砂丘を巡視中に下の写真のものを発見しました。 何かご存知ですか?
これはアリジゴクの抜け殻となった”繭(まゆ)”です。
アリジゴクは砂丘の砂にすり鉢状のくぼみを作り、その底に住みつき、迷って落ちてきた小さな昆虫を捕獲します。
アリジゴクは 卵 → 幼虫 → 蛹(さなぎ) → 成虫 と変態する昆虫です。
”アリジゴク”と呼ばれるのは、幼虫の時期で、成虫は”ウスバカゲロウ”と呼ばれます。
幼虫から成虫になる過程に蛹(さなぎ)に変態するが、その際に砂の中に写真の繭(まゆ)を作り、その中で羽化するのを待ちます。
その後、成虫のウスバカゲロウとなり、飛んでゆきます。
参考にアリジゴク と ウスバカゲロウの写真を掲載します。
なお、ウスバカゲロウの写真は私のアルバムには無く、Wikipedia様からお借りしました。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2012/12/27