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2010年5月10日

★第4期砂の美術館 開催中★

サンドパルとっとりにて開催中の、砂の美術館へ行ってきました!
砂の美術館は「砂」を素材にした作品を展示する唯一の野外美術館です。

第4期となる今回のテーマは、
「砂で世界旅行・アフリカ~偉大なる大陸の歩みを訪ねて~」。

会場に一歩足を踏み入れると・・・・

そこには想像をはるかに超えた、幻想的な世界が広がっていました。
砂の美術館
すごいっ!!すごい迫力!!

今にも砂像からぴょんっと、動物達が飛び出してきそうな臨場感!!

近くでじっと見てみると、動物達の体の模様や目、表情など
細かい部分まで丁寧に彫られているのが分かります。

ただ感動するだけではなく、砂像を通じてアフリカの
動物や自然、国の歴史を学べるのも大きな魅力の一つです。

砂の美術館
こちらの作品名は「鉱山の様子~資源の魅力と過酷な労働~」。

劣悪で厳しい労働環境の下で働く黒人の鉱山労働者。
それを支配しているのが裕福な白人。

砂の美術館
こちらの作品名は「ネルソン・マンデラ~新しいヒーローの誕生~」。

ネルソン・マンデラは反アパルトヘイト体制を
平和的に終結させ、ノーベル平和賞を受賞。
その後大統領に就任し、現在はユネスコ親善大使として活躍しています。

右側にいる男性の手には、来月南アフリカで開催される
FIFAワールドカップのトロフィーが♪

砂の美術館

こちらの作品名は「ゴリラの森~密漁の悲しい歴史~」。

ペットやはく製、高価な肉として密漁されつづけてきたゴリラ。
子どもを必死で守っているゴリラの家族を狙う人間達が描かれています。


今月6日には入場者数が5万人を達成!!
なんと、これまで行われた砂の美術館で最速の記録だそうです。

鳥取砂丘で雄大な景色を満喫した後は、
砂の美術館で砂の違った魅力に触れてみる。
そんなコースはいかがですか?

来年の1/10まで毎日開催しています★
日没後はライトアップも行われていますよ。

詳しくはコチラ→ http://www.sand-museum.jp/
砂の美術館

砂丘事務所 2010/05/10

2010年5月8日

ハマニガナの開花宣言

 今日は、砂丘の中で、春らしい可憐な、タンポポに似た花が咲いているのを見かけました。下の写真の花で、「ハマニガナ」というキク科の植物です。昨日までは咲いていなかったので、今日が開花日かもしれません。

ハマニガナ
ハマニガナ

 鳥取砂丘内に広く分布している植物で、春と秋の2回、花を咲かせます。このハマニガナ、ひとつひとつ単独の株に見えますが、地下茎が砂の中を這うように横に広がっていて、株同士が繋がっています。
 茎や葉をちぎると白く苦い液が出る特徴から「浜の苦菜」→ハマニガナというのが名前の由来のようです。
 ハマニガナの群落の近くに、同じく黄色い花をつける「コマツヨイグサ」が咲いていました。こちらは、砂丘に元々生えていた植物ではなく、外から侵入してきた植物です。

コマツヨイグサ
コマツヨイグサ

 さらに、ハマニガナのそばにアリジゴクを発見!
 私が近づくと、慌ててお尻で砂を掘り、砂の中にもぐろうとしていました。アリジゴクも春になって活動を開始した模様です。
 アリジゴクはウスバカゲロウ類の幼虫で、砂の中にすり鉢状の巣を作り、アリなどの小さな昆虫を巣に落として捕食する・・・というところからこの名前がつけられたそうです。写真のアリジゴクは、模様や形などから、ウスバカゲロウの中でも「ハマベウスバカゲロウ」ではないかと推測するのですが、どなたか詳しい方、教えてください。

アリジゴク
アリジゴク

 ゴールデンウィークも終わり、春から初夏に向かう鳥取砂丘では、植物も昆虫も元気いっぱいに活動しています。砂丘へお出での際は、風景だけでなく、小さな生き物たちの営みも鑑賞してみてくださいね。(谷村レンジャー)

砂丘事務所 2010/05/08

2010年5月2日

観光客の皆さんによる砂丘ボランティア活動

 ゴールデンウィーク真っ盛りです。鳥取砂丘にも毎日たくさんのお客さんが来られ、砂丘散策を楽しんでおられます。
 そんな広い広い鳥取砂丘の一角に何やら変わった一団が・・・。
 下の写真はその様子を上からとらえたものですが、さて、この一団は何をしているのでしょう?

上から遠景

 
 答えは・・・もうちょっと近づいてみたら分かりました。
 ここにおられる皆さんは、除草(つまり草抜き)をしていました。

除草をする家族

 鳥取砂丘は、夏のあいだ、鳥取県民を中心とするボランティアにより、外来種などの除草活動が行われ、景観の保全がなされています。
 このゴールデンウィークは、全国津々浦々から来られる観光客の方々にプチ除草体験をしていただこう!ということで鳥取砂丘再生会議が「除草体験エコツアー」を企画。 
 この呼びかけに応じてくださったご家族や、カップル、学生グループなどいろいろな観光客の皆さんがその場でボランティア申し込みをし、熊手を片手に除草に汗を流されました。

申し込み風景


 最初は「面白そうだからやってみる!」とお子さんが率先して申し込むのですが、実際に除草をし始めると、お父さんやお母さんの方が熱心になって止まらなくなってしまうご家族が多かったです。
 バイクで来たという一人旅の学生さんは、「時間がないので、15分くらいならお手伝いします。」と言いながら、はまってして、ふと気付くと小一時間経ってたり・・・。(分かります、その気持ち。)
 「鳥取砂丘は国立公園の特別保護地区なので、普段は草一本抜くことは禁じられているんですよ。この除草活動は調査研究を行った上、環境大臣の許可を取って行っているんですよ」と説明すると、「エクセレントな保護活動ですね」と感心しきりの外国人旅行者も。
 ゴールデンウィークは5日まで、観光客の皆さんによる除草体験エコツアーを実施します。砂丘に来られる予定の方は、ぜひご参加ください。
(山村レンジャー)

砂丘事務所 2010/05/02

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