本日の鳥取砂丘は、曇り空。午後から風が強くなり砂が飛んでいました。気温は比較的暖かく砂丘の中を散策されるには、ちょうどいいです。
砂丘の特徴の一つには、吹く風によって形をかえることがあります。その速さはほかの地形と違って一夜のことも、数時間のこともあります。砂丘の砂が風によって移動し、地形が侵食されたり、砂が堆積するため景観が変化します。
鳥取砂丘には、日本一の起伏量を誇る馬の背がありますが、ここも、斜面の角度が変化しますよ。(今日、登られた方々は少し楽だったかも?)
皆さん、一歩、一歩と着実に登っていました。
そして、馬の背頂上から見る景色は、周囲約2キロ位には~何も景色を妨げるものが無いので、砂の大地が変化していることを、感じさせられます。
いつも砂丘を見ている私は、その時、・・地上のものは何も止まっているものは無い、全て変化し動いているんだ!と考えさせられます。
「砂の動く、生きている砂丘」は表情を変化させ、私たちに、感動や励まし、癒しをも感じさせてくれます。
(青レンジャー)
砂丘事務所 2011/03/20