今日は阪神甲子園球場で、高校野球の決勝戦が行われました。
鳥取砂丘は北よりの風が吹いて、砂がよく飛んでいました。まるでグランド整備がされたように・・・
馬の背の斜面の足跡も消えて、とてもきれいな景観でした。
砂丘に来られた方の気持ちもリフレッシュしていただけたら・・・と思いました。
砂の飛んでいる高さは1mくらいありました・・・すごい!
空の色・・海の色・・砂の色・・ そして鯨島・・ 反対から見たら かめ島?
鳥取砂丘は今、こんな感じです。
馬の背を見ながら、秋を感じませんか?
(石橋レンジャー)
砂丘事務所 2009/08/24
お盆休みを終えられた方も多いのではないでしょうか??
みなさん、どのように過ごされましたか??
鳥取砂丘レンジャーはお盆期間中も、砂丘を守るべく、そして観光客の方をお守りするべく、砂丘を巡視していましたよ。
8月15日(土曜日)の砂丘の様子です。
早朝から鳥取砂丘市営駐車場にはぎっしりと車が並び、砂丘は大にぎわいでした。
らくだを待ちわびる観光客の方の列もできていました。
この状況、5月のゴールデンウィークを思い出しました。 みなさん、鳥取砂丘で楽しいお盆休みをお過ごしいただけましたでしょうか? 砂丘レンジャー一同、またのお越しをお待ちしています。(長谷川レンジャー)
砂丘事務所 2009/08/17
例年この時期、鳥取砂丘ではトラクター耕耘による機械除草を実施しています。観光客の方々から「あれは何しているの?」と尋ねられます。「植物の根を裁断する方法で除草を実施しているのですよ。」と答え、あとはボランティア除草の説明を少し加えますと、「なーるほど」。
一年を通じてあまり砂丘には見られない不思議な幾何学模様をご紹介します。
また、関連して人力による委託除草も実施しています。これは機械が走行できないような凸凹の地形変化に富んだエリアや砂丘植物と外来植物を選択して除草することが必要なエリアに導入しています。
本日、委託業者の方とエリア確認のために踏査した際、海岸部にネコノシタ(「ハマグルマ(浜車)」とも言います)の花が咲いていました。葉の表面を手で触ると猫の舌のような感触ということでこの名前がついたとも言われています。一度、海岸部に足を伸ばして触ってみてください。(山本レンジャー)
砂丘事務所 2009/08/16
いよいよお盆休みに突入し、鳥取砂丘は多くの観光客の方でにぎわっています。鳥取砂丘お知らせ処、足洗い場には順番待ちの列がずらりとできていました。その一角で・・・
観光客の方の不思議そうな視線を感じつつ、こんな写真を撮影してみました。
砂丘レンジャーとほぼ同じ長さのひげ根を伸ばした植物。砂丘植物のケカモノハシです。砂地部分に拡大しつつあるスポットから除草してきました。漢字では毛鴨の嘴と書きます。熟すとくちばしのように縦に二裂する穂の様子から鴨の嘴という名がつきました。そして、海浜に生育するこの植物は潮風と乾燥への対処のために全体に毛を伸ばしました。だから毛鴨の嘴なのです。
普段、砂丘を歩いていて目にするケカモノハシの姿はというと、一見どこにでも生えているような草。
しかーし、砂の下にはあんなに長いひげ根を隠し持っているのです。昔々、このひげ根は箒として利用されていたようです。確かに、堅くて丈夫な根。これを箒にしようと考えた昔の人たちの知恵、すばらしいです。 (長谷川レンジャー)
砂丘事務所 2009/08/13
夏休み真っ盛り。子供たちは元気です。お父さん、お母さんと一緒になって夏休みの自由研究。
暑い砂丘は敬遠されがち。でも暑い時しか味わえない砂丘の楽しみ方もあります。今日はそんな楽しみ方を子供たちの自由研究の一助として砂丘の中でいろいろな実験を行いながら、砂丘の不思議を解説するガイドを実施しましたので、簡単にレポートします。
先ずは砂丘がどうしてできたのか、砂丘の概要を説明。みんな真剣です。
地表面の温度は午前10時40分現在、45度。まだ灼けていません。
日本海の水の温度計測もしました。さて、オアシスの湧水地点の水温はどうでしょうか?
最後は砂絵を因州和紙でできた葉書に描いてできあがり。パチパチ。
砂丘を2時間半も歩き通すのは、正直、疲れましたが、子供たちの楽しい夏の思い出となってくれることを期待しています。(堀部レンジャー)
砂丘事務所 2009/08/08