・・・ということで、ゴールデンウィークを間近にひかえた今日の鳥取砂丘の様子です。
南風がよく吹いて、きれいな風紋が一面に広がっていました。
コウボウムギもゴールデンウィークが待ち遠しいようで、自ら時を刻んでいるかのようです。
名付けて、コウボウムギ時計。なんちゃって。
これは仲良く寄り添っているバージョンです。
コウボウムギは茶色が雄花、右の緑色が雌花、別々の株です。
こちらは、コウボウシバ。
細い上の穂が雄花、下の穂が雌花、同じ株です。
(鳥取砂丘検定公式テキストP.28~30)
まだまだ多くの植物たちが、春の日ざしを浴びて、若葉を伸ばしています。
ハマヒルガオ。
夏の開花にむけて、準備中です。
ニセアカシアの新芽。
来月には白い花を咲かせてくれそうです。
ハマゴウ。
さわやかなミントの香りがします。
砂丘植物もみなさんのお越しをお待ちしています☆
ところで、先日ご紹介したコチドリの卵の様子です・・・
わたしたちレンジャーもひなの誕生を楽しみにしていたのですが、姿が見えなくなってしまいました。
卵はどこへ・・・??
(石橋レンジャー)
砂丘事務所 2010/04/27
本日、砂丘事務所横の「鳥取砂丘お知らせ処」内に「鳥取砂丘ジオパークセンター」がオープンしました。
午前11時より行われた竣工式のもようです。
マスコミの方々も大勢おられました。
テントの奥にうつる黒い屋根の建物内に「鳥取砂丘ジオパークセンター」があります。ちなみに右にうつる赤い屋根の建物内に砂丘事務所があります。
除幕の様子
右から3番目:平井県知事 4番目:竹内市長
関係者の方々に見守られる中、「鳥取砂丘ジオパークセンター」の入口看板がお目見えしました。
竣工式のあとは、ジオパークセンター内見学へ。
取材陣で大変なにぎわいでした。
みなさんの視線の先には・・・
ジオパークセンターの目玉「ハイビジョン・クリスタルジオラマ」
このジオラマを見れば、鳥取砂丘丸わかりです。
ほかにもさまざまな展示コーナー、体験コーナーが設けられています。
平井県知事も
鳴り砂体験されていました。
鳥取砂丘ジオパークセンター
■開館時間/午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■入館料/無料
鳥取砂丘観光の際には、ぜひお立ち寄りください♪
(長谷川レンジャー)
砂丘事務所 2010/04/23
4月18日(日)のジオツアーのもようで、ヒバリの卵として紹介したこの卵でしたが・・・
その後、親鳥を間近で撮影することができました。
そして、よく見ると「あれっ?ヒバリじゃないぞ?」ということで、お隣の(財)自然公園財団鳥取支部の職員の方にお話を伺ってみました。
どうやら「コチドリ」という名の鳥らしいです。
全長16センチほどで、頭頂部と背面は灰褐色、腹面は白、そして眼の周囲は黄色の羽毛で覆われています。そして首にまるで首輪をしているかのような斑紋が入っているのが特徴のようです。
18日の発見からはや4日が経過しましたが、親鳥は卵を温め続けています。
卵に変化は見られませんが、無事にひなが誕生してくれることを祈るばかりです。
(谷村レンジャー)
砂丘事務所 2010/04/22
4月18日(日)毎年春秋恒例の「鳥取砂丘一斉清掃」が開催されました。
そのもようです。
午前9時15分 開始式
すらりと並んだ県内80団体、約3600人のボランティアのみなさん。
9時30分 清掃開始
一斉に各方向にちらばり、ゴミ拾い。
小さな子どもさんも参加してくれていました。
きれいに見える鳥取砂丘もよくよく目をこらしてみると、ガラスの破片やアメの袋が落ちていたり、海岸にはさまざまな漂着物が流れ着いていたり・・・。
1時間半の作業で、「鳥取砂丘のどこにこんなにゴミがあったのか!?」と驚くほどのゴミが集まりました。
こちらはほんの一部ですが、ゴミ袋が山積みです。
ボランティアのみなさんに隅から隅まできれいにしていただいた鳥取砂丘は、青空の下で喜んでいるようでした。
そしてこの日、砂丘事務所主催の一斉清掃参加者限定「春の鳥取砂丘満喫ジオツアー」も行われました。一斉清掃で汗を流したあとは、さわやかな春の風を感じながらの砂丘観察へ出発♪
みんなでしゃがみこんで、風紋観察。
風紋を手でなでてみると、砂色はどのように変化して見えるかな??
途中、こんな動物の足跡にも出会いました。
火山灰露出地へ。
鳥取砂丘のジオスポットの目玉ともいえる火山灰露出地の解説に、参加者のみなさんが聞き入っていると!!
「ピーピーピーピー」なんだか上空が騒がしい。
どうやらヒバリが一行に向かって怒りのさえずり。
その理由・・・!!
なんと火山灰露出地に卵が3つ。
参加者のみなさんもびっくり!!
この卵発見が今回のジオツアーの目玉となりました 笑。
どこで何に出会うかわからない、それが鳥取砂丘散策のおもしろさです。
(石賀レンジャー)
砂丘事務所 2010/04/19
鳥取砂丘のある鳥取県東部では、4月に入ってなかなか晴れの日が続きません。今日も午前中は青空が見られましたが・・・午後から雨になりました。
でも・・・こんな景色でとてもきれいでした。
傘をさして鳥取砂丘を歩くと目線も下がり・・・「砂丘植物」が目に入ります。
よーく見ると、雨水が水滴となりキラキラと輝いていました。
葉に溜まった雨水が「宝石」のように見えませんか!?
これは「ウンラン」です。
こちらは「ハマ二ガナ」です。
水滴とハマニガナの葉がコラボレーションして何かの顔がイメージされませんか?
もう1枚「ハマニガナ」
どうでしたか?雨の日でも、結構わくわくして・・・新しい発見や楽しみが見つけられると思います。
ちなみに、私は雨上がりにはカメラは忘れませんよ!!
さて4月18日(日)は「春の鳥取砂丘一斉清掃」が予定されています。
鳥取砂丘がもっともっと素敵で魅力的になりますようにと・・・・・・。
みなさん、どしどし御参加ください!!
鳥取県砂丘事務所では、一斉清掃終了後にジオツアーも予定しています。当日飛び入り参加もOK☆
みなさんのお越しをお待ちしています♪
(石橋レンジャー)
砂丘事務所 2010/04/13