心の健康フォーラムは、精神保健福祉分野の中でも社会的関心度の高いものをテーマに取り上げ、多くの人に精神保健福祉に関心をもっていただくことを目的に鳥取県と鳥取県精神保健福祉協会の共催で毎年開催しています。
令和4年版自殺対策白書によれば、令和3年は、コロナ禍の影響を大きく受けたと考えられる前年と比較し自死者総数及び男性自死者数は減少したものの、女性や若者の自死は増加しており、深刻な状況が続いています。
令和2年に我が国でも新型コロナウイルス感染症事例が報告されて以降、休校やオンライン授業、様々な行動制限等で日常生活、社会生活は大きく変化しました。特に学校生活や就職等環境が大きく変わる重要な時期に影響を受けた若者たちは、様々な課題を抱えつつコロナ禍後の新たな生活に移っています。
今年度のフォーラムは、精神科医として依存症や自傷行為のある方の治療、自死予防等にも取り組んでおられる松本俊彦氏を講師に迎え、講演及び質疑応答を通じ、若者が今どのような困難を抱えているのか現状や課題等を学びながら、メンタルヘルスについて考え、心の健康を保つ方法を理解することを目的として開催します。
講演 「若者のメンタルヘルス」 自分を傷つけずにはいられない ~『助けて』が言えない~
講師 松本 俊彦(まつもと としひこ)氏
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所
薬物依存研究部 部長、薬物依存症センター センター長を兼務。
令和6年1月25日(木)正午~令和6年3月8日(金)午後5時
令和6年3月1日(金)午後5時までに、Webフォームまたはファックスでお申し込みください。
【Webフォームから申込み】
※動画視聴に必要なURL等は、お申込みいただいたメールアドレスへ後日送付します。
鳥取県精神保健福祉協会事務局(鳥取県立精神保健福祉センター内)
電 話:0857-21-3031(平日 午前8時30分~午後5時15分)
ファックス:0857-21-3034
鳥取県・鳥取県精神保健福祉協会