鳥取砂丘魅力満喫ジオツアー「夏休みスペシャル企画」の第1弾、「自由研究サポートガイド」を開催しました。
今日のツアーは、砂丘の成り立ち、砂丘に吹く風や温度を調べました。
砂丘に吹く風や気温を測った道具はこれ。
左から温度計、風向計、風速計です。
温度計は、150cm、50cm、10cmの高さにあわせました。手作り感が思いっきり出ているのが解りますか?
他にも砂の表面の温度や砂の中の温度も測りました。砂の中の温度は参加したお子さんが自分で調べました。
風と気温だけではありません。砂丘に吹く風でできているという「追後スリバチ」も調べました。
追後スリバチの斜面の角度、距離を測りました。
角度は32度から35度あったようですよ。
外で測定ばかりでは暑さでまいってしまいますので、室内で砂丘のことを勉強しました。
どうして砂丘はできたのか、砂丘の広さは、風が作り出す風紋などの景色などを勉強しました。
そして、もう一度砂丘の中に入って、最後の測定。
本当は、観測している途中で、風の向きが陸の風から海の風に変わるのを体感していただきたかったのですが、残念ながら、今日は、観測を始める前に海の風に変わってしまいました。
それでも、風の向きや強さ、温度を皆さんが真剣に測っていました。
ツアーの間の観測結果として、150cmの高さの温度計が一番高かったのは、正午で35度ありました。その時の地面から10cmの高さの温度は、なんと38度。砂から熱が出ているのがよく解ります。
ちなみにその時の砂の表面の温度は52度でした。風は2.8m/s。風がほとんどなかったので、とても暑く感じました。
これで自由研究ができるかな?
夏休みスペシャル第2弾は、8月11日。
砂丘の地層を調べよう!です。実際の砂を使ってレプリカを作っちゃいます。
まだ、定員に空きがあります。参加を希望される方はご連絡を。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2012/08/04