心の健康フォーラムは、精神保健福祉分野の中でも社会的関心度の高いものをテーマに取り上げ、多くの人に精神保健福祉に関心をもっていただくことを目的に鳥取県と鳥取県精神保健福祉協会の共催で毎年開催しています。
令和2年に我が国でも新型コロナウイルス感染症事例が報告されてから現在に至るまで、心身の健康に大きな影響を受ける生活が続いています。
令和3年度版自殺白書によれば、令和2年の日本の自死者数は11年ぶりに増加し、特に女性や若者の自死の増加が問題となり、この背景には、新型コロナウイルス感染症拡大による影響があると考えられています。
コロナ感染に対する不安や恐怖、収入の減少による経済的課題に加え、人と出会う機会が減り、ストレス解消となるような趣味や旅行、イベントへの参加もできなくなるなど孤立や孤独を感じることが増え、コロナ禍でのメンタルヘルスは大きな課題となっています。
今年度のフォーラムは「ガルーダ航空機離陸事故」「えひめ丸沈没事故」「東日本大震災」等様々な災害で被災者や支援者等の心のケアに関わられている前田正治氏の講演及び質疑応答を通じ、災害によるストレスや心身への影響について理解し、様々な行動上の制約等でストレスへの対処が難しい状況の中で、自身や身近な人の心の健康を保つ方法について学ぶことを目的に開催します。
当事者、家族、支援者、精神保健福祉に関心がある方
※フォーラムの申込み受付は、令和5年1月20日(金)をもって終了しました。
鳥取県精神保健福祉協会事務局(鳥取県立精神保健福祉センター内)
電 話:0857-21-3031(平日 午前8時30分~午後5時15分)
ファックス:0857-21-3034
鳥取県・鳥取県精神保健福祉協会