秋も深まってきています。
10月最後の週末は、天気もよく、砂丘を歩くと汗がにじんできます。
観光客の方も秋の日差しを気にしながら歩いておられます。
天気がよくても、砂丘の生き物たちはそろそろ冬支度を始めているようです。
ついこの前まで、オアシス周辺を歩くと、たくさんのバッタが驚いて飛んで逃げていましたが、今は歩いても飛んで逃げるバッタもいなくなってしまいました。
でもちょっと耳を澄ませば、ハマスズの鳴き声もかすかに聞こえてきます。実物は見つけられませんでした。
そんな中、今日は珍しいものを発見しました。
環境省のレッドリストで準絶滅危惧に指定されている「オオヒョウタンゴミムシ」です。
4センチ~5センチくらいの大きさでした。
斜面をよちよちと歩いている姿がとてもかわいく見えました。
ということで、後ろからの様子も撮ってみました。見えにくいですが、足跡もすこし。
西側の端の方では、なんとこの時期にハマヒルガオの花が。
よ~く目を凝らしながら砂丘を歩くと、いろいろな発見ができますよ!
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2011/10/29