巡視中にコウボウシバの花穂が伸びているのに気が付きました。
写真の黒く伸びている部分がコウボウシバの花穂です。 拡大写真を撮りました。
コウボウシバは、砂がほとんど移動しない安定帯で生育しますが、大群落を作っているのはオアシスです。
砂丘植物の中で最も水分を好む植物であり、オアシスで群落を作るのは理解いただけると思います。
4~7月が花期で、雌雄同株の植物であり写真の花穂は雄花です。 通常は花穂の上部に雄花、下部に雌花をつけますが、雌花はまだ見当たりませんでした。
雄花が開き、雌花が咲いた頃に、続編を紹介します。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2012/04/20