砂丘レンジャー・イエローから6月12日の多鯰ヶ池魅力発見ツアーの報告がありました。今回も楽しいツアーになったようです。
「清末先生の解説で、草木や生き物について勉強しているところ。草木を使った実験も交えての説明もあり、まさにガイドツアーの醍醐味だ。栗の花ってどんな花だろう、草飛行機とか知っているかな。かたつむりのオスとメスの不思議はどうだろう。」
「岸辺に到着。ブルーギル、ブラックバスが数多く棲息していて、子供のころ、釣っていた「たなご」はほとんど見られなくなったと清末先生は残念そうに話されていた。豊かな自然環境・生物の多様性の保全と再生は、大切な取組みだと多鯰ヶ池の岸辺で考える。」
「カヌーツアーの一行と岸辺で出会う。多鯰ヶ池では睡蓮を観察するカヌーツアーも楽しめる。みなさんも参加してみてはどうだろう。」
「先生が持っているのは小さな蛇!
蛇の尻尾はどこなのか。尻尾とお腹ではうろこの形が違っているそうだ。それにしても、お種さんの親戚でないことを祈ろう。」
「ツアー参加者の方から、子供のころ、釣りに行った時クラゲを見たとか、水中に鳥居を見たとか不思議な体験談を聞かせていただいた。豊かな自然と不思議な魅力を持つ多鯰ヶ池。たくさんの人にその魅力を紹介していかねばならない。」
以上、砂丘レンジャー・イエローからの報告でした。砂丘事務所では、多鯰ヶ池ツアーを今秋にも実施する予定です。多鯰ヶ池の魅力を、ぜひ、体験してください
(おまけ)
第2回らっきょうとれとれフェアで行なわれた「らっきょう大食い世界大会」に意気込んで参加したイエローですが、らっちゃんの壁は厚かったようです。悔し紛れに謎かけを一つ残して去って行きました…
イエロー、次の大会はがんばろう。
「砂丘らっきょう」とかけまして… 「恋する乙女」ととく。
その心は、「カレーの隣がよく似合います。」
砂丘事務所 2010/06/17
梅雨入り前ですが、砂丘はカラッ!と晴れて青空を見ると気持ちがいいです。
観光客方の方は半袖の方もいらっしゃいます。
地元の子供たちも遊びにきています。
観光客の方からも、「鳥取の子供たちは、砂丘があっていいですね~。」と声を掛けられ、思わずガイドにも、熱が入ります!
子供たちの笑顔や歓声を耳にされて、皆さん、思わず笑顔でこの風景も楽しんでおられました。
でも、梅雨の時期がやってきますね。
そうなると・・・・・・植物たちも・・・こんな状態になります。
梅雨入り前の鳥取砂丘においで下さいね。そして、全身で砂丘~!を感じて見てはどうでしょう~。
でも・・・、間に合わない方は「雨の鳥取砂丘」、なんていうのもいいかも?
ここで、「砂丘なぞかけ?」を1つ。
「鳥取砂丘」とかけまして、・・・「映画のクライマックス」と、解きます。・・・その心は、・・・
目が放せません!
皆さん、「砂丘川柳」、砂丘にちなんだ「なぞかけ」を考えて見て下さいませんか?
石橋レンジャー
砂丘事務所 2010/06/10
今年もこの時期がやってきました。
「まだいませんか?」「うん、まだいない。」
毎日のように事務所職員の間で交わされていた会話。
今朝の新聞で「梅雨入りはまだ先」との記事を見かけ、彼(彼女かも?)の出現はまだずっと先なのかなぁと思っていたのですが。
なんと梅雨入りを待たずして、今日午後1時半すぎにひょっこり姿を現されました。
鳥取砂丘中心部のオアシスに続く尻無川にて。
コウボウシバの陰からこちらをのぞいているのは・・・
ピヨーーーーーーーーーーーーーーン!!
待ってました!!アマガエルくん♪
当事務所の職員はもちろんのこと、お隣(財)自然公園財団の職員の方も、この今日の一大スクープにカメラ片手に大集合。
まずは後ろ姿。
「こっちむいて!!」
思わず呼びかけたところ・・・
ちゃんと期待にこたえてくれたアマガエルくん。
昨年は6月21日に姿を現したアマガエルくん。今年は2週間もはやく砂丘にやってきてくれました。
と、ところで・・・
「どこからやってきたんだろう?」
「何を食べるんだろう?」
「仲間はいないんだろうか?」
「明日もいるんだろうか?」
「これからどこに行くんだろう?」などなど、つぎつぎにわいてくる疑問。
その答えは誰にもわからず・・・。謎は深まるばかりです。
最後は完全なカメラ目線でポージング。
以上、本日のスクープでした!!
(谷村レンジャー)
砂丘事務所 2010/06/04
10日ほど前に、ハマヒルガオの開花についてお伝えしたところですが、鳥取砂丘のお花畑はぐんぐん成長中。
現在、ハマヒルガオの群生は砂丘のあちこちに見られます。
そして、本日の開花宣言!!
ハマボウフウです。 咲き始めで満開ではありませんが、今年の初開花だと思います。
ハマボウフウ(浜防風)は、内陸部よりの海岸部に生育しています、葉は肉厚で5~7月に小さな白い花を沢山つけ、太く長い直根を地中深く伸ばします。
昔は、食用として採取されていたこともあり、数がぐんと減少しました。今では希少な植物です。
みなさん、砂丘内での動植物の採取は禁止さてれいます。温かく成長を見守ってやってください。
そして、こちらでは・・・
沢山の新芽が成長中(写真右側の小さな芽)。
写真左側のハマボウフウがお母さん。昨年秋に花を咲かせ、その後周辺に種子が飛ばされ、新芽となりました。
皆 頑張って大きくな~れ!!
鳥取砂丘ではすでに夏の気配が感じられます。馬の背から見た積乱雲(?)です。
灼熱の砂丘がもうすぐやって来ます。水筒持参でお花畑に会いにきてください♪
(谷村レンジャー)
砂丘事務所 2010/06/03