連日 炎天下の鳥取砂丘は、まさに灼熱地獄で生き物や植物は命を終えたものもいます。
ウンランも例外ではなく本来の緑色を失い、「枯れたのかな?」と思わせる色となっています。
ところが、暑さのピークを超えた先週頃より新芽が芽生え始めました。
周りを見るとツボミも見られ、開花の準備は着々と進んでいる様です。
この様子ならば開花も近いな! と思った時に既に開花したウンランを見つけました。
ウンラン は
ゴマノハグサ科の植物で、砂の移動の少ない安定地に分布し、他の植物と混生することが多い。
秋にクリーム色の花を咲かせ、花がラン科の植物に似ていることより「海蘭(ウンラン)」の名がついた。
しかし、こんな哀れなウンランの姿もみられます、多分アメリカネナシカズラに寄生され枯れてしまったと考えられます。
近日中には順次開花します、皆様この可愛い花を是非ご覧ください。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2011/08/25