自転車乗用中に死傷した交通事故の分析結果について

 毎年5月は、自転車活用推進法上の自転車月間であることから、過去10年間(平成28年から令和7年)の鳥取県内における自転車乗用中に死傷した交通事故(主に中学・高校生と高齢者)について分析を行いました。

過去10年間の自転車乗用中死傷者の推移等

  • 自転車乗用中の交通事故によって1,056人が死傷し、うち21人の方が亡くなっています。
  • 死傷者1,056人中、高校生が193人と最も多く、中学・高校の6学年では292人と全死傷者の27.7%を占めています。
  • 死者21人中、65歳以上の高齢者が14人(66.7%)、うち、75歳以上は8人(38.1%)と高齢になるにつれ、死者数が増加しています。

中学・高校生の自転車乗用中の死傷者の特徴(死傷者数292人)

  • 中学・高校生は、16時から18時までの間が73人(25.0%)と最多で、次いで8時から10時までの間が54人(18.5%)と、登下校時間帯の被害が多くなっています。
  • 通行目的別では、登下校を含めた通学中が188人(64.4%)と半数以上を占めています。
  • 路線別では、市町村道が148人(50.7%)と半数以上を占めています。
  • 法令違反別では、90人(30.8%)に何らかの法令違反があり、交差点通行時の注意義務違反割合が33.3%と最も高く、また、指定場所一時不停止の違反割合は、高齢者の約2.9倍、他の年齢の約2.3倍高くなっています。
  • 自転車乗用中の死傷時におけるヘルメットの着用率は、中学生の59.6%に対し、高校生は10.9%となっています。

高齢者の自転車乗用中の死傷者の特徴(死傷者数251人)

  • 高齢者は、10時から12時の間が54人(21.5%)と最多で、8時から12時までの間に103人と全高齢者の41.0%を占め、被害が顕著となっています。
  • 通行目的別では、その他を除き、買物・飲食が101人(40.7%)と多くなっています。
  • 法令違反別では、56人(22.3%)に何らかの法令違反があり、安全不確認の違反割合が中学・高校生及び他の年齢と比較して高くなっています。
  • 自転車乗用中の死傷時におけるヘルメットの着用率は5.6%で、うち、75歳以上は4.5%と着用率は低くなっています。

県民の皆さまへ

  • 自転車を利用する皆さまへ
  1. 自転車の交通ルールを遵守し、特に交差点においては安全確認を徹底しましょう。
  2. 事故時の被害軽減のため、ヘルメットを着用するように努めましょう。
  3. 自転車乗用中の交通事故により生じた損害を賠償するための保険又は共済に加入するように努めましょう。
  • 令和8年4月1日から、改正道路交通法が施行され、自転車の交通反則通告制度が導入されました。
  • 自動車運転者の皆さまへ
  1. 交差点を進行する際には、交通ルールを遵守するとともに、自転車や歩行者に対する思いやり運転に心がけてください。

 

   自転車乗用中に死傷した交通事故の分析結果について(PDF 57KB)

   別添資料(PDF 283KB)


  

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