（１）自然動態の推移　－８年連続で自然減少－

　昭和30年以降の出生数の推移をみると、昭和30年(11,901人)から昭和45年(7,998人)までは、昭和42年(ひのえうまの翌年)を除き低下傾向を示していた。その後第２次ベビーブーム期(昭和46年～49年)を迎え、昭和49年には9,030人まで上昇した。その後は再び低下傾向を続けており、平成1７年は5,038人と過去最低となったが、平成18年は前年より197人増加して5,235人となった。
　一方、死亡数は平成２年以降5,000人台を推移しており、近年上昇傾向がみられる。平成15年には6,000人台となり、平成18年は前年より12人増加し過去最高を更新して6,304人となった。

（２）月別自然動態　－出生数は３月、死亡数は１月が最も多い－

　自然動態を月別にみると、出生数は３月、死亡数は１月が最も多かった。すべての月で自然減少となり、１月が最も多い222人の減少となった。

（３）市町村別出生率及び死亡率　－出生率が高いのは日吉津村、死亡率が高いのは若桜町－

　市町村別にみると、出生率が高いのは日吉津村（10.0‰）、米子市（9.8‰）、鳥取市（9.5‰）、倉吉市（9.1‰）、八頭町（8.1‰）となっており、一方低いのは江府町（2.8‰）、日野町（3.7‰）、日南町（4.0‰）、智頭町（5.4‰）、伯耆町（5.5‰）となっている。
　死亡率が高いのは若桜町（21.5‰）、日南町（21.2‰）、江府町（17.6‰）、三朝町（15.3‰）、大山町（15.3‰）、となっており、一方低いのは鳥取市（8.7‰）、米子市（9.1‰）、日吉津村（9.3‰）、境港市（10.9‰）、倉吉市（11.3‰）となっている。