本日の鳥取砂丘は少しずつですが、春を感じさせる陽気となりました。、と言うのも、朝から青空が広がり、観光客の方々からも「海の青さもいいですね~。それから、ここの砂はほんとに細かくてサラサラですね~。」と感想でした。
この下の写真は、馬の背の右側斜面です。今、とても砂が移動していて砂丘の景色を変えようとしています。
近くで見ると砂が斜面を流れ落ちています。この現象を「砂簾(されん)」と呼びます。その下には「風紋(ふうもん)」が広がっています。よ~く見ると、午前中は南風がよく吹き、午後は海からの北風となったので、風紋の線が太くなっています。このような風紋は季節も変わり目の時にもよく見られます。
砂丘の中では、平らな地面はほとんど無く、このように凹凸となっています。
馬の背の頂上からは、地面のうねりがよくわかります。
ですから、逆立ちするのも苦労しますよ!
さて、春が近づき砂丘の景色も明るくなってきていますし、今日も全国各地からたくさんの観光客がお越しになられています。福島県、北海道苫小牧、埼玉県からも、天気にも恵まれよかったですね!
「こう~見えても、パラグライダーに挑戦して砂丘の上を飛びました!」
鳥取砂丘にも、また一歩、春が近づいています。
~青レンジャー~
砂丘事務所 2013/03/04