2月も今日が最後の日となりました。振り返れば、あっという間に2ヶ月経ちました。本日の鳥取砂丘は午前中は雨でしたが、午後から雨も上がり曇り空。砂丘内は少し寒かったでが、・・・
馬の背頂上からの帰り道は、やはり身体も温まり、汗をかきます。
でも日本海は、まだ・・冬の海を感じさせていました。
少し寒くても、観光客の方々の歓声を聞くと、「ありがとうございます、ようこそ!」。
・・「雪がたくさん積もりましたか?」の質問があり、・・・
はい!実は、まだ雪が残っています。
砂の中に隠れていて全く見えません。この雪の名前は無いのですが、・・「隠れ雪」とでも名付けましょうか?
さて、天気予報は水曜日から雪マークです。また砂丘も白くなるのでしょうか?
皆さん、暖かくして鳥取砂丘へお越し下さい。
(青レンジャー)
砂丘事務所 2011/02/28
砂丘事務所 2011/02/27
鳥取砂丘の馬の背の高さをご存知ですか?
色々な資料を見ると、どれも「47m」と記載されていますが、測定年月は不明で古いデータではないか?と疑問に思い実測してみました。
測定方法は高度計を用いて、まず海岸の海水面の高さを「0m」に設定しました。(海抜 0m)
上の写真が測定状況で右上の数値が海抜0mを測定しています。
尚、念のために測定場所を明確に記録するためGPSで緯度経度も測定しました、写真では数値が読み辛いです。
その後、馬の背頂上の一番高い部分に登り、高度を測定すると「45m」を表示しました。
次にオアシスに降りて測定です、「18m」の表示でした。
更に、砂丘入口附近で最高の場所に移動しました。 リフト終点近くの丘の上で「60m」でした。
その他、階段入口の写真撮影台附近で 55m、駐車場で 45mでした。
駐車場って、馬の背頂上と同じ高さなんだと今更ながら認識した。
なお、この数値は公式な値ではなく、赤レンジャーの興味で測定した参考値として下さい。
(計測器の誤差、干満の差による0mの位置の誤差などが大きい可能性あり)
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2011/02/26
2月19日の富桑保育園での公演に続き、今日は千代保育園にて紙芝居「トリピーの鳥取砂丘探検日記」の公演をしてきました!
鳥取砂丘の形成過程で、とっても重要な役割を果たしている千代川のすぐそばにあるこの保育園。みんな真剣に紙芝居を聞いてくれました。
やっぱりトリピーは大人気!トリピーが登場した途端、子ども達は大喜び!「トリピー、トリピー」とみんなの呼びかけで、トリピーも嬉しそうです。
なんと!先生方が私達の紙芝居公演のために、舞台の飾りを作ってくれました!今朝パパッと作られたとのことですが、素晴らしい・・・。
短時間でこんなに素敵なものを作れるなんて、さすがです☆
紙芝居公演のご依頼がございましたら、是非お問い合わせ下さい。お待ちしております!
砂丘事務所 2011/02/25
鳥取砂丘の斜面の傾斜角度をご存知ですか?
傾斜角度計を持って馬の背の急斜面に挑みました。
測定の結果、乾燥した砂の斜面で最大32°でした。 下の写真は傾斜角度計が32°を示している状態です。
この32°は「安息角」と呼ばれ、乾燥した細砂が斜面で崩れ落ちないで安定する角度です。
そこで、雪で固められた急斜面の角度を測定すると、37°で安息角を超える斜面角度でした。
尚、この37°の斜面は午後には砂簾となり崩れていました。
傾斜角度計を使用せず、海の水平線に対する角度を測定すれば斜面の角度が分かる、との発想で斜面と水平線の写真を撮影して分度器で測定してみました。
すると、馬の背登り口で 12°、階段入口からオアシスに向う傾斜は8°でした。
この数値は、公の値では有りませんので参考としてください。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2011/02/24