今年は「雪」が少なかったように思います。先月はヒバリの泣き声をよく耳にし、春を楽しみにしていましたが・・・・・。
でも今日は気温も下がり「雪」となりました。
最近は大学生の方が多く訪れますよ。
「なごり雪」は雪の種類ではありませんが、何か時間との関わりのある言葉のように思えます。
学校生活も終わり、新しい社会(街)へ旅立つ人も多いでしょう~。
「砂丘で見る雪はこれが最後ね~と~♪」・・・なんて歌を思いだします。
明日も雪模様のようです。・・・学生の皆さんも是非 鳥取砂丘へお越しください!
今日は鳥取県内の中学生の卒業式がありました。
おめでとうございます!
(石橋レンジャー)
砂丘事務所 2010/03/09
3月7日(日)、本日第1回「誰でもピカソ」が開催されました。
「誰でもピカソ」とは海岸漂着物を使ってのアート作り体験企画。
実は、冬場の鳥取砂丘の海岸にはたくさんの漂着ゴミが打ち上げられるのです。けれど、見方を変えれば、海からの贈り物。
カラフルな漁具の浮きや瓶、流木、貝殻、くるみまで・・・海岸にはいろいろなものがたどり着きます。
そこで、それらを自分たちで拾い集め、世界にひとつのアート作りをしようと今日の「誰でもピカソ」が開催されました。
小学生を中心に、保護者の方も含め約30名の参加がありました。
その様子です。
本来は参加者全員で海岸へと出掛け、漂着物集めをしたいところでしたが、今日はあいにくの悪天候。雨風には負けないぞ!!という希望者はカッパに身を包み、強風が吹き荒れる海岸へ。
漂着物集めの様子
子どもたちは悪天候の中でも元気いっぱい。大人も負けてはいません。
みんなでガッツポーズ!!
残ったチームは鳥取砂丘お知らせ処にて、砂丘にまつわる簡単なクイズや折り紙をしました。
漂着物集めチームがもどってきたら、いよいよみんなで作業開始。
ボンドでくっつけたり・・・
色をぬってみたり・・・
穴をあけてひもを通してみたり・・・
大きな流木を組み立てたり・・・
1時間、各自思い思いの作品を完成させました。
最後に作品発表会も。
写真立てやネックレス、動物に海賊船まで。子どもたちはアイディア豊か、漂着物がこんな芸術に仕上がるとは!!驚きと感動の連発でした。
まさに子どもは、いやいやもちろん大人も「誰でもピカソ」です。
子どもも大人も我々レンジャーも漂着物のとりこ。
楽しい一時となりました。
(山本レンジャー)
砂丘事務所 2010/03/07
今朝のテレビを実際に御覧になった方もおられるかもしれません。
今日3月5日(金)の日テレ「ズームイン!!SUPER」の
日本おそうじプロジェクト企画に鳥取砂丘が登場しました。
日本おそうじプロジェクトとは・・・
日本全国を掃除し、もう一度日本の美しさ・良さを見直し、日本を元気にしようという企画。ゴミや落書きをはじめ、さまざまな原因で汚れたり、本来の美しさを失ってしまった自然、観光名所等をきれいにするというもの。
ここ鳥取砂丘には除草活動のお手伝いに来てくださいました。
近年の鳥取砂丘では、雑草が増えたことにより、砂の移動が減り、本来見えるはずの美しい風紋が見えにくくなってきたことが問題となっています。
そこで、昨年夏のレンジャー日記でも取り上げたように、県民一丸となりボランティアによる除草活動を行っているところです。
3月1日(月)、地元鳥取市の布勢総合運動公園の職員の方々から「ぜひ鳥取砂丘の除草活動を行いたい!!」とのうれしい申し出があり、これに併せて一緒に作業を行いながら収録が行われました。そのもようです。
まずは一同鳥取県砂丘事務所前に整列。
あいさつ、そして作業の流れを確認。
そして現地へ。
除草作業はオアシス周辺で行われました。
除草といっても、片っ端から草を抜いていったらよいというわけではありません。それが鳥取砂丘での除草の難しさ。鳥取砂丘には16種の砂丘植物が生育しています。抜いていいのは外来植物のみ、砂丘植物は抜いてはいけません。まずは、レンジャーが見分け方を説明。
いよいよ、作業開始。
小さな雑草ばかり。寒い中での地道な作業となりましたが、みなさんの手が止まることはありません。
「鳥取砂丘を守りたい!!」というみなさんの思いが伝わってきて、うれしくなりました。
みなさん、本当にお疲れ様でした。
「日本おそうじプロジェクト」での御協力、ありがとうございました。
なお、ここ
鳥取砂丘は、国立公園の中でも特に厳重に保全を図る特別保護地区に指定されており、草の一本も無断で抜くことはできません。
除草のお手伝いを希望される方は必ず砂丘事務所にご連絡ください。(谷村レンジャー)
砂丘事務所 2010/03/05