統計課のホームページ

1 鳥取県鉱工業指数の動向

 平成14年の鳥取県の鉱工業動向は、生産指数が対前年比▲3.4%と低下し、出荷指数も同▲3.6%の低下となった。また、在庫指数も対前年比▲17.1%と大幅に低下している。
 鉱工業指数の四半期別推移をみると、生産はⅠ期は横這い、Ⅱ期は6.1%の上昇であったが、Ⅲ期は▲1.0%、Ⅳ期は▲4.4%の低下となった。また、前年同期比ではⅠ期に▲14.5%と低下している。
  出荷は、Ⅰ期は横這い、Ⅱ期は3.7%の上昇となったが、Ⅲ期は▲2.8%の低下となり、Ⅳ期は0.3%と横這いであった。前年同期比ではⅠ期に ▲14.5%の低下となったが、Ⅳ期では横這いとなっている。在庫は、Ⅰ期が▲7.8%、Ⅱ期が▲3.1%など、年間を通じて低下が続いた。前年同月比でも大幅な低下が続いている。
 本県の主力である電気機械工業は「ITバブル」以降の低下傾向に歯止めがかかり、横這い傾向に転じつつあるが、食料品・たばこ工業、繊維工業、一般機械工業などは依然厳しい状況が続いている。


鉱工業指数の推移

鉱工業総合の動き

▲トップに戻る

2 生産・出荷・在庫の動き

(1)生産の動き

ア 概要
 生産指数(平成12年=100)は年平均75.0で、対前年比▲3.4%と低下した。主要13業種の対前年比をみると、主力の電気機械工業が7.8%、パルプ・紙・紙加工品工業が4.8%など5業種で上昇したものの、食料品・たばこ工業が▲6.3%、一般機械工業が▲50.0%、繊維工業が▲18.8%など8業種が低下となった。
 四半期別の推移を前期比でみると、Ⅰ期は0.7%と横這い、Ⅱ期は6.1%と上昇したが、Ⅲ期は▲1.0%、Ⅳ期は▲4.4%と低下している。業種別では一般機械工業のⅠ期、Ⅱ期、Ⅳ期で大幅に低下しているのが目立っている。


業種別生産指数の動き


イ 加工型業種と素材型業種
 加工型業種総合の年平均指数は65.7で、対前年比▲1.0%の低下となった。これは、3年連続の低下で、平成13年に大幅に低下した(▲33.6%)後の水準を維持した状態となっている。素材型総合業種は、年平均指数で85.4で対前年比▲5.7%と2年連続の低下となっている。


加工型業種と素材型業種

加工型業種と素材型業種の動き

※ 本県では、主に他産業より材料の供給を受けて製品を製造する業種(加工型業種)全体と、主に他産業に材料を供給する業種(素材型業種)全体の動向をみるため、参考系列としてそれぞれの指数を作成していいる。


(2) 出荷の動き

 出荷指数(平成12年=100)は年平均83.1で、対前年比▲3.6%と低下した。主要13業種の対前年比をみると、電気機械工業が6.7%、パルプ・紙・紙加工品工業が4.0%など6業種で上昇したものの、食料品・たばこ工業が▲13.9%、一般機械工業が▲46.1%、繊維工業が▲19.1%など7業種が低下となった。
 四半期別の推移を前期比でみると、Ⅰ期は▲1.0%で、Ⅱ期は3.7%と上昇したが、Ⅲ期は▲2.8%と低下し、Ⅳ期は0.3%で横這いとなっている。業種別では一般機械工業が年間を通じて大幅に低下しているのが目立っている。


業種別出荷指数の動き


(3) 在庫の動き

 在庫指数(平成12年=100)は年平均74.5で、対前年比▲17.1%と低下した。主要13業種の対前年比をみると、電気機械工業が▲22.1%、食料品・たばこ工業が▲ 4.7%、パルプ・紙・紙加工品工業▲23.4%、繊維工業が▲9.2%、一般機械工業が▲17.7%など、12業種が低下となった。一方、上昇したのはゴム製品工業(10.0%)のみであった。
 四半期別の推移を前期比でみると、Ⅱ期は4.6%、Ⅲ期は4.8%と上昇しているが、Ⅰ期は▲11.2%、Ⅳ期は▲10.8%と低下している。


業種別在庫指数の動き

▲トップに戻る

3 寄与度分析

(1)生産

 平成14年の生産指数は、前年比▲3.4%の低下であった。業種別の寄与度をみると、電気機械工業が3.1%、パルプ・紙・紙加工品工業が3%、鉄鋼業が0.1%、プラスチック製品工業が0.1%など、7業種がプラスに寄与している。
 一方、一般機械工業が▲3.7%、繊維工業が▲1.3%、食料品・たばこ工業が▲1.3%、金属製品工業が▲0.4%など、6業種がマイナスに寄与している。


生産寄与度

主要業種の寄与度


(2)出荷

 平成14年の出荷指数は、前年比▲3.4%の低下であった。業種別の寄与度をみると、電気機械工業が3.2%、パルプ・紙・紙加工品工業が0.5%、鉄鋼業が0.1%など、7業種がプラスに寄与している。
 一方、食料品・たばこ工業が▲3.8%、一般機械工業が▲2.4%、繊維工業が▲0.9%、金属製品工業が▲0.5%など、6業種がマイナスに寄与している。


出荷寄与度

主要業種の寄与度


(3)在庫

 平成14年の在庫指数は、前年比▲19.8%と大幅に低下した。
業種別の寄与度をみると、電気機械工業が▲14.2%、パルプ・紙・紙加工品工業が▲ 2.7%、食料品・たばこ工業が▲0.9%、一般機械工業が▲0.6%、金属製品工業が▲0.4%など、9業種がマイナスに寄与している。
 一方、プラスに寄与したのはゴム製品工業など3業種で、いずれも0.0~0.1%に止まっている。


在庫寄与度

主要業種の寄与度

▲トップに戻る

4 業種別の動向

(1)鉄鋼業

 鉄鋼業の前年比は、生産が7.8%、出荷が7.5%とそれぞれ2年ぶりの上昇となった。在庫は▲4.1%と2年ぶりの低下となった。
 四半期別の推移を前期比でみると、生産、出荷は平成11年、平成12年と緩やかな上昇の後、平成13年は4期連続の低下であった。しかし、平成13年第 Ⅳ期を境に再び上昇に転じ、平成14年Ⅰ期からⅣ期は上昇が続いている。在庫はⅠ期、Ⅱ期と上昇した後、Ⅲ期、Ⅳ期はほぼ横這いとなっている。
 品目別生産の動きは、鍛工品が16.4%の上昇、▲5.9%の低下となった。


鉄鋼業の推移

鉄鋼業の動き


(2)金属製品工業

  金属製品工業の前年比は、生産が▲8.2%、出荷が▲13.9%、在庫も▲13.0%と、いずれも2年連続の低下となった。
 四半期別の推移を前期比でみると、生産、出荷とも平成12年以降、緩やかな低下傾向が続いている。平成14年は、Ⅰ期で生産が▲8.6%、出荷が ▲13.9%とそれぞれ低下した後、Ⅱ期、Ⅲ期は上昇となった。しかし、Ⅳ期は生産が5.7%、出荷が▲8.7%と再び低下している。在庫は、Ⅰ期、Ⅱ期と上昇した後、Ⅲ期に▲13.0%と低下しているが、Ⅳ期には26.8%の上昇に転じている。
 品目別生産の動きは、建築用金属製品が▲4.4%、建設用金属製品▲7.7%、作業工具が▲30.0%とそれぞれ低下し、プレス製品が13.2%、電気めっきが21.4%とそれぞれ上昇している。


金属製品工業の推移

金属製品工業の動き


(3)一般機械工業

 一般機械工業の前年比は、生産が▲50.0%、出荷が▲46.1%となり、平成13年(生産▲30.6%、出荷▲32.1%)を上回る大幅な低下であった。在庫も▲17.7%と、3年連続の低下であった。
 四半期別の推移を前期比でみると、生産、出荷、とも平成10年、11年は概ね横這いであったが、平成12年以降は低下が続いている。平成14年も、Ⅰ 期、Ⅱ期と低下し、Ⅲ期は生産が16.2%、出荷が33.1%とそれぞれ上昇したものの、Ⅳ期は再び低下した。在庫は、平成11年以降低下傾向が続いており、平成14年もⅠ期、Ⅱ期と低下した後、Ⅲ期は3.1%、Ⅳ期は10.4%と上昇している。
 品目別生産の動きは、金属工作機械が▲19.5%、特殊産業用機械が▲67.2%とそれぞれ低下し、一般産業用機械が25.4%の上昇となった。


一般機械工業の推移

一般機械工業の動き


(4)電気機械工業

 電気機械工業の前年比は、生産が7.8%、出荷が6.7%とそれぞれ3年ぶりの上昇となった。在庫は▲22.1%で、2年連続の低下となっている。
 四半期別の推移を前期比でみると、生産は平成12年Ⅱ期から低下が続いていたが、平成13年Ⅳ期を境に上昇に転じ、平成14年Ⅰ期は8.7%、Ⅱ期は16.6%の上昇であった。Ⅲ期は0.9%と横這いとなり、Ⅳ期は▲5.7%と低下している。出荷も同様にⅠ期7.9%、Ⅱ期16.0%と上昇した後、Ⅲ 期、Ⅳ期はほぼ横這いとなった。在庫は平成14年Ⅱ期まで低下が続いていたが、Ⅲ期、Ⅳ期はほぼ横這いとなっている。
 品目別生産の動きは、開閉制御装置が9.3%、液晶素子が61.8%とそれぞれ増加し、情報通信機械工業が▲17.8%、配線器具が3.8%、半導体素子が▲5.8%、電子・通信機器用部分品が▲7.1%とそれぞれ低下した。民生用機械器具は▲0.5%と横這いであった。


電気機械工業の推移

電機機械工業の動き


(5)窯業・土石製品工業

 窯業・土石製品工業前年比は、生産が▲4.9%、出荷が▲5.3%とそれぞれ3年連続の低下となった。在庫も▲6.4%と2年連続の低下となっている。
 四半期別の推移を前期比でみると、生産、出荷は平成12年から平成13年で緩やかに低下し、平成13年Ⅲ期以降上昇と低下を繰り返している。平成14年はⅠ期で低下した後、Ⅱ期は生産が5.8%、出荷が5.9%と上昇し、Ⅲ期も引き続いて上昇したが、Ⅳ期で再び低下してⅠ期とほぼ同水準となっている。在庫は平成13年から平成14年Ⅰ期まで概ね横這いであったが、Ⅱ~Ⅳ期は3期連続の低下となった。
 品目別生産の動きは、コンクリート製品が▲9.8%の低下、ファインセラミックスが3.0%の上昇となった。


窯業・土石製品工業の推移

窯業・土石製品工業の動き


(6)プラスチック製品工業

 プラスチック製品工業の前年比は、生産が4.6%、出荷が1.3%とそれぞれ3年ぶりの上昇となった。在庫は▲1.3%で、2年連続の減少となっている。
 四半期別の推移を前期比でみると、生産、出荷は平成12年以降減少傾向であったが、平成14年Ⅰ期を境に上昇に転じており、Ⅲ期は横這いであったものの Ⅱ期は生産が11.4%、出荷が9.8%、Ⅳ期は生産が13.8%、出荷が12.1%と上昇したことにより、平成12年当初の水準に近づいた。在庫は平成12年以降減少した後の水準にあり、平成14年Ⅰ期、Ⅳ期は上昇したが、Ⅱ期、Ⅲ期は低下している。
 品目別生産の動きは、機械器具部品が5.1%の上昇、発泡製品が▲3.1%の低下となった。


プラスチック製品工業の推移

プラスチック製品工業の動き


(7)パルプ・紙・紙加工品工業

 パルプ・紙・紙加工品工業の前年比は、生産が4.8%、出荷が4.0%とそれぞれ2年ぶりの上昇となった。在庫は▲23.4%の低下で2年連続の低下となっている。
 四半期別の推移を前期比でみると、生産、出荷は平成12年Ⅲ期まで上昇傾向にあり、以後は僅かに低下傾向がみられたが、平成14年はⅠ期、Ⅱ期ともほぼ横這いであった。Ⅲ期は生産が9.9%、出荷が14.6%と上昇し、Ⅳ期は生産が▲5.7%、出荷が▲8.6%と低下している。在庫は平成13年Ⅱ期から平成14年Ⅰ期まで4期連続で低下したが、Ⅱ期で17.9%の上昇となり、Ⅲ期、Ⅳ期は横這いとなっている。
 品目別生産の動きは、紙が7.4%、板紙が2.5%、段ボールが4.7%とそれぞれ上昇した。一方、事務用紙製品は▲4.8%と低下している。


パルプ・紙・紙加工品工業の推移

パルプ・紙・紙加工品工業の動き


(8)繊維工業

 繊維工業の前年比は、生産が▲18.8%、出荷が▲19.1%、在庫が▲9.2%とそれぞれ低下が続いた。
 四半期別の推移を前期比でみると、生産、出荷とも低下が続いているが、平成14年はその傾向がやや緩やかになっている。Ⅰ期は生産が▲7.9%、出荷が ▲9.6%であったのに対して、Ⅱ期は横這い、Ⅳ期では生産が2.3%、出荷が2.8%と僅かながら上昇している。在庫はⅢ期で▲5.3%となったがⅣ期で5.1パーセントとなり、ほぼ横這いであった。
 品目別生産の動きは、紡績糸が▲27.1%、織物製品が▲31.0%、ニット製品が▲5.4%とそれぞれ低下している。


繊維工業の推移

繊維工業の動き


(9)食料品・たばこ工業

 食料品・たばこ工業の前年比は、生産が▲6.3%出荷が▲13.9%とそれぞれ低下が続いた。在庫も▲4.7%と2年ぶりの低下となった。
 四半期別の推移を前期比でみると、生産、出荷は平成12年、平成13年と概ね横這い傾向であったが、平成14年Ⅱ期は生産が▲8.1%、出荷が▲13.7%、Ⅲ期は生産が▲ 5.2%、出荷が▲5.1%と低下した。Ⅳ期は生産が4.4%、出荷が1.6%と上昇している。
 品目別生産の動きは、水産缶詰が9.7%と上昇したが、冷凍水産食品が▲13.0%、生菓子が▲1.4%、惣菜が▲3.6%、その他の食料品(配合飼料など)が▲5.8%とそれぞれ低下した。肉製品は0.7%、ブロイラー加工品は▲0.8%と横這いであった。


食料品・たばこ工業の推移

食料品・たばこ工業の動き


(10)その他工業

 その他工業の前年比は、生産が▲3.9%、出荷が▲0.8%とそれぞれ低下が続いた。在庫も▲8.6%で3年ぶりの低下となっている。
 四半期別の推移を前期比でみると、生産、出荷とも平成11年以降横這い傾向が続いている。平成14年もⅠ~Ⅲ期はほぼ横這いで、Ⅳ期に生産が2.7%、出荷が12.3%と上昇している。在庫も概ね横這い傾向であるが、Ⅲ期が▲7.4%、Ⅳ期が▲4.7%と連続して低下した。
 細分類業種の生産の動きは、輸送機械工業が4.1%と上昇し、ゴム製品工業は▲4.3%、家具工業は▲37.7%とそれぞれ低下した。木材・木製品工業は▲0.0%と横這いであった。


その他工業の推移

その他工業の動き


(ア) 輸送機械工業
 輸送機械工業の前年比は、生産が4.1%、出荷が2.8%とそれぞれ4年連続の上昇となった。
 四半期別の推移を前期比でみると、平成13年Ⅳ期、平成14年Ⅰ期と低下した後、Ⅱ期は生産が16.2%、出荷が16.7%と大きく上昇している。Ⅲ期は再び生産が▲4.5%、出荷が▲5.3%と低下したが、Ⅳ期ではやや上昇している。
 品目別生産の動きは、自動車部品が11.9%と上昇した。


輸送機械工業の推移

輸送機械工業の動き


(イ)ゴム製品工業
 ゴム製品工業の前年比は、生産が▲4.3%、出荷が▲3.6%となり、生産は2年連続、出荷は3年連続の低下となった。一方、在庫は10.0%と上昇している。
 四半期別の推移を前期比でみると、生産、出荷とも平成13年は低下が続いたが、平成14年の生産はⅠ期が▲0.3%と横這いで、Ⅱ期が21.8%と上昇し、出荷もⅠ期が12.2%、Ⅱ期が10.8%と上昇した。しかし、Ⅲ期、Ⅳ期は連続して低下し、平成13年Ⅳ期を下回る水準となっている。
 品目別生産では、工業用ゴム製品が0.1%と横這いであった。


ゴム製品工業の推移

ゴム製品工業の動き


(ウ)家具工業
 家具工業の前年比は、生産が▲37.7%、出荷が▲38.3%、在庫も▲33.9%といずれも大幅減となった。
 四半期別の推移を前期比でみると、平成12年、平成13年と低下傾向が続いており、平成14年もⅠ期は生産が▲36.8%、出荷が▲39.8%、在庫が ▲29.1%と低下している。しかし、Ⅱ期は生産が16.0%、出荷が12.9%、在庫が19.3%とやや持ち直し、生産、出荷はⅢ期も引き続いて上昇するなど、横這い傾向となっている。
 品目別生産の動きは、木製机・テーブルが▲31.7%、たんすが▲49.5%と、共に大幅減となった。いすは0.9%と横這いであった。


家具工業の推移

家具工業の動き


(エ)木材・木製品工業
 木材・木製品工業の前年比は、生産が▲0.0%と横這い、出荷が1.5%と2年ぶりの増加となった。在庫は▲2.0%と2年連続の大幅上昇から低下に転じた。
 四半期別の推移を前期比でみると、生産、出荷とも平成13年は低下傾向であったが、平成14年Ⅰ期は生産が10.1%、出荷が5.8%の上昇となり、Ⅱ 期で低下したもののⅢ期、Ⅳ期は連続して上昇となっている。在庫は平成14年Ⅱ期は上昇したが、Ⅰ期、Ⅲ期、Ⅳ期は低下している。
 品目別生産の動きは、一般製材が▲3.1%と低下した。


木材・木製品工業の推移

木材・木製品工業の動き

▲トップに戻る

5 財別の動向

 鉱工業製品を用途別に分類した特殊分類の動きをみると、最終需要財では、生産が前年比▲ 15.6%、出荷が同▲14.7%、在庫は同▲19.2%といずれも低下が続いている。また、生産財については、生産が前年比10.4%、出荷が同10.6%とそれぞれ2年ぶりの上昇となる一方、在庫は▲12.2%と2年連続の低下となっている。
  四半期別の推移を前期比でみると、最終需要財では平成12年、平成13年と低下傾向が続き、平成14年Ⅰ期は生産が▲8.4%、出荷が▲6.5%、在庫が▲11.1%となっているが、生産はⅡ~Ⅳ期が横這い、出荷はⅣ期で5.9%と上昇している。生産財については生産、出荷は平成13年Ⅲ期を境に3期連続で上昇し、平成14年Ⅲ期は横這い、Ⅳ期でやや低下となった。在庫は平成14年Ⅰ~Ⅳ期は緩やかな上昇が続いた。


最終需要財の推移

最終需要財の動き

生産財の推移

生産財の動き


 この中で、最終需要財を構成する個別の財の出荷動向についてみると、資本財が▲38.8%と平成13年(▲45.6%)に続いて大幅な低下となったほか、ウエイトで最終需要財全体の約4割を占める非耐久消費財が▲14.5%、耐久消費財が▲8.9%、建設財が▲5.3%といずれも低下となった。
 次に生産財を構成する個別の財の出荷動向についてみると、鉱工業用生産財が11.1%と2年ぶりの上昇となったが、その他用生産財は▲5.5%と低下が続いている。


最終需要財(出荷)の推移

生産財(出荷)の推移

  

最後に本ページの担当課    鳥取県 総務部 統計課
    住所  〒680-8570
             鳥取県鳥取市東町1丁目220
    電話  0857-26-71030857-26-7103    
    ファクシミリ  0857-23-5033
    E-mail  toukei@pref.tottori.lg.jp

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000