風紋の曲線は柔らしい印象を受けますが、強風で表面の砂が飛ばされた馬の背の頂上を見て荒々しい印象を受けました。
いつもと違う風景に驚きました。
荒々しい正体とは・・・
なにやら砂の表面に大きな塊が点在しています
それを持ってみました 非常に薄くて壊れやすい塊でした ←クラストというそうです
なぜこんな塊ができるかは、ハッキリと解明できてないようです 実に興味深いです（松尾レンジャー）
本日は南から強風が吹きつける天候でした。砂嵐が起こり視界も悪く歩くのもなかなか大変でした。しかしながら強風のお陰で美しい風紋をいたる所で見ることができました。砂は、風速が毎秒5m以上吹くと移動を始めます。今日は毎秒10m以上はあったように思えました。風にも負けず今日も砂丘で活動するレンジャーでした。（松尾レンジャー）
強風で砂が舞う鳥取砂丘
風紋がくっきり（風紋・・・砂がさざ波のような模様になること）
快晴の今日、世界砂像フェスティバルが始まりました。その関係で鳥取砂丘も多くの観光客の方で賑わいました。11時からブルーインパルスのアクロバット飛行がありました。
鳥取砂丘上空で一糸乱れぬフォーメーションを繰り広げ、多くの方が見上げていました。
ダイナミックな起動飛行に興奮した瞬間でした。
馬の背とブルーインパルス
ブルーインパルスのさくら模様
鳥取市営駐車場は満車になっていました。公共交通機関をご利用することをお勧めします。（松尾レンジャー）
鳥取砂丘の西方に多鯰ヶ池があります。かつては日本海につづいていましたが、砂丘によってせき止められてできた池です。周囲3.4km、面積0.23平方kmで最大水深は17.3mもあり中国地方第1位です。
この池は、お種伝説で有名です。どんな話かと言いますと・・・「お種の伝説」では、昔、お種という美しい女中がいました。冬の夜、誰かが「何か食べたいな」というと、女中はどこからか美味しい柿をとってきて食べさせました。不思議に思った若者がある夜、後をつけると、お種は多鯰ヶ池に来て、蛇に身を変えて池に入り、島の柿木に登っていきました。若者は驚いて逃げ帰りましたが、本当の姿を見られたお種は、そのまま池に沈み再び姿を現さなかったというお話です。
多鯰ヶ池の畔に弁天宮があります。ここの弁天さんは七福神の中では唯一の女神です。芸術や学問などの神様として知られるほか、金銀財宝をもたらしてくれる神様です。そこにお種をまつっているそうです。私も参ってきましたが神秘的なスポットでした。
詳しくは鳥取砂丘王国ＨＰをご覧下さい。
http://site4.tori-info.co.jp/site/page/fukube/guide/spots/see/otane/いよいよ明日から世界砂像フェスティバルが開催されます。入り口にウエルカム砂像があり、そのモデルの一つがお種伝説です。世界砂像フェスティバルと多鯰ヶ池を見られてみてはどうでしょうか。（松尾レンジャー）
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多鯰ヶ池（奥に見えるのが鳥取砂丘です）
多鯰ヶ池の弁天宮
世界砂像フェスティバル ウエルカム砂像
※製作中の写真ですので現地で完成作品をご覧下さい。（右側がお種さんです）