本日も快晴で外気温が32度もあり暑い一日でした。
しかしながら強風のお陰で、砂の表面温度と体感温度は下がりました。
どれくらいの風速なのか計ってみました。馬の背の頂上は、14m/秒もありました。
風速が5m/秒以上だと砂が動き出します。14m/秒とは砂埃が舞うくらいの強風です。
お客様から「いつもこんなに風が強いんですか?」とたびたび質問されました。
「いつも強風というわけではありません。無風の日もあります。年間を通じてみると、冬の季節風、春先のフェーン現象、台風のときに強風が吹きます。この風によって運搬された砂が堆積して砂丘が形成されたわけですし、綺麗な風紋を見ることができます」とお答えしました。
ただあまりに風が強すぎると風紋は出来ません。5m~10m/秒の風が適していると言われています。また調査してみようと思います。
(松尾レンジャー)
馬の背を登る 手前には風紋がクッキリ。
強風で髪がなびくほどです。(馬の背頂上にて)風速14m/秒
風速計
砂丘事務所 2009/06/20
先日、みささ美術館で開催中の高砂淳二写真展を見に行きました。
”BluePlanet世界の海を旅して”というタイトルどおり、海の風景・海の生き物など約100点が展示されていました。
海に住む可愛らしい生き物、躍動感のあるイルカの動き、そして神秘的な海の様子に魅了されました。
海の中にいるような錯覚を覚えました。
中でも海底に砂列が出来ている写真に釘付けになりました。鳥取砂丘とはまた違った魅力でした。
みささ美術館外観 住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝199-1
写真展は2009年6月28日までの会期です。
高砂さんのポストカード
ところで鳥取県は日本海に面しており、いくつもの海水浴場があります。水質はAA、またはAと良好です。
海開きはまだですが、連日30度を超える暑さで海に飛び込みたい気持ちになります。
日本海にも様々な生物が住んでいます。海中散歩してみるのも楽しいと思います。(松尾レンジャー)
浦富海岸の紹介
鳥取砂丘中心部(市営駐車場)から車で30分くらいの距離にあります。
山陰海岸国立公園の一部で、リアス式の岩石海岸です。白砂青松の砂浜と透明度に優れた海は絶景です。
夏ともなれば多くの海水浴客で賑わいます。
浦富海岸 撮影:岡崎義昭さん
浦富海岸 撮影:松井功さん
砂丘事務所 2009/06/20