季節外れ(?)のタイトルに驚かないでください。今年の夏、
「夏休み自由研究サポートガイド」と題して、暑い砂丘内を歩いて、砂の温度を測ったり、砂の粒の大きさや模様、オアシスの水の温度を測るなど、いろいろな実験を行いました。本日は、その探検ツアーに参加して、砂丘について知ったことや感じたこと、考えたこと、人に伝えたいことなどを自由研究にまとめられた小学校4年生の比田勝智介くんが、わさわざ砂丘事務所に発表に来てくれました。
模造紙3枚にびっしりと丁寧に書き込まれたレポートです。
発表を真剣に聴き入る砂丘事務所職員、(財)自然公園財団鳥取支部の職員約10人(この写真はありません)。こどもならではの感性で随所に新鮮な驚きがちりばめられていました。
質問も飛び出して本人もびっくり。職員一同、本当にうれしかったです。感謝。(堀部レンジャー)
砂丘事務所 2009/09/16
本当に珍しい風景に出会いました。遠目に見て、何か?と思い近づきますと、雨が降ったところと降らなかったところがまだら模様となっていました。
普通ですと、風が吹いて乾いた砂がぬれた部分を覆ったのかと思ったのですが、よくよく近づいて見ると先ほど説明したような現象。
湿っぽく見える場所は雨が地表面に当たって小さなつぶつぶの穴が、その隣の白い場所は何事もなかったような砂の表面です。
毎日見ている砂丘ですが、本当に珍しい風景に出会いました。(石橋レンジャー)
砂丘事務所 2009/09/10
ようやく発見することができました!!
ほんのり紫色のかわいらしい花をつけるハマベノギクです。
砂丘植物の中では最後に花をつけるこのハマベノギク、9月から10月末にかけて見ごろを迎えます。鳥取砂丘では海岸部の一部に分布するといわれています。
ここ数日間、そろそろハマベノギクが花を咲かせるのではないかと海岸部を歩いては目を光らせていたのですが、なかなか見つけることができませんでした。が、砂丘レンジャーたるもの、あきらめるわけにはいきません。「一目見たい!!」の一心で第一砂丘列まで行ってきました。
そして、ついに・・・「ハマベノギク発見!!」
第一砂丘列よりほんの少し内陸側の林の中に、ぽつりぽつりと咲いているのを発見いたしました。
第一砂丘列まで自転車を飛ばすこと20分、汗だくだくになりながらも、何とも言えない満足感を味わうことができました。
そして、「よく足を伸ばしてくれた」とハマベノギクがご褒美をくれたのか。白い花をつけたハマベノギクまで目にすることができました。写真では分かりにくいかもしれませんが、右側が紫色、左側が白色をしているのがわかりますか??これまた感動の1枚です。
みなさんも海岸部を歩かれる際には、目を光らせてみてください。思いがけない感動を味わうことができるかもしれません。(石橋レンジャー)
砂丘事務所 2009/09/04
9月1日(火)~9月4日(金)まで、日本学生フライヤー連盟関西支部のみなさんが鳥取砂丘合宿をされています。
初日1日は砂丘での初の練習、みなさん砂の感触を確かめながら、気合い十分で練習に励んでおられました。
パラグライダーの様子
ハンググライダーの様子
砂丘に色とりどりの花が咲いています。
砂丘合宿実行委員長さんです。
「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例」の普及啓発活動にもご協力いただきました。
合宿最終日には砂丘の除草作業にも取り組まれる予定です。
一緒に鳥取砂丘を守っていきましょう。(石橋レンジャー)
砂丘事務所 2009/09/02