防災・危機管理情報


暮らしの中の地震対策は?

9.暮らしの中の地震対策
 家の中では地震の揺れで、家具暖房器具・照明器具や食器などの生活用具が思わぬ凶器に変ります。人身事故の主な原因のひとつに家具・ガラス器具・暖房器具等の転倒・落下などです。特に火災につながる暖房器具・調理器具は、耐震消火装置付のものに変えると安心です。


家の中の安全管理

●カーテン・洗濯物
 カーテンや洗濯物のそばには暖房器具を置かないようにしましょう。落下して火事のおそれがあります。

●窓ガラス
 最近は大きな窓ガラスが使われるようになりました。その分、地震で窓ガラスが割れてケガをした例も増えています。飛散防止フィルム等で二次火災を防ぐ工夫をしましょう。またカーテンがあると飛散をある程度は防げます。

●照明器具
 豪華な照明器具は重く、釣り下げ型の場合は地震の振動で落下する危険があるので工夫が必要です。押込型や天井直付け型がより安全です。

●家具・食器棚
 家具・食器棚などは転落防止金具などで倒れにくくしましょう。食器棚などは中に入っているガラス製品やビン類などが転倒しないように、すべり出し防止枠を設けておきます。

●災害用品の準備
 「いざ」という時のために、災害用品を用意しておきましょう。災害用品はスムーズに避難することを考慮して、極力最小限にとどめましょう。貴重品、非常食、救急医薬品、ラジオ、懐中電灯、下着などが目安です。

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