令和6年5月27日10時30分更新
海上保安庁によりますと、5月27日未明、北朝鮮の船舶の安全に関する業務を行う水路当局から、海上保安庁海洋情報部に対し、今月27日午前0時から来月4日午前0時までの間に「人工衛星」を打ち上げる通報があったとのことです。
海上保安庁は、ミサイルの残骸の落下に当たったり海に浮かんだ残骸に船が衝突する危険があるとして航行警報を出し、付近を航行する船に注意を呼びかけています。
県は関係団体等への注意喚起を行うとともに、態勢を強化し、情報収集と情報提供を行います。
今後も国が出す情報にご注意ください。
<総理指示(5月27日午前1時47分発表)>
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関係省庁間で協力し、情報の収集・分析に万全を期し、国民に対して、適切に情報提供を行うこと
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米国や韓国等関係諸国と連携し、北朝鮮が発射を行わないよう、強く中止を求めること
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不測の事態に備え、万全の態勢を取ること
○北朝鮮ミサイル情報(首相官邸ホームページ)
○海上保安庁「日本航行警報」
※オレンジの四角がロケットの一部落下が想定される区域(海上保安庁のHPをもとに作成)
○防衛省「破壊措置命令」
令和5年5月29日に防衛大臣から自衛隊に対して、弾道ミサイル等に対する破壊措置の実施に関する命令が発出されました。(現在も継続中)
(参考)
弾道ミサイルが落下する可能性がある場合にとるべき行動について(サイト内リンク)