平成28年度は10名の新人看護師を迎え、4月1日より入職時研修レベル1がスタートしました。医療安全・感染など基礎的なテーマや看護技術の研修と研修での学びを現場で確認・実践していくOJTを織りまぜながらの1ヶ月でした。
今日は1ヶ月間を振り返り、意見交換会を行いました。
引き続き5月も配属部署でのOJTを中心とした研修期間です。早く職場の雰囲気に慣れ、笑顔で看護ができるよう、先輩達がサポートしていきます。
1年間のチーム活動についてまとめを行い、自分たちの実践した看護の振り返りや目標の成果を発表しました。参加者からは「課題も見つかり今後の活動を考えるきっかけになった。」との意見が聞かれ、他部署の現状や取り組みについての理解を深めることで、自部署を見つめ直す機会にもなったようです。
初めて役割を担当したチームリーダーの皆さんが、堂々と発表している姿に成長を感じました。
日常の看護を科学的に追求し、より質の高い看護が提供できるよう、看護研究に取り組んでいます。
看護研究者に対しては、院外講師を招聘し、看護局教育専門部会員を中心に、年間を通して、計画的な支援を行っています。その取り組みの成果を職員同士で共有し、看護実践に活用するために、今年は15演題の発表を行いました。
倉吉総合看護専門学校の先生方にも参加していただき、盛会に終わりました。
中国地区DMAT訓練に合わせて、院内の災害訓練を行いました。
震度7の地震発生を想定し、院内に災害対策本部を設置。看護学生が傷病者役となり、救急隊や他県のDMATチームも参加した大規模な訓練となりました。
今回の訓練は災害発生時の院内の体制や自身の役割について確認する良い機会となりました。
傷病者が実際の救急車で搬送されてきました
【緑エリア】「鼻血が・・・」学生さんも必死に演技!
【赤エリア】傷病者がどんどん搬入されます
DMAT活動拠点本部では県外のDMAT隊が応援
この訓練は、第1種・第2種感染症指定医療機関である当院に、関係機関が集合して年に1回開催されています。
防護具着脱訓練では、普段とは違う個人防護具の使用や着脱方法を一つ一つ確認しながら実施しました。搬送訓練では、福祉保健局職員が、疑似症患者をアイソレータを使用し感染症病棟へ搬送しました。