ハマニガナは鳥取砂丘を代表する砂丘植物で、春には新芽を伸ばして黄色でタンポポの様な花をつけます。
しかしながら、この真夏の過酷な暑さと水不足により、下の写真の様に葉は枯れてしまいました。

しかし、砂を掘ってみると、地下茎は元気で夏の暑さに耐えていました。
涼しくなれば、新芽を出す準備をしているものと思われます。

この様にハマニガナは、夏には地表の葉は枯れますが、地下茎は生き残っており、春と秋の二度咲く花です。
掘った地下茎は元に戻しておきました、暑さが和らいだら元気に新芽を出してください。
まだまだ 残暑は厳しいですが、もう直ぐ快適に砂丘散策が出来る季節になります、皆さんで鳥取砂丘にお越しください。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2012/08/17