11月21日に開催した鳥取砂丘の「砂の海岸」と大谷海岸の「石の海岸」を巡るツアー!まさに「ジオツアー」にふさわしい内容です。天候にも恵まれ、気持ちのいいツアーになりました。イエローレンジャーどうぞ。
「鳥取砂丘からこんにちは。今日は「砂の海岸」と「石の海岸」を訪ねて学ぼうというツアーだ。特別に県立博物館の山口先生をお呼びして、最後は岩石図鑑(標本)を作ることも体験する。」
「≪砂の海岸≫鳥取砂丘の砂浜はどうしてできたのか。砂の丘はどうしてできたのか。砂は砂丘の主役だが、もう一人、影の主役は風だ。」
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「鳥取砂丘では、砂粒を観察。
2カ所の砂粒を観察したが、場所によって砂粒は異なる。海岸と内陸では明らかに砂粒が違っている。」
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「≪石の海岸≫大谷海岸では礫浜(れきひん)と砂浜の両方をみることができる。その砂は蒲生川が運んだもの。礫浜(れきひん)の石は駟馳山(しちやま)が崩れ落ちて波に洗われてできたもの。先生が踏台にしている黒い固まりは溶岩。駟馳山(しちやま)はきれいな形だし、ひょっとして…火山?」
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「先生、この石はどんな石ですか?質問攻めにあってもてきぱきと回答する山口先生。きっと石が大好きなのだ。珍しいのは黒っぽい松脂岩だそうだ。」
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「鳥取砂丘サンドパルに移動し、今日のツアーの解説。なんと駟馳山(しちやま)は火山ではなく、火山から噴出した火砕流が正体であった。それでは、その火山本体はどこにあったのだろう。現在では、その場所は分からないそうだ、残念。」
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図鑑作りは大変だったけど、全員完成。
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下の標本は砂丘事務所スタッフが作ったもの。
名札をつけると拾ってきた石も大切な物に見えてくるから不思議。
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「鳥取砂丘の砂の海岸」と「大谷海岸の石の海岸」に同時に光を当てるという山陰海岸ジオパークならではのツアー。これからも、たくさんの人たちに山陰海岸ジオパーク、鳥取砂丘を体験してその魅力に触れてほしい。」
以上 イエローからのツアー報告でした。
砂丘事務所では、毎月、企画ツアーを行っています。講師の先生も充実しており、楽しい時間を過ごすことができます。次回は12月21日に月食観望会ツアーを計画しています。是非、参加してみてください。
砂丘事務所 2010/11/22