというか、着るということを考えておりまして……

〇島谷委員
 その着用はわかるんだけど、例えば、着ぐるみを着てくるとか、そういったこと。具体的に。
●宮田次長兼総務課長
 具体的に言うと、皆さんが同一のジャンパー等を着まして、意思を表示するといったことは控えていただきたいと思っております。

◎広谷委員長
 よろしいでしょうか。
 オブザーバーの市谷議員。

〇市谷議員
 私も同じ質問なのですけど、お揃いのジャンパーを着たらいけないということなのかなと、説明を聞いて思ったのですけれども、スローガンが書いてあるゼッケンとかはいけないかもしれないけど、お揃いのジャンパーも威勢を示すものということでだめだということにしていいんだろうかと思ったんですけれども。

◎広谷委員長
 宮田次長兼総務課長。

●宮田次長兼総務課長
 そちらのほうも意思を示すということで、お揃いの一色に統一するようなジャンパーは、控えていただけたらと思っております。

◎広谷委員長
 ほかにないようですので、次に行きます。
 次に、本会議場の新設備の第2期の運用についてであります。詳細は、事務局から説明をさせます。
遠藤議事・法務政策課長。

●遠藤議事・法務政策課長
 議会資料3を御覧ください。まず、大型モニターの設置でございます。議席後方、傍聴席のすぐ下辺りに新たに大型モニターを設置しました。映す映像は、執行部席後方の大型スクリーンと同じものでございます。これによって、議場内で議員側、執行部側の双方から同じ大型映像を見る環境が整いました。写す映像は、(1)議場内の映像、(2)説明用資料、ここにパネルと書いてございますがパネルというのは、今、職員が示しているものになります。(3)押しボタン式投票結果です。
 次に、議場内への配布資料、パネルでございます。大型スクリーン、大型モニターの設置に伴う運用の見直しです。(1)配布資料は、これまでどおりで変更はありません。配布資料が削減できないか、実際に、これまでの配付資料を大型スクリーンに映してみましたが、無理でした。(2)パネルの使用は廃止とし、これに代わり大型スクリーン、大型モニターを利用していただきます。事務的には、あらかじめ説明用資料データを議会事務局に提出していただいて、それを映す操作は職員が行います。
 次に、表決方法です。表のとおり、このたびの議場改修によりこれまでの表決方法に加え、投票表決として新たに押しボタン式投票を行うことができるようになりました。都道府県では、三重県、長崎県に次いで3番目の導入でございます。運用としては、これまでどおり、起立表決、簡易表決が基本です。押しボタン式投票は、(1)議長が必要があると認めるとき、(2)出席議員2人以上から要求があるときに行います。具体的には、賛否が拮抗する場合、特別多数議決などで行います。これまでの紙投票と比べ、時間、人員、手間が大幅に節約できるというメリットがあります。
次に、説明用資料の大型スクリーンへの投影及び押しボタン式投票の操作説明です。開会日の散会後、そのまま着席していただいた状態で押しボタン式投票の操作説明等を行います。
 説明は以上でございます。

◎広谷委員長
 ただいまの説明につきまして、質疑等ありますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 オブザーバーの福浜議員。

〇福浜議員
 大型スクリーンに映し出すパネルなのですが、映像を映し出す操作は議会事務局の職員が行っていただけるというのはありがたい話なのですが、リモコンでパッパッと変わるというやり方もあると思うのですよ。つまり、話している本人としては、「次をお願いします。」とかを言うのが面倒臭いというのもあると思うし、資料が戻ったりすることも場合によってはあるかもしれないということを考えると、時間制限を考えて自分で操作をすることも代替としてありにしてもらえると。リモコン操作ができることが前提ですが、その辺はいかがでしょうか。

◎広谷委員長
 遠藤議事・法務政策課長。

●遠藤議事・法務政策課長
 実際に運用してみて、試してみたいと思います。設備的には、タブレット端末を接続すれば、議員さんでもできます。今、想定しておりますのは、PDFデータをいただいて、資料番号を一連で振っていただいて、「何番。」と指示を出していただいたら、その資料を裏側で職員が操作することを想定しています。

◎広谷委員長
 銀杏委員。

〇銀杏委員
 事前に情報をいただいていたのでは、残時間で最後の1分間を秒で表示するという話もあったように思ったのですが、その説明がないのですけれども、どうなるのでしょうか。

◎広谷委員長
 遠藤議事・法務政策課長。

●遠藤議事・法務政策課長
 この後の代表者会議で御説明をさせていただきます。

◎広谷委員長
 ほかにないようですので、次に行きます。
 次に、全国都道府県議会議長会の永年在職議員に対する表彰並びに記念品伝達式についてであります。今回、在職25年以上として、斉木正一議員、伊藤保議員が表彰を受けられました。ついては、議長からの伝達を11月定例会開会日、11月28日の本会議開会前、午前10時から本会議場において行いますので御承知ください。
次に、その他ですが、委員の皆様で何かありますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 オブザーバーの市谷議員。

〇市谷議員
 さっきの議場関係の中で言えばよかったのですが、答弁が聞こえにくい、特に発言席から聞こえにくかったり、傍聴者も聞こえないという声が出ていまして、音の調整を聞こえるようにお願いしたいと思います。

◎広谷委員長
 宮田次長兼総務課長。

●宮田次長兼総務課長
 答弁の声が聞こえにくいという意見は議会事務局のほうにもいただきまして、実は、音量調整のほうは9月議会の途中でさせていただきました。特に知事の答弁が聞こえにくいということでしたので、調整はさせていただきました。傍聴者の方からも良く聞こえるようになったなど両方の意見が出ておりまして、聞こえにくい方にはイヤホンの着用をお願いしておりますので、また調整のほうを確認させていただきます。

◎広谷委員長
意見がないようですので、以上で予定しておりました協議事項は終わりました。
これをもって議会運営委員会を閉会いたします。

午前10時20分 閉会

 
 

 



 

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000